【NO.1】日産ルノー三菱上半期世界一 [無断転載禁止]©2ch.net
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トヨタ自動車は28日、2017年上半期(1〜6月)の世界販売(ダイハツ工業、
日野自動車を含む)が前年同期比2.7%増の512万9000台だったと発表した。
上半期で過去最高だが、三菱自動車を加えた日産自動車・仏ルノー連合(526万8079台)と、
独フォルクスワーゲン(VW、515万5600台)を下回り、世界3位に転落した。 三菱買収して増えただけだからね
昨年今年はVWだったが、来年狙われるのはルノーで決まった
アメリカ様に 日産 289万
ルノー 187万
三菱 49万
計 526.8万
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
フォルクスワーゲン 515.5万
トヨタ 513万
GM 468万 ルノー …フランス政府が30%保有
日産 …ルノーが44%保有
三菱 …日産が34%保有
ルノーはフランス国有企業になってる
ゴーンが退任するとふたたび買い増しが進む
仏ルノー vs 独VW vs 日トヨタ vs 米GM
の構図 これで日産はますます国内は頭の中に脳みその代わりにゴミが詰まったB層向けの車ばかりラインナップしてきそう
いまだにデイズなんか買おうとしてる奴なんてまさにそうだろ 日産ルノー三菱EV攻勢で トヨタがHVで落ち目 差益々開きそう むかしあったコルトのヨーロッパ仕様の顔が好きなんだけど
復刻してくれねーかな >>7
資本関係はその通りなんだけど、フランス政府の議決権のパワーアップはゴーンが拒否したよね?
ゴーンが元気なうちに、ルノーの株式の45パーセントくらいを日産が保有したいね。
フランス政府は第二位か第三位の株主になってほしい。 これからはEV
イメージ戦略で意識高い系に
受けてるテスラが先行
実力は間違いなく日産
今日産の株買えば3年後は最低2倍 高給取りで嫉まれているゴーン様に感謝することになる 量産EV世界一のルノー日産にPHEV軽EVの三菱加わって怖いもんナシだな 日産は未だ国内5位メーカーになって売れてないよな。三菱グループの海外足しただけでゴーンマジックはまさに成功だな。
親ルノーはそろそろ辞めて、もはや海外では三菱グループ傘下日産として 対トヨタでいいな。 トヨタとマツダが資本提携
スズキはどうするか、まだ決定してないな
スズキはトヨタグループでOKなのかね
日産ルノー連合の方が軽自動車での優位が生かせるのにな 日産だとのっとられるから嫌なんだよ
お人好し章男社長だと提携で済むから
章男社長舐められてる
もっと非情にならないと トヨタ、環境車戦略が破綻…「売れる車」消滅の危機、世界的なガソリン車禁止へ対応遅れ ほくそ笑む日産
一方、主要国市場でEVが注目されるなか、環境規制の強化にほくそ笑んでいるのが、
早くから環境対応車としてEVを本命視してきた日産だ。同じくEVを早くから市場投入した
三菱自動車がグループに加わったことでルノー・日産アライアンスのEVの累計販売台数
は約48万台と、世界トップの地位にある。今後もグループ力を結集して、3社共通のプラット
フォームによる価格を抑えたEVを中国などの各市場に投入し、「EVのリーダーとしての
ポジションをさらに強化していく」 勝組トヨタ傘下マツダグループと対抗馬 燃費偽造+排ガス不正負け組連合ルノー傘下日産三菱グループ連合。
スズキ修も日産嫌ってトヨタとは・・
生き残りかけ国内では下位グループ5位日産6位マツダ7位スバル8位三菱熾烈な統合争い始まった。 勝ち組トヨタグループスバルマツダ 先行きいいよな。
対抗馬
排ガス偽悪燃費偽造
負け組連合体 ルノー傘下日産三菱 どっち買う? 関係ないンダはGMグループか。
しかしタイミング悪いね。国内で売れてないのに偽造足して世界1か誰も認めないよな〜
どうみても周りは日産でなくマツダスバル選んでるよ。 名門日産の勝利である
盗用多(笑)
アホンダ(笑) いや、国産では孤高のホンダが最後まで生き残る。
日産はフランス国営企業に成り下がり、日本とは全く関係なくなる。
トヨタはホンダに負ける。
エンジンすら自前で作れないようでは先が知れている。 ハイブリッド技術に注力するあまり、エンジンの改良技術の研鑽を怠ってきた結果 日産、問題発覚・社長謝罪後も無資格者検査が一部で継続=関係筋(Reuter)
2017年10月18日 / 09:45
https://jp.reuters.com/article/nissan-idJPKBN1CN024?il=0
日産自動車が新車出荷前の完成検査を無資格者が一部行っていた問題で、
9月に国土交通省から不正を指摘され、西川廣人社長が今月2日に謝罪会
見した後も、一部の工場で11日まで無資格者が一部検査を続けていた
ことが分かった。複数の関係筋が明らかにした。
関係筋によると、無資格者による検査が続いていたのは日産車体の
湘南工場で、国交省が9月18日に立ち入り検査を行い、最初に不正
を指摘した工場。本来は有資格者が行わなければいけないハンドル
が適切に回るかどうかの確認作業を無資格者が実施していた。弁護
士ら第三者を含む社内調査で発覚した。
西川社長は10月2日の会見で、9月中旬の問題発覚以降、有資格者
が完成検査を実施するという本来あるべき体制に是正したと説明して
いたが、徹底されていなかった。
日産は新たな問題発覚を受けて、品質を確認するため、湘南工場から
の出荷を一時止めたが、16日に再開した。今回無資格者による検査が
発覚した車両については、出荷前に安全性を確認しており、リコール
は予定していない。日産は今回の問題を国交省には報告済み。同省は
日産に対し、10月末をめどにこれまでの検査状況や再発防止策など
の報告を求めている。 名門日産の勝利である
盗用多(笑)
アホンダ(笑) <日産>組織管理の甘さ再び露呈 発覚後も無資格検査(毎日)
2017年10月18日(水) 21:16配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000093-mai-bus_all
日産自動車が無資格の従業員に新車を検査させていた問題は、同社
が国の指摘を受けて体制を見直し、約116万台のリコールを届け
出た後も続いていた。生産現場の規範意識の低さに加え、企業とし
ての組織管理の甘さも再び露呈した形。失った信頼の回復は遠のき
そうだ。
一連の無資格検査問題は、国土交通省が9月中旬に行った抜き打ち
の立ち入り調査で発覚した。その後も違反状態が続いていたのは日
産車体湘南工場で、国内6カ所の完成車工場で最初に立ち入りを受
けた工場だ。
日産はただちに検査体制を改め、「無資格者が検査の工程に交ざら
ないよう監視員を立たせるなど厳戒態勢を取っていた」(幹部)と
いうが徹底されていなかった。
対象となった車は4000台弱に上るが「保安基準には適合してい
る」としてリコールも届け出ない方針という。
日産は弁護士ら外部識者を交えた社内調査チームの現地調査で今月
11日に問題を把握。国交省には報告したものの、対外公表はしてお
らず、改めて情報開示に対する姿勢も問われそうだ。
日産の西川広人社長は2日の記者会見で「(国から問題を指摘されて
以降は)すべて認定した検査員が行う体制に100%なっている」と述
べていたが、事実は違った。今月末にも再発防止策を公表する予定だ
が、その実効性が疑問視される事態となった。早期に信頼を回復し
ブランドイメージへの打撃を最小限に食い止めるシナリオは崩れつ
つある。 問題発覚後も無資格検査 一部工場で継続 産経新聞
http://www.sankei.com/economy/news/171018/ecn1710180007-n1.html
日産自動車が無資格の補助検査員に新車の出荷前検査「完成検査」をさせていた問題で、
日産の一部工場で9月の問題発覚後も、無資格検査を継続していたことが17日、
関係者への取材で分かった。
補助検査員が関わった車両は約3800台に上るが、保安基準を満たしているとして、
新たなリコールは行わない。
日産は国内6カ所の全完成車工場で、資格のない補助検査員が単独で工程を担当するなど
していた。
無資格検査問題は9月中旬、国土交通省の立ち入り検査で発覚。日産は同20日ごろに
検査態勢を改善したとして、製造を再開していた。
関係者によると、日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)では社内調査を実施した10月
11日まで、補助検査員2人がステアリングを回して角度を確認する工程の一部を受け
持っていた。
日産は問題について、すでに国交省に報告している。同省は10月末をめどに過去の検査
状況と再発防止策を報告するよう求めており、日産は今回の問題についても対策を盛り
込む。
日産の広報担当は産経新聞の取材に「改善の指示が徹底されておらず、大変申し訳ない。
原因の特定を進める」とコメントした。
*****
日産厨御用達の産経にまで書かれたな 日産、発覚後も無資格検査 法令順守が浸透せず (日経)
2017/10/18 20:03
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22407290Y7A011C1EA1000/
日産自動車のずさんな管理が改めて浮き彫りになった。9月18日の国土交
通省の抜き打ち調査で不正が発覚したが、その後もグループ生産会社、
日産車体の湘南工場で無資格者が「完成検査」に従事していた。9月29日
の「是正した」との日産自動車の主張と明確に異なる。低い法令順守意識
と社内状況の把握力の弱さを露呈した。
関係者によると国土交通省には13日夜に最初の報告があり、日産は「作業
を間に合わせるために無資格者を検査工程に入れていた」と説明している
という。工場での人手不足が背景にあるとの見方が浮上している。
2日に記者会見を開いた日産の西川広人社長は「完成検査は国から委託を受
けた工程。どんな理由があっても我々の都合で(ルールを)勝手に変えては
いけない。その認識が甘かった」と述べ、陳謝していた。
ただ、無資格検査は継続されており、問題が発覚した後でも法令順守意識を
浸透させられない管理の甘さに批判が集まっている。
西川社長は再検査が必要な約120万台のリコールを記者会見で表明したが、
「検査そのものは確実に行われており、保安基準は満たしている」と説明し
た。制度軽視ともとられかねない発言に国交省の幹部らは激怒。石井啓一国
土交通相は「制度の根幹を揺るがす行為だ」と繰り返し批判している。
日産は上向きかけた国内販売をさらに勢いづかせようと、全面改良した主力
電気自動車(EV)「リーフ」を2日に発売したばかり。ただ、相次ぐ不正が
水を差している。首都圏のある販売会社では「発売フェアに足を運んでくれ
る新規顧客が少ないのを肌で感じる」と話していた。 無資格検査を続けた日産、国内工場に「監視員」(読売)
2017年10月19日 07時29分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171019-OYT1T50003.html
日産自動車の工場で無資格の社員が完成車両の検査をしていた問題で、
国が問題を指摘した9月以降も、一部の工場で不適切な検査が行われ
ていたことが18日分かった。
相次ぐ不正に対し日産は、国内の全6工場に、有資格者が検査を行って
いるかを確認する「監視員」を配置し、異例の体制で再発防止に取り
組むことを余儀なくされた。
日産によると、日産車体湘南工場は、第三者を含む社内調査チームが11
日に指摘するまで、無資格検査を続けていた。本来は正規の検査員が行
うべきハンドルの性能検査の一部を、資格のない補助検査員が行っていた。
日産の西川広人社長は、問題発覚後に行った今月2日の記者会見で、検
査体制は是正したと公表していたが管理が徹底していなかった。 日産 無資格検査、問題指摘後も“不正”続ける(TBS News・動画)
2017年10月18日 16時11分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3187822.html
日産自動車がクルマの最終検査を資格のない従業員に行わせていた問題。
国から問題を指摘された後も一部の工場で不正な検査を行っていたこと
が明らかになりました。新たな不正があったのは、神奈川県にある湘南
工場。本来、資格のある検査員しか携われない車のハンドル検査を資格
のない従業員が行っていたのです。
「9月20日以降は全て登録して認定した検査員が行うという形になってい
る。100%そういう形」(日産自動車 西川廣人 社長、今月2日)社長は
今後は不正は起きないと宣言していましたが、実際には、不正な検査は
今月11日まで行われていたのです。
「正直信じられない。社長が言っているのに、現場レベルの判断で不正
をするのは、組織の体をなしていない」(国交省関係者)
経済界からも「マネジメントの劣化といいますか、日本の経営の劣化と
いいますか。我々経済界、そういう人間たちの集まる場として極めて重
く受け止めている」
一方で、従業員は「今、取り上げられていることに関しては、今後どう
なるんだろうなと」
日産は今回明らかになった不正について、事実を把握していながら、こ
れまで公表しておらず、現場を管理できなかった経営陣の責任を問う声
が高まっています。 日産・西川社長が夜7時から会見 (日経)
2017/10/19 15:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22451620Z11C17A0000000/
日産自動車の西川広人社長は19日午後7時から横浜市内の本社で会見する。
無資格の従業員が行った完成検査を書類上は有資格者が手掛けたように偽装
していた一連の問題の広がりを受け、新たな対応策を発表するとみられる。 神戸製鋼、日産も…大企業と政治家「隠蔽体質」の病巣(日刊ゲンダイDIGITAL)
2017年10月19日 15時04分
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215857
18日の新聞を見て驚いた人もいるだろう。不正検査を発表した日産で、
9月に国から問題を指摘されたあとも無資格者が検査を担当していたと
いうのだ。まるで「ばれなきゃ何をやってもいい」と言わんばかり。
日本の大企業はなぜ簡単に不正を隠蔽するのか。
「家族経営だからです。日本人は自社を『ウチの会社』と呼ぶように
会社への帰属意識が強いため、上司などの不正に気付いても報告できな
い。儒教的な発想も大きい。しかも自分たちは大企業で多少の不正をし
ても会社に傷はつかないとタカをくくっている。中小、中堅企業の社員
よりずっと危機感が脆弱なのです」村意識に染まるうちに会社を守るこ
とが第一という狭い倫理観に取りつかれ、社会的責任感を失ってしまう
のだ。
「日本人は大昔から農耕をしながら魚を釣り、他人に話を聞かれる障子
やふすまの中で暮らすなど、生活のあり方が曖昧なのです。この曖昧さ
が他人の気持ちを察する文化を生んだ。その結果、偉い人のためなら不
正を働いても構わないとなり、権力者は傲慢になって国民にウソをつい
た。戦争中の大本営発表はその典型です。」
こうした隠蔽体質を改善する方法はないのか。
「まずは内部統制を徹底する仕組みをつくる。今も日本の企業では、不
正を指摘すると左遷されてしまいます。これでは隠蔽はなくなりません」 日産 国内のすべての工場で出荷を停止と発表(NHK NEWS WEB・動画)
2017年10月19日 21時00分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171019/k10011183241000.html
日産自動車は国から問題を指摘されたあとも、資格のない従業員が不適切
な検査を続けていた工場は1か所だけでなく、合わせて4か所に上ることを
発表しました。これを受けて、国内に6か所あるすべての工場で、国内向け
の車の出荷を停止することを決めました。
日産が新たに不適切な検査を明らかにしたのは、神奈川県横須賀市にある
追浜工場や栃木県にある栃木工場など3か所で、国から一連の問題が指摘さ
れてからも、車の出荷前の検査を資格のない従業員が行っていた工場は合
わせて4か所になりました。
これに伴って、日産は国内に6か所あるすべての工場で、国内向けの車の
出荷を停止することを決めるとともに、不適切な検査を行って出荷したお
よそ3万4000台について新たにリコールの届け出を検討するとしています。
19日夜、記者会見した日産の西川廣人社長は「お客様と、日産自動車の再
発防止策を信頼していただいた皆様に大変申し訳ないことをしてしまった。
深くおわびします」と述べて謝罪しました。ま
西川社長は今月2日の記者会見では「国から指摘を受けたあとは資格のある
検査員が行う体制に100%なっている」と説明していましたが、国内の主力
の工場で不適切な検査が続いていた形で日産の安全管理体制の甘さが改めて
厳しく問われそうです。 日産社長「やってきたことダメと言われ…」 会見詳報(朝日)
2017年10月19日21時51分
http://digital.asahi.com/articles/ASKBM6TSGKBMULFA03V.html?rm=195
無資格者による車両検査を是正したと発表した後も不正な検査を続けていた
日産自動車。西川広人社長は19日の記者会見で陳謝した。主なやりとりは次
の通り。
――消費者の信頼に疑念を生じさせた。経営陣の責任をどう考えるか。
「いい車をつくる仕組みはできているが、法令で決まっていることに対する
意識が低かった。法令順守の再教育を徹底する」
「経営陣の責任は、再発を徹底的に防ぎ、生産を正常に戻すこと。お客様の
信頼を取り戻し、会社を従来の形に戻すことだ。弱いと思うところは思い切
った手を打っていきたい」
――現場でコミュニケーション不全があったという。上司にものを言いにく
い風土があるのか。
「問題を言いにくい、部下から上司へ意見具申をしにくい、といった類いの
ことがあったと思っている」
――なぜ無資格検査が繰り返されたのか。
「過去からずっとやってきたことが今日からダメだ、と言われた。しかし、
手を打てていないことが散見された。習慣化した部分を甘く見てはいけなか
った」
――2日の会見で西川社長は「(日産車に)安心して乗ってもらえる」と発
言した。認識に変わりはないか。
「まったく同じだ。安心して乗っていただきたい」 日産自:全工場で国内向け出荷を停止−新たな無資格検査の発覚で(Bloomberg)
2017年10月19日 21:32 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-19/OY2FN36S972R01
日産自動車は19日、国内の全6工場で国内向け車両の完成検査や出荷、車両登録
を約2週間停止すると発表した。無資格の作業員が完成検査を行っていた問題が
発覚した後も一部の工場で継続されていたことが分かり、国内向け出荷を全て見
合わせて調査を実施する。
横浜市内で会見した西川廣人社長は、新たに無資格検査が発覚したのは3万4000台
になるとし、正しい検査を行うために追加のリコール実施を予定している事も明
らかにした。リコールした車両については、全国の日産販社の指定工場での点検
実施を検討しているという。出荷停止という判断について、「長年常態化した癖
を抜くためには、このくらいのことをしないといけない」と話した。
同社は9月29日、資格を持たない検査員が一部工場で完成検査を行っていたと発表。
その後、無資格検査員が認定された検査員の印鑑を使って検査表に押印していた
事例も明らかになり、6日には約116万台のリコールを国土交通省に届け出ていた。
19日の発表によると、これ以降も追浜、栃木、日産自九州工場で認定されていない
作業員による完成検査が行われていたという。西川氏は、不正な検査工程が継続的
に行われていたのは「現場レベルでのコミュニケーションに問題があった」ことが
影響したと指摘した。
同氏によると、問題発覚後に指導を徹底したものの現場が長年の習慣から抜け出せ
なかったのではないかと述べた。特に係長クラスとそれ以上の管理職との意思疎通
に問題があったとの認識を示した。会見に同席した山内康裕チーフ・コンペティテ
ィブ・オフィサーは一部では完成車検査用に指定されたエリアとは別な場所で検査
が行われていたケースもあるとした。 ルノー 排ガス詐欺
日産 検査詐欺
三菱 燃費詐欺
詐欺一家 日産の西川広人社長、強気発言を一転
「言い訳のしようがない」 全車両出荷停止で(産経)
2017.10.19 23:35
http://www.sankei.com/affairs/news/171019/afr1710190054-n1.html
新車製造の最終工程「完成検査」を無資格の従業員にさせていた日産自動車では、
新たに3工場で問題が発覚した後も不正を継続していたことが19日、明らかになっ
た。日産の西川広人社長は同日夜、本社で開いた記者会見で「対策には時間をか
ける。ゆとりを持たせる」などと慎重な姿勢を見せ、2日に行った前回会見で「
検査工程そのものは確実に行われている」などとした強気の発言から態度を一変
させた。
「大変申し訳ない。残念な報告をさせていただく」。会見でこう切り出した西川
氏は、9月中旬に問題が発覚した後も現場で続いていた無資格者による検査につい
て、「何でこんなことが守れないのかという疑問を持つと思う。よく分かる」と
述べ、「不徹底という以外、言い訳のしようがない」などと無力感をにじませた。
第三者を含むチームの調査で新たに問題が発覚した3工場では、完成検査の一部
工程が別の検査ラインに移されてもいた。同社は9月中旬以降の社内調査で、完
成検査ライン以外を確認しておらず、チェック態勢の甘さが浮き彫りになった。
西川氏は「長年の癖を抜くために徹底してやる」と強調した。
西川氏は問題の背景として、工場で現場を監督する立場の係長と上司との意思疎
通がうまくいっておらず、「落とし穴があった」との認識を示し、上司に意見を
伝えづらい風通しの悪さがあった可能性も明かした。
今後については「がんじがらめの緊急対応を取る」とする一方、「完成検査員が
潤沢にいることが大事だ。ゆとりある配置にする」と述べた。人手不足が問題だ
ったかについては「簡単に言えない」と言葉を濁したが、人員に余裕がない場合
には、現場での作業を少なくして負荷を減らす考えを示した。 日産 国内向け全車両の出荷停止(日テレNEWS24・動画)
2017年10月19日 22時51分
http://www.news24.jp/nnn/news890159453.html
日産自動車で、完成車の検査を資格のない作業員が行っていた問題。
問題発覚後も不適切な検査が続いていたことがわかり、日産は国内向けの
全車両の出荷停止を発表した。
西川廣人社長「日産自動車の再発防止策を信頼していただいた皆様に、大
変申し訳ないことをしてしまったというふうに思っております。深くおわ
び申し上げます」
日産の西川廣人社長は、先月に完成車の無資格検査問題が発覚してからも、
無資格での検査が続いていたことを明らかにし、陳謝した。
これに伴い日産は、国内の全6工場で国内向けの車両の出荷を停止する。
問題発覚以降も無資格検査が続いていたのは、神奈川、栃木、福岡にある
4つの工場。
新たに3万4000台が適切に検査されていないことがわかり、登録済みの車に
ついてはリコールを検討しているという。
また、西川社長は、自身の経営責任については、「信頼を回復し、事業を
正常化し、成長気流に戻すことが私の仕事」と話すにとどめた。 【新聞ウォッチ】日産、不正検査の「上塗り」発表
西川社長2枚目のイエローカードでも”退場”表明なし(Response)
2017年10月20日(金) 09時26分
https://response.jp/article/2017/10/20/301327.html
サッカーでも「イエローカード」を2枚もらうと即刻、退場処分を受けるが、「お客
様からの信頼を回復し、事業を正常化に戻すことが私の使命と責任」などと、相変わ
らず“優等生”の経営者のような答弁では、自ら身を引くようなことはないようだ。
日産自動車が、追浜工場など国内の工場で無資格従業員による検査問題の発覚後も不
正行為の「上塗り」を続けていたことが判明し、再び出荷停止に追い込まれた。10月
