メタルレジスタンスとか神とかお告げ、第何章とかいう縛りを止めるために、そのストーリーの中にストーリーの終わりを埋め込み、メタストーリーをストーリーのなかで帳尻つけて終わらせたということだ。
 こういう文学的手法はひところはやっていたけど、それ自体お遊びであり、真剣さはない。

 しかし、メタルはフィクションとしての世界観を必要としているから、宗教がかってはいないだろうが、新たな世界観が提示されるはず。ファッショナブルで先鋭的、セクシャル化されない独自の価値観が必要だから、KOBAはアドバイザー的なポジションに退くだろう。歌詞の日本語に難があったし。