絵について色々言われてるけど、漫画の巧拙って絵の上手下手じゃないんだよなー。
もっている技量でいかに的確に多くを表現できるか。それにつきる。
その点では響は「巧い」と思う。

たとえば新刊の9巻で言うと79ページの春平の本棚。
響の「お伽の庭」のところだけ少し隙間がある。

これは春平が「お伽の庭」を何度も読んでいること、そして
もしかしたらその隙間を埋める新刊を期待していること、
たった一コマでそれを表現している。

巧いと思わないか?