>>723
確かにイラクがクウェートに侵攻したのは、経済難のイラクが原油安を止めるために、産油国に対して無計画な増産をやめるように呼びかけたが、クウェートがそれをいいことに増産して利益を上げ、イラクの経済難が深刻化したことが原因だろ

それとは別に、世界的には石油による利益の殆どはメジャーと呼ばれる石油会社で、ブッシュ親子はメジャーの大株主でもある
石油メジャーのロビー活動の影響は大きい

フセインはイラクの採掘権を国有化したので、石油メジャーとしてはクウェートで採掘した方が儲かる
原油安でも売りまくった方が良いんだよ

そこに怒ったフセインが攻めて来たので、米国としても放っておくことは出来なくなった
メジャーを抜きにしても石油が止まれば経済に大打撃だから

湾岸戦争集結時にフセイン政権が残ったことが米国の誤算と言われている
フセインは国連に従い、各国から人道支援が行われたが、経済復興に一番支援したのは仏国だった
そのため、イラクの石油採掘権の殆どが仏国の手に渡った
イラク戦争開戦前に最後まで反対したのは仏国だったのも当然というわけだ

米国は仏国を無視して開戦
今度は二の轍を踏まないようにフセインを殺害して終結したわけだ