19日午後7時から横浜の本社で西川広人社長としては2回目の謝罪会見を開いて、問題
の経過説明を行ったが、「大変申し訳なく、残念な報告をさせていただく」と切り出
したものの、頭の下げる角度は決して”“深々”とではなはく、時間も1〜2秒と短か
った。
しかも、問題の背景を問われると「言い訳のしようがない」としたうえで「課長と
係長とのコミュニケーションのギャップが非常に大きかった」と、「現場の不手際」
を強調し、「20年以上前から慣習化していた」などと、経営の責任を逃れのような
発言もみられた。
各紙の解説記事のタイトルをみると、読売は「日産『信頼裏切った』、現場管理ずさ
ん、ブランド価値低下必至」、朝日は「日産、社内統制きかず、経営陣の責任問題不
可避」、毎日も「日産への不信底無し、西川社長法令順守甘さ認める」。
産経は「日産社長強気発言を一転」、東京は「日産、ずさんな組織管理」。日経は
「日産、経営陣の指示届かず」と、各紙ともずさんな組織を指摘。「ブランド価値の
低下は避けられず、消費者の信頼回復への道のりは険しい」としている。そして、
共通しているのは「経営陣の責任問題への発展は避けられない」との見方だった。 日産 西川社長、「日産の再発防止策を信頼いただいた皆様に大変申し訳ない」
国内市場向けの完成検査業務、車両出荷、車両登録が停止した件について会見(1)
(Cat Watch)2017年10月20日 00:00
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1087182.html
日産自動車は10月19日、一連の完成検査の不備に関して再発防止策が講じられ
た以降にも、完成車検査員に任命されていない作業員が完成検査の一部を継続
して行なっていたことを受け、横浜の同社本社で会見を行なった。会見では日
産自動車 代表取締役社長兼最高経営責任者の西川廣人氏が出席して説明が行
なわれた。
この問題では、同社の国内事業所(追浜工場、栃木工場、日産自動車九州)、
日産車体、日産車体九州で車両製造の最終工程、完成検査工程のうち一部の
項目で同社の規定で定められた検査員が実施していなかった。
そのため、2014年1月〜2017年9月に製造された計123型式38車種で、日産以外の
いすゞ自動車、スズキ、マツダ、三菱自動車工業にOEM供給した車両も含む約114
万台のリコールを行なうことを10月6日に発表。指定整備工場で自動車検査員に
よる点検を行ない、安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた
場合は是正することがアナウンスされた。
しかしその後、日産車体湘南工場において、再発防止策が講じられた以降にも完
成車検査員に任命されていない作業員が、完成検査の一部を継続して行なってい
たことが発覚。そして今回の会見では、この日産車体湘南工場に加えて追浜工場、
栃木工場、日産自動車九州でも同様の事例が発生していることが10月18日までに
明らかになった。
この事態を重く見た日産は、日産と日産車体の全6工場で生産している国内市場向
けの全車両の完成検査業務、車両出荷、車両登録を停止すると発表。販社における
営業活動などの業務は行なわれるものの、ユーザーへの納車ができない状態になる。 三菱自は燃費詐称と関係無い社長を切って、会長は居直り続けて辞める素振りもない。 日産 西川社長、「日産の再発防止策を信頼いただいた皆様に大変申し訳ない」
国内市場向けの完成検査業務、車両出荷、車両登録が停止した件について会見(2)
(Cat Watch)2017年10月20日 00:00
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1087182.html
会見に臨んだ西川社長は、冒頭に「今日は大変申し訳ない、残念な報告をさせて
いただきます」として上記の内容について説明。「9月19日に不適切な完成検査の
事案が発覚しました。それ以降、再発防止策を打ったうえで国内の販売・登録を再
開させていただいたわけでございます。ところが、緊急の対策を打ったにも関わら
ず、報道でもありました日産車体湘南工場の問題に加えて日産工場でも別件の事案
が発見されました。結果として、国内向けの出荷・登録を停止しております」とコ
メント。
これは10月6日に発表された約114万台のリコール以降の問題であり、その後に生産
(2017年9月20日〜2017年10月18日製造)した約3万4000台(現在精査中)が今回の
問題にあたるという。この約3万4000台についてはリコールの届け出を検討してい
る段階であり、西川社長は「日産の再発防止策を信頼いただいた皆様には大変申し
訳ないことをしてしまいました。深くお詫び申し上げます」と謝罪。
これを受け、西川社長とともに会見に出席したCCOの山内康裕氏からは、具体的に
今回発生したこと、そして今後の対策についての説明が行なわれ、「10月17日の夜、
追浜工場の完成検査工程の一部が完成検査工程ではないほかのラインで実施されて
いて、さらに検査が任命された完成検査員ではない検査員によって行なわれている、
こう疑われる事象が確認されました。
ここに2つの問題がございます。1つは、完成検査工程というのはクルマが立ち上が
るときに国土交通省に『こういう工程で検査をする』というお届けをしています。
その完成検査工程が変更されていたこと。変更された場合は30日以内に国土交通省
にもう一度お届けをすることになっているのですが、変更されたのは8月1日。従い
まして、我々がこれを発見した時点では30日を過ぎておりまして、届け出なしに変
更してしまったことが1つ」。 日産 西川社長、「日産の再発防止策を信頼いただいた皆様に大変申し訳ない」
国内市場向けの完成検査業務、車両出荷、車両登録が停止した件について会見(3)
(Cat Watch)2017年10月20日 00:00
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1087182.html
「そのうえで、その完成検査の一部が任命されていない完成検査員によって実施さ
れていたと思われるという事象が確認されました。これを受けまして昨日、日産自
動車および日産車体の国内の工場につきまして同様の案件がないかどうか、すべて
調査いたしました。その結果、栃木の第1工場で1件、日産自動車九州の第2工場で1
件、同様の案件が確認されました。これを受けましてクルマの出荷を止め、そして
登録を止めるということに至ったわけでございます」と説明が行なわれた。
そしてふたたびマイクを握った西川社長から、「少し補足させていただくと、今回
リコールをお届けするつもりの3万4000台について、単純にコストというインパクト
で見ると10億円弱ということでこれ自体は限定的でございますが、先ほど申し上げ
たとおり、我々は対策を打って(生産を)再開しましたが、我々を信用して買って
いただいたお客様に大変信頼を裏切ってしまったと、こちらが大変大きな問題だと
私は思っています。
山内の方からありましたとおり、我々の対策は事案が発覚したあと、任命されてい
ない検査員が印鑑を押すなど“これが常態化していた”と。皆様から『これは組織
的な問題なのか』というお問い合わせもありましたが、当然組織的でなければ常態
化することはないわけです。そういう意味では無資格者による検査等々が行なわれ
ていたということで、それを対策するものだったのです。
具体的に言いますと『無資格者による完成検査行為の禁止』『2つあったハンコを
1つにする』『管理の強化』の徹底を図ってまいりました。その過程のなかで、全部
ではございませんが私も一部の現場に足を運んで確認をし、そして直接話を聞いて
きました。そのようななかで今回の事案が発覚したわけでございます。まさに不徹
底と申し上げるしかないと思います」。 日産 西川社長、「日産の再発防止策を信頼いただいた皆様に大変申し訳ない」
国内市場向けの完成検査業務、車両出荷、車両登録が停止した件について会見(4)
(Cat Watch)2017年10月20日 00:00
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1087182.html
