かすみ(ん? しず子から電話!? 珍しいな・・・)

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0001名無しで叶える物語(さくらんぼ) (無能) (ワッチョイ b28b-2aLy)2021/06/10(木) 12:18:29.27ID:voru83YU0

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 ガチャ

 バタンッ


かすみ「りな子、お待たせ・・・」


璃奈「!?」

璃奈「泣いてたの?」

かすみ「うん・・・・・・」


璃奈「もう大丈夫?」

かすみ「うん、大丈夫」


璃奈「侑さんの洗脳は解いたよ」

かすみ「侑せんぱい・・・ やっぱりそうだったんだね」

璃奈「研究所で記憶もある程度消したから、普通に暮らせるようになると思う」

璃奈「侑さんは無事に家まで送ってきたよ」

かすみ「りょーかい」


璃奈「とりあえず、走りながら話そうか」


 キュルルッ

 ヴォォォァァァン・・・・・・


璃奈「でもね、メール見たと思うけど、私のミスで1番最悪なケースになってしまった・・・・・・」

かすみ「いや、りな子は今までよくやってくれたよ」

かすみ「私は何も責めない」

璃奈「そう言ってもらえると少し救われる・・・・・・」


かすみ「2択っていうけどさ・・・ 実質1択だよね?」

璃奈「そう・・・ 向こうに協力すると言っても、間違いなく全てを搾り取られてから捨てられる・・・・・・」

かすみ「だよね」


璃奈「あとは分かるよね?」

かすみ「うん・・・」


璃奈「かすみちゃんもそう言うと思って、向こうには前向きな話がしたいから私の研究所に明日の23時に来て欲しいと伝えた」

かすみ「りょーかい・・・」


璃奈「あと何かある? 無ければ向かうよ?」


かすみ「うん」

────
──


〜某所〜


かすみ「ふぅ、もう少しで日付が変わるね」

璃奈「丁度いいんじゃない?」

かすみ「そうだね」 ニコッ


かすみ「それにしても、見事な断崖絶壁・・・ そして海・・・・・・」

かすみ「こんなドラマに出てきそうな場所、よく知ってるね・・・ りな子・・・」

璃奈「やっぱり、なんだかんだで都合いいんだよ・・・ こう言う場所はね」


 ガチャ パカッ


璃奈「よいしょっと!」 ポイッ


かすみ「ん? 今の研究所の地下室にあったやつじゃん」

璃奈「奴らに取られるくらいなら捨てる」

璃奈「その方が浮かばれる・・・・・・」

かすみ「そだね・・・・・・」


璃奈「向こうが欲しそうなものは全部処分したよ」

かすみ「抜かりない?」

璃奈「今度は間違いなく」


璃奈「かすみちゃん、これ飲んで?」

かすみ「うん」


璃奈「あんっ」 ゴクリッ

かすみ「あむっ・・・」 ゴックン


璃奈「これ飲んどけば少しは楽出来るよ?」

かすみ「ありがとね」


かすみ「これが前に言ってたファイナルフェーズ?」

璃奈「そう・・・」



璃奈「楽しかったね・・・・・・」

かすみ「うん、楽しかった・・・・・・」


璃奈「行こうか」

かすみ「手、繋ごう?」

璃奈「うん」


かすみ・璃奈「せーの!」




 バッ






────
──

敵「この高さから落ちれば生きてはいまい」

〜翌日・23時〜


 ブウウウウウウン・・・


 ガチャ

 バタンッ


 (しかしまぁ、調べてみたら衛星画像にも全く写らないなんて・・・ 凄いよ、天王寺璃奈・・・・・・)

 (最後の面談場所を今まで隠していたここにするということと、前向きな話がしたいということは観念したということだね・・・・・・)

 (それだと、我々の成功報酬が満額で貰えるから実にありがたい・・・・・・)


 (しかし、約束の時間だというのに、天王寺璃奈と中須かすみはまだ来ていないのか・・・・・・)


 ジリッ・・・ ジリジリッ・・・


 「!?」

 「まさか!?」


 ドンッッ

 プシュウウウウウウウ・・・・・・


 「ゲホッ・・・・・・ ゲホッ・・・」

 (くっ!・・・ ハメられた・・・・・・)


 「ゲホッ・・・・・・」

 (なんだ・・・ このガスは・・・・・・ や、やばい・・・・・・)


 バタッ


 「う、ううっ・・・・・・」



────
──

〜数日後・しずくの部屋〜


 ガチャ


しずく「ただいま・・・」

しずく(って・・・、だれもいないんだよね)


しずく(帰って来たときにかすみさんが出迎えてくらたらどれだけ幸せを感じられるだろう・・・・・・)


しずく(あれから相変わらず電話もLINEも反応ないし・・・・・・)

しずく(また山奥に行っているの?)


しずく(今度から行き先はハッキリさせるようにしなきゃ・・・・・・)





しずく(テレビでもつけようか・・・)


 パチッ・・・



────続いてのニュースです。

────昨日、○県◇市の沖合で2体の水死体が発見された事件で、警察は遺体の損傷が激しく身元が特定出来ずにいましたが、近隣の沿岸部を捜索したところ乗り捨てられた車両と残された遺品から、東京都在住の天王寺璃奈さんと中須かすみさんの遺体である事が判明致しました・・・・・・



しずく「!?」


 ガタッ


しずく「え!? 」

しずく「空耳だよね・・・・・・」


しずく「え?? 何このテレビに映った名前は・・・」

しずく「幻覚を見るくらい疲れてるの? 私・・・・・・」


しずく「・・・・・・・・・・・・」

しずく「うそだよね??」


 ♩〜♩〜♩〜(着信音)


しずく(電話! どうせ、かすみさんと璃奈さんの手の込んだいたずらなんだ・・・・・・)





しずく「もしもし・・・」


しずく「えっ・・・・・・・・・・・・」


しずく「は、はい・・・・・・」


しずく「わかりました・・・・・・」ガチャ




しずく「・・・・・・・・・・・・」


しずく「うっ・・・ううっ・・・・・・・・・」

しずく「うわあああああああっ・・・ うううっ・・・・・・ 」


しずく「ううううあああううう・・・・・・・・・・・・」



────
──

────


しずく(その後、私は2人の葬儀に参列した・・・・・・)

しずく(実感が湧かないから涙が一滴も出なかった・・・・・・)



しずく(でも、ついこないだまで、一緒にいたかすみさんがいない)

しずく(璃奈さんも・・・・・・)





しずく(私にはもう何も残されていないと感じる・・・・・・)

しずく(もう、仕事も満足にこなせる気力が無い・・・・・・)



しずく(私も後を追おう・・・・・・)



しずく(かすみさんと璃奈さんは待っていてくれているはず・・・・・・)

しずく(包丁・・・・・・ どこだっけ・・・・・・)



しずく(ああ、台所だったか・・・・・・)



 ガンッ



しずく「・・・・・・っつ」 イラッ


しずく(これはかすみさんが送ってきた荷物・・・・・・)

しずく(なんで邪魔するの? かすみさん・・・)



しずく(かすみさんに会いたいだけなのに・・・・・・)

しずく(こんなの残されても・・・・・・ 私が女を磨いて見せたい相手がもういないんだもの・・・・・・)


しずく(要らないよ・・・ こんなの・・・・・・・・・)









しずく「・・・・・・・・・・・・」 ガクッ

しずく「ああ・・・」


しずく(そういえば・・・ 一緒に入ってた封筒・・・・・・)

しずく(閉まっておけって・・・ かすみさんが言ってたな・・・・・・)


しずく(何の時開けろって言ってたんだっけ・・・・・・)




 ガサッ




しずく(あった・・・・・・)



 ビリッ

 ガサゴソ・・・



 ポロッ



しずく「??」


しずく「SDカード?」




しずく「パソコンに繋ぐと何か入っているのかな・・・・・・」






 パチッ



 カチッ カチッ



しずく(ファイルが複数・・・)


しずく(1番上から見ていくかな・・・・・・)



しずく(・・・・・・ もし、これを読んでいるならば??)




しずく「!?」


しずく(そ、そんな・・・・・・)




しずく(うううっ・・・・・・ グズッ・・・・・・・・・)

しずく(ううううううっ・・・・・・ うああっ・・・・・・)

────────────

────────

────


〜2年後・都内某所〜


しずく「どうしました? 急がないと遅れますよ?」

部下「すみません、社長・・・ 道路が少し混んでまして」

しずく「今日は新製品の記者発表ですので遅れないよう到着してください」

部下「道路状況次第ですが善処します・・・・・・」



しずく「あ・・・」

部下「どうされました? ・・・ああ、あの看板に描かれているのは今話題の女優さんですね」


しずく「私も昔は女優を目指していたんですよ」


部下「何度もお聞きしましたので存じ上げておりますよ」

部下「でも、世界を驚かせた美容商品の数々をプロデュースする若き美人社長として有名になられたじゃないですか」

部下「ある意味女優よりも凄いことかと思いますが・・・」




しずく「私は大切な人たちが残してくれたものを言われた通りに運用しているだけですから・・・ 何も凄くありません・・・・・・」


しずく(でも、私がこうしていることで、かすみさんと璃奈さんは私の中で生き続けているのだと感じる・・・・・・)

────
──


〜会見終了後〜


部下「社長、お疲れ様でした」

しずく「いえ、無事に終えましたね」

部下「今回は取材に訪れた記者の数が過去最高でしたよ」

しずく「それは凄いですね」



部下「では、本日はこのまま会見会場で利用したホテルに部屋を取っておりますので、宿泊し明日本社に戻りましょう」

しずく「わかりました」


しずく「ちょっと気晴らしに、周辺を歩いてみませんか?」

部下「悪目立ちしませんか?」

しずく「大丈夫ですよ」 ニコッ


部下「写真撮られてネットに上げられても知りませんよ?」


しずく「いいのいいの!」

しずく「うーんっ! 有名になってしまってからは人目を気にしてばかりで疲れていたんです」

部下「それはお気の毒です」


しずく「たまに自由に歩き回るのも悪くないですね」 ニコッ


部下「私は心配ですが・・・ 意外と、周りの人々から気付かれませんね」

しずく「そんなものですよ」

しずく「地元だとそうはいきませんけど・・・・・・」




しずく「はぁっ・・・・・・ ホテル帰ったらお酒飲もうかなぁ・・・・・・」

部下「ほどほどにしてくださいね」










 「────りな子ぉ! ちょっと待ってよ!」

 「────そんな暇無い、早く行くよ」

 「────ちょっとくらいいいじゃんっ! ケチ!」






しずく「!?」


 バッ


しずく「え・・・・・・・・・??」

部下「どうしました?」




しずく「空耳ですよね・・・・・・ これだけ大勢の人が歩いているのですから・・・・・・」






しずく(空耳だとしても・・・ またあの声が聞けた気がして嬉しかった・・・・・・)






〜Fin〜

おつ
生きてたらいいなーと思ったら生きてて良かった
後NTRとか無く純愛だったのも良かった

りな子ぉ…

ほろ苦いENDだった……

あの居酒屋で笑い合う4人のカットでスタッフロールや…

0331名無しで叶える物語(庭) (アウアウカー Sa43-ehIe)2021/06/20(日) 06:43:10.64ID:DSyl8cu+a
生きてるのか?
空耳なのか?

0332名無しで叶える物語(茸) (スプッッ Sd5a-LA4V)2021/06/20(日) 07:56:09.70ID:RB65EcODd

このりなりーならホムンクルスくらい作れそう

生きてたならコンタクトとるだろうしやっぱ…

0334名無しで叶える物語(庭) (アウアウカー Sa43-ehIe)2021/06/20(日) 09:39:47.65ID:DSyl8cu+a
本当に生きてるパターンだとすると死んだふりだろうから近しい間柄の人にも連絡とらないんじゃないかと

生きてるのかやっぱり死んでるのか分からないけどビターな終わり方には違いないね
でも面白かったよありがとう


ハッピーエンドでは終わってくれなかったか…

ええ話やなぁ。・(つд`。)・。

────────────


〜エピローグ〜

 「久しぶりの日本なのにさぁ、ちょっとくらいいいじゃんっ! ケチ!」 プンプン

 「忘れたの? 私たちはこの国で一度死んでるんだよ? 存在しない人間なの」

 「どうせバレないってぇ〜」

 「とにかく、目的を終えないとダメ」

 「終わったらいいの!!?」 パァッ

 「そんなこと一言も言ってない」

 「がーん・・・・・・」 ガクッ


 「それにしてもさぁ、しず子は上手くやってるみたいだね」

 「1番の被害者はしずくちゃんだと思うから、あんなので償いになっていればいいけど・・・」

 「さっきさぁ、しず子が街頭のテレビでチラッと映ってたけど、かすみんより綺麗だった!」

 「モテるだろうね」

 「そ、それはだめ〜!!」 プンプンッ





 「────ホテル帰ったらお酒飲もうかなぁ・・・・・・」

 「────ほどほどにしてくださいね・・・・・・」





 「!!」

 「え!?」 クルッ


 「どうしたの? 立ち止まって」

 「今、しず子とすれ違ったような・・・・・・」


 「芸能人並に有名な美人社長がのうのうと街を歩き回ってるわけないよ」

 「そうだよね・・・・・・」


 「急ぐよ?」

────
──


〜しずくが宿泊するホテル〜


しずく(ふぅ・・・・・・)


 カシュッ


しずく「んぐっ・・・ んぐっ・・・・・・」 プハアッ

しずく(やっぱ仕事のあとのビールは最高だよね)


 コンコンッ


しずく「はーい」

部下「社長、すみません」

しずく「どうしました?」

部下「ホテルの従業員の方からですが、社長に面会されたいという方がロビーにいらしているようなのですが・・・」


しずく「誰でしょう? 私は思い当たる節がありませんね」

部下「断ってもらいましょうか?」


しずく「その方が間違いないでしょう」

部下「分かりました。ではお引き取り頂くように致します」


しずく「よろしくお願い致します」


しずく(うーん、誰だったんだろう・・・・・・)

────
──


ホテルマン「面会には応じられないとのことです」


 「そうですよねぇ・・・」

 「無理言ってすみませんでした」


 「仕方ないよ、諦めて帰ろ?」

 「うううっ・・・ せっかく日本に来れたのにぃ〜」


 「さすがに私たちの本名を名乗るわけにはいかないし、偽名では怪しすぎるし、名乗らずに話し通して貰えただけでも良しとしよう」


 「はぁ・・・ 少しでもいいから話したかったな・・・」 ガクッ


 「時間無いし帰ろ? そろそろ港に船が到着する手筈になってる」

 「次はいつ日本に来れるかな?」

 「それは分からない」


 「でもこうして限りなく近くまで来れただけでもよしとしようかぁ」

 「そうだね」


 「行こうか、りな子・・・」

 「うん」

────
──


しずく(ダメだ・・・ 妙な胸騒ぎがするからロビーまで降りて来てしまった・・・・・・)

しずく(私に面会しに来たというのは誰?)


しずく(でも、もう誰もいない・・・・・・)




しずく(はぁ・・・ そんな奇跡は起きるはずがないのに、期待してしまう自分がいる・・・・・・)



しずく(今日はもう少し飲もう・・・ 近くのコンビニで買って来ようかな・・・・・・)

0343名無しで叶える物語(SIM) (ブーイモ MM26-dSZD)2021/06/20(日) 22:42:57.12ID:tm00ERGqM
一気に読んでしまった
途中からソワソワしっぱなしだったし
正体が判明してくる後半からの勢いエグかった
エピローグも楽しみです

────
──


〜コンビニ〜


 「せっかく日本に来たんだから、日本らしいものくらい食べてもいいよねぇ?」 ニヤニヤ

 「何買うの? おまんじゅう?」

 「そ! ずっとあっちの国の食事ばかりだったからこういうの恋しかったんだよね〜」 ニッコリ


 「私も日本酒でも買っていこうかな」

 「どうせ国籍も何もない私たちが乗る密航船には何持ち込んでも問題ないしね」 ヒッヒッヒ・・・

 「それについてはそのうち何とかするから」


 ガバッ


 「この冷蔵庫開ける感覚、懐かしい・・・」

 「そしてこのワンカップ、実に風情がある」


 「かすみんにはよく分からないよ・・・」


しずく「あ、すみません・・・ 商品取らせて貰っていいですか?」


 「あっ、邪魔してすみません・・・ どうぞ・・・」


しずく「あ、ありがとうございます・・・」 ペコッ


 「りな子がさっさと選ばないからぁ!」

 「ちょっと反省」


 「じゃあお会計済ませて、あとは向かおう」

 「りょーかい」

0345名無しで叶える物語(庭) (アウアウカー Sa43-ehIe)2021/06/20(日) 22:50:31.88ID:DSyl8cu+a
エピローグだと!?





