【せがわまさき】 十 〜忍法魔界転生〜 八転生 【山田風太郎】
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月刊ヤングマガジン 2012年9月号より連載
原作 山田風太郎
漫画 せがわまさき
死んだはずの剣豪たちが、秘術により次々と甦る‥‥!!
忍法帖シリーズ最高傑作、衝撃的コミカライズ!!
天下泰平の世に出現した怪老・森宗意軒。
その両手の十指より放たれる忍法魔界転生にて、
恐るべき十人の魔人を生み出す‥‥!!
一方、彼らの邪悪なる企みに気づいたのは、
風雲の志を秘めた若き十剣士、そして‥‥!?
始まりは1638年、島原ーーー
かの剣豪・宮本武蔵が、そこで何を目撃するのか‥‥!?
『十 〜忍法魔界転生〜』 第1〜12巻発売中
公式
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000006172
せがわまさき公式HP せがわまさき電脳絵巻
http://homepage1.nifty.com/segawa-page/
前スレ
【せがわまさき】 十 〜忍法魔界転生〜 七転生 【山田風太郎】
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1495056490/
おイこら お銭結構あっさりやられて残念
まあこの作品の死に方はこんなものだけど 最高傑作のわりになんかつまんねえな
魔人なんて普通に死ぬし、十人いたところでどうにもならんだろ 前半がめちゃくちゃ面白いってそれ昔から言われてる気がする 剣豪たちが情念滾らせて魔に落ちていくのとこいつら敵にして勝てんのか感がすごいんだよな 重点的にしてるところが違うからね
倒されるところはシンプル バジリスクに続いてアニメやってくれないかな
もうすぐ終わりでしょ この際OVAでもいいけどな寧ろそっちの方がいいかも 最初、柳生で転生衆と相対した時はやばさが漂ってたのに、斬られたら普通に死ぬからな・・・
天草なんて顔軽く切られて背中にクナイ数本くらっただけで死亡だし、
荒木も弾が刀に当たってたおかげで十兵衛勝てました的な雰囲気にしてるけど、
弾が刀じゃなくて体に当たってたら刀抜く間さえなく死んでたよね?
まあ1対1は強いんだろうが、あんな手間暇かけて転生衆こさえるくらいなら、普通に鉄砲でいいよね OVAは作画とか出来は良くなる傾向だが
とにかく目立たない・・ 山風は精神論と刀がアメの物量と技術の前に叩きのめされた太平洋戦争直撃した世代だから
基本的に刀や術の腕くらべするより強い兵器使えばいいじゃんというスタンスなのよ 宗意軒としても戦略は
大戦争で家光頼宣共倒れなわけだし
転生衆10人がケンカしたくらいで戦争はできん 宗意軒の野望は徳川ぶっつぶれろ。
作者の希望は十兵衛と剣豪の一騎討ち。
なので銃火器類を対決に持ち込んだ荒木戦で十兵衛が後ろめたくなった。
であってるかな。 勝てるかも怪しい相手だから宗矩戦から奇襲奇策でやってるだけに見える
宗矩は割と計画通りだったけど荒木はあれだけの鉄砲で死んでないばかりか
刀が折れなかったら負けていたかもしれんなってニュアンスだと思ってた 根来衆がなんか既視感あるなーと思ったらアレだ
ガロン塚本だ 今月号のカラーがもしかして13巻の表紙になるのか?圧の強い武蔵。
中身はまだ読めてない。 前スレ埋めてきた
後改めて>>1乙
柳生十人衆、全員逝っちゃったね・・・
最初は原作未読だったし、ただのモブかと思ってたけど、なんだかんだ言って愛着が湧いてしまった
とみ版と違って原作準拠の南竜(苦笑)公にあまり期待できないけど
三人娘だけじゃなく彼らの家族も取り立ててやって欲しい >>22
日本はかなり先進的で空母の運用でも世界トップクラスだったから精神論とかは違うんじゃないかな
大和魂もフランスの命の躍動理論に影響受けてたようだし 最終決戦前にひん剥かれたままの二人と濃厚なの頼むわ 魔界転生ってどう言う効果なのか今一分からない
死人や病気で死にかけた人間が使う分には健康体になれるメリットがあるくらいで特に超能力が使えたり不死身になったりするわけでも無いんだよな
如雲斎とか又衛門は生前とあまり変わらないのか? 頭のリミッター外れて殺人、残虐行為に対する躊躇いがない
腕力も強くなってる
よほどでなけりゃ森宗意軒の言うことには従う そもそも死にかけがもう一度健康体になって遂げられなかった夢を追えるってだけでとてつもない効果だから
昨今の能力物と比べると地味と思うかもしれないが 作者『柳生十兵衛を歴代の剣豪と戦わせたい。でも時代が合わな過ぎる……(ピコーン!)よし、生き返らせちゃえ!』
この発想の柔軟さが本当に凄いと思う 1964〜65に書かれた小説だから、もう世に出てから半世紀以上もたつんだな インフルでページ数がすくなかった。
これって元気になったら来月ページ数が多くなるのかな?それとも連載が1ヶ月のびる? >>38
陸奥九十九も、歴代の偉人達が蘇がえらせて戦わせれば良かったのにな >>40
ページ数増にするなら来月というか武蔵戦の回じゃないかな。最後の戦いだし。 >>41
あの描写でまだ生きてるの?
まあ助かってるならそれはそれで嬉しいけど >>38
それよく言われるけど、十兵衛の話にしたのは本当は後付けなんだよ
発想の発端は「剣豪が同じ時期にまとまって死んでるな」って気付いたことだから
死んでる奴蘇らせれば何でもできるんで、取り敢えず先を決めずに始めた作品
もしかすると、それこそFateみたいにバトルロワイアルになってたかも知れない
ただ他の忍法はまだ戦前からの忍術・妖術の延長なんだけど、
死者を蘇らせるのは当時の大衆小説の基準から言うと明らかにやりすぎ
他の忍法帖はリアルタイムでパクられたりしたけど、魔界転生は違う
ジャンルとして定着するのはRODやFateが出て以降でしょ
でもやりすぎだからこそ最高傑作でもあるんだよな
小林信彦が当時評したように忍法帖的なナンセンスの極致だったから 見るたび思うんだが、「マウント」ってその用法であってるのか? 寝技ありの格闘技で有利な位置を取ろうとするって意味だろう?
正しいかどうは知らんがスラングとしてはわからんくはない >>45
後付けで十兵衛を話にだしたのは「柳生忍法帖」では?
「柳生忍法帖」で使う気のなかった柳生十兵衛を気に入り、はじめから主人公にしたのが「おぼろ忍法帖」。
新聞小説の予告編の時にまだ根本アイデアの魔界転生なる忍法を思いついてなかったからどんなことでもいけると思って「おぼろ」とつけたと山田風太郎本人が書いてる。
その文章の続きにもう1つ十兵衛の小説を書きたいと書いていたのが後の「柳生十兵衛死す」 2人共頑張ったな
左十郎は即死したと思ったけど浅かったのか >>52
確か室町十兵衛と江戸十兵衛とは、潰れてる方の目が左右逆だったはず。 >>48
猿が群れの中で優位性を示すために自分より弱い猿の上に乗る行為が元ネタ
格闘技は関係ない >>50
おぼろ忍法帖って奴にも十兵衛出て来るのか?
三部作って言われてる柳生と魔界と死すだけかと思ってた
図書館で探してみるかな >>55
柳生十兵衛作品は
「尼寺十五万石→柳生忍法帖」
「おぼろ忍法帖→忍法魔界転生→魔界転生」
「柳生十兵衛死す」
の三部作と「死なない剣豪」にも二十代の十兵衛が出ている。 >>56
そうなのか、元は忍法帖だったんだな
魔界転生の響が気にいったんかね 深作版の映画「魔界転生」公開時に角川が山田風太郎フェアをやって原作の新装版が出された
その時にタイトルが『おぼろ忍法帖』から『魔界転生(忍法はついてない)』に改題された >>60
それだと魔界転生のwikiに書かれてるエピソードと矛盾するな。
角川が魔界転生を映画化したいと深作に打診したら、
深作はおぼろ忍法帖をやりたいと言ったってやつ。
深作版映画化以前に改題されてないと起こり得ない話じゃないの? >>61
大まかに改題を書いたのではわかりにくかったか。
「おぼろ忍法帖→忍法魔界転生→魔界転生」
おぼろはどんな展開になっても対応できるだろうと見越して適当につけたが、内容にあわないと判断して後に忍法魔界転生に改題。映画化に伴い忍法を外し魔界転生に至る。講談社版でおぼろ→角川版
で忍法魔界転生→映画化以降どの出版も魔界転生。
角川と深作の話の食い違いエピソードは映画のパンフレットに書かれている。 >>63
すまん。あれ講談社版だったのか。ずっと角川版だと思ってた。
だからずっと、『おぼろ忍法帖』→『魔界転生』だと思ってたよ。
じゃあ、当時、『おぼろ忍法帖』と『忍法魔界転生』の2タイトルあったってことか。
(角川さんにも)申し訳ない。『忍法〜』タイトルのやつ、まったく記憶にないわ。 「忍法」要らねー「魔界転生」だけでいいだろってセンスが何気に凄いよな
結果的に原作まで映画のセンスに従うことになった >>58
短編の「つばくろ試合」にも名前だけ出てくる。
十兵衛が死んでるので代わりに柳生兵助(蓮也)が根来衆と戦う話だ。 「甲賀忍法帖「伊賀忍法帖」「江戸忍法帖」→主役はわかる
「柳生忍法帖」→主役はわかる
「魔界転生」→正義側が十兵衛なだけで、主役は忍法の方なんだなとわかる。最高 魔人が残り武蔵1人になった今言うのもなんだけど魔人衆どうしの同士討ちが無くて敵側は幸いだったな。
武蔵どの、武人として手合わせ所望いたす、とか言い出すやつもいそうなもんだけど 転生衆は宗意軒の命に服従するように術かけられてるからね。
転生衆同士の斬り合いは御法度にされてるでしょ。
じゃなきゃ、転生但馬に勝つために魔界転生した如雲斎がおとなしくしてるはずないし。 そもそも但馬守と如雲斎が怨恨持ち越さなかったしな…
生前の怨念待ち続けてる武蔵が異常なんだろう 但馬はいくらかは持ち越してたかも。
転生直後にすぐさま(転生前の)如雲斎に倅にやられたことの仕返ししてたし。
まあ、あれだけでやめたのとあれで正雪にそそのかされて如雲斎が魔界転生決意したこと考えると
仕込みだったのかも知れないけど。 原作だと如雲斎戦第1ラウンドのあたりで
転生したあとはそのあたりの遺恨がぼやけた的な記述があったはず あとはエンディングの「―おれだけが弔ってやらねばならぬ女がある」かな おゆらは確かにヒロインしてたが、鬼畜の極みだったよなw
雪地獄とかおゆらの発案だったような >>71
怨念の方向が「就職したい」だったのもな。
宗井軒はそもそも武蔵は就職活動に人生費やしたことを悔いてるものと思い込んでたし。 顔面カチ割られて放置されてるお銭さんが
左十郎の股間の向こうに小さく描かれてて不憫だった
弔ってくれる人はいるのだろうか ところで、その昔片岡孝夫が眠狂四郎を演じた時代劇で、小林稔侍が剣鬼喇嘛仏っぽい事をしていたようなんだが。 ちょっとした疑問なんだけどレンタルビデオ屋でよく見かけるくノ一忍法帖ってAVに片足突っ込んでるようなシリーズって山風の忍法帖シリーズにある奴の実写化なのか?
