0001名無しで叶える物語(家)2019/07/17(水) 00:08:48.54ID:545KZ37I
海未「カマをかけているのですか?絵里に話していないことなんていくらでもあります」
絵里「じゃあ、そのうちの一つを知られたということね」
海未「聞きましょう」
絵里「園田海未は、───」
絵里「…………」
海未「トリビアの泉みたいなタメやめてください」
絵里「知ってるのね」
0015名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/07/17(水) 01:40:30.03ID:54b9+np+
絵里「どうぞ、あがって」
海未「お邪魔します」
海未「台所借りますね」
絵里「おつまみっぽいの買わなかったからまさかと思ったけどやっぱり作るのね……」
海未「温かい方が美味しいでしょう」
0016名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/07/17(水) 01:46:59.67ID:54b9+np+
絵里「何か手伝おうか?」
海未「テレビでも見ていてください」
絵里「一応海未へのご褒美のつもりなんだから、私がやるべきじゃ……」
海未「私へのご褒美として、私の手料理を大人しく食べてください」
絵里「……わかったわ」
0017名無しで叶える物語(もんじゃ)2019/07/17(水) 01:51:49.32ID:54b9+np+
やっぱ明日にしよう
0018名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 01:52:41.30ID:MQOi7JRs
ほしゅ
0019名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 01:55:02.72ID:MQOi7JRs
保守
0021名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 01:58:51.33ID:MQOi7JRs
ほ
0022名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 02:00:40.13ID:MQOi7JRs
ほ
0023名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 02:01:39.64ID:MQOi7JRs
ほ
0024名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/17(水) 02:02:22.24ID:MQOi7JRs
ほ
0025名無しで叶える物語(SIM)2019/07/17(水) 02:30:43.50ID:8bUGb9Xn
期待
海未「なんですか、てっきり普段から胸パッドを使ってるのを暴露されるのかと思いましたのに」
0027名無しで叶える物語(関西地方)2019/07/17(水) 23:52:53.92ID:oj7FAMrX
待ってるぞ
0028名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/18(木) 20:10:04.71ID:IAk31A9A
ほ
0029名無しで叶える物語(しまむら)2019/07/19(金) 01:49:36.94ID:bGUhzO0H
保守
0031名無しで叶える物語(関西地方)2019/07/20(土) 20:42:58.15ID:QGLMfY/c
保守
0032名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/21(日) 18:39:57.58ID:k3HxLtjv
おーい
0033名無しで叶える物語(関西地方)2019/07/22(月) 18:17:14.95ID:QdDbvfkq
保守
0034名無しで叶える物語(もこりん)2019/07/23(火) 11:57:55.77ID:331oDR5E
あくしろよ
海未「お待たせしました」
絵里「よくこんな一度に何品も作れるわね」
海未「これでも小さな頃から料理を仕込まれていますので」
絵里「将来和服着て居酒屋やってそう」
海未「それも楽しそうですね」
海未「お酒は……」
絵里「ちゃんと冷やしてあるわよ。海未のはこっち」
海未「……なんか、絵里のは高価そうなのですが」
絵里「何日かに分けて飲むつもりだし……海未が飲んでもすぐに酔うわよ」
海未「む……」
絵里「ま、それが大丈夫だったらちょっとだけ飲ませてあげる」
海未「それでは……」
絵里「いただきます」
海未「乾杯じゃないんですか?」
絵里「あまりにも海未の作るおつまみが本格的すぎてもうご飯食べる気でいたわ。乾杯〜」
海未「んく……」
絵里「飲める?」
海未「はい。そんなにキツくないですね、アルコール感もありませんし……」
絵里「あら、もしかして結構強いんじゃない?」
海未「そ、そうでしょうか……///」
絵里「サークルとかゼミで危ない目にあってないんでしょ?それなら全然大丈夫よ」
海未「それはともかく、よかったら……温かいうちに」
絵里「そうね。あむ……ん」
絵里「おいしい……!!」
海未「本当ですか!?」
絵里「これ、鶏肉よね?味付けがしっかりしててお酒に合うわ」
海未「上手にできて良かったです」
絵里「料理が得意なのは知ってたけど、よくおつまみなんて作れるわね」
海未「結婚した時の為ですよ。本当は夫になる方に食べてもらうものですから」
