【せがわまさき】 十 〜忍法魔界転生〜 八転生 【山田風太郎】
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月刊ヤングマガジン 2012年9月号より連載
原作 山田風太郎
漫画 せがわまさき
死んだはずの剣豪たちが、秘術により次々と甦る‥‥!!
忍法帖シリーズ最高傑作、衝撃的コミカライズ!!
天下泰平の世に出現した怪老・森宗意軒。
その両手の十指より放たれる忍法魔界転生にて、
恐るべき十人の魔人を生み出す‥‥!!
一方、彼らの邪悪なる企みに気づいたのは、
風雲の志を秘めた若き十剣士、そして‥‥!?
始まりは1638年、島原ーーー
かの剣豪・宮本武蔵が、そこで何を目撃するのか‥‥!?
『十 〜忍法魔界転生〜』 第1〜12巻発売中
公式
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000006172
せがわまさき公式HP せがわまさき電脳絵巻
http://homepage1.nifty.com/segawa-page/
前スレ
【せがわまさき】 十 〜忍法魔界転生〜 七転生 【山田風太郎】
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1495056490/
おイこら 宗矩が転生に使った女と四郎は川辺でやっちゃってるよね?
術をかける前は他の男と交わること厳禁なのにダメじゃんね? >>557
お品「……」。
原作の描写は記憶にないけど、せがわ版では四郎がお品に仕込んであった爺いの指を抜きとってからコトに及んでいたはず。 >>557
転生衆に子種がなかったら何の問題もないのでは 宗矩が大納言を止めた際も骨は入る前だったんじゃない? 術をかける(宗意の指を入れる)前に女が子を孕んだら魔界転生の術が失敗するからね
だから、術をかける前に女に手をつけることは転生させる相手であっても禁止
術者である四郎がそのへん知らないはずないだろうし、紀州公の時は止めた荒木が平気で四郎と但馬の忍体をやらせてるから
転生衆は種なしってことなんだろう 魔界転生自体、臨床試験してないしのに四郎の行動は迂闊だとは思うわw 原作に忠実な本作を見て改めて映画版のアレンジが
神がかってる事に気付かされるな 原作知らなかったけど一応三部作なんだね。
3作目の敵って誰なんだ? もう暫く続く話かと思ってたのであっけない完結びっくりした
紀州の大納言は結局命拾いして地元帰るだけか、柳生十人衆は全滅したけどよく頑張ったな、Y+Mの坊さま達といい有能かつ残念 >>567
つまりどういうことだってばよ……と思ったらタイムトラベルものなんだね。
コミカライズで読んでみたいが描いてくれるのかなあ。 >>569
とりあえず、石川賢版を読め。
…余計に混乱するがww >>570
あれ、原作と一緒なのは第1話の途中までで
後は全部いつもの石川賢じゃねえかw >>571
剣鬼喇嘛仏とか、甲賀忍法帖(バジリスク)の登場人物も出てきて、スーパー山風大戦で良いじゃないかww >>572
十兵衛勝ちそうだわ
山風作品の主人公で、あいつだけ主人公補整かかってるから 忍者は史実補正がないから立場が弱いな
強いのもたくさんいるけど相打ちばかりになりそうだし >>572
高野 秀行まさに不死身のバケモノになっているのが草 石川版喇嘛仏はお登世が可愛くないのが残念でなあ…… 石川版喇嘛仏はネットによく転がってる絵でしか見た事ないが
お渡世はスッパでしがみついてるだけで全然役に立ってなさそうw そうみせかけて、逆にお渡世が本体だったはず>石川版喇嘛仏 与五郎にあたる剣士の部分が本体で、お渡世にあたる女はオマケ…に見せかけて、お渡世の方が本体で、剣士の体を操ってたって感じだったはず なんか男女逆転版忍法任意車と喇嘛仏とが悪魔合体したようなアレだな。 >>582
大納言は最終巻でも十兵衛が言ってた木村の遺言を可能な限り叶えようとして殺せないから
積極的に悪事に加担して一心同体の者と言われてた牧野は落としどころとして斬られるのはしょうがないと思ってた Y十Mと魔界転生、どちらもすごい話なんだけど
バジリスクほど盛り上がらなかったのは、「十兵衛(および女たち)は絶対に死なない」ってのが話の構造上最初から見えてるからなんだよね
ヒーローものとかあるいはデスゲーム系の構造上仕方ないことなんだけど
