>何故マコウが親衛隊が離れた場所にいるのか、

離れたんじゃなく530話で飛信隊の出現を見たマコウが勝利を確信し更にそれを決定付けるため
マコウの回り(左右)を厚く固めている親衛隊にマコウ自身が突撃命令を下してんだよ。
「頃合いだ、残りの精鋭部隊を突撃させよ、キスイを本陣ごと濁流に沈めてやる」「ハハァ」ってな。
絵付きでドドドドドドって効果音も入ってるだろ。
つまりマコウはこの流れの大部分が李牧の演出だと気が付かず、
オウセンの繰り出した奇襲作戦が120%成功したと確信して油断したんだよ。
で、最初から李牧の狙いはそこなの(開戦前から)。

>何故親衛隊や戦場には当然いるはずの物見が誰も李牧の接近に気付かなかったのか

もし秦の斥候に見つかったならオウセンが業を見にいった時みたいに
趙の精鋭部隊の誰かか、李牧直属の斥候がさくっと始末したんだろ。
じゃないと奇襲や別動隊の意味がない。
その辺は抜かりないと思うし、そもそも気にするところでもない。
それと李牧の作戦通りマコウは奇襲に成功した側だからな。
それがうまく行ってるからこその油断もあったんだろう(全て李牧の絵図通り)。