●販売台数が前年比9%減のマツダ。付加価値で「稼げる体質」に変身できるか?

マツダが2020年3月期の決算を発表しました。
グローバル販売台数:141万9千台(9%減)
売上高:3兆4303億円(4%減)
販売台数が落ちているわりに売上高はそれほど落ち込んでいないのです。

1台当たりの売り上げ
2018年3月期:213万円
2020年3月期:241万7千円
マツダは一台当たりの儲けが大きいモデルを、値引きやインセンティブに頼らずに売っていくという戦略に成功しつつあるということです。
『ブランド価値を向上させ、稼ぐ力を強化する』という方針に向かっているといえます。

固定費を抑えることができればマツダは一気に稼げる体質に変身できるといえるのです。
付加価値の大きな商品を売っていくというビジネスモデルへ着実に変身しつつあるマツダ。
数字は厳しいものですが、そこには「明るい未来」も見えている、そんなことが感じられる2020年3月期の決算発表だったといえるのではないでしょうか。

https://clicccar.com/2020/05/17/977888/ 抜粋