シエラ ボディの『ジムニー・コンセプト』が大人気…インドネシアモーターショー2018
https://response.jp/article/2018/08/03/312750.html

特に注目を集めたのは、GIIAS2018のオープニングセレモニーが終了後、インドネシアの
ジョコ・ウィドド大統領が会場内を訪問していた時だ。商用車館を訪問後、乗用車館に入る
とトヨタ〜三菱を訪問し、スズキのブースに差し掛かった大統領はジムニー・コンセプトの
前で足を止め、しばし関係者と話したのだ。

あとでスズキ関係者にそのときの様子を聞くと、大統領は免許を取って最初に乗ったのが
初代ジムニーだったと言い、そこからいろいろと話が膨らんだという。


「日本ではジムニー人気が過熱して入手が難しくなっている。インドネシアは日本、インドに
続く第三の生産の柱なわけで、そこでジムニーを生産するという手もあるのでは?」と私が
質問すると、スズキのインドネシア販売会社スズキ・インドモービル・セールス(SIS)の板山誠次
社長は「GIIASで新型ジムニーを公開したのはあくまで参考出展。インドネシアの皆様のご意見
を伺うため」としたが、一方で反応次第では(インドネシアで)販売はあり得ると回答した。


インドネシアには4WD車に対して高額な課税がされるという税制があり、そのまま日本から輸入
したのでは通常の高額な関税も加わる。少しでも安くジムニーをインドネシア国内で提供するなら、
国内生産は避けて通れない。今回のジムニー人気で、スズキがどう動くかが注目される。