>>48
プルースが死んだ同じ2巻で、同じくコーラスの騎士を夫に持つエルメラが
クローソーに向かってファティマと連れ添う男騎士ヘの愛憎相半ばな独白をしてたしな。

この頃から
・ファティマに寄り添い過ぎる騎士達(サードやプルート、結果的にファティマに転んだブルーノw)
・そんな騎士を苦々しく見つめる人間(エルメラ)
・ファティマを使い捨てにするフィルモア騎士達(ギエロやジュノーから帰還するまでのブルーノ)
・兵器扱いどころか性奴隷としか見ていない者(ユーバーなど)
等々、ファティマに対峙する人間の態度は
同じ陣営内ですら”明確に”一様ではない=振り幅がある=ブレがあることは自明なんだよね。
ファティマの存在意義やファティマを巡る人間模様の多面性は初期からのテーマで、
簡単に割り切れるものじゃないないからこそ、物語が産まれるということでもあるでしょ。