連合国がパリ入城した際、民衆は国王陛下万歳と出迎えたそうだからね
あまりの無節操さに外国人士官が「全くこの国の国民は無節操だ。昨日までは皇帝陛下万歳だったのに。ふらふらしていやがる。フランス革命当時はどうだったか見たかったわ」とあきれ果ててた
タレーランの姪がコサック兵に抱きついて入城した際は、さすがにひんしゅく買ったそうだけど

ただ、サヴァリ将軍の回顧録によると違う光景も浮かんでくる
「行列を見るのは辛かった。陛下のお側を供奉してた元帥どもが国王に従っているのを目の当たりにして、私は恥を知れと泣いて叫びたくなった」
「もう帰ろうとしたその時、民衆が狂ったように罵声を浴びせた。エルバ島に行けベルティエ!エルバ島に行けベルティエ!と」