https://s.response.jp/article/2018/06/06/310541.html
サッカーでもイエローカード2枚で出場停止になるが、昨年秋以降、スバルで不正が発覚したのは今回で4度目。
累積4枚の吉永社長だが、それでもCEOと代表権は返上するものの、会長職に居座るのは、改めて不信感を増幅させる懸念すらある。

きょうの各紙も手厳しい。読売は1面準トップで「スバル燃費測定も不正」とのタイトルで「4月に国土交通省に調査報告を提出してから1か月余り。不正を見抜けない組織の管理体制に改めて批判が高まりそうだ」と報じている。

また、朝日も「スバル不正の連鎖断てず」として「相次ぐ不正に、ブランドイメージの低下を懸念する声が一段と強まりそうだ」と伝えた。
毎日も同様に「所管する国交省も今回の事態を重く見ており、ユーザーからも同社の姿勢にいっそう厳しい目が向けられそうだ」。産経も「信頼回復は容易ではない状況だ」としている。

さらに、日経は「幕引きを図っては把握しきれていない不正が上塗りされる対応を繰り返し、国内販売への長期化が避けられなくなってきた」と取り上げている。
あきれてものも言えないが、何度も経営責任を問われたにもかかわらず、最高経営責任者にレッドカードを突きつけられない経営体質の甘さに呆れ返るスバリストも少なくないだろう。