「なぜ作業をしてはいけない人間が作業をしたか、という疑問を皆様が持つのはよ
く分かります。今のところ不徹底としか言い訳のしようがないのですが、結局1つ明
らかなのは組織的に運営をされていた。その要になるのは課長ではなく係長でした。
今回、我々から生産部門のトップ、工場長、部長、課長、係長と指揮命令が伝わって
いったわけですが、その過程で課長から係長でのコミュニケーションにギャップがあ
り、ここに1つ落とし穴があったのではないかと思っています。これはほかの件でも
散見されますので、非常に重要なポイントであろうと思っています」。
「当面の対策については山内からあったとおり、日本の国内向けの出荷は停止をして
います。輸出がありますので生産は継続ですが、追浜のように国内専用の工場は止ま
っています。今後、再開をしていくことを考えなくてはなりませんが、非常に慎重に
いきたいと考えています。
一度我々は再開をして、登録をはじめてこういう事態に至っておりますので、今回は
日常対応ではなく緊急対応としてがんじがらめのところからスタートしたいと思って
います」とし、今後「完成検査ラインの編成を届け出状態に戻し、完成検査を実施す
る」「完成検査ラインを集約し、完成検査員以外は立ち入れない対策を検討、実施す
る」という2点の是正案が示された。加えて外部の専門の監査機関に依頼し、当面週1
回の監査を実施していくことなどを早急に行なっていくという。
なお、これらの修正案は2週間ほどかけて各工場で行なっていくとしており、従って
2週間以上は国内市場向けの全車両の完成検査業務、車両出荷、車両登録が停止する
ことになる。 日産従業員「聞ける雰囲気ではなかった」(日テレNEWS24・動画)
2017年10月20日(金) 13:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171020-00000035-nnn-bus_all
日産の無資格検査問題を受け、現役の従業員が日本テレビの取材に
「おかしくても聞ける雰囲気ではなかった」などと工場の実態を語った。
日産の西川社長は19日、無資格検査問題を受け、国内向けの全車両の
出荷停止を発表した。自動車の組み立てを担当している従業員が日本
テレビの取材に実態を話した。
組み立て担当の従業員「一人あたりの仕事量が多めでして、やはりき
つくは感じますね。人の入れ替わりが激しくて、日によっては人手が
足りなくなることもある」
さらに、エンジンに関わる作業をしていた別の社員は「ノルマが決ま
っていて、品質よりも生産第一みたいな雰囲気があった」「自分の持
ち場では、作業でおかしいと思うことがあっても聞ける雰囲気ではな
かった」と述べた。
日産では無資格検査の背景にコミュニケーション不足をあげているが、
人員や作業量に無理はなかったのかも含め検証する必要がありそうだ。 日産自株2週ぶり安値、出荷停止の影響を懸念−無資格検査継続で
(Bloomberg)2017年10月20日 12:58 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-20/OY3JH96TTDS001
日産自動車の株価が4日ぶり反落。無資格の作業員が完成検査を行っていた
問題が会社による事実公表後も次々と拡大、国内向け車両の出荷を停止する
事態に発展したことを受け、収益への影響やコンプライアンス(法令順守)
意識の低さが指摘されている。
一時前日比2.4%安の1070円と問題発覚後の4日以来の安値を付けた。売買高
は午後0時49分現在、神戸製鋼所、任天堂に次ぎ東京市場で3位の約337億円
に膨らんでいる。一部車種を製造する日産車体の株価も一時2.1%安。前日の
海外市場では日産の最大株主であるルノー株も値を下げた。
野村証券の桾本将隆アナリストは、仮に出荷停止が2週間なら販売で2万台、
営業利益で100億円の減少要因と試算した。2017年3月期の同利益は7422億円
だった。メリルリンチ日本証券の二本柳慶アナリストは、コンプライアンス
意識の低さを指摘し、長期的な評価はネガティブとした。 日産社長が語った不正検査を正せなかった理由@
「習慣化したものは簡単には直らない」(日経テクノロジーオンライン)
2017/10/20 06:30
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/122200045/102000180/?rt=nocnt
「再発防止策の不徹底という以外にない」──。日産自動車社長兼最高経営責任者
(CEO)の西川廣人氏は2017年10月19日、車両の完成検査で不正が収まらなかった
理由をこう語った。
同社では「完成検査員」に任命されていない無資格の作業者(以下、無資格者)が
車両の完成検査を行っていたことが、同年9月18日の国土交通省の立ち入り検査で
発覚。同月20日までに再発防止策を講じ、不正検査を是正したと10月2日に発表した。
にもかかわらず、日産車体の湘南工場と、日産自動車の追浜工場と栃木工場、日産
自動車九州の4工場で、無資格者が完成検査を続けていたことが判明した。このうち、
日産車体の湘南工場は国土交通省の立ち入り検査を受けた後も、不正検査を継続し
ていた。
日産自動車は、無資格者が完成検査を行ってきたことを、「組織的な取り組みであり、
だからこそ常態化していた」(西川氏)と認めた。そこで、再発防止策として
[1]完成検査行為の禁止
[2]管理の強化
を打ち出したという。ところが、生産現場の従業員には伝わらなかった。
「これほど大きな社会問題になっていながら、なぜ生産現場は不正な検査を続けてい
たのか」という報道陣からの問いに、西川氏は「別の立場だったら、私もそう質問す
ると思う。過去から長く続けてきたことに対し、今日からダメだと言ってもなかなか
手を打てないことが(他の業務でも)散見される。習慣化した部分を甘く見てはいけ
ないと身に染みて感じた」と回答した。 日産社長が語った不正検査を正せなかった理由A
「習慣化したものは簡単には直らない」(日経テクノロジーオンライン)
2017/10/20 06:30
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/122200045/102000180/?rt=nocnt
今度こそ再発を防止するために、同社は「非常時体制を敷く」(西川氏)。工場を含
むものづくりの競争力向上の責任者である同社チーフコンペティティブオフィサー
(CCO)の山内康裕氏が各工場に直接指示し、生産現場における実務作業の要となる
係長を直にコントロールする。その上で、チェック機能を強化。完成検査工程を国土
交通省に届け出た状態に保つために作業標準書を作成し、外部の監査を週1回の頻度
で行う。加えて、完成検査工程の勝手な変更を禁止し、変更する場合には工場長の決
裁を仰ぐことを決めた。
COOの山内氏が生産現場にいる係長を直接動かすのは、日産自動車の中で指揮・命令
系統が課長と係長との間で断絶する傾向があるからだ。西川氏によれば、トップから
の指示や命令は課長まではきちんと伝わる。ところが、課長から係長との間でコミュ
ニケーションのギャップがあり、指示や命令が係長以下に十分に伝わらないという。
なお、この問題点は今回の不正検査を調べている第三者を中心とした調査チームから
指摘されたという。
不可解なのは、「日産自動車では完成検査員が不足しているのか」との報道陣の質問
に、日産自動車が明確な回答を示さないことだ。普通に考えると、完成検査員が足り
ているのであれば、無資格者が完成検査を行う必要はないはずだ。日産自動車によれ
ば、完成検査員の養成には2カ月の期間がかかるという。西川氏は「簡単に人手不足
とは言えない。今は緊急対策として完成検査員を増やして安全係数を増やす」「余裕
率を持って回すには慎重にいくべきだろう」などと回答。会見終了後に山内氏に質問
したが回答はなく、広報担当者に聞いても回答は得られなかった。
なお、この不正検査の問題に対し、日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏からは「西
川氏を信頼するからやって(対策して)くれ」と西川氏は言われており、同氏はGhosn
氏に報告を行っているという。 日産の無資格検査「制度の根幹揺るがす」 国交相が非難(朝日)
2017年10月20日11時46分
http://www.asahi.com/articles/ASKBN3PH8KBNUTIL00C.html
日産自動車が無資格の従業員に車の検査をさせていたことが国の指摘で
発覚した後も、同様の不正が続いていたことについて、石井啓一国土交
通相は20日の会見で「再び自動車ユーザーに不安を与え、国の制度の根
幹を揺るがす行為。極めて遺憾」と非難した。
同社では、今月2日に西川広人社長が「9月20日以降は認定の検査員が100
%行うようになった」と是正を公言した後も、国内の完成車工場全6工場
のうち4工場で不正が続いていた。石井氏は「法令順守の徹底、安全管理
の再構築をしてもらう必要がある。厳正に対応する」と述べた。 日産無資格者検査で...「格付け影響見直す可能性」(FNNニュース・動画)
2017年10月20日 22:52
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00374005.html
アメリカの格付け会社「スタンダード&プアーズ」は、資格を持っていない
従業員が完成車を検査していたことが判明し、国内向け車両の出荷停止を
発表した日産自動車について、「リコール費用を含めた収益へのマイナス
影響は、現時点で数百億円に収まり、格付けに直ちに影響しない」との見
解を発表した。
ただ、「販売台数や対策費用、原因解明、再発防止策の展開を確認する必
要がある」としたうえ、「出荷再開の遅れや、国内外での大幅な販売台数
減の可能性が高まったり、リスク管理体制や、内部ガバナンスに深刻な欠
陥があると判断した場合は、格付けへの影響を見直す可能性がある」という。 日産、販売へ打撃必至 近く追加リコール(産経)
2017.10.20 18:06
http://www.sankei.com/photo/story/news/171020/sty1710200009-n1.html
日産自動車は20日、近く国土交通省へ追加リコールを届け出る準備に入った。
新車の無資格検査を公表後も続け顧客からの信頼を再び裏切る事態になり、
販売への打撃は必至だ。車を完成させる国内全6工場で国内向けの出荷も停止
した。新車を購入した顧客への引き渡しは遅れることになり、販売現場から怒
りの声が上がっている。
リコールは、8月20日から今月18日までに生産した約3万4千台のうち、ナンバー
プレートを取得する登録手続きを済ませた約4千台が対象になる。9月18日に国
交省の立ち入り検査で最初の無資格検査が発覚した後、生産した車だ。
顧客は検査体制を改めたという日産の説明を信じて車を買っていた。西川広人
社長は19日の記者会見で「(問題公表後に)われわれの対策を信用して買って
もらった顧客の信頼を裏切った」と述べた。 日産に立ち入り調査へ(FNNニュース・動画)
2017年10月20日 20:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00373996.html
日産自動車で、資格を持っていない従業員が新車を検査して
いた問題で、国土交通省が、来週にも、立ち入り検査を行う
ことが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、問題が発覚したのは、日産社内から国への内部
告発で、9月下旬に行われた国交省による立ち入り検査の数カ月
前に、資格のない作業員による完成車の検査が常態化していると
の情報が寄せられた。
これを受け、国交省が抜き打ちで検査に入ったという。
その後も事態が改善されなかったことを受け、国交省は、工場の
現場と経営側の意思疎通ができていない」とみていて、来週にも、
神奈川・横浜市内の日産本社や、工場などへの立ち入り検査を実
施する方針。 むなしく響く「がんばろう!」の声
日産自動車の検査不正 経営と現場の信頼感を築け@(Yahoo!ニュース)
2017年10月20日(金) 08:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/yasuitakayuki/20171020-00077140/
日産自動車は19日、日産車体を含む国内にある全6工場で生産している国内向け車両
の出荷を停止した。国交省が9月18日に日産車体の湘南工場に立ち入り検査をし、正
規の完成検査員以外が完成検査に携わっていたことが発覚。検査体制を見直したはず
だったが、不正がその後も4工場で続いていた。
19日夜に会見した西川廣人社長は「完成検査工程は完成検査員だけでやれと伝えてい
たが、実施されていなかった」と述べ、経営陣の指示が現場まで徹底されていなかっ
たことを認めた。また生産部門のトップから工場長、部長、課長、そして現場の係長
に指揮命令が伝わる過程について、西川社長は「課長と係長のコミュニケーションの
ギャップが大きく、そこに落とし穴があったのではないかと思う」と述べた。
横浜にある日産グローバル本社で開かれた社長会見を聞きながら、愕然とした。
西川社長は経営と現場との関係について、こうも語った。
「現場が自立性を持って解決することが、日本のものづくりの強さの原点。ただし、
現場任せが強すぎてもいけない。現場に対するコントロールが課題ではないかと思う」
この発言にも違和感を持った。
今回の不正の背景にある問題は、経営陣と現場との大きなコミュニケーションギャッ
プの存在であり、コミュニケーションの前提となる両者の信頼関係が築けていないと
いう現実ではないだろうか。信頼関係がない中ではいくら「指示を伝えた」つもりに
なっても、伝わらない。今後の対応策は応急措置にはなるが、今の日産が抱える経営
問題を根本から変えるものではない。 むなしく響く「がんばろう!」の声
日産自動車の検査不正 経営と現場の信頼感を築けA(Yahoo!ニュース)
2017年10月20日(金) 08:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/yasuitakayuki/20171020-00077140/
日産の場合、課長以上の多くが大卒社員だ。一方、現場を仕切る係長の大半は高卒で
ある。係長が課長以上に昇進する道はあるが、極めて狭い道だという。今回のコミュ
ニケーションギャップは、大卒で入社して現場に配属されても、課長以上となり昇進
していく社員と現場で働き続ける社員との風通しが良くないことが原因で、西川社長
も「ポイントは課長と係長をうまくつなぐことだ」と会見で述べた。
今回の不正で課長以上と係長以下との間にある溝はとても深いことが見えてきた。会
見での説明によると、新型リーフの完成検査ラインの詳細を7月に国交省に届けている
が、8月1日に完成検査の一部(約10項目)を商品検査ラインに移した。変更があった
場合、法令上は30日以内に国交省に届けなくてはいけないが、これを怠っていた。
現場のラインが変わっているのに、1か月以上も工場内で働く大卒の課長以上の幹部
がラインの変更に気が付かなかったのだろうか。一緒に工場で働いているのに、見て
いるものが違っていたと思わざるを得ない。あるいは課長以上が変更に気付いたとし
ても、届け出の必要性を指摘もせず、あるいはその必要性を認識していなかったとす
れば、係長以下の現場ばかりか、課長以上の幹部社員にも法令順守の意識が希薄だっ
たことになる。 むなしく響く「がんばろう!」の声
日産自動車の検査不正 経営と現場の信頼感を築けB(Yahoo!ニュース)
2017年10月20日(金) 08:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/yasuitakayuki/20171020-00077140/
現場に関する研究の第一人者である東京大学大学院の藤本隆宏教授は近著「現場から
見上げる企業戦略論」(角川新書)の中で面白いエピソードを紹介している。
藤本教授のゼミ生が大手鉄鋼メーカーに就職し、ある製鉄所の経理課に配属された。
