水素の作り方の一つの方法である水の電気分解について、
いくら研究開発を進めても水の電気分解の効率が理論効率を超えることはありません。
研究開発で電気分解効率が理論効率まで向上しても、EVの3倍の電気の無駄遣い。

http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy/suiso_nenryodenchi/suiso_nenryodenchi_wg/pdf/005_02_00.pdf#page=12
「理論値でも1m3の水素製造に3.6kWhの電力(現実は5〜6kWh)が必要」
→水素1kgは11.2m3、よって、1kgの水素を電気分解で製造には
 理論値で3.6kWh/m3x11.2m3=40.3kWh
 現実には5〜6kWh/m3x11.2m3=56〜67.2kWh
 が必要である。

ミライは4.3kgの水素で650kmの航続距離+圧縮と冷却で20kWh必要>>191なので、
理論値
 40.3kWh/kgx4.3kg+20kWh=193kWh
 650km÷193kWh=3.37km/kWh
現実値
 56〜67.2kWh/kgx4.3kg+20kWh=260〜309kWh
 650km÷260〜309kWh=2.1〜2.5km/kWh

リーフ
 40kWhで航続距離400km、400km÷40kWh=10km/kWh

研究開発で電気分解効率が理論効率まで向上しても3倍(=10km/kWh÷3.37km/kWh)電気の無駄遣い。
現在は4〜4.8倍(=10km/kWh÷2.1〜2.5km/kWh)電気の無駄遣い。

電気分解水素FCVは物理法則の壁により未来永劫3倍以上の電気の無駄遣いが確定しているのです。