EZエンジンが廃止となる今、今後はボアピッチ99mm程度の新型エンジンとボアピッチ113mmのFBFAエンジンの2種をラインに流すことになる。
この2種の流れは現行の生産ラインと同じ。FBFAエンジンは廉価な低コストエンジンとしてもうしばらくは活躍させなくてはならないだろうし、
FA20DITをWRX-STI用の古典的なスポーツエンジンとして存在させる必要もあるし、やはりこれら2種を2020年代のラインナップにするのだろう。
その上でフラッグシップとなるのはボアピッチ99mmの小型加給エンジン+複数モーターによる、
トルクフルで、低燃費で、精密なトルクベクタリングが可能なパワーユニットだろう。これはすでにビジブコンセプトで示された通りだし。
今度出てくる1.8DITエンジンの決定版は、前後2モーターによる駆動力配分ベクタリング、あるいは後輪2モーターでヨーベクタリンクする
ハイブリッドパワーユニットだと期待できる。2023年頃だろうか。なのでそのタイミングが最も「買い」のタイミングである。
そして、2030年代はもうエンジンはボアピッチ99mmの小型エンジン1種に絞り、プロペラシャフトの無いPHV-AWDを主体としたEVになり、
モーターのスペックで差別化していくことになると思われる