新型シビックは価格がリーズナブルな訳でもなく、特徴と言えば6速MTの設定という点くらいしか積極的に選ぶ理由が浮かばない。


新型シビックハッチバックはライバル車に比べてもそれなりに良好な燃費を含め、多くの評価項目で85点以上を与えられる、それなりによくまとまった車ではあった。

しかし良好な燃費も「とにかく燃費のいい車が欲しい」というなら同クラスにプリウスがあり(しかもシビックハッチバックはハイオクガソリン指定だ)、

「操る喜び」も「いつまでも運転していたい」などと感じるほどのものでもない。

車は高額商品であるだけに、選ぶ際には何らかの理由や決め手が必要なことが多いと思う。

特にシビックが属するミドルクラスは、250万円を超える車が増える上に各社が力を入れているジャンル。
少し周りを見れば、「燃費ブッチ切りのプリウス」、「ディーゼルエンジンを持ちMTも設定するアクセラ」、
「地味なところもあるけど、イザという時に頼りになる安全性能日本代表のインプレッサ」、
「見た目の華もある安全性能欧州代表のボルボV40」といった個性的で強力なライバル車がズラリと揃う。

その中で新型シビックは価格がリーズナブルな訳でもなく、特徴と言えば6速MTの設定という点くらいしか積極的に選ぶ理由が浮かばない。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)