ヤンジャンで連載している「夜明け後の静」もはや14話を迎えた。
この漫画は週刊ということもありしかも毎週読みきり形式なのでネームがちょっと大変である。

これまでの私の漫画の描き方は、プロット(あらすじ)を起承転結のそれぞれ2〜3行でメモ書きする程度であり、
あとはキャラの動くままにネームを描いていた。

この描き方のメリットはキャラの動きにライブ感が出て予定調和な話になりにくくなることだが、
欠点としては担当さんに見せる際に既にネームとして出来上がってしまっている点。
なので編集さんとしては修正指示がしにくいし、
修正指示が来た場合作家的にはこっちこのコマをあーしてこーしてというテトリスが始まる。

スペリオールでシリーズ連載してた「東京昆虫ムスメ」は全てが牧歌的な時間が流れておりそうした作り方もアリだったが、
週刊は数時間の遅れが結構致命的になったりする。
なので最初からプロットをある程度固めた上でキャラを走らせることにした。
本来ならこちらの作り方が王道なのだろうが果たして結果はどうなるか…

ちなみに明日発売のヤングジャンプに載っている話からプロットを固める作り方をしている。
それまでとどう違うか読み比べてみてください!(宣伝)