0001名無しで叶える物語(茸)2021/02/17(水) 12:49:16.17ID:eNU3hrMZ
代行
侑(うん、ここも美味かった。やっぱ二郎は最高だよ)お口拭き拭き
侑(ふう、時間余ったな)
侑(家帰っても暇だし学校行って同好会に顔出すかな。最近行ってないしね)
侑(洗濯物溜まってたりして・・・)
0092名無しで叶える物語(茸)2021/02/17(水) 20:49:11.07ID:nk8kRgiE
>>90
ですね、麺半分野菜少なめで普通のラーメンくらいです。 気になるけどキャベツももやしも嫌いやから敬遠してるわ
野菜込みでの料理というのはわかってるけどどうしても麺とスープと肉だけ食べてみたい
食べ終わるともう脂はこりごりだよ〜ってなるけどしばらく経つとまた食べたくなる不思議
府中だかどこかの店長がワンオペで営業中にちょっとおかしくなったって聞いたことあるな
そのちょっと前に行ったからすごくびっくりして覚えてる。細いおっさんだったからな
ワンオペじゃないけど小滝橋のオヤジはけっこう年齢いってるから続くか心配
〜虹ヶ咲学園〜
侑(朝から学校サボったのに午後から学校くるのもなんか不思議だよね)
侑(ロッカーでジャージに着替えようかな)
侑(ん?下の腰回り少しキツいような・・・)
侑(久々だから気のせいかな)
〜部室〜
ガチャ
侑「みんなー久しぶり!元気に練習してた?」
果林「あら、侑じゃない、随分久しぶりに見たけど何してたの?」
果林「って、あなた!ちょっと!太ったんじゃない!?」
侑「え?そうかなぁ?変わりないと思うけど」
かすみ「絶対太ってますよ!侑せんぱい!」
歩夢「・・・。」
侑「みんなに言われるとホントに太った気になっちゃうよー」アハハ
せつ菜「それにしても、しばらく何されていたんですか?学校に登校してない時もあったようですし」
侑「フッ、せつ菜ちゃん。私はね、新しい大好きを見出したんだよ」
せつ菜「え!新しい大好きですか!それは素敵です!」キラキラ
せつ菜「さすが侑さんですね!」
侑「フンッ」ドヤァ
侑「なんていうかさ、私の新しい戦場かな」キリッ
せつ菜「ええ〜!かっこいいです!何ですかそれは!?」
侑「せつ菜ちゃん、ラーメン二郎って知ってるかな?」
せつ菜「はぁ、名前くらいは。山盛りのラーメンですよね」
侑「そう、それこそが私の新しい戦場」
侑「せつ菜ちゃん、その様子だと二郎食べたこと無さそうだね」
せつ菜「はい、食べてみたいですがこわくて」
侑「仕方ないなぁ!一流ジロリアンの私が案内してあげてもいいんだよ?」ニチャア
侑「私が一緒なら安心して食べられるから!」キリッ
侑「エスコートは私に任せて」ドヤァ
せつ菜「侑さんがそこまでおっしゃるならお言葉に甘えてみましょうか!」
歩夢「・・・。」
璃奈「・・・。」
〜次の日曜日 待ち合わせ場所〜
侑「お待たせ、せつ菜ちゃん」
侑「じゃあ行こうか!」
せつ菜「はい!よろしくお願いします!」
侑「電車でちょっと遠くまで行くから」
侑「私もその店は初めてだけど、歴戦の私がいるから心配しなくていいからね」
せつ菜「はい!ありがとうございます侑さん!」
侑(電車に揺られて遠くまで来た)
侑「あそこだね、大きな看板があるところの一階にあるはずだよ」
せつ菜「もう並んでいる方がいますね!ラーメン屋の行列に並ぶなんて私初めてです!」
侑「じゃあ私についてきて」ドヤァ
侑「ここはね、食券先買い制らしいんだ。ほら、開店前だけど入り口が開いてるからそこから入って食券を買う」
侑「私は小ラーメンを買うけど、せつ菜ちゃんはこのプチ二郎でいいかもね」
侑「あ、待って、やっぱりこのポッチというやつにしておきなよ」
せつ菜「分かりました」
侑「一度その外に出て列に並ぶよ」
せつ菜「はい!」
侑「ここはね、二郎の中でも有名な店の一つなんだ」
侑「様々な限定メニューもそうだし、何より量が多くて有名なんだよ」
侑「でもせつ菜ちゃんみたいな初心者向けのメニューもあるから安心だね」
せつ菜「はい!」
なんか雰囲気怖くて近くに寄ることあっても一度も行ったことないんだよなあ
侑「お、開いたね!」
侑「順番に入って行くよ。カウンターの奥から順番に座っていくんだ」
侑「この人数だと、ギリギリ席に座れそうだね」
侑「席についたら食券をここに置いてね」
せつ菜「はい!」
侑「あとはゆっくり待とう」
侑「それと、助手さんから声掛けられたらニンニクって答えてね」
侑「ニンニクは大丈夫?」
せつ菜「はい、大丈夫です!」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
侑(無事に着丼)
侑(ほぅ、デフォ野菜の盛り、なかなかじゃねーか)
侑(私を挑発してるのかな?上等だぜ)
侑(スープは乳化してる。ふむ、しょっぱさ加減も悪くない)
侑(豚も割と大きめに切られてるねぇ)
侑(麺は少し硬めかな)
侑「ズゾーーーーーー!ズッズッズッ」
侑(麺量は噂通り多いね。350gオーバーはあるかな)
侑(ん?チラッ
侑(なっ!同ロットの人が続々席を立ってるだと!?)
侑(くっ!やべぇ、私はあともう少し残っている!急いで食べ終えねば!)
侑(やはりここの常連は鍛えられてるな・・・)
侑(この私を焦らせるとは・・・)アセアセ
せつ菜「私も食べ終えました」ペカー
侑「よし、じゃあ帰ろうか」
侑・せつ菜「ごちそうさまでした!」
〜帰りの電車内〜
侑「どうだったかな?これが私の新しい大好きだよ」
せつ菜「はい、でも、私はスクールアイドルに夢中だった頃の侑さんの方が素敵だと思います・・・」
せつ菜「それに、なんだか体型も変わられました・・」
侑(せつ菜ちゃんなら分かってくれると思ったのに・・・)
侑(みんなで私の大好きを否定して!)
その後、電車の中は無言だった・・・
ーーーー
ーーー
ーー
ー
〜ある日の虹ヶ咲〜
侑(はぁ、なんだかみんな最近冷たいな)
侑(スクールアイドル同好会いるのも息苦しいし、辞めてラーメン二郎研究会立ち上げようかなぁ)
侑(璃奈ちゃんとしずくちゃんは入ってくれるよね・・・私の師匠だし)
侑(あとは誰かいないかなぁ・・・)
璃奈「侑さん!」
侑「あ!師匠!丁度探してたんだ!」
璃奈「侑さん、ちょっと夢中になりすぎて痛々しくなってるよ」
侑「!?」
侑「師匠まで!?私を否定するの!?」
璃奈「違うよ、侑さんは二郎が好き過ぎて勘違いジロリアンになってしまっているよ」
璃奈「今ならまだ戻れる、そして一流を目指そう」
侑「な、なにを!私はもう一流ジロリアンだよ!」
璃奈「侑さん、今週の日曜日、私に付き合って」
侑「??」「わかったよ」
〜日曜日〜
侑(とりあえずきたけど、璃奈ちゃんのマンションに集合してどうするんだろ?)
璃奈「あ、侑さん、この車乗って」
侑「え?どこいくの?」
璃奈「いいからいいから」バタン
璃奈「新幹線でもいいんだけど、たまには車もいいでしょ?」
璃奈「運転手付きでレンタカー手配したんだ」
璃奈「レンタル料については安心して欲しい」
侑「どこ行くの?」
璃奈「まぁ、楽しみにしていて欲しい」
侑(何だろう、まさか璃奈ちゃんまでダイエットしろとか言うんじゃないよね・・)
侑(山籠りして修行しろとか!?)
侑(冗談じゃない!)