絵里「…………///」
海未「別に他意はありません///」
これは良いえりうみ
落ち着いた中に茶目っ気のある空気感がいいんだよなあ……
0042名無しで叶える物語(茸)2019/07/26(金) 14:46:20.14ID:V2eVmkUb
保
0044名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/28(日) 00:31:08.41ID:+eju9wPT
ほ
0045名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/07/28(日) 21:00:45.55ID:/QzxJ3Ps
ほ
海未「こくっ……」
絵里「だいぶ様になってきたわね」
海未「はい。炭酸が入っていないので抵抗はないみたいです」
絵里「……ん?」
絵里「海未、誕生日3月よね?」
海未「ええ、そうですよ」
絵里「今何年生?」
海未「2年生です」
絵里「……しまった」
海未「ふふ、今更気づいたのですか?」
絵里「思ってたより不良ね」
海未「そうです。みなさんが思っているより、ずっと」
海未「穂乃果やことりは私を守るべき友人として。他の友達からは頼れる存在として扱われてきました」
海未「でも絵里は……幼馴染とも、他の方とも違うんです」
海未「だから、絵里に頼んだのですよ」
絵里「それは私が海未にとって悪影響のある人物だということかしら」
海未「ふふ、そういう捉え方もできますね。これからも今のままで居てください」
絵里「…………」
海未(知らない刺激を教えてくれる、大切な人……なんて恥ずかしくて言えませんからね)
海未「……」ポー
絵里「酔ってる?」
海未「そう見えますか?」
絵里「見える見える。顔真っ赤よ」
海未「顔が赤くなるだけですから大丈夫です……」ゴク
絵里(動けなくなったら家に泊めればいいか)
海未「絵里のそれ」
絵里「ん?」
海未「飲んでみたいです」
絵里「海未の今飲んでるそれとはだいぶ味が違うわよ」
海未「それでも構わないので」
絵里「……ちょっとだけね。たくさん飲むと倒れそうだし」
海未「ん……ん!!」ドクン
絵里「大丈夫?吐き出してもいいのよ」
海未「……ごくっ。ふぅ…………」
海未「……確かに、キツいですね」
絵里「このお酒はもう少し海未が慣れてからね」
海未「すみません。少し横に……」
絵里「私のベッド使っていいわよ。セミダブルだから後で私も入れるし」
海未「だ、だめです。お泊まりなんて」
絵里「さっきから泊めるつもりだったわよ」
海未「……!まさか、この為に私を酔わせて……!!」
絵里「海未が勝手に酔っ払ったんでしょう。おばさまには私から連絡しておくから大人しく寝なさい」トン
海未「……」ポフ
海未「……柔らかいです」
絵里「気に入ったようでよかったわ」
絵里「……」モグモグ
海未「そんなに美味しいですか?」
絵里「えぇ。これを食べたら海未の作ってくれたものは全部完食よ」
海未「たくさん食べると寝れなくなりますよ」
絵里「大丈夫。私も眠くなってきたしすぐに海未の隣に行くわ」
絵里「……ごちそうさま。また色々食べさせてね」
海未「はい。いつでも」ニコ
絵里「さてと……海未、ちょっと寄りなさい」
海未「や、やっぱり入ってくるのですね」
絵里「当然よ。私のベッドなんだから」モゾ
海未「……//」
絵里「何も緊張しなくていいじゃない」
海未「緊張なんて、していません///酔ってしまったので体が熱くなっているだけです」
絵里「そう。私はドキドキしてるわ」
海未「えっ!?」
絵里「あなたみたいな素敵な女の子と一緒のベッドで寝るなんてドキドキしない方がおかしいじゃない」
海未「素敵!?そんなの、絵里の方が、魅力的です……///」
絵里「へぇ、私のことそういう風に思ってくれてたんだ」
海未「も、もう寝ましょう……?これ以上話していると余計なことを言ってしまいそうです///」
絵里「わかったわ、お休みなさい」ピッ
海未「……」ドキドキ
絵里「……」
絵里「……ひとつ、私の秘密聞いてくれる?」
海未「……はい」
絵里「今、部屋の電気全部消して真っ暗にしてるけど、いつもはつけっぱなしで寝てるのよ」
海未「……私は真っ暗のほうが助かります」
絵里「そうだと思ったわ。でも私、全然不安じゃないの」
絵里「海未がとなりに居ると、すごく安心する……」ギュッ
海未「絵里…………」
ギュッ
チュンチュン
絵里「いっ……」ズキ
絵里「流石に昨日は飲みすぎたかしら。あれ、海未……」
トントントン
海未「おはようございます、絵里」
絵里「おはよう。早起きね」
海未「暑くて……下のコンビニで朝ごはん買ってきました」
絵里「……」
海未「どうかしましたか?」
絵里「いえ、なんだか……お嫁さんにしたくなったわ」
海未「冗談ですよね?」
絵里「海未の判断に任せるわ」
絵里「それにしても、海未の日のご褒美のつもりだったのに、いつのまにか私がこんな施し受けちゃって申し訳ないわ」
海未「では『絵里の日』を作って昨日みたいなことをしましょう」
絵里「いいわよ。ていうか毎日してもいいわ」
海未「……構いませんよ、毎日でも」
絵里「……!?///」
海未「ふふ❤」
おわり
0062名無しで叶える物語(庭)2019/07/30(火) 07:54:47.27ID:i5keLXp2
ノcソ*^. ^ル これには亜里沙もにっこり
続きが来てくれてよかった
ほのぼのな感じが好きです
乙です、良いえりうみだった……
普段は真面目な2人が互いをからかうような砕けた会話してるのほんと好き