日産を代表する2ドアスポーツクーペ『フェアレディZ』次期型の情報を、欧州エージェントから入手した。
往年のライバル、新型トヨタ『スープラ』のレース仕様がジュネーブモーターショーで公開されており、日産では追撃ムードが高まっている。
初代フェアレディZは、スープラ(セリカXX)より9年早い1969年に誕生した。
以降、日産の看板モデルとして人気を博している。現行モデル「Z34型」は2008年に発売されており、既に10年が経過。
2019年は生誕50周年にあたり、これに合わせて次期型が公開されるとの情報を入手。
Spyder7では最新情報を元に予想CGを作成した。
歴代「Z」のロングノーズ・ボディシルエットを継承しつつ、エレガントさを取り入れた。
サイドビューでは、日産独特のCピラー、F/Rのタイヤ周りに大胆な切れ込みを入れて立体感をもたせた。
フロントマスクは特徴的なV型LED、両サイドには迫力ある大型吸気口とライトからつながる部分にスリットをいれた2面構成に仕上げている。
スープラは、BMWと共同開発され話題となったが、フェアレディZはダイムラーの協力を得て開発され、
メルセデスベンツ車とのプラットフォームの共有が噂されている。さらにパワートレインには、メルセデスベンツ製2リットル直列4気筒ターボエンジンの搭載も予想されている。
但しトップモデルには、インフィニティ『Q60』(スカイライン)に搭載されている3リットルV型6気筒ツインターボエンジン搭載の可能性が高く、またハイブリッドモデルも想定されているはずだ。
ワールドプレミアは、50周年に当たる2019年。12月のロサンゼルス・モーターショーが有力とされている。