コーラスとウリクルについては最初から「異常」だという描写はされてた
少なくともフィルモア帝国という「別の常識」をもつ集団が存在することは明言されてた
ただ、主に描写されてるのはエルメラの「女の嫉妬」としての視点からの批判であり、
フィルモアについてはギエロがマジにモノ(以下)扱いする様子が描かれた
とうことでその時点では
「コーラスは倫理的・感情的にはおかしいことをしてはいない(無理もないことをしている)」
と受け取れる描写になっていたわけだ

で、その後、
「ファティマを人間扱いしない方が騎士もファティマも精神衛生上よろしく、
兵器としてのパフォーマンスが出る」
という論理的に真っ当な理屈が明言される

何が言いたいのかというと、描写の切り口が変わっただけで
根底のロジック自体はべつに「後付けで変更になった」わけではないんじゃなかろうかと