カイジ「これからオレは、東京を離れる」「どれくらいでほとぼりがさめ‥‥戻ってこれるかわからない」「もしかすると、これが今生の別れかもしれない」「おっちゃん達者でな」軽トラに乗り込むカイジ
軽トラに走り寄って坂崎「ええ〜!?いやいや、カイジくん!ちょっと‥‥」
チャン「いいんですか?」
カイジ「ああ、出してくれ」
チャン「はい」軽トラを発車させるチャン。シートに潜り込むマリオ。
坂崎「え?」「おい!」蹴躓いて転ぶ坂崎「ううっ!カイジくん!」「カイジく〜ん!」ポロポロ泣き始める坂崎「いつでも、いつでも、遊びにくるんやでぇ〜〜!」「戻ってくるんやでぇ〜〜〜っ!カイジく〜〜ん!」
それを聞き涙ぐみはじめ、大泣きする坂崎をバックミラーで確認して泣き始めるカイジ(チッ!)
坂崎のボロアパートで泊まったこと・大敗した坂崎に肩を貸したこと・北海道競馬場で坂崎に詰め寄ったこと・沼で大勝を確定し坂崎に抱きしめられた記憶がよみがえるカイジ(クソっ!)(なにグッときてんだよ!オレは‥‥)
アオリ「なんだかんだあったけど忘れがたい人物との別れ――。」
作者コメント「最近、寒い。ヒートテック、着る。」

おわり。