【小百合くん】
Q話
>>209の続き
熊倉「ところで君のとこまだケツモチがいないんだって?じゃあ俺がケツ持ってやるよ」
ウシジマ「無理っすよ。うちもギリギリなんで。自分何かより近藤の方が金持ってると思いますよ」話を変えようとするウシジマ。
熊倉「近藤?あぁあの裏ビデオの男ね。大金払って逃げちゃったよ。あとあいつの裏ビデオもこっちでさばくよ。」
ウシジマ「なら勘弁してください」
熊倉「でもさ、あいつの裏ビデオでこっちのシノギもけっこう荒らされたんだ。こっちもこっちの事情があるんだよ」
しばらく押し問答が続いた。
熊倉「そういや近藤って男、自分の女は置いて逃げ出しちゃったよ。」
ウシジマ「女ってあの中坊っすか?」
熊倉「そうそう。援交ビデオで一番有名な子みたいだね。今奥の部屋にいるよ」
ウシジマ「そうなんすね。」
熊倉「近藤と一緒に拉致った時は怯えてみたいだけど、近藤が一人で逃げたって聞いてからはずっと泣いちゃっててさ。」
熊倉「そうだ。おい滑川!連れてこいよ!」
すると滑川が奥の部屋から小百合を連れてきた。やって来た小百合は泣いてはいなかったがまぶたは腫れ疲れきっている様子だった。ウシジマと目が合うものの目をそらす小百合。
熊倉「けっこうかわいいだろ?どうしようか迷ってるんだ。AV女優として育てていくか、風俗かデートクラブでもいい。VIP専用のおもてなしなんかもありかもね」
熊倉「ウシジマ社長はどう思う?」
ウシジマ「そうゆうのあんまり詳しくないんでわからないっすね」
熊倉「ふーん。まぁいいや。最悪海外にでも売り飛ばすよ」
わざとおどすように小百合を見ながらしゃべる熊倉。震える小百合。
熊倉「で社長、毎月10万でいいよ。安いでしょ?」
ウシジマ「はぁ」
熊倉「もうこれ以上は譲れないからね。その変わりうちの売れ残った裏ビデオ500万で買いとってよ。若琥会が新しく自社ビルで事務所を建てるから金がいるんだ。1000枚はあるし援交ものじゃないけど質はいいよ」
無言のウシジマ。
滑川「おいウシジマ!うちの理事長がこれだけ言ってんだ!さっさと返事しろ!」
【続く】