バジリスクの場合、そりゃ弦之介と朧は途中では死なないだろうとは思えても、そこまで誰がいつやられるかわからなくてドキドキしたし
最終決戦でどういうことになるかもわからないまま(現実の徳川家の後継者が誰だったかはわかっても、弦之介と朧がどうなるかは別な話だから)
そういう、先がわからない面白さってのは、この十兵衛二作だと欠けてるわけで
その点でも「死す」は初読の時本当にワクワクしたもんだ もし山風作品またやってくれるなら……「風来」は石川賢の方がイメージに合うんでパス
「卍」で、今度は少数キャラをじっくり描くか
「忠臣蔵」の、赤穂浪士とそちらの展開は知ってても忍者たちの先がどうなるかが想像つかない展開を楽しませてほしいかな 友人に十兵衛死すの十兵衛は別物と考えたほうがいいよと言われたけど、どういうことだろう? 歴史上の人物の先が見えるのと比べると忍者の先の読めなさが面白く感じるね >>587
柳生や魔界の十兵衛を念頭に置いて読むと、いろいろ違和感がある
老齢にさしかかってるのもあって、なんつーか「(若い頃の)十兵衛はこんなこと言わない(しない)」
みたいな感覚が 転生して全員集まるまでがピークだからなぁ。
十が勝つのもほとんど運だし。
ケンイシカワ版は原作に負けないようにってブッ飛んでたから最後まで勢いが凄かった。 運で勝ったのってそんなにいたか? 仲間の協力とか、搦め手はあったが
如雲斎はお品が裏切らなきゃやばかったが 真剣勝負は、あっけないほど一瞬で決まることもある
一瞬で決まったからといって技量に差があったとは言えない
勝敗(生死)が分かれたのは紙一重の差
……ということを、時々言わせてはいるんだけど、やっぱりどうしても読者に実感として伝わりづらいよね
あとスポーツものなら解説役がいて負けた側もいかにすごかったかを説明できるんだけど
この作品の場合、ほとんどの場面において解説役がいないから…… 無傷だとどうしてもね
対漆戸虹七郎みたいに傷負えば紙一重かって判りやすいけど 忍法勝負だったらタイミングとか相性とか運が悪かったとか考える余地があるけど
剣対剣だとどうしてもね 田宮:ナメプじゃなければ勝ってた
胤舜:ナメプじゃなければ勝ってた
荒木:撃たれなければ勝ってた
利厳:裏切られなければ勝ってた
四郎:髪があれば勝ってた
武蔵:島じゃなければ勝ってた
宗りん:巻物に負けた
こんな感じかな。 甲賀、柳生、魔界ときたら登場人物のつながり的にはくノ一忍法帖が綺麗につながるんだろうけど
柳生を描きたかったけどGOがでなくて甲賀を描いたらあたったってそのあと柳生を描いたってことだから
魔界ですら当初描くつもりなかったようだしそろそろオリジナル作品を描いていいと思う
あとはアニメで十兵衛先生をみたかったけど例のアレが大滑りしたから無理かもしれないな >>598
武蔵の父親が関口と同じ道具を使う武道家だった設定を頭に入れて読むと更にこの対戦の深みが増す。
田宮爺の胤舜を待ち受ける構図が好きだなぁ。
あと、三段壁の空中戦。 >>599
いつトンファーキック(十手だけど)出すのかワクワクして読んでた やっぱり魔界転生は十兵衛が出る前がピークだな
石川版を除く バリバリに忍法を駆使するくノ一が何人も見たい
バジリスクの描き分けは神 オリジナルのSFとか描いて欲しいな
以前どこかの雑誌の「いきなりn話」みたいな企画で
せがわ先生が描いてたやつ面白そうだった >605
あれは本編を読んでみたい
擬人化八犬伝のようだったね 忍法八犬伝って既に「不倫食堂」の人が「乱」で描いてたな 最終巻よかったんだけど武蔵のしおりが何故か先生とのリバーシブル
ほかの転生衆はおろか紀伊の殿様や宗意軒より扱いが悪いの悲しい
一番楽しみにしてたのに… だけどこの作品で一番の被害者は
親父に嫁寝取られ再誕の道具にされた
兵庫の息子だよな 兵庫の息子のこのうち誰だろう
子:清厳、利方、厳包 少なくとも厳包はないんじゃない?
確か妻をもたなかったような 最愛の女じゃないと転生できないとか言ってたけどあんまり関係なさそうだよね 敵の三人娘の誰でも良いみたいだしな
女なら何でも良いんじゃないのかな >>610
1巻で茂左衛門の妻ってなってるから利方の妻やろ。 正雪の塾は江戸にあったのでは?
頼宣が簡単に出入り出来る位置関係にないよね? 江戸屋敷からならさほど問題ないんでは?
参勤交代かなにか知らないが江戸に来てたのは確か
宗意が正雪に大納言が紀州に帰国する際に転生衆連れていけるよう差配しろって言ってるし 紀州公が立ち寄るのか?