しずく(りな子?)


しずく(でも、そういう名前の人はたくさんいるから・・・ 過剰に反応してるだけ・・・・・・)

しずく(私もレジに並んで会計したらホテルに帰ろう・・・)






 ピッ ピッ ピッ


店員「合計で・・・・・・円になります」


 「一万円から」 スッ


店員「お返しが・・・・・・円ですね」 スッ

店員「ありがとうございました」 ペコッ


 「いい買い物ができたねぇ〜」 ニヒヒ

 「船で日本酒飲んだら船酔いするかな」




しずく「これ、お願いします・・・」

店員「いらっしゃいませ」


 ピッ ピッ


しずく「・・・・・・・・・・・・」


しずく「・・・・・・え!?」 ビクッ


店員「お会計、・・・・・・円になります」


しずく「・・・・・・・・・・・・」 ドキドキ・・・


店員「お客様?」

しずく「はっ! すみません! これで!」 スッ


 ピッ


店員「カードとレシートのお返しです」 スッ

店員「ありがとうございました!」


 ダッ


しずく「まだ外にいる!?」 キョロキョロ・・・

しずく「・・・・・・」

しずく「い、いないか・・・・・・」 ガクッ




しずく(そもそも・・・ 何の期待してるんだろ・・・・・・)

しずく(2人はもう亡くなっているのに・・・・・・)


しずく(・・・・・・・・・)

しずく(ホテルに戻ろう・・・・・・)







 「しず子・・・・・・・・・・・・?」


しずく「・・・・・・・・・・・・」



 「ねぇ、しず子??」


しずく「え?」

しずく「う・・・ うううう・・・・・・ うそ・・・・・・?」


 ポロッ ガシャンッ・・・


しずく「あ、あああ・・・ あれ? おかしいな・・・・・・」 ブルブル


かすみ「よかった・・・・・・ 会いたかった・・・・・・」 グズッ・・・


しずく「ほ、ほんとうに・・・ かすみさんなの??」 ウルウル


かすみ「うっ・・・ ぐっ・・・ そ、そうだよぉ?」


しずく「うううううっ・・・・・・」

かすみ「じずごおぉぉぉぉ・・・・・・」


かすみ「よ、よがっだぁ・・・ 会えて・・・・・・」


しずく「ううううっ・・・ ううっ・・・・・・」 シクシク・・・


かすみ「はぁっ・・・ ぐすっ・・・・・・」

かすみ「しず子・・・ 時間無いからもう行く・・・・・・」


しずく「うん・・・ 分かった・・・・・・」

しずく「璃奈さんも・・・・・・」


璃奈「よかった、しずくちゃんが元気そうで」

しずく「うん、2人のおかげで元気だよ」 ニコッ


しずく「ま、また・・・ 会えるかな・・・・・・」


璃奈「多分ね」


しずく「楽しみにしてる」


かすみ「浮気しないでよ! しず子!」

しずく「しないよ!」



かすみ「・・・あははっ」 ニコッ

しずく「・・・ふふっ」 ニコッ



かすみ「じゃあ、次会う時にたくさん話そ?」



しずく「うん、ありがとうね・・・・・・」



────
──

10日間掛かってしまいましたが、ありがとうございました。


m(_ _)m

更新が楽しみな作品だった
ありがとう

0351名無しで叶える物語(茸) (スプッッ Sdba-LA4V)2021/06/20(日) 23:18:28.43ID:N5C+RxR0d
これが本当に最後か…
ハッピーエンドをありがとう

ちゃんと会えてよかった
死に別れでも生き別れでも残されたしずくが可哀想だったからホッとした

よかった
生きてた

ハッピーエンド

良かった…

0356名無しで叶える物語(庭) (アウアウカー Sa43-ehIe)2021/06/21(月) 00:09:46.39ID:GaN4ahdva
大作をありがとう


大作だったな乙

楽しめました。ありがとう

エピローグありがとう
救われた

死を偽装しただけでかすりなの二人の容姿は整形とかせずにそのままなのかな?
なんにせよ完結乙

侑ちゃんがビール狂になってたのも全部洗脳のせいなんだ

神SS

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