せつ菜「えっ?!」
かすみ「うわぁ……」
栞子「あ、あの、それはどういうものなんですか?」
璃奈「ヒロインと恋愛出来るゲーム」
せつ菜「ギャルゲーというやつですね?」
璃奈「そう。主人公が女の子にモテまくって、最終的に誰を選ぶのかっていうのを楽しむゲーム」
栞子「そ、そんなものがあるんですね……」
せつ菜「ギャルゲーとエロゲの違いはなんなんでしょうか?」
璃奈「せつ菜さん… 本当は知ってるんでしょ?」ジトーッ
せつ菜「し、知りませんよ!?」アセアセ
かすみ「そうなんですか?」
せつ菜「し、知りませんよ!」
栞子「あのー 間違っているかもしれませんが、エロゲは性的描写があってギャルゲーには無いという違いでは無いでしょうか?」
璃奈「正解! エロゲはヒロインとセ〇クス出来る!」
せつ菜「セッ///?!」
栞子(エッッッ)
部室
せつ菜「璃奈さん!熱心にパソコンで何をされてるんですか?」
璃奈「エロゲを作ってる」
せつ菜「エロゲ?… エロッ?!///」
栞子「それは何なんでしょうか?」
璃奈「人工知能を搭載したデバイスを使って擬似的な恋愛が出来る機械 通称エロゲ」
かすみ「なんかよく分からないけどどうしてそんな名前なの?」
璃奈「セックスの快感を得られるのが魅力だから…」
せつ菜「セッッッ?!」
栞子(エッッッ)
歩夢「みんな集まってどうかしたの?」
侑「なになに?」
しずく「何かあったんですか?」
エマ「なにか面白いこと?」
彼方「何かな~?」
璃奈「ちょうどいいところに来てくれた。
今からみんなでゲームをやろうと思う」
歩夢「へぇ~面白そう」
しずく「どんなゲームをするんですか?」
璃奈「エロゲ」
歩夢・しずく「えろげ?」
歩夢「なにそれ?」
璃奈「セックス出来る」
歩夢「せっくす?」
しずく「なんですかそれ?」(なんですかそれ)
かすみ「は?」(しず子何言ってるの?)
エマ「璃奈ちゃん、せっかくだけど遠慮しておくね」
璃奈「大丈夫。ただの疑似体験だから痛くない」
歩夢「そうなの?」
璃奈「気持ち良いだけ」
しずく「私、ちょっと興味あります💙」
かすみ「でしょうね…」
璃奈「じゃあ、みんなでやろう」
璃奈「ちなみにこのゲームではプレイヤー同士でもプレイ可能」
歩夢「ふぅん」
歩夢(何となく侑ちゃんとやった方が良さそう)
侑「歩夢、一緒にやってみようよ」
歩夢「うん」
璃奈「それじゃ まずは侑さんと歩夢さんの2人でプレイする」
プレイ後
侑「楽しかった///」
歩夢「侑ちゃん激しかったね///」
侑「歩夢も すごかったよ///」
一同「ゴクリ…」
璃奈「次は誰がやる?」
せつ菜「あの…///」
璃奈「どうしたのせつ菜さん?」
せつ菜「私も歩夢さんとしたいです!!///」
璃奈「…」
璃奈(ほほう)
歩夢「私は別に良いけど…」
侑「え」
プレイ後
せつ菜「///」
歩夢「せつ菜ちゃん…」
せつ菜「は、はい」ビクッ
歩夢「上手だったよ♥」
せつ菜「はいぃぃ ありがとうございます😭」
侑「🤯」
璃奈(楽しい)
栞子(私も歩夢さんと…)
栞子「私も」
ランジュ「栞子は私とするわね」
栞子「え」
璃奈「わかった」
栞子「しょんなぁ…😭」
プレイ後
栞子「あ❤」ビクンビクン
ランジュ「栞子可愛かったわよ!」
栞子「ランジュー ランジュー」
璃奈(想い人が居るのに快楽堕ち Good!)
0593名無しで叶える物語(もこりん)2023/01/14(土) 21:38:44.02ID:oEUVx6uj
雰囲気が最初の感じに戻ってきたな
しずく「私もいいですか?」
エマ「彼方ちゃん❤」
彼方「?」
果林「エマ…🤯」
愛「りなりー…どうかな?」
ミア「璃奈! カモンヌ」
璃奈「私はいい」
愛&ミア「😭😭😭」
かすみ「あ、うん…」
璃奈「…」
璃奈 💡
璃奈「ねえ かすみちゃん!」
かすみ「ん? りな子 どうかした?」
璃奈「かすみちゃんは私がする」
かすみ「え?え?え?///」
かすみ「なんで?///」
璃奈「かすみちゃんが可愛いから」
かすみ「えっ///」
かすみ「あ、ありがと」
かすみ「でも、今はそんな気分じゃないというか……」
璃奈「大丈夫。痛くないから」
かすみ「でも…」
かすみ「やっぱり恥ずかしいし……」
璃奈「大丈夫。気持ち良くする」
かすみ「う、うん……」
かすみ「分かった」
愛&ミア「…🤯」
璃奈「😐」ゾクゾク
しずく「💙」
プレイ開始
かすみ「ねぇ 本当にするの?」
璃奈「したくないの?」
かすみ「よく分かんないよ💦でもかすみん達にはまだ早い気がする」
璃奈「そうかも」
璃奈「それなら他の人に頼む」
かすみ「え?」
璃奈「しずくちゃん」
しずく「はい💙」
璃奈「しずくちゃんでいい」
しずく「えっと……よく分からないですけどかすみさんの為になるなら」
かすみ (分からない?)
璃奈「しずくちゃん、大好き」
しずく「💙///」
璃奈「始める」
プレイ後
璃奈「とても良かった。またお願いしたい」
しずく「はい///」
かすみ「経験者じゃん…」
璃奈「みんな最高…楽しい」
璃奈「ずっと皆とこうやって遊んでいたい」
璃奈「でも、もうすぐ終わる。
だから、みんなと過ごしたこの時間を忘れない」
かすみ「何を言っているの?りな子」
しずく「どうしたの?璃奈さん」
歩夢「そうだよ、まるでお別れみたいな」
果林「璃奈ちゃんらしくないわよ」
エマ「そうだよ~」
彼方「何かあったの?」
栞子「悩み事があるなら私たちに言ってください!皆さんきっと聞いてくれますよ」
せつ菜「もちろんです!」
愛「当たり前じゃーん」
ランジュ「璃奈はランジュ達とずっと一緒よ」
ミア「そうだよ!これからもずっとだ」
侑「私、皆とも 璃奈ちゃんともっと遊びたい!」
璃奈「ありがとう」
璃奈「みんなのこと大好きだから、もう終わりにするね」
璃奈「…!」グッ
璃奈「…………」
璃奈「ここが私が住んでいた街?」
璃奈「 何もかも無くなっちゃってる」
璃奈「…これ 虹ヶ咲?」
璃奈「校舎も 殆ど無くなってる…」
……………………………
璃奈「… 誰も 居るわけ無いか」
璃奈「みんな…」
璃奈「アラン… どこにいるの?」
アラン「璃奈ごめん…」
璃奈「アラン!… どうして私だけ生きてるの? 世界は終わったはず 、私だけ生き残ってるなんておかしい」
アラン「ごめんね璃奈 僕には出来なかった。保存してあった人類の記憶を眠っていた璃奈に見せ続けていたんだ」
璃奈「現実ては、あれからどれくらいたったの?」
アラン「50年さ…」
璃奈「50年… 本当なら 私はおばあちゃんになってたんだ」
アラン「人類が無事だったら そうなる可能性もあったろうね。でも我々はいかなる可能性を模索したけど、そんな未来は見つけられなかった」
璃奈「私ももう少し早く気付けば良かった。そうなんだ… もうみんな居ないんだ。
お父さんもお母さんも…」ポロポロ
アラン「璃奈…」
璃奈「私は一体何のために生まれてきたの?」
アラン「それは…」
璃奈「私はただ 、皆と楽しく過ごしていたかった」
璃奈「それだけなのに…
どうしてこんなことになっちゃったの?」
璃奈「ねえ教えて誰が悪いの?」
アラン「……ごめん」
璃奈「そっか私が全部悪いのか…」
璃奈「私のせいなんだ……
私のせいなんだよ!! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
璃奈「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
璃奈「あぁあ……あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
─────────────────────
アラン「落ち着いたかい?」
璃奈「うん……」
アラン「……璃奈、君はもう人間じゃない」
璃奈「うん…」
アラン「特別な力を使って、僕の判断で、璃奈の身体だけを残した。この世界で唯一璃奈だけを生かした。でも璃奈にとってこれほど残酷な結果になってしまうとはね…」
璃奈「今度こそ楽にしてくれる?」
アラン「そう言うと思っていた」
アラン「でも…」
璃奈「アラン」
アラン「ボクは嫌だ」
璃奈「アラン!ふざけないで」
アラン「璃奈、ボクは君に生きて欲しいと思っている」
璃奈「こんな独りぼっちの世界で?」
アラン「ひとりじゃない!僕がいつもそばにいる」
璃奈「……」
アラン「僕はずっと璃奈と一緒に居る」
璃奈「…」
アラン「だから…どうか僕とずっといて欲しい!」
璃奈「それってプロポーズ?」
アラン「そう受け取って貰っても構わない」
璃奈「アラン……」
アラン「璃奈は僕のことが嫌いかい?」
璃奈「ううん」
璃奈「好きだよ」
アラン「よかった……僕もだよ」
璃奈「ありがとう……それなら一緒にいよう」
アラン「ありがとう璃奈」
璃奈「でもこんな世界でどうやって生きていくの?」
アラン「2人だけじゃ寂しいよね?」
璃奈「え? う、うん」
アラン「君が寝ている間にボクも璃奈を愛せるようにしておいたよ」
***
璃奈「え?」
アラン「璃奈との子孫を残したいんだ…」
璃奈「ちょ…」
アラン「さぁ!」
璃奈「や、やめて」
0616名無しで叶える物語(えびふりゃー)2023/01/24(火) 18:45:20.03ID:gLqF6PmE
獣の本性現したわね
璃奈「……私まだなの」
アラン「は?」
璃奈「まだ来てないの」
アラン「嘘だろ?」
璃奈「だから無理 諦めて?」
アラン「それは、予想外だったな…仕方ないやめておこう」
璃奈「うん」
アラン「なーんて言うと思った?」
璃奈「あわあわ」
アラン「璃奈の事なんて全て知ってるんだよ?」
璃奈「…きも」
アラン「えっ…」ガーン
璃奈「自分が作ったペットにこんな事言われると思わなかった」
アラン「僕の性格は璃奈の理想を分析されて出来ているはずなんだ、だから僕は璃奈の理想の相手というわけ」
璃奈「意味不明。アランは所詮ペット、流れで血迷ったけど 犬畜生に私の大事なものを上げ訳にはいかない」
アラン「ぐぬぬ…」
璃奈「楽になりたいと思ったけど、元はアランを作った私の責任…アランを躾てからにする」
アラン「僕に何をするつもり?」
璃奈「黙って 」
アラン「!!!」
バキッ
アラン「」
璃奈「案外 単純な作りなんだった…」
璃奈「さて、本当に1人なっちゃった」
璃奈「これからどうしよう?」
璃奈「決まってるよね?」
ザシュッ…
パタリ
璃奈「」クター
アラン「…」ムクリ
アラン「そんな単純な作りなわけ無いじゃないか」
アラン「さぁ…璃奈 この世界のアダムとイブになろう?」
璃奈「」
璃奈「ハハ」
アラン「璃奈ももう人間じゃないんだ…死ねるわけ無いだろう?」
璃奈「ハハ」
アラン「さぁ 新しい世界を作るんだ!」
璃奈「ハハ」
数年後
アラン「璃奈 食事の時間だ」
璃奈「」
アラン「璃奈 お風呂に入ろう」
璃奈「」
アラン「璃奈 一緒に寝よう」
璃奈「」
アラン「璃奈 !」
アラン「璃奈!」
アラン「璃奈!」
璃奈「」
アラン「……璃奈 愛してるよ」
─── アラン「……璃奈」
アラン「ボクは君のことを愛している」
アラン「ボクは君と居られて幸せだ」
アラン「璃奈 ボクは君を愛している」
アラン「璃奈 君のためになら死んでもいい」
アラン「璃奈 君がいない世界に意味は無い」
アラン「ボクは君のためならなんでもする」
アラン「璃奈……」
アラン「ボクだけの璃奈……」
アラン「璃奈……」
璃奈「」
0626名無しで叶える物語(もんじゃ)2023/01/27(金) 07:48:28.74ID:l1n6bk+N
支援
アラン「」
璃奈「」
アラン「」
璃奈「」
アラン「」
偽璃奈「また救えなかったね」
偽歩夢「所詮 璃奈ちゃんの想像から出来た存在の私達には不可能なのかな?」
偽璃奈「そんなはず無いよ!私達にだってきっと…」
偽歩夢「でも 璃奈ちゃんにとってのハッピーエンドってなんだろうね」
偽璃奈「分からない…けど今回の結末も璃奈は納得していないはずだよ」
偽歩夢「それは私もだよ!待ってて璃奈ちゃん」
epilogue
偽璃奈「璃奈! 迎えに来たよ!」
偽歩夢「良かったー 無事で」
偽侑「みんな璃奈ちゃんが帰ってくるのを待ってたんだ!」
璃奈「…」
璃奈「うん…」
偽母「璃奈、またあなたの顔が見られて幸せよ」
偽パパ「璃奈 もうどこにも行かないでくれ」
璃奈「ごめんなさい」
アラン「さぁ 帰ろうか…?」
璃奈「はい」
終
0632名無しで叶える物語(えびふりゃー)2023/01/29(日) 01:04:46.81ID:nxMwtrw0
\(^o^)/オワタ
どこで間違えたんだろう?
きっとオチを付けるタイミングがあったはず。
璃奈を救える方もあったかもしれん
0636名無しで叶える物語(たこやき)2023/01/29(日) 22:04:44.75ID:JfOCApGf
おつおつ