張孔堂から伺うのではなくて? 本編で夜中に正雪の道場に大納言がひそかに出入りしてるって但馬が話してたでしょ 史上はそうであって今作では和歌山城の近くで塾を開いている設定なのかな? 奈良からも主膳が視察に行けてるし。 宗冬は柳生藩江戸屋敷から正雪の道場を探索したんやで
但馬が死んだ時に江戸からまだ遺体が送られて来ないって十兵衛が言ってたやろ ということは大納言は正雪に会うために江戸通いしてたのか。
当時で何日かかるか分からんけど
その辺りの設定が不自然やなぁ。 参勤交代は全ての大名を対象にして、1年交代で領国と江戸を往来する制度です。
頼宜が江戸に居た時期に正雪の道場に通ってたんやで。 >>623
マジレスすると、「全ての」は間違い。
将軍の側近や幕府の重臣はいなくなると政治などに支障が出るから免除され、領国は国家老とかが取りまとめてた。
参勤交代は御三家とかも対象で最後の方知恵伊豆が無断で〜とか言ってたのも武家諸法度の参勤交代の項目にある。
参勤交代に限らず時代劇の基礎知識的なものは昔は時代劇がテレビでも頻繁に流れてたから知らずに身についてたりしたんだろうな〜 >>620
但馬が主膳に話をするところで「江戸霞ヶ関、柳生屋敷」
正雪の説明で「江戸の榎坂に大道場を構え云々」
主膳が見張ってる場面で「牛込榎坂、由比道場裏門」
本編をもう一度ちゃんと読み直しましょう 最後ないてだけどなんでかわかる?
原作の虚しいカオして船で娘たちのもとにもどらずどっかいったけどあれもよくわからなかった
わかる人説明おねがい >>624
水戸徳川家は定府(江戸常駐)だったしね 親父殿がラスボスでもなんでもなかったから、宗意軒大納言武蔵全部に片をつけるまで気を抜けなかった
ようやく終わったときには弟子全滅してるし >>626
山風もせがわもあれはこういう意味ですという説明はしていない
つまり解釈は読書に任せるという事であって正解はない
君がわからないならそれが君にとっての答え >>626
俺だけが弔ってやらねばならぬ女がある、って泣いてた 10人衆全員死んだし
但馬や如雲斎を自分の手で(正々堂々とは言えぬ手で)現世から断ち切ることになったし
自分に惚れた女を死なせることになったし
憧れの剣豪が魔に堕ちる様を見せつけられて、競い合うも出来ずただ殺すしか出来なかった
そして慕う少年や娘たちを突き放して旅に出る
終わってみれば虚しくなっても当然 試合より実戦向きで最強だなとか言われていたが
本当に極限の実戦は達成感とかなんてものとは程遠いんやね >>633
たしかに虚しくなるな
あの武蔵の最期の台詞がなんかかかってるのかと思った >>608
他の転生衆とは違い武蔵は変わらず武蔵だった。という解釈で生没年とかの表示をしなかったのかも。
実際ビジュアルも生前とそう変わらないし。シワが少なくなったくらい?
佐々木小次郎対武蔵と武蔵対柳生十兵衛の対比に比重を置きたかったんだろうな〜と思った。 武蔵は昔に妹を亡くしてるからな。
最終的には黄金剣を携え聖戦に望んだ。 紀州のエロ親父は史実だとそれなりに切れ者っぽいのにこの作品だと良いとこなしだったな くノ一忍法帖の頃は千姫を手助けしてたんだっけ
紀州大納言様 くノ一忍法帖の漫画化もありだな
あれストーリーだけ聞くとほんと胸糞なんだが 登場する女人の大半が妊婦だからなあ…
話が進むにつれてビジュアル的に辛くなってくるぞ
あと、バジにちょっと出てた阿福の方が、ちょいエロの方向に
持って行かれるのもキツいw
…せがわ絵の鼓隼人はちょっと見たいかな、すげえ
イケメンに描かれそうだ >>636
若い人にはふーまのこじろうなんて分からんぞ 「なんか魔界転生やアイディアは面白いんだけど、俺らやガキが期待するような超人ロワイヤルバトル漫画と違う」
で石川賢がフラストレーションを爆発させた結果ビッグバンが発生
これが直後虚無戦記→ゲッターロボ豪→真魔獣戦線→真ゲッター
などの石川賢サーガのルーツになる
いや他にも元ネタはあったけどね >>645
永井豪が魔界転生の解説で石川版の誕生に触れてたけど、ああなった理由は>>474だそうだ。
まだ互いに席を並べて描いてた時期だったから同じく山田ファンの永井的にはすごいうらやましかったそうな。 せがわ先生の絵で石川版魔界転生も見てみたいけど流石に無理か その場合犠牲になるのはやはり最愛の男性なのか
忠興? 深作版の魔界転生は、死霊みたいなもんだから愛する人を犠牲に〜とか、男女の交わりとかも必要ない
しかも、転生した奴らは鬼も神も切り捨てるといわれる村正でしか斬る事ができない 天草四郎が魔法陣の前でニャムニャムするだけだから楽だよな >>653-654
確か前スレあたりて、深作版のガラシャには山風先生も「ガラシャを出すのは思いつかなかった!」といたく感心していたという話が出てた。
しかし、もし執筆当時の山風先生がそれを思いついていたら、忍法魔界転生はどんな術になってたんだろうね? あれは山風のリップサービスも入ってると予想
四郎は参謀役で特別枠なだけで
基本的に山風が魔界転生で描きたかったのは有名剣豪vs十兵衛の夢の対決であって
バケモノによる幕府転覆劇ではないような気がする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています