ロックミュージシャンの成功コースは、ざっくり言うと
ボーヤ、弟子、バンドのサポートメンバー、
バンドの正規メンバー、独立してソロ又はバンドリーダー、
そして大物アーティスト兼プロデューサーとなり、
最終的には、自分のバンドやソロアルバムの作曲やプロデュースはもちろん、
他の大物アーティストのプロデュースをいくつも行う。

さらに理想的には
自社レーベル会社を立ち上げ、社長として君臨して
著作権管理や、新人発掘や所属する大物バンドを増やし、
そのライブイベントやタイアップも企画立案する。
ここまでくれば、レコード会社にも事務所にも誰にも口出しされずに
自分のやりたい音楽活動をやりたいようにできて、
その収益も、ピンハネ搾取されず全て自分に入ってくる。

でも神バンドは、一生サポートミュージシャン止まりだな。

ハーモニーXも、全部ハーモニクスで弾くというテクニカルな企画までは悪くないが
肝心なメロディーやアレンジが、おざなりなままで精査洗練されてない。
結局、ただの企画倒れ。