ハァッ、ハァッ…
167が犯されていく光景を前に、>>194は震えていた。
3人の力士が艶かしく動き、醜悪な肉竿に167の身体が蹂躙される様は
昨日までの>>194にとっては嫌悪すべき光景以外の、なにものでもなかったはずだ。
しかし、視線は吸い寄せられるように167に張り付き、瞬きさえできなかった。
下半身の一部がやけに熱い。
「ンハアッ」
167を貫いていた武蔵丸がブルッと震えた瞬間、>>194はついに声を漏らしてしまった。
だが、その声に秘められた、灼けつく様な欲望に乾いた魂の吐息を
武蔵川親方は決して訊き逃すはずがなかった。
親方の目は、新しい獲物を見つけた野獣そのものだった。
「こっちもいけそうじゃないか」
すでに白眼を剥き恍惚状態となった167の両腿のあいだで激しく動いていた
武双山の頭部が止まり、こちらを振り返った。
「親方、おれもご相伴に預らせていただきます」
二人が巨体をゆらしながら掴みかかってきた瞬間、>>194は、恐怖と嫌悪の狭間に
確かな期待感があることを、貪られるべき雄としての本能で感じ取っていた。
.>>194はもう決して戻れない。そして新たなる夜の幕が開かれる…