無事に暁の舞台を終えた累。
野菊とのシコリも解け、今後は姉妹としてふたりで助け合って暮らそうと笑い合えるまでになった。
幾にも素直に感謝できるようになり、舞台を観に行ったり買い物をしたりできる関係になれた。
ハブも忘れ形見である累と、誘の人生を支えてくれた女性の忘れ形見として野菊を、そして転機をくれた幾を見守っていくことを決意する。
野菊は天さんと離れて暮らすもののいい感じの関係になっており、累も全てをUNOに打ち明け、受け入れてもらえた。
たくさんの罪を犯した。それは消えないが、今後は罪を重ねないように生きていきたい。私は母の人生の不幸を累ねない。

劇場から多くの観客が笑顔で出てくる。
「累-かさね-、最高だったね!」

とかいうどんでん返しENDとか言いそうな気がしてきた。
演劇と舞台と女優がテーマだし、警察出てこないとか御都合主義とか口紅魔法とかお芝居だったからですよぉ〜って。