【小百合くん】
E話
>>179の続き
自分のセックス動画が裏ビデオとして出回っていることを知った小百合。どこか怪しいと感じていたものの、まさか自分のセックス動画が裏ビデオとして出回っているとは思ってもいなかった。
事情を聞きにすぐさま近藤に会いに行くことにした。すると近藤は事務所の方針や小百合の才能を考えた時に、AV女優として売り出した方が小百合は有名になれると判断したからだと言う。
それでも不満の小百合。すると男はカバンから100万の束を取り出し小百合に差し出した。今の小百合にはこれだけの価値があると言われたが、さすがにこれには小百合も驚き納得してしまった。
そして小百合は今後も裏ビデオのAV女優として出演していくことを約束した。
出演しビデオが出荷されると共にお金が入り小百合はキレイになっていく。普通の中学生では経験出来ない贅沢な生活。多分普通の大人なんかよりお金を稼いでいる気がする。確実に自分自身の地位も上がっていると思い嬉しくてしかたがなかった。
しかし小百合の人気も長くは続かなかった。
確かに「淫乱中学2年生小百合」は裏ビデオ界きっての金字塔となったが、それはあくまで裏ビデオ界だけでの話である。そもそも裏ビデオの存在自体が違法であるため、需要が大きいわけではない。
あくまでアングラ世界の裏稼業であり、犯罪行為のため収入は安定しづらいのだ。
そして一年も経たないうちに売上は激減していった。これはしょうがないことだと近藤から聞かされても落ち込む小百合。 そしてそこで近藤は小百合にある提案をした。
【続く】