それとも名前借りてるだけのAVなんかね >>81
一応忍法帖各作品を下敷きにして話は作ってる。
(エロ忍法も割と元ネタあり)
出来はピンキリというか基本的に低予算お色気パロのノリで割りきってみないとアレだが、その中でも柳生忍法帖がベースの柳生外伝は、寺沢武一が関わってたり作ってる側が好きなんやなぁとわかってよかったな。 せがわまさきというか山田風太郎に対してなんだろうけど、
あれだけの忍術や魔術を持ってる奴らが将軍家だの公儀を恐れるのはなんなんだろうな、魔界転生の面々も恐れてるようだし 坊太郎倒した後の血が出るなら殺せるはずだ的なバランスで話がサクサク進むんだから
公儀隠密という徳川の守りの要にバレて最悪物量で攻められたらやられてしまう強さという感じに読者に思わせたいんじゃないかな
魔術で紀州全域の住人を操ったり(魔界衆にやられた3剣人とも戦う事になったり)
抜刀の速さで髪切丸の射程以上に遠い敵を切るようなのがデフォな魔界衆とか強そうだけど全く別の話になっちゃうし…
ちなみに一番ぶっ飛んでるのはどの作品なんでしょう?石川版? 忍者なんて一番価値があった戦国時代でも塵芥な使い走りだったんだから
どんな凄い忍者も結局権力には勝てないし歴史は動かせないということだそうな
十兵衛先生に山風作品では珍しい主人公補正があるのは
史実で死ぬのが分かっている時点までは逆に絶体死なないというのがあるから あれだけの特殊能力があれば将軍や大名でも比較的簡単に暗殺できそうだけどな やっぱそこらへんの物の見方・考え方が現代人と戦国時代行きぬいた人間とは決定的に違うってことなんだろうね 〉将軍や大名でも比較的簡単に暗殺
作者は違うが司馬遼太郎の梟の城がそんな話だったな >>88
>>84を書いたあといろいろ考えたけど、仮に一大名とかを滅ぼしても他の大名に攻め込まれる危険性にキリがないし、
インフラ的なことだと、戦うのは個人や精鋭だけでも、一族全ての生活のことを考えると国を敵にすると困るし、
戦力的なことだと、斬られて死ぬ転生者なんか多勢には敵わないし、無敵の瞳術も視線を合わせずに狙撃されれば終わりだし、
どうしてもやるなら幕閣に紛れ込ませるか変装するか、かな。 中心から乗っ取っていくのって、スイスの民間防衛の他国乗っ取りの手口と同じか。
でも、公儀のほうにも同じような異形のものがいてそれを恐れる、とかじゃないからいいね。インフレ上書きが必要ない。 俺もそれ考えたことあるけど、結論は権力が動かせる物量に行き着いた。 幕府の元にも人外の忍びが多数いるとしたら少数の忍が反乱起こしたところで数で潰されるのがオチと言う事に 実際に甲賀は戦国時代に織田信長に蹂躙されてるし魔界転生の根来も秀吉に一度潰されてるわけで 根来衆も馬の走力についていけるんだから十分人外なはずなのに 正直、転生衆が弱すぎて転生する理由がなさすぎる
そういけんは大納言に、この苦境を脱するには転生しかない的なことを言ってるが、
転生してもどうにもならんだろ
メリットは病で余命いくばくもないとか、
寿命が尽きようとしてる人間がしばらく?は健康体で生きられることくらいだな 確かに大納言が転生したところで三人娘以下の雑魚しか出来ないだろうな しかも転生したら老いぼれの命令聞かなきゃならんしな
自分が大納言なら絶対せんわ 一巻見た時は天草四郎が呪術というか魔術的なことを使う黒幕と思ってたのに、普通に体術メインの中堅でガッカリした ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています