【第3のギデオン】乃木坂太郎6【幽麗塔 医龍】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ビッグコミックスペリオールで『第3のギデオン』連載中の乃木坂太郎先生のスレです。
次スレは>>980が立ててください。発売日前のネタバレ絶対ダメ。その他荒れないよう仲良く使ってね。
次スレを立てる際は、本文一行目に !extend:checked:vvvvv:1000:512 と入れてください。
◆コミックス累計1000万部を超える大ヒット医療漫画『医龍』、驚愕のサスペンスホラー『幽麗塔』と、描く作品全てが大きな注目を浴びる乃木坂太郎。
それは正邪と愛憎の結託…!!
『医龍』『幽麗塔』の乃木坂太郎が描く、誰も見たことのない新しいフランス革命史!!
美麗なる筆致で輝く、超感動巨篇、ここに開幕―――!!
漫画:乃木坂太郎
史料・文献提供:山中聡
◆既刊
『第3のギデオン』 ビッグコミックス1〜8巻(4巻電子書籍版限定特典としてフルカラーデジタル原画集[医龍、幽麗塔、第3のギデオン]付き
『幽麗塔』 ビッグコミックス全9巻
『医龍』 ビッグコミックス全25巻、小学館文庫全16巻(文庫版のみ最終巻に外伝の収録あり)
『キリンジ Open The Adventure Door』 電子書籍版のみ全1巻
【前スレ】
【第3のギデオン】乃木坂太郎5【幽麗塔 医龍】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1507915328/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 【1754年8月23日】フランス ヴェルサイユ宮殿にて
ベリー公ルイ・オーギュスト、後にルイ16世となる男は
ブルボン王朝の王太子、ルイ・フェルディナンの三男として
この世に生を受けた
___
/⌒ ⌒\
〃 / ● ● \ ミ
/⌒ヽ|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |/⌒i
\ll|l ヽ._) l|lll /
人l||l |l||l 从 バンバン
( ⌒ ) ( ⌒ ) /\___/\
/ / ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 | なんだ、このキモイ赤ん坊は…
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, |
| ,;‐=‐ヽ .:::::|
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
父 ルイ・フェルディナン
父親であるルイ・フェルディナンは長子であるブルゴーニュ公ルイを
国王としてのあらゆる資質を持つ子として、偏愛する一方で
ルイ・オーギュストのことにはまったく関心を示さず、時には冷遇すらしたという。 _____
/ ノ' ^ヽ_\
. ゚ / 。;'⌒) (⌒ヽ\°
. / o'゚~(___人___)~o°\゜ 差別反対だお
. | ゚ |/⌒ヽ| ゚ |
\ ` ⌒ ´ /
長男とのあからさまな差別待遇は、ルイ・オーギュストを内向的で
自分に自信の持てない少年へと育て上げていった。 そんな折、長兄であるブルゴーニュ公ルイが9歳という幼さで病死する
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
. | ,:=・=:、 ,:=・=:、,、.| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ' .:::::::| + あの子の代わりに、お前が死ねばよかったのに
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
長男が亡くなると、両親の愛情はルイ・オーギュストをすっとばして(ちなみに次男もすでに他界している)
四男プロヴァンス伯ルイ・スタニスラスと、五男アルトワ伯シャルル・フィリップに向けられた。 / ̄ ̄ ̄ \
/ :::::\:::/\
/ 。<一>:::::<ー>。
| .:::。゚~(__人__)~゚j 実の父にあんなこと言われるくらいなら
\、 ゜i⌒i.⌒´,;/゜
/ ⌒ヽ.ノ ノ'"´(;゚ 。 本当にやる夫が病気になれば、よかったお
/ ,_ \ l||l 从\ \
と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;.
ベシベシベシ しかし、そんな父 ルイ・フェルディナンも1765年に病死
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
+ |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
+ | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
+ ヽヽ、ニ__ ー/
. . > ⌒ヽ
/ へ \
/ / \\
レ ノ ヽ_つ
+ / /
/ /| + +
( ( 、
+ | |、 \
. | / \ ⌒l
+ | | ) /
ノ ) し'
(_/
星になったルイ・フェルディナンの図 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
/ _____ /
/ / \ /
/ / /・\ /・\ \ /
/ /  ̄ ̄  ̄ ̄ / /
/-- + - -(_ノi__)-- - - /-/
/ / \ / / /
/ \ \_/ / /
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ ご冥福をお祈りします /
/ /
父の逝去と同時に、ルイ・オーギュストが王太子として建てられたのだった。 時はさかのぼり 【1755年11月2日】オーストリア ウィーン
マリア・アントーニア(フランス語読みで、マリー・アントワネット)は
ハプスブルク=ロートリンゲン家のオーストリア大公マリア・テレジアと
その夫である神聖ローマ皇帝フランツ1世シュテファンの十一女として生まれる
_.. -― 、
/,,ィ===、、 \
メ、-'_ノヽ二>「 _
_ `丁'〇 ● ! lハ,/ノ オギャー
ヽ.> 、lヘ ''' △ ''' ハ. l' /ヽヽ
i ! \.l !> --<l_,l 「 ヽニ⊃
l i l´l Hヽイハヽヘ Ll、|ヽ' '
⊂ニ!.ト┘!_'! l__〉
マリア・アントーニア 礼儀や格式にうるさいフランスの宮廷とは異なり、家庭的な温もりのあるオーストリアの宮廷で、
マリア・アントーニアは優しい父母や兄姉に囲まれてのびやかに成長していったが、
マリア・テレジアには一つの悩みがあった。
,.ィ≦三ヽ、_
,..::'´:._j三三三ニ廴
/:r'二´三三三三二}
/:.:.:.:.)三三三三三三く_
rー-v一'⌒ヽノj:.:.: , イ  ̄ ̄` <三三三ニ)
|匸7:.:.:.:.:.:.:/_7:.:/:r┘/ ヽ、三〔_
/人/:.:.:.:.:.:.ハ7:.:.:.:.:.〈 ′ 、 ヽ三フ
\V{:.:.:.:.:. /ニ7.:.:.:.:.:_:ノ, l | 、ヽ ヽ ∨ 〉
└う:.:.:.:.{三{:.:.:.:.:.:ヽ l | lト、\ヽ ヽ` 、`、Vニヽ、
/ {:.:.:.:.:.|三|:.:.:.:.r‐'‖ l | ',丶 l 川 l | l | ! ヽ\
// ∧:.:.:.:.l三l:.:.:.:ヽ |ヽ」斗-ヘ }ノ,エZ{ノ/リヘ\ \ヽ フランスとの同盟を強固にするためにも
. | l / ヽ、:.:Vニヽ:.:r个ト,ィfl圷 ` 化ノケハ `ヽ>└′もう一押し、決め手が必要なのだわ
l|,' 「ヽ{lHlリ:{ 小 ` ゞ ′ 八ヽ\
|V ,' l| | ` <7/ | lヽ、 , .′, 仆 ヽ \ヽ
`7 / ,イ | l├ヘヽ―ヘ、__,.:'⌒ヽ `、`、 ヽ\
/ / || | |:./ヽ\::.::rヘ::.::.::.::.::\ヽ \ \ヽ
,' ′ / /|| /ヽ\::.::.::.) ){廴r-、__::.:rく \ ヽノ /
/ / /ハ !/:.:.:._:_;>=≠-‐、::.f‐ミ ヽV \ } 〉 /
. / / / 'rヘヽ:.:.:. ヽ二ニ==、 }:「`{ ,ゝ、_V_/∠_
女帝 マリア・テレジア
女性ながらに、ヨーロッパの名門ハプスブルク家の当主として
広大な領土を統治。実際に帝位についたことはないが
その政治能力はまさに女帝とよぶにふさわしいものである。 ,.ィ≦三ヽ、_
,..::'´:._j三三三ニ廴
/:r'二´三三三三二}
/:.:.:.:.)三三三三三三く_
rー-v一'⌒ヽノj:.:.: , イ  ̄ ̄` <三三三ニ)
|匸7:.:.:.:.:.:.:/_7:.:/:r┘/ ヽ、三〔_
/人/:.:.:.:.:.:.ハ7:.:.:.:.:.〈 ′ 、 ヽ三フ
\V{:.:.:.:.:. /ニ7.:.:.:.:.:_:ノ, l | 、ヽ ヽ ∨ 〉
└う:.:.:.:.{三{:.:.:.:.:.:ヽ l | lト、\ヽ ヽ` 、`、Vニヽ、
/ {:.:.:.:.:.|三|:.:.:.:.r‐'‖ l | ',丶 l 川 l | l | ! ヽ\
// ∧:.:.:.:.l三l:.:.:.:ヽ |ヽ」斗-ヘ }ノ,エZ{ノ/リヘ\ \ヽ メルシー伯爵、何かいい案はないかしら?
. | l / ヽ、:.:Vニヽ:.:r个ト,ィfl圷 ` 化ノケハ `ヽ>└′
l|,' 「ヽ{lHlリ:{ 小 ` ゞ ′ 八ヽ\
|V ,' l| | ` <7/ | lヽ、 , .′, 仆 ヽ \ヽ
`7 / ,イ | l├ヘヽ―ヘ、__,.:'⌒ヽ `、`、 ヽ\
/ / || | |:./ヽ\::.::rヘ::.::.::.::.::\ヽ \ \ヽ
,' ′ / /|| /ヽ\::.::.::.) ){廴r-、__::.:rく \ ヽノ /
/ / /ハ !/:.:.:._:_;>=≠-‐、::.f‐ミ ヽV \ } 〉 /
. / / / 'rヘヽ:.:.:. ヽ二ニ==、 }:「`{ ,ゝ、_V_/∠_ / ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ー)(ー)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ 同盟の強化といえば、両王家の婚姻でしょう。常識的に考えて
.l^l^ln }
. ヽ L }
ゝ ノ ノ
/ / \
/ / \
. / / |ヽ、二⌒)、
ヽ__ノ
メルシー伯爵
マリア・テレジアの側近の一人。女帝からの信任厚く
マリア・アントーニアがフランスに嫁いだ際には
そのお目付け役として、フランス駐在大使となる。 「`ー'′/ / ヽ、 \ \ ヽl}::.:)、 \
l_,ィ / / l l 、 l `、 {:|}く\ヽ/ それは私も考えました。
ノ ,′ ! { | l| | l ):|} ノ|:「´
. ヽ∧| , | | l | l| | l| {:|!::)|:| ただ、フランス国王ルイ15世は
|::l| | | l 、 | l | _,厶| j| {::|}::} |」
l:::| `、!| \ ヽ、 |,.イ,斗予 | |{K!j | 極度の女好きと聞き及んでいます。
〈:;小、ヽヽ、T,Zニミヽj ^ヾrシ | |ァ1 |
| \ヽN {ヾtク | ト |_| | かわいい娘をそのような者に嫁がせるのは…
. | | l \ `- /!| |::..::.`:┴-、
. | | | | > 、 __ /::..::|| |::..::..::..::..::..:ト、 / ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、.\ ルイ15世にはすでに愛人がいて、
| (●)(●) |
| (__人/,〉.| ヴェルサイユ宮にも出入りしております。
{ ´フ´ ./._ }
ヽ ./,二ニソ} いまさら、王妃を嫁がせるのは難しいでしょう。
_ヽ/ ,-― 、}ノ
/:;:{' ノーヘJ:;:;ヽ それよりも、注目すべきは国王の孫です。
/:;:;:;:;:;| _,イ{:;::;:;:;:;l:;:;}
/:;:;:;:;:;:;:;:;:\_/:;:;:;::;:;i:;/\ 王太子の嫡男であるルイ・オーギュストは
{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;:;:;:;:;:;:;〈:;:;:;:;:\
ヘ:;:;:;:;:;:;:;:;/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:\:;/ヘ、 マリア・アントーニア様とは1歳違い。
 ̄ ̄7:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;::;ゝ、`ーj
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l:;:;:;:;:;:\~ 年齢的にも、釣り合っております。
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|ヾ:;:;:;/ 「`ー'′/ / ヽ、 \ \ ヽl}::.:)、 \
l_,ィ / / l l 、 l `、 {:|}く\ヽ/
ノ ,′ ! { | l| | l ):|} ノ|:「´
. ヽ∧| , | | l | l| | l| {:|!::)|:| !…ルイ15世の孫、その手があったのだわ
|::l| | | l 、 | l | _,厶| j| {::|}::} |」
l:::| `、!| \ ヽ、 |,.イ,斗予 | |{K!j |. メルシー伯爵、さっそくフランスに向かい、
〈:;小、ヽヽ、T,Zニミヽj ^ヾrシ | |ァ1 |
| \ヽN {ヾtク | ト |_| | ルイ15世の意向をさぐるのです
. | | l \ `- /!| |::..::.`:┴-、
. | | | | > 、 __ /::..::|| |::..::..::..::..::..:ト、
> ははっ、ではただちにフランスに向かいます というわけで、メルシー伯爵はヴェルサイユへとやって来た。
| | | |
A /\ A A A
エニユ_//i\\エニユ_____エニユ_____エニユ_
|固|. ===舎=== |固|========== |固|========== |固|===
. }ニニ{ ニニニニニニ}ニニ{ニニニニニニニ}ニニ{ニニニニニニニ}ニニ{ニニ
| | | │ | | | |
. iニニニi===エエ===iニニニi.===エエ===iニニニi ===エエ===iニニニi==
| 「l| /l⌒lヽ | 「l| 冂 冂 | 「l| 冂 冂 │「l|
| |.| | |_|_|_| | |.|| 凵 凵 | |.|| 凵 凵 | |.||
| |.| | |_|_|_| | |.|| 冂 冂 | |.|| 冂 冂 | |.||
| |.| | | | | | | |.|| 凵 凵 | |.|| 凵 凵 | |.||
| |.| | |┼:┼| | |.| l. 冂 冂 | |.| | 冂 冂 ||.| |
{ニニニ}. ̄ ̄ ̄ ̄{ニニニ}. ̄ ̄ ̄ ̄{ニニニ}~ ̄ ̄ ̄ ̄ {ニニニ} ̄
|エエ「 ̄| ̄ ̄| ̄|エエ「 ̄| ̄ ̄| ̄ |エエ「 ̄| ̄ ̄| ̄~|エエ「 ̄
|,,エ,| l | |,,エ,| l | |,,エ,| l | |,,エ,|
|,エ,,| l | |,エ,,| l | |,エ,,| l | |,エ,,|
/  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ / ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__)
| ` ⌒´ノ
| } ご無沙汰しておりました、陛下。
ヽ }
ヽ、.,__ __ノ
_, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
/;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|::: ,l、::::::::::::::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
,ハ::`丶、:::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,, -‐:〈
{;;;;ヽ、:::::`丶、:::::::::::::l:;:;:;:;:;:; ィ";:;:;:;:;:;:;:}
,l;;;;;;;;;シ丶、:::::::`:`:ー'‐::'':"::::::::_, ィ"´;;l
fうl;;;ミミ、 ``丶 、::::::::,: - ''"´ リ;;;;;;f-、
{ l l;;;;;ッ=` (三> `^´ (三シ ム;;;;;;ソl}
t !;;;リ _,,...,,_ _,,..,,_ l;;;//
゙l ヾ;l :'ィテヘ9ンミ ,: ',シヒ9ン、 l;//
`ーll! `''==ヲ' l:.:^''==彡'" ,!リノ. うむ、久しぶりじゃの。メルシー伯。
ll ` '' " l:.:.:` '' " ,i;;l´
li, ,r .: :.ヽ、 ,:,り. して、今日は何用じゃ。
t、 / ゙ー、 ,r '゙ヽ /,K′
ゝ、 ,:' :~: } // /ヽ、 これから妾と会うゆえ、手短にな。
/{lヽ ,ィ==ニニ==,ノ,ノ7 /:.:.:.:ヾニヽ
, ィ/:.:い ヽ `` ー一 ''"/,/,/:.:.:.:.:.:.:.:ソ }- 、、
/ /:.:.:.:ヽヽ `' ー‐ -- '"//:.:.:.:.:.:.:/ / ` 丶、
,, - { ヾ:.:.:.:.ヽ丶 //:.:.:.:.:, -'" ,/ ` 丶 、
フランス国王 ルイ15世 / ̄ ̄\
/ _ノ \ (妾…、あぁ、例の娼婦あがりのデュ・バリーやらいう愛人のことか。
| ( ●)(●)
| (__人__) いい年して、相変わらずお盛んなことで)
| ` ⌒´ノ
| }
ヽ } 単刀直入に申し上げましょう。
ヽ、.,__ __ノ
_, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、 我が主君、マリア・テレジア様は
/;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、 ブルボン家とハプスブルク家の友好の証としまして、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::| 両王家の婚姻を望んでおられます。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|::: 即死回避終了〜
出典:『やる夫がルイ16世になるようです 第1幕』 マリーちゃん可愛すぎるお(*´ω`*)
死なないでほしいお(*´ω`*) >>7
ルイ16世も親に愛されない子供だったのか……ギデオンとの和解もあるね。
それから、この御仁だけ実は訳あって親が違うとか。 乃木坂先生にマリー・テレーズ描いてほしいお(*´ω`*) >>27
周囲からも無視されていたとこの前本で読んだ。だから、自分を
幼い時に育てた教育係が催す宴会には招待されても決して
行かなかったと。その教育係も弟二人を贔屓していたんだと。
あの二人の性格の悪さを見ると、誰も見る目がなかったのだと
つくづく思った。 いかにも死にそうな(死にたがってるし)ジョルジュだが、なんか生き残りそうな気もしてきた。 >>30
その二人はしたたかで大人受けのいい子供でそれが出来なかったのかも
ギデオンの陛下は嘘わかるから貴族社会とは相性悪かっただろうな
ジョルジュはただの身代わりの自分がみじめで愛されたかったって言うのが原動力だったから
あとはギデオンへの申し訳なさとソランジュ受け入れるか悩むぐらいだな なぜフランスの話なのにビッグモーターの名前は英語なんだろう >>30
自己主張が苦手な一方で聡明過ぎる所があったから、周りの大人から疎んじられていたのかもしれない。
『イノサン』でも、幼少のルイ16世は大人しくて風変わりな子供に見えていて、周囲から「何を考えているか分からない」と気味悪がられていた。
こちらでは疎まれた理由に、何らかのアレンジが加わりそうな気がする。 >>33
>>35
コミュニケーション能力がかなり低いらしく、当意即妙の返事が出来ない、
って言うのも孤立した理由なのかな。
最後は架空人物も和解して、陛下も安らいだ気持ちで退場して
欲しいんだけど。 >>30
期待されない子供に王位が転がるって言うのは意外によくあるよな
そもそもハプスブルグの祖も有力貴族が皆勝手に死んじゃったゆえに
圏外だった田舎領主に皇位が転がり込んできた >>32
あいつはシワシワになって後悔しながら生きるんだよ! 陛下の幼少時代のエピソードで好きなやつ。
可愛がってくれた叔母の一人が修道院に入るのでお別れするとき、弟二人はいかにこれから寂しくなるかを流暢にペラペラ語って見せた。
オーギュストは口数少なかったけど目には涙をいっぱい溜めていた、というやつ。 >>34
ジョルジュがアメリカ遠征してた時に出会ったんじゃなかったかな、アメリカ独立戦争だっけ
あの名付けシーンは好きだな ジョルジュが超美形じゃなかったら惚れてなかっただろうなソランジュ
この2人がくっついたら気持ち悪いなぁ。ロリコンに嫌悪感とかこの人の漫画で
言っちゃいけないのかもしれないけど ジョルジュの顔がドストライクなのもあるだろうけど
ああいうタイプの傍にいると孤独を癒したいとかで惚れ込む女もいるからそう言うのもあると思うよ
爺ちゃん譲りのメンクイな部分もあるだろうけども ロリコンつっても当時のフランスなら普通に結婚するくらいの年齢じゃない?
年の差婚だって当たり前にあっただろうし うん、2人がくっついても特に気持ち悪いとは思わんね、ギデオンは複雑だろうが…
この時代のフランスじゃあソランジュもいい歳だろうな
むしろ嫁入には遅すぎるくらいか? >>42
俺が軍司に感じる萌えと全く同じだな
やはり坂太郎は孤独な男を描くのが上手い
ベルばらでおっさんと結婚させられそうになって自殺した女の子いたよね ソランジュ14歳くらいでしょ?遅すぎなわけない早すぎの部類でしょ マリーが結婚したのも14才だったな
当時なら早すぎってことはないでしょ ソランジュ14で嫁にいったらギデオンが「おおお…おおおお…」と嘆くだろ ソランジュ体付きから見るともう大人に見えるけどまだ14〜15ぐらいになってなかったっけ
さすがにまだ遅いとは言われないぐらいじゃないか? >>48
もう実際男といっしょにいったんだからヨメに行った様なモンだろ>おおおお 当時の結婚の年齢に早すぎないとかは勿論わかってるんだけど
まぁギデオンのかわいい娘のままでいて欲しかったんだよ…
ジョルジュとの子供にギデオンって名付けて第三とか、ありきたりの展開に
にこの漫画にはなって欲しくないな 王侯貴族とかの結婚適齢期は確かに低かったけど
庶民とかだともう少し高くなるって何かで読んだぞ
つまりロリ嫁ですら貴族の特権。これは革命すわ しかしルイさんは親父がギデオンを愛してないってのを黙ってた方が良かったんじゃね?
口に出しちゃったせいでジョルジュが収まったと思ったら、ギデオンのことがこじれちゃった気が…
まぁルイさんはこの手の嘘は黙ってられなかったのかもしれんが… そういう小賢しいことが出来ないのが彼の良いところなんだよね >>55
でも史実のジャンヌダルクて某レスリング金メダリストみたいな短髪筋肉ダルマ女だったらしいじゃん。 ジャンヌダルクは山岸さんのが進行中だね
>>59
坂太郎先生の「アイアムノットアヒーロー」浜田秋桜(17)みたいな感じで短髪筋肉醜女に描いても、次第にみんな惚れるようになるんだから心配はしていません >>56
いつもの癖と言うか嘘に対して人一倍敏感なせいか無意識に出たっぽいからね
すぐに自分でも言ったらまずかったって顔してたのは新鮮だった 坂太郎ならジャンヌ・ダルクよりジル・ドレに期待したい 気が早いけど、次の作品は何描くんだろうかね?
医療、ミステリー・サスペンス、歴史やったし次のジャンルはSFとかかな? いやSFはなんか合わないだろ〜
顔が鱈淵の宇宙人でも出すのかな 乃木坂さんが描くクトゥルー系ホラーならぜひ読んでみたい 医龍から読んでると女体は女体で良いけど男の体もいいよねみたいな
行き過ぎた友情に見える関係描くのが上手そう 前々から思っていたんだけどこの作者の作風、芸術家や芸能人を描写したらすごく合うと思う
医龍は医者のはずなのにキャラのメンタルが芸術家や芸能人のそれに見える >>41
そもそも美形じゃなければクソ親父に拾われてなかった件。 でも赤ちゃんの美しさ可愛さって崩れる可能性の方が大きいよな >>59
そこはちょっと期待できるところだな 俺敵には >>74
描いてるよー。『モーニング』だったかな。『レベレーション啓示』3巻まで出てる。
画力は落ちてるけどお話は面白い。美人だが色気はない。 女性で年食っても絵が上手いままなのは惣領冬実だけだな アシガールの人も結構な年と聞いたが昔より上達してるぞ ジョルジュとソランジュの関係をルイ16世とアントワネットのそれと相似形に描いてるのは
「死なずに結ばれる二人」として残したいからなのかなあ。でもジョルジュ死にそうだけど。 >>56
別に言っても良かったんじゃね、本当のことだし
ギデが愛されてないつってもジョルジュを愛してたとは言い難い親父だったしな、ただの外見至上主義者で
相貌に付随するだけの愛情なんて親の愛とは全くの別物じゃん
まぁギデは瑕疵のない愛など無い、って言ってたし多少分かってたのかもだけど
ジョルジュの求めてた愛って親父から一方的に向けられた身勝手で歪な愛じゃなくて普通の親子としての愛情だったと思うから自棄になって更に狂うと思ったんだけど、
このまま「俺は親に愛されてたんだ良かったー(頭パァ)」となって落ち着いたら
本当に頭オメデタイ馬鹿だし今までの行動やら苦悩やらは何だったのかと呆れ返る展開でしかない ギデオン新刊どこにも置いてない.....
TSUTAYA行ったら全巻在庫なしって..... 今の時代の女の描く女主人公の漫画とか等しく面白くないわ・・ >>80
森本梢子は上手いままというか寧ろ上達してるけど
山下和美や山岸涼子よりは大分年下じゃないの ようやく新刊見つかった。
4件も回ったし、在庫少なすぎ、まじで腹が立つわ。 >>82
俺は愛されてたんだ良かったーって言うより恨み抱いてたギデオンの悲惨さに
なんかマジゴメン…ってなってたように見えた ロワール公ってようするに幽麗塔のテツオの養母と同じで
綺麗な人形が欲しかっただけな気がするから
あれを愛と呼ぶにはなんか複雑… >>87
そのシーンは確かにそういう風に描かれてたから若干疑問だったな
ギデオンに対しては恨み抱くというより自分と比べて何もかも手に入れていると勘違いして羨んでた感じかと
むしろジョルジュはギデオンとの兄弟的な絆を信じる気持ちのが強かったけどギデオンの方は娘>ジョルジュだったから少し拗ねたのかもね、ジョルジュの理想の父親像に近いし真っ当な親って感じで、そういう所もコンプ刺激したのかもだが流石にそれは本人の素質次第だと思うw そもそも、この漫画って父親=国王(又は国そのもの)として描かれてるから
実際は国って貴族とか庶民とか色んな要素があって成り立つから上の図式は当て嵌まらないと思うけど、国(父親)の理不尽や横暴に抗うというコンセプトなら無理があったのかもな
フランス革命って単純じゃないし、このまま革命メインの展開で進むなら父親=国王は絶対成立しない
そういう所が微妙に矛盾してて違和感なんだよなぁ お前は父親は馬鹿で横暴で逆らいたいと考えてるかもしれないが
実際にはそうではなかった・・という話だと思うけど そうだね、逆らいたいってのは父親に対してより国に対しての方だな
でも理不尽で横暴なのは国も父親も同じ、国(親)は身分制度や税金などで市民(子)を苦しめ、ロワール公は自己中で一方的な歪んだ愛を向け子供を苦しめるって点で
まぁギデオンに至ってはコイツ美形じゃないから要らんわwだから何にせよ理不尽だし横暴 ギデオンは中身が凡庸でジョルジュに何一つ勝るものはないとかも言ってなかったっけ
ジョルジュは自分がギデオンの身代わりでしかないことにこだわっていたから
愛情の種類がよく出来た人形に向けるようなものだったとしても
それさえない実の息子であるギデオンの前でその不満を口にすることはないんじゃないか
ギデオン側は実の息子へ向ける愛情をジョルジュにはずっと一緒にいたものへの情があると
父は自分とジョルジュ両方に愛があると信じていた分打ちのめされてしまったから
あの場で愛されていないギデオンと愛されていたジョルジュの立場が入れ替わった事にスポット当たるのは衝撃的でよかったよ ロワール公は別に横暴でも理不尽でもない、ただ聖人じゃなかっただけだ
国王のチートでその事が露見した事が異常事態
まあ子供は親が聖人ではない事を理不尽に責めるもんだけどね ギデオン美形だと思うんだが…腑に落ちない
天才と凡人の対、医龍を思い出す 親が聖人であることを望む子供とかいるんだ?
まぁ完璧な親なんて存在しないからジョルジュが甘くて馬鹿で幼稚なのは間違いないな
それでもロワール公が最低限の人間性も持ち合わせてない歪んだクズであることに変わりはないし、そんなクズの愛情は最早愛では無い
子供を振り回し傷つけるただのエゴ
だから愛されていないギデオンと愛されていたジョルジュというのが、そもそも根本的におかしいと思う
本当の意味では二人とも愛されてなかったんだから入れ替えもクソも無いよ 坂太郎も親に愛されなかったのかなぁ
ギデオンに自己投影してる感じがするな(´・ω・`) まあ馬鹿だ愚かだと言われて作中の人物たちにとって親は特別だったんだからもうこれはしょうがない
ギデオン十分にいい顔してるとは思うんだけどね
坂太郎の描く女装もいけるチート美形にはやはりかなわないんだろう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています