姫乃「...ガサゴソ」
姫乃「あとはこれをここに入れたら完成かな」
姫乃「あまり物を持っていなくてよかったぁ...」
姫乃「本とか沢山持ってたら引っ越しどうなってたんだろう?」
ただいまぁ〜
エマ、お帰りなさい
今日はね、お肉が安くてね
うんうん、何作ってくれるの?
姫乃「...」
姫乃「二人ともやっぱり仲がいいんですね」
姫乃「はぁ...」
姫乃「素直じゃないなぁ、私も」
姫乃「エマさんにやきもち焼いちゃうなんて」
姫乃「早く、早く答えを出さないと」
姫乃「(エマさんは、相手の幸せが自分の幸せに繋がるって言ってて、果林さんが二人目の婦人を作る事に割り切ってる)」
姫乃「(こんなに相手を思ってる人がいるのに、果林さんはどうして私を?)」
果林「今日もエマのご飯は美味しいわね」モグモグ
果林「あら?姫乃、箸が止まってるわね」
エマ「美味しくなかった?頑張って日本料理作ってみたんだけど...」
姫乃「あっ!いえ、そんな事はないです」
姫乃「美味しいですよ。特に唐揚げ!」
エマ「それなら良かった。おかわりあるからね。遠慮しないでね!」
姫乃「はい!」
果林「...」むむっ
コンコン
果林「姫乃、いる〜?」
姫乃「はーい」ガチャ
果林「どうかしら?今の暮らしは?」
姫乃「一人暮らしとか、シェアハウスってしたことなかったので、とても新鮮です。こうやって果林さんに好きな時に会えるのって、嬉しくて」
果林「そう、とりあえずは順調そうね」
果林「明日からまた大学でしょ?ここから駅の行き方を確認しといた方がいいわ。迷うから」
姫乃「果林さんほど音痴じゃありませんから、大丈夫ですよ」
果林「それもそうね。他にも何か相談したい事があったら、必ず周りを頼むのよ」
果林「これ、かすみちゃんの連絡先」メモペリッ
果林「悩みとか、私に中々言えない事とか出来始めると思うの。相談先はあったほうが良いし、色々話を聞いて参考にもなると思うから」
姫乃「あ、ありがとうございます」
果林「もうちょっと話していたいのは山々なんだけど、明日の仕事もあるから、これでおやすみ」
果林「暖かくして寝るのよ」ギュッ
果林「おやすみなさい」
姫乃「...おやすみなさい」ギューッ
次の日
姫乃「ふぅ...講義終わり」
モブ友1「ねえねえ姫乃、昨日、姫乃を〇〇駅の方面で見たんだけどさ、何してたの?」
モブ友1「家とは逆の方向じゃん、もしかしてぇ...彼女!?彼氏!?」
姫乃「そ、そんなのじゃありません!」
モブ友1「でも引っ越ししてたよね?業者の人もいたし」
姫乃「...ねえ、どこまで見たんですか?」
モブ友1「マンション入るところまで」
姫乃「はぁ...見られてたかぁ」
姫乃「私ね、最近住む所が変わったんです」
姫乃「高校の頃の先輩と、“シェアハウス”してて」
モブ友1「そっかぁ、姫乃、ずーっと家出たいって言ってもんね」
モブ友1「姫乃の夢が叶って良かったよ。応援するね!」
姫乃「ありがとうございます」
姫乃「じゃあ、私こっちなので」バイバイ
モブ友1「じゃーねー」バイバイ
姫乃「今日は遅くなっちゃったなぁ」
姫乃「さて、帰ったら、レポート進めて、洗濯物して、お風呂掃除しといて...」とぼとぼ
姫乃「駅はこっちだから、右に曲がって」
姫乃「前方に見える、あのシルエットは果林さん...?」
果林「でね、職場の人が、子猫を引き取ったんですって」
果林「写真貰ったわ。他の人にも見せて良いって言ってたから、エマにシェアハピよ」
エマ「わぁ...眉毛生えてる!かわいい!」
果林「エマも可愛いわね」
エマ「なになに急に?惚気?」
果林「...ちゅっ」
姫乃「....はっ」
姫乃「....」クルッ
姫乃「....」スタスタ
姫乃「(う〜っ!)」
姫乃「(本当はあの二人に溶け込まなきゃいけないのに!)」
姫乃「(なんで反対側の道歩いてるの私!)」
姫乃「(う〜っあーっ!)」
姫乃「(エマさんも果林さんも、私を大事に思ってくれてるのに!)」
姫乃「(私は全然二人に答えられてない...どうしたら良いの!?)」スタスタ
姫乃「私のバーカ!!」
通行人「!?」
姫乃「誰かに相談しなきゃ」ピラっ
姫乃「あっ、紙が落ちちゃった」
姫乃「...これかすみさんの連絡先」
姫乃「....」
姫乃「...うん」スマホポチポチ
おーい、姫乃先輩!
姫乃「かすみさん、こんばんは」
かすみ「こんばんは!」
かすみ「話は聞きました。果林さんについてですね」
姫乃「...はい」
かすみ「こんな所で長話はちょっとアレですから、カフェでも行きましょ」
姫乃「ありがとうございます。私の方が年上なのに、相談に乗って貰うなんて」
かすみ「いいんですよ先輩!恋愛に上も下もないですから!」
かすみ「こっちに良いカフェがあるんです」
お待たせいたしました。
カフェオレになります。
コトリ
かすみ「どうも」
かすみ「それで、話の内容ですが...」
姫乃「相談したい事は二つあって」
姫乃「果林さんとエマさんの2人に、上手く好意を返せず、嫉妬してしまうのと」
姫乃「果林さんが、本当に私を愛してくれているのか、不安になって....」
かすみ「ふむ...」ズズズ
かすみ「一つ目が嫉妬で、二つ目が不安、と」
かすみ「一婦多妻制では良くある事ですね」
かすみ「先輩、そこまで思い詰めないでください」
姫乃「...でも!」
かすみ「かすみんが、感情の上手な付き合い方を教えちゃいます!」
かすみ「嫉妬は誰にだってありますよ。かすみんにだってあります」
かすみ「一応かすみんが世帯の主(あるじ)だって決めていますが、逆に私が嫉妬する方って言うか、なんて言うか」
かすみ「りな子は一流大学飛び級で入学してるし、彼方先輩は二つ星レストランでシェフやってるのに、かすみんだけただの学生で、立つ背がないと言うか、ヒモというか...」
かすみ「私は2人の色んな所に嫉妬しちゃいます。そんな時は、何故その心が浮かび上がるのか、解きほぐすのがいいと思います」
かすみ「たとえば、先輩の場合、エマさんに嫉妬するのなら、この感情の起点を探す訳です」
かすみ「エマさんに嫉妬しているのは、果林さんに執着しているから。ではこの執着は何処から来たのですか?」
姫乃「果林さんへの執着....」
姫乃「(昔、ファッション誌に映った果林さんがカッコ良かったから...)」
0090名無しで叶える物語(SB-Android)2021/08/08(日) 01:25:04.72ID:2mPikZM0
かすみんは基本先輩呼び
姫乃「(かっこよくて、昔は憧れてた)」
姫乃「(対等な関係になった今は?憧れは何処にあるの?)」
姫乃「...最近思うんです。私の果林さんの思いは、憧れから来てるのか、それとも、人格に惹かれてるのかって」
かすみ「あー...」
かすみ「でも、好きである事には変わりないじゃないですか?」
かすみ「思うんですよ。愛してるとか、好きに一つの正解がある訳じゃないって」
かすみ「好きに正解とかつけていたら、私達の関係はどうなっちゃうんでしょうね?」
かすみ「色々な形があるんだなって事を理解してれば十分だと思います。複合的な愛の形がそこにあっても良いし、単純な愛があってもいい」
かすみ「姫乃先輩は、複合的な愛の形ですね」
かすみ「でも、気をつけてください。嫉妬や執着支配されると、相手の行動をコントロールしたくなります」
かすみ「私だけを見て、とかは嫉妬ではなく、欲のサインですね」
かすみ「そうならない為にも...えーっと、ここに...」
かすみ「あったあった。これです」
姫乃「メモ帳...?」
かすみ「そうですね、一旦気持ちの整理をつけて、自分を客観的に見れる様に、メモを付けるんです」
かすみ「後で読み返しても、しなくても、とりあえず書けば楽になりますから」
姫乃「そこまで考えてくださるなんて、ありがとうございます」
かすみ「いえいえ、当たり前の事をしたまでです!」
かすみ「えーっと、次が...」
かすみ「不安のお話でしたね」
姫乃「はい」
かすみ「不安も、根底を探って取り除く事が大事です」
かすみ「実は、時々りな子も同じ様な事を言っていた時がありまして...」
かすみ「りな子の場合は、両親と上手く行ってないから、でした」
かすみ「もしかして、姫乃先輩も、ご両親と何かありました?」
姫乃「....」
姫乃「.........」
姫乃「実は、最近、思う事がありまして」
姫乃「かすみさんは、私の家の事、少しだけ知ってると思います」
かすみ「華道の家元でしたっけ?」
姫乃「ええ、それで...」
姫乃「私以外に、兄弟姉妹が居ないので、実質私が次の当主で」
姫乃「それは、誰かと結婚して、次の世代を育てあげなきゃいけない事で」
姫乃「でも、それが私には出来なくて」
姫乃「私思うんです。歴代のある家や、名家などは、強い決まり事の狭い世界で生きているって」
姫乃「普通の人に比べたら、恋愛と結婚がセットになっていて、自由度がとても少ない」
姫乃「それに気づいたら、嫌で嫌で。何もかも、辞めてしまったんです」
姫乃「好きな人を愛する、それが家によって邪魔をされている」
姫乃「今の私は、果林さんに逃げてるだけかもしれませんね。それなのに、果林さんに愛して欲しいなんて...馬鹿馬鹿しいかも」
かすみ「うーん、悩ましいですね」
かすみ「姫乃先輩の悩みは、ご自身の家と恋愛の価値観がくっついている事に悩みを感じて、愛を渇望している所ですかね...」
かすみ「かと言って、先程の様に突き放した態度もできないし、家に介入する事も憚られる」
かすみ「うーん、現在の姫乃先輩について、何かご両親は言ってこないのですか?」
姫乃「...何も言ってこないです。放逐って感じで...」
かすみ「そう、ですか」
かすみ「姫乃先輩の家の事については、かすみんから言える事は少ないです。でも、一度ご両親と果林さんとの関係について、話し合った方がいいと思います」
姫乃「でも、なんて両親に切り出せばいいか、全然わからなくて...」
かすみ「それこそ、果林さんやエマさんとゆっくり話し合うべきだと思います」
かすみ「姫乃先輩が愛を欲しているのは、先輩自身の家が原因で、もやもやをしっかり言葉にして、共有した方がいいと思います」
かすみ「それに、最後に、八丈島で籍を入れる時、揉めちゃって家に戻る事になったら...」
かすみ「それこそ最悪のパターンです!」
姫乃「絶対にそれは避けたいですね」
姫乃「最低限すべき事が見えてきました」
姫乃「かすみさん、今日はありがとうございます!」
かすみ「いえいえ、やるべき事をしたまでです!」
姫乃「ただいま帰りました」ガチャ
姫乃「遅くなって申し訳ありません」
エマ「あっ!姫乃ちゃん帰ってきた!お帰り!」
エマ「ずーっと心配してたんだよ。何があったのかぁなって」
姫乃「ちょっと悩み事を相談してて...」
果林「おかえり姫乃。ずーっと待ってたわよ」
果林「夜ご飯まだなの。一緒に食べましょ」
姫乃「ごめんなさい。遅くなって」
果林「いいのよ。でもこれからは連絡入れて頂戴ね」
姫乃「はい!」
エマ「ねえ、今日のスイス料理はどうだった?」
果林「チキンのソテーね。バターの香りがとっても良かったわ!」
姫乃「付け合わせのサラダも美味しかったです!」
エマ「嬉しいなぁ。明日も頑張って作っちゃう!」
果林「明日もお願いね」
果林「ねえ、今日はちょっと夜更かししない?」
果林「3人揃って、映画なんてどうかしら?とびっきりのサメ映画よ」
エマ「あーっ、ツッコミ入れながら見る奴!やるやる!」
姫乃「あの...サメ映画ってどんなのですか?」
果林「クソ映画よ。まあ見たらわかるわ」
果林「今日はポップコーンも用意してあるの」
果林「ゼロカロリーだけど、コーラもあるわ」
果林「さーて、今日は夜更かしを楽しむわよ」
エマ・姫乃「おー!」
きゃーっ!サメが陸を歩いてる!
通行人がトイレで襲われたぞ!
果林「本当よくわからないわね、この映画」
姫乃「そんな事言ったら、私達の関係はもっとよくわからないです」
エマ「そうだねぇ、とっても不思議」
エマ「でもさ、サメが陸を歩いたり、トイレから出てきたりする映画が、自由な発想の映画があるんだから、恋愛観だって、もっと色々あってもいいよね」
エマ「勿論、お互いを傷つけ合わない範囲で、だけど」
エマ「そんな事思いながら、私は今の関係を続けてるよ」
姫乃「色々ですか...」
果林「恋愛観が自由なら、愛を表す方法も沢山あると思うの」
果林「一番はじめに愛があって、その次にそれを確かめ合う行為があるんだわ。軽いスキンシップから、セックスまで」
果林「みんな愛の行為について語りたがる。愛については語りたがらないわ。私から言わせれば、因果が逆転してるのよ」
果林「私はね、愛を重視したい。愛のないセックスなんてしたくないの」
姫乃「(そう言われると、ちょっとだけわかる気がする)」
姫乃「(引っ越し初日に、果林さんがハグだけでも十分って言った理由が)」
姫乃「(あの頃の私は、結論を急ぎすぎてたのかな?)」
姫乃「果林さん、エマさん、お話があります」
姫乃「はじめにエマさん」
エマ「?」
姫乃「私、エマさんに対して、ちょっと遠慮してる所があったなって思うんです」
姫乃「色々エマさんも考えて行動してくださったのに、私はその気持ちを汲み取れないで、一人で空回って」
姫乃「でも、私はエマさんの事も大好きですからね!」
エマ「え〜!?なになに?愛の告白!?」
エマ「モテモテで困っちゃう〜」
姫乃「次に果林さん!」
果林「何かしら?」
姫乃「果林さんにとって、愛とは何ですか?」
果林「そうね...愛は貫く事かしら?気持ちの軸を常に持つことよ」
姫乃「私は果林さんがどこまで愛してくれるのか、不安でした」
姫乃「でも、かすみさんとの対話で自分の中に眠っている問題に気づけて」
姫乃「果林さんの貫く気持ち、それをみんなにも見せつけてやりたい!」
果林「かすみちゃんとの会話で大分吹っ切れた様ね。よかったわ」
姫乃「私の問題はまだまだ山積していますが、3人でゆっくり切り崩していければいいなって」
姫乃「ある程度心の余裕が持てました」
姫乃「私も私で、私が生まれ持った物に、もうちょっと向き合ってもいいのかなって、そんな気もします」
果林「じゃあ来週ね」
姫乃「へ?」
果林「来週、姫乃の家いきましょう」
果林「もちろん、エマも一緒に」
エマ「わーお、なんか凄い事になっちゃうのかも」
エマ「絆創膏と湿布の準備しておくね」
果林「ちょっと、そんな仕打ちを受けるってまだ決まった訳じゃないわよ!」
姫乃「...入院の準備もしておいた方が...」
果林「姫乃までなんて事言ってるのよ!」
エマ「....ウト、ウト」
果林「エマ眠いの?」
エマ「うん、なんか今日はダメみたい」
姫乃「私が部屋連れて行きますから、今日はもうおやすみなさい」
エマ「ごめんね。映画最後まで見たかった」
果林「またサメ映画観賞会を開けばいいわ」
果林「おやすみ、エマ」
エマ「おやすみなさい」
姫乃「エマさん、こっちへ」
エマ「ありがとね〜」ガチャリ
果林「ふぅ、やっぱりサメ映画はよくわからないわ」
姫乃「なんでこんな尋常じゃない発想が出来るのでしょうかね?」
果林「あら、姫乃、戻ってたのね」
姫乃「...エマさん、あの後すぐ寝ちゃって」
果林「エマってば、異様に寝つきがいい時あるのよね。今日もそれなのかしら...?」
チェーンソーブルルン
これでサメを一網打尽!
果林「私ね、時々思うのだけど」
姫乃「はい」
果林「私達八丈島の制度って普通の人から見たら、異常に見えるわよね」
果林「よくわからない風習って言うか、常識」
果林「私は八丈島に生まれたから、この様な常識を持ち合わせるのか、それとも、自分の内面に持ち合わせていた物なのかって」
果林「私は後者を信じたい。私は私だから私なの。愛を貫いて、私が形成されていくの」
果林「ちょっと訳わからない話してしまったわ」
姫乃「...そんな事、ない、です」
姫乃「エマさんの愛は、相手の幸せを思いやる事、果林さんの愛は自分を貫く事」
姫乃「私の愛は、まだよくわからないですけど、正解は一つじゃないんだと思います」
姫乃「それこそ、果林さんが初めに言ってた、白とか黒とか単純じゃないって」
果林「ふふっ、最初の頃と比べると、随分と成長したわね、姫乃」
姫乃「そう、ですか?」
果林「ええ、誇っていいのよ」
果林「姫乃、ちょっと横に来て」
姫乃「?」
果林「ご褒美」💋
姫乃「か、かかかか果林さん!?」
果林「姫乃が自分なりの愛を見つけたら、その時に続きをしましょう」
果林「大人のキスの約束よ。覚えておいて」
果林「それじゃあ、私先失礼するわ」
姫乃「はわわわわわ....」
姫乃「ファーストキッスって、全然レモン味じゃなかった...」
姫乃「はっ!?」
姫乃「ってポップコーンとコーラが出しっぱなしです。片付けないと」
姫乃「テーブルも拭かないと。とほほ...」
次の日
果林「今日はエマはお昼から授業なのね」
エマ「うん、少しゆっくりしてるよ」
果林「姫乃、準備出来た〜」
姫乃「はーい、今行きます!」ドタドタ
エマ「姫乃ちゃん、髪飾り忘れてるよ!これっ」
姫乃「あっ、ありがとうございます」
エマ「それじゃあいってらっしゃいのハグ」
果林「行ってくるわね、エマ」ぎゅー
姫乃「エマさん、行ってきます」ぎゅー
エマ「いってらっしゃい!」
果林「今日の晩御飯なんだと思う?」
姫乃「最近日本料理が出てないので、それとか」
果林「んー、じゃがいも買い込んでたから肉じゃがかしらね?」
モブ女「おーい、姫乃」
姫乃「あっ、モブ女さんこんにちは」
モブ女「ねえねえ、もしかしてこちらが高校の頃の先輩?」
モブ女「ってモデルの朝香果林さんじゃん!」
果林「あら、私の事知ってるのね。ありがとう」
モブ女「こんな凄い人と“シェアハウス”してるなんてさ!姫乃早く言ってよ!」
姫乃「果林さんは高校の頃の先輩じゃありません、私の妻で、今同棲してるんです!」
モブ女「え?今なんて?」
姫乃「だから妻で同棲」
モブ女「えーー!?」
それからの私達の関係は、すぐさま学部を駆け巡り、私にはよくわからない眼差しが向けられる様になりました。
あれから、1週間後。
エマ「果林ちゃん、もういっぺん後見てもらっていい?」
果林「大丈夫よ。エマは何着たって似合ってるわ」
姫乃「そう言う果林さんは、スカーフ曲がってます」
果林「あ、あら、私としたことが」クイっ
果林「すぅ、はぁ...」
果林「いよいよね」
姫乃「(改めて見ると、おっきい家だなぁ)」
姫乃「(それは私が、それだけ大きな物を背負っているって言う意味)」
姫乃「(がんばれ。がんばれ。がんばれ)」ガラガラ
「「「ごめんください」」」
おしまい
結構シリアスな感じになってしまいました
なので、後でにほ八・スイ八・にほスイのイチャラブ書こうと思います
その他好きなシチュエーション、やってほしいネタありましたらお題として募集します
ゆっくり消費していこうと思います
乙でした
かすみんたちの時はどういうふうに形成されて行ったんだろ
乙
3人でマンイーターとかサメポリーとかサメマゲドンとかどうですか
0123名無しで叶える物語(SB-Android)2021/08/11(水) 05:17:32.84ID:eXJ7MZM9
せっかく島民がいるんだから断然Beach Sexでしょ
あとアルプス民もいるから眺めの良い頂上でmountain fuck
3Pでcunnilingusもいいな
個人的にはmassage系の動画が好きだからそれも良し
大和撫子とモデルと巨乳スイス人の豪快なLesbians playを頼むよ
定期的に良質なにほスイ、にほスイ八を供給してくれるのありがたい