アオリ「拠点は確保した！必要なモノを調達し、カイジの次なる一手は！？」
ナレ「廃屋、カイジ、この空き家で束の間一人。チャンとマリオが消えて10分後、動き出す！」「前もって取り決めていた作業に入る。移動！トランクの現金を奥の間に運び入れ、現金をばらまく。そして、空のトランクを元の居間に戻す。この作業を繰り返す！黙々と」
ナレ「10分ほどで、現金のみ奥の間に移動――！窓側のリビングには、空のトランクのみが置かれた状況となる」「それが済むと、次の作業。22億9200万、この大金の山を2分割！6億のチャンの取り分の山とその他の金とに分ける！」
ナレ「整理。チャンの6億を一見して『6億』と分かるように整理！」「1千万の束が6個×10列」45センチ×160センチ「必然‥立ちあがる！ある容積！迫力満点の‥‥直方体！」
カイジ（ううっ！マジか？6億ってスゲェッ！）（これ！いける！ギリベッドいける！）その直方体の上に寝転がるカイジ。【現金（かね）ベッド初体験】（ってことは、オレは11億だから、うっ！ううっ！つまりオレ、Wベッドいける！いけちゃう！）
現金ベッドの上で女「スゴォーイカイジくん！」カイジ「フフ」という妄想をするカイジ。ガバッと起き上がり頬をつねるカイジ。
カイジ（バカッ！バカッ！バカッ！なんでオレはこう‥‥すぐ浮かれるんだ。早いっ！早すぎる！そんな妄想は、完全で完璧な安全地帯へ逃げ切ってからしろ！）
ナレ「カイジ即反省！ベッドに謝罪」
ペコリとカイジ（罰当たりなこなことしてすいません）
ナレ「反省して空トランク整理。そして一人になって3時間後、チャン・マリオ帰ってくる！諸々調達して帰還！持ってきたモノは、大量の段ボール箱」
カイジ「よし！ここに置けばいい！オレが中に入れとく！」
ナレ「引っ越しを口実に、酒屋やドラッグストアーやスーパーなどを回り譲り受けてきた大量の段ボール箱をまず運び入れる！」
