https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000002-wordleaf-ind&;p=1
「日本のエンジンはまだまだ進化する 将来のクルマの電動化支える3つの技術」

1/4(木) 17:00 Yhooニュース (モータージャーナリスト・池田直渡) ↓下記要旨

残念ながら5年後に世界のEVのシェアが10%(約1000万台)を越えている確率は0%だろう。
未解決の問題が山積しており、そういう現実を丁寧に見ずして、机の上だけで考えても意味がない。

世の中の方向性は緩やかにEVに向かっていくだろうが、
おそらく2030年時点でもBEVの比率をグローバルで10%に乗せるのは相当難しい。
2040年でも1/3には届くとは考えにくい

●トヨタ・カムリの「高効率エンジンとハイブリッドシステム」
●マツダの新世代高効率エンジン「SKYACTIV-X」
●スズキの「決定版変速機」

日本は電動化に出遅れたなどという巷間の流説に惑わされではいけない。
電動化とは「モーターオンリー」を指す言葉ではない。
何らかの電動駆動システムを備えたものは全て「電動化」の枠組みに入っている。

そして販売台数で見る限り、当面の主役は、もう明白にハイブリッドである。
何も日本のメーカーだけが言っているのではなく、
ベンツもBMWもフォルクスワーゲングループもボルボも全く同じ定義だし、ハイブリッドが商品の中心になる。

ここに挙げた3つの技術は、少なくともこれから10年、クルマの電動化を支えて行くに違いない日本の技術である。
日本は全く遅れていないし、ガラパゴス化もしていないのだ。