>>383
何度も言ってるが、ハイパワーマシンであればであるほど、普段の挙動が早くきびきびする。
だけどそのとき、300馬力出てるわけじゃないのよ。
300馬力級のエンジンの出力の、前半部分を使ってるだけ。
普通のエンジン同士で比較したら、そりゃ200、150のエンジン車より余裕があって気持ちいいわな。

だったら、べったり踏んで130キロ超えた後、さらに200キロ近くまでの間ずっとグイグイ加速し続けることはできないけど (>>382はそれをやってる希な例で、彼は本当に高馬力の車でないと楽しくない人)
エンジンを200馬力にして代わりにモーターを搭載し、0→130キロまでの加速と滑らかさで同等以上を実現する方が、大多数の顧客にとって満足度は高いわけよ。

「趣味の世界」 の否定はしないが、趣味の人の言うこと聞いてたら車会社はまちがいなく潰れますんで。

味気ないといえば味気ないんだけど、カローラスポーツハイブリッドに乗ってみたんだけど、まるでラジコンのような均一な加速だった。
踏んだ瞬間から踏んだ量に応じて比例して加速Gが発生して、それがずっと一定のまま続く。
ターボがかかり始めて急にGが変化することはない。
若い人ほど、これからはこういうパワーの出方が当たり前になっていく。

スバルはじゃあどうするんだ、大出力ターボエンジンで、全世界が電気自動車に向かって変遷していくこの10〜20年を、内燃機関文化と一緒に心中するのか。
古い文化と心中するのは美しいが、社員はたまったもんじゃないだろう。
それで考えて、ためしに出してみたのが今回のフォレスターだ。

あれがスバルファンにとってパワー不足(実際に使って、あるいはステータスとして所有欲を満たすためとして)と言われるようであれば、
「ターボ+モーター」
「NAエンジン+ハイパワーモーター」
「これまで掲げていたダウンサイジングターボのブラッシュアップのみ」
このどれかを集中して開発進めるしかない。
eパワーノートみたいなのは本来の得意分野ではないし、トヨタに完全に依存した開発になる。