侑(まぁ、なるようにしかならないか・・・)
ーーーー
ーーー
ーー
ー
〜車で数時間〜
侑「ここは!?」
璃奈「白虎隊といえば大体分かるかな」
侑「まさか!?」
璃奈「そう、ここにも二郎があるんだよ」
侑「おお!さすが師匠!!最高のサプライズだよ!嬉しいなぁ!ありがとう!!」
璃奈「じゃあ行こうか」
侑「うん!」
侑(へぇ〜、あるのは知ってたけど改めてこんな遠くまで来て二郎があるのは不思議な気分だ)
璃奈「何人か外待ちいるね、並ぼうか」
侑「うん」
〜ほどなくして入店〜
侑「食券機ここか。小ラーメンをポチっと」カランカラン
侑「って、えっ!座敷席あるよ!」
璃奈「そう、この店はグループ客用に座敷席もあるんだよ」
侑「そんな席あったら回転悪くなるじゃん!」イラッ
璃奈「いいからいいから」「まずはカウンターに座ろう」
侑「ルールは全く一緒みたいだね」キョロキョロ
璃奈「うん、そうだね」
侑「なんかさ、回転悪くない?着丼から席立つまでみんな遅すぎる気がする」ヒソヒソ イライラ
璃奈「いいからいいから」
助手「ニンニクいれますか?」
侑「ニンニク!」ドヤァ
侑「結構ボリュームあるね!」
璃奈「うん、そうだね」
侑「うわ!豚もでっか!」「これ、下手したら豚が小さめの店の倍以上あるよ!」
侑(スープも割と乳化してる。うん、美味い!)
侑「野菜も、え!?野菜うっま!!!」
璃奈「新鮮な野菜と綺麗な水がある土地柄だからこそだろうね」
侑「麺も太めで縮れてる!うわ!これも美味いなぁ!」
侑「ズズズゾゾゾゾゾッ!」
侑「ぷはぁ!あっという間に食べ切っちゃった!」
侑「でも、なんか皆んな食べるの遅くない?マナー違反だよ」
侑「食べ終わってるのに連れがいるからか席立たない人もいるし」イライラ
璃奈「この店はこれくらいは許容してくれるんだよ」
璃奈「もちろんマナーは大切だし守るのが前提だけどね」
璃奈「でも、凄く美味しかったでしょ?」
侑「うん!それはもちろん!」
璃奈「侑さんが最初は持っていたのに忘れてしまったのはそれだよ」
侑「え!?」
璃奈「二郎通になろうとして、ステータスばかり追いかけているうちに大切な事を忘れてしまった」
侑「・・・。」
璃奈「一流になったつもりだったみたいだけど、あれはにわかにありがちな恥ずかしいクズジロリアンだからね」
侑「うぅ・・・」
璃奈「初めて二郎食べた感動を思いだした?」
侑「そうだね、間違ってたよ私」
璃奈「ならやるべきことは分かるよね」
侑「うん!ありがとう璃奈ちゃん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後、侑は大切な気持ちを思いだし、くっそ恥ずかしいゴミジロリアンから脱却しましたとさ
おしまい
侑ちゃんが勘違いして痛々しくなるという風潮好き
乙
〜エピローグ〜
侑「あとはどうするの?帰る?」
璃奈「何を言っているの?ここまで来たらご当地ラーメンの雄、喜多方ラーメン食べなきゃ帰れないよ」
侑「えぇー!」
璃奈「あと3店回るからね!」
侑「師匠ぱねぇっす!」
璃奈「ラーメンは二郎だけじゃないから」
璃奈「侑さんは私から見たらまだまだにわか」
侑「ヒェー」
〜予告〜
本当に大事なことに気付いた私は
も う 迷 わ な い
comingsoon ?
0132名無しで叶える物語(しまむら)2021/02/18(木) 00:48:13.43ID:gShjUIuV
しずく途中から消えてて草
0134名無しで叶える物語(チキン)2021/02/18(木) 10:54:40.38ID:jgzDXpN1
s∞n
インスパイアしか食ったことないけど後半のチャーシューがキツい 逆にそれさえなければ大盛りでも食べられる
0136名無しで叶える物語(SB-Android)2021/02/18(木) 20:18:26.61ID:pydTOco6
>>64
目黒の小で麺半分からチャレンジしてみては 超次元オダイバのついでに横浜関内二郎行ったけどめっちゃ旨かった
二郎帰りだし同好会のみんな絶対臭いの我慢してるわ
一日とれないぞあのニンニク臭
自分で分かるくらい臭うもの
0140名無しで叶える物語(もんじゃ)2021/02/19(金) 10:07:54.73ID:Rhv2dflR
二郎食いてえなあ
本家よりインスパイアの方が口に合うから本家あまり行った事ないや