『新車で購入されてから15年以上所有され続けた車ランキング2019』
1位を獲得したのはミッドサイズSUVの『トヨタ・ハイランダー』で元オーナーの18.5%が15年以上にわたって所有し続けた、この数字は全車両の平均の2.5倍だ。
他にも6位に『トヨタ・セコイア』、11位に『RAV4』、14位に『4Runner』と計4台のトヨタ製のSUVがランクインしており、iSeeCarsのCEOであるPhong Ly氏は「これらのトヨタのSUVはいずれも平均以上の信頼性評価を得ており、それは当然オーナーらが長く所有し続けた理由に寄与したと思われます」と述べている。

2位を獲得したのは『トヨタ・プリウス』、このランキング唯一のハイブリッド車だ。
「ハイブリッド車は燃料を節約できる一方で通常の車よりも余分に初期費用がかかります、そのため先行投資分を回収するために長く乗り続ける傾向にあります」
「量産ハイブリッド専用車としては最古の存在でありながら現在も生産が続けられているプリウスがこのランキングの2位に入っていることは、いわゆるバッテリーの耐久性に関する懸念を払拭し、トヨタの品質と信頼性が従来のガソリン車を超えてどの技術を用いた車にも適用されることを示していると言えます」

3位を獲得したのは『トヨタ・シエナ』、ミニバンでは他に『ホンダ・オデッセイ』が8位にランクインしている。
「ミニバンはその実用性と利便性から年少の子供を持つ家族にとってまさに理想的なファミリーカーと言えます。ただしこれらの車は子供が成長し自分の車を持ち始めたり自立するなどした後も、ミニバンが必要なくなった後も所有され続ける可能性があります。いざというときに家族全員が乗れる、子供が家族を持った後に使える、家族という集団にとって非常に頼りがいのある車だからです」