ネタバレ。
ユリアがホースで上からトイレの中に水を浴びせる。葛西はそれでビショビショになる。
うっすら笑っている葛西。
「あーいい気味!」とユリアたちは爆笑してトイレを去る。静は一人例の無駄に意味深な顔をしてから立ち去る。

葛西「テンプレどーも」
水を被せにくるなんて昔の漫画かよ、本当にあいつらって田舎者だなと悪い笑みを浮かべながらスマホをいじり、チャットを展開させる。
『トイレで襲撃にあったなぅ』
『大丈夫なの!?』
『大丈夫だろ…で、どうなった?』
『勿論、証拠はばっちりとったよ。めっちゃ濡れたから悪いけどタオルと体操服とってきてくれないかしら?』
『了解!』

場面は変わって千穂視点。
チャットを閉じて教室に向かう途中、ユリア一味とすれ違う。
ユリアは睨みを効かせて威嚇するが千穂は華麗にスルーを決め込んで堂々と歩く。
それを見ていたしのちかこ。

タオルと体操服をとってトイレに行き、葛西へと届ける。拭いて着替えをすませたあと二人でトイレの外に出るとしのが立っていた。

しのが笑顔を浮かべながら近づく。
「ねぇ、ちょっとお話しない?」

次回、勝手にしろ。