藤本教授が朝方、製鉄所を訪問したら、教え子はヘルメットに現場服で手ぬぐいを巻
いてあらわれたという。そんな恰好で経理をするのかと聞くと、教え子はこう答えた
という。
経理は現場を知らなければならないと考え、毎朝早起きして、生産現場の朝礼に出て
いる。これで現場の問題や改善の流れがかなりわかる。それから職場に行って着替え
て通常の経理の仕事をしている。
経営幹部になるエリート社員だろうが、現場に足を運び、その現実を見つめる社員が
いるかどうかで、現場はおろか経営自体を左右する。日産にはそんな経営と現場との
一体感がなかったのではないかと思う。
カルロス・ゴーン氏が経営不振になった日産の経営に関わる前の日産は「いいプラン
をつくるが実行できない会社」と揶揄されたものだ。ペーパーづくりが得意な優秀な
エリート幹部がつくる経営計画は素晴らしいが、現場を巻き込み、愚直に目標に向か
って組織を動かすことができない会社だった。ゴーン氏が経営トップになり20年近く
になる。その間、必達目標を掲げ、実行する組織に変わったのは事実だと思う。
だが、経営層と現場のギャップという過去にもあった課題が、解決されず残っていた
のではなかろうか。今回の不正は、現場をコントロールするだけでは改善されない。
経営と現場との信頼感の回復なくして、不正はなくならない。そのためには現場にと
どまらず、幹部社員ら経営層の意識改革こそが必要なのではなかろうか。 日産不正 きっかけは内部告発(FNNニュース・動画)
2017年10月21日 01:56
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00374020.html
資格を持たない従業員による新車の完成検査を、問題発覚後も4つの工場で
続けていたことを19日夜、明らかにした日産自動車。
一夜明け、当該の工場に勤める従業員に話を聞いた。
神奈川・追浜工場の従業員は「非常に残念というか、何やってんだって感じ。
(皆さん知っていた?)わたしは知らなかった」と話した。
国内向けの全ての出荷が停止され、都内の販売店は閑散としていた。
点検のため訪れていた、40年来の日産ユーザーだという女性は「全社に通達
を出したあとも、そういうこと(無資格検査)が起こっているのは、とても遺
憾に思います」と話した。
そもそも、今回の無資格検査問題は、9月18日に、国土交通省が行った抜き打
ち検査で発覚。そのきっかけが、数カ月前にあった「無資格者による検査が
常態化している」という、日産社内からの内部告発だったことが、国交省関
係者への取材でわかった。
しかし、10月2日の会見で、西川社長は「内部告発があったかどうかですか?
わたしは、少なくとも目にしていませんけど」と述べていた。
また、日産自動車担当者は「今回の件は、日産自動車の中での内部告発は、
一切ありません」と述べていた。日産社内に、不正を告発した人物はいな
かったと断言している。
国交省は、現場と経営側との意思疎通ができていないとみて、週明けにも、
日産本社や工場への立ち入り検査を行う方針。 日産社員“工場は人手不足、プレッシャー”(日テレNEWS24・動画)
2017年10月20日 16:43
http://www.news24.jp/articles/2017/10/20/06375563.html
日産の無資格検査問題を受け、現役の社員が日本テレビの取材に応じ、
工場の実態を語った。
日産の工場でエンジンに関わる作業をしていた現役社員は、工場では
人手不足やプレッシャーがあったと話した。
日産の社員「人手不足の中で、今までは2人、1.5人でやっていた
仕事は、極端な話、1人でやらないといけない。あっちの班はできて
いるぞとか、今月のマイナス面はうちばっかりだぞっていうんです。
で、グラフ化されて。きついのが生産にきているのかなと」
さらに、組み立てを担当する別の従業員も、作業量の多さを指摘する。
組み立て担当の従業員「一人当たりの仕事量が多めでして、やはりき
つくは感じますね。人の入れ替わりが激しくて、日によっては人手が
足りなくなることもある」 日産危機、ゴーン氏なぜ出てこない 説明責任を果たすべき(ZAKZAK)
2017年10月20日
http://www.zakzak.co.jp/eco/news/171020/eco1710200011-n1.html
国の規定に反した新車の無資格検査を公表後も続けていたとして、国内で
販売する全車両の出荷停止に追い込まれた日産自動車。危機にもかかわら
ず、カルロス・ゴーン会長は問題発覚から一度も姿を見せていない。
19日の記者会見で西川広人社長はゴーン氏に話が及ぶと、あやふやな発言
に終始。「会長に信頼されて私が仕事に当たっている」と述べるにとどめた。
不正はゴーン氏が社長の時代から常態化していた疑いもある。11億円近
い報酬をもらっているのだから、説明責任を果たすべきではないのか。 日産、4千台追加リコールへ 検査員増員が出荷再開の前提(産経)
2017.10.21 00:05
http://www.sankei.com/economy/news/171021/ecn1710210002-n1.html
新車の無資格検査問題で日産自動車は20日、近く国土交通省へ追加リコール
を届け出る準備に入った。「是正した」と表明した9月以降も無資格検査を
続けていたことに伴う措置で、販売した約4千台が対象になる見通し。完成
車の国内全6工場で国内向けの出荷も停止。再開には再発防止策の履行が前
提になるとみられ、約300人という完成検査員の増員も焦点となる。
日産の問題について菅義偉官房長官は20日の会見で「ユーザーの信頼を著し
く損なうものであり、極めて遺憾だ」と非難。
再発防止策としては、セキュリティーゲートで完成検査のラインへの立ち入
りを制限し、資格のある検査員しか入れないように管理を厳重にする。指紋
認証の活用も検討。管理が徹底されているか外部機関に監査してもらう方針だ。
大手証券の試算では、2週間の生産停止により、販売で2万台、営業利益で
100億円の減少要因になるという。米格付け会社スタンダード・アンド・プア
ーズ(S&P)は、「格付けへの影響は限定的」としながらも、「出荷再開
の遅れや、ブランド毀損(きそん)による大幅な販売台数減」に懸念を示した。
日産の完成検査員の資格者は500〜600人程度で、うち工場で従事する
のは約300人。SUBARU(スバル)の資格者は約250人、マツダは約600人
としているが、生産規模に対して日産は少ないとの見方もある。従事者の少
なさが問題の一因となった可能性は否めない。
検査員の資格の認定基準は自動車各社が独自に定めているが、日産幹部は「
他社と比べて資格を取得するまでが大変なルール。それが人手不足などで維
持できなくなっていた」と明かしており、基準の見直しも課題になりそうだ。 日産国内出荷停止、九州の下請け反発(読売)
2017年10月21日
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20171021-OYS1T50014.html
日産自動車九州と日産車体九州の工場は、海外輸出向けの生産と出荷を続けて
いる。ただ、国内向けの出荷停止で当面は減産せざるを得なくなるとみられ、
取引先からは反発の声も上がっている。
日産自動車九州は、スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」などを生産
し、昨年度の生産台数は49万5000台で、輸出比率が6割を超える。大型SUVなど
を生産する日産車体九州の同年度の生産台数は16万8000台で、輸出比率は約8割
だった。
今年度は両社とも北米輸出が好調で、合計生産台数は最高を更新する見通しだ
った。しかし、国内向けの出荷停止で当面は生産が落ち込み、計画の達成が困
難となる可能性も出てきた。
部品を供給する中小企業への影響も懸念される。ある下請けメーカーは「日産
側からまだ詳しい説明はないが、今後、出荷調整を余儀なくされるだろう」と
心配な様子だった。
同県内の別の部品メーカーは「下請けには厳しい品質を要求する自動車メーカ
ーが、ずさんな検査をしていたことに怒りを覚える」と話す。「日本の製造業
のイメージが損なわれる。迷惑だ」と憤っていた。 日産に立ち入り調査へ(FNNニュース・動画)
2017年10月20日 20:24
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00373996.html
。
日産自動車で、資格を持っていない従業員が新車を検査していた問題で、国土
交通省が、来週にも、立ち入り検査を行うことが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、問題が発覚したのは、日産社内から国への内部告発で、9月下
旬に行われた国交省による立ち入り検査の数カ月前に、資格のない作業員によ
る完成車の検査が常態化しているとの情報が寄せられた。
これを受け、国交省が抜き打ちで検査に入ったという。
その後も事態が改善されなかったことを受け、国交省は、工場の現場と経営側の
意思疎通ができていない」とみていて、来週にも、神奈川・横浜市内の日産本社
や、工場などへの立ち入り検査を実施する方針。 日産の無資格検査問題 出荷・販売停止で現場は?(テレビ東京)
2017年10月20日(金)
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_142749
無資格検査問題発覚後も、不正を続けていたことを発表した日産の西川社長は
きのうの会見で、不正が続いていた原因に、「現場とのコミュニケーションの
ギャップ」をあげました。
日産の工場の従業員は不正公表以降も検査を続けていたことについて会社から
の説明はないと話します。
現在、日産は国内つ6の工場で新車の出荷を停止しています。自動車を販売する
ディーラーからは「具体的な指示もなく、前線に対して情報不足だ」と経営陣
への不満が上がっています。
また、下請けの町工場でも不祥事に対する説明はなく「日産の依存度が高いの
で車が売れないのは深刻な問題」と不安になっています。 日産、成長戦略にリスク 部品製造が一部停止@ (日経)
2017/10/20 23:42
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22513530Q7A021C1EA2000/
日産自動車の不正検査の影響がサプライチェーンに広がり始めた。
検査を正すため国内出荷を2週間ほど止めるのに対応し、一部の部
品メーカーは日産向け製品の生産ラインを停止し始めた。顧客へ
の説明に追われる販売店もある。野村証券は出荷停止が日産の連
結営業利益を100億円下げると推測する。ブランドイメージが傷つ
き成長戦略が狂うリスクもある。
日産の主要取引先の中には「出荷停止の影響が見通せない」とし
てラインを止め、一部従業員を出勤させていないメーカーもある。
自動車は部品の裾野が広く、日産の国内1次仕入れ先は2239社にも
及ぶ。出荷停止が長引けば取引先のダメージは大きい。日産子会
社でトランスミッションを多く納入するジヤトコは「今のところ
影響はないが動向を注視していく」としている。 日産、成長戦略にリスク 部品製造が一部停止A (日経)
2017/10/20 23:42
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22513530Q7A021C1EA2000/
日産への依存度が高い中小企業からは売り上げ減を覚悟している
との声が聞かれる。繰り返す不祥事に取引先からは「現場をコン
トロールするのが経営の立場だ」と厳しい指摘も強まってきた。
陳謝はしたが表面的なものでしかなかったのかと消費者には映り、
批判の矢面に立つ販売店は苦しい。
日産は全国に約2100の販売店を持つ。効率のよい販売網を構築し
ている日産は、そもそも在庫が少ない。出荷停止が長引けば顧客
への引き渡しが遅れるだけでなく、機会損失になりやすい。相次
ぐ不正発覚を受けて販売店は顧客離れを懸念している。
アナリストは「2週間の出荷停止で販売は2万台、営業利益は100
億円程度の影響が出る」とみる。ライバル店としのぎを削る販売
現場から「顧客の信頼を失ったマイナス面のほうが大きい」(首
都圏の販売店)との声が漏れる。
米格付け大手のS&Pグローバル・レーティングは20日、「ブランド
毀損による大幅な販売減や内部統制に深刻な欠陥がある場合は格付
けへの影響を見直す可能性がある」と発表した。 日産に立ち入り調査へ(FNNニュース・動画)
2017年10月20日 20:24
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00373996.html
日産自動車で、資格を持っていない従業員が新車を検査していた問題で、国土
交通省が、来週にも、立ち入り検査を行うことが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、問題が発覚したのは、日産社内から国への内部告発で、9月下
旬に行われた国交省による立ち入り検査の数カ月前に、資格のない作業員によ
る完成車の検査が常態化しているとの情報が寄せられた。
これを受け、国交省が抜き打ちで検査に入ったという。
その後も事態が改善されなかったことを受け、国交省は、工場の現場と経営側の
意思疎通ができていない」とみていて、来週にも、神奈川・横浜市内の日産本社
や、工場などへの立ち入り検査を実施する方針。 「現場に責任負わせない」日産社長が係長らと意見交換(日経)
2017年10月22日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22552630R21C17A0EA5000/
日産自動車は21日、国内工場で製造現場を指揮する係長らと経営陣
の意見交換会を開いた。一部の工場で無資格検査問題の発覚後も製
造現場が経営陣の指示に従わない事例が見つかったが西川広人社長
は「現場を担う従業員に責任を負わせる考えはない」と強調。経営
陣が製造現場と問題解決にあたる姿勢を示した。
追浜工場での意見交換会には製造現場の代表として国内に6つある日
産本体の工場に勤務する係長ら12人が参加した。日産によると、経
営陣は係長らに「改めて法令順守の重要性を理解してほしい」と要
請したという。
西川社長が19日の記者会見で再発防止の指示が製造現場に浸透しな
かった要因について「(管理職の)課長と係長のコミュニケーショ
ンにギャップがある」と説明したことに社内の一部から反発の声が
上がっていた。意見交換会で西川社長は「むしろ(自らを含む)役
員や管理職の責任の方が重い」と話し、現場に責任を押しつける趣
旨ではなかったと弁明した。 日産、訓練なしの従業員も完成検査…追浜工場(読売)
2017年10月22日 08時25分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171021-OYT1T50131.html
日産自動車が、車の最終的な安全性をチェックする完成検査に必要な
資格がない訓練中の従業員に検査を行わせていた問題で、訓練を受け
ていない従業員も検査に関わっていたことが分かった。
本来とは異なる場所で完成検査の一部を行うようになっていたことが
原因で、ずさんな検査体制が浮き彫りになった。
資格を持つ「完成検査員」のみが行える完成検査に、訓練中の「補助
検査員」だけでなく、必要な訓練を受けていない従業員も加わってい
たのは、追浜工場。日産の社内調査で判明した。
日産の完成検査は本来、「完成検査員」が専用のラインで、国のルー
ルに沿ってブレーキの利き具合やライトの点灯状況などをチェックす
る。車体の傷やへこみなどを調べる「商品性検査」のラインも別途あ
るが、こちらでは完成検査の資格を持たない従業員も作業を行っている。 販売店に問い合わせ殺到 日産、国内出荷停止に県内(佐賀新聞)
2017年10月21日 10時11分
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/138594
日産自動車による国内販売車の出荷停止発表から一夜明けた20日、佐賀県内の
販売店には顧客から問い合わせが寄せられ、謝罪や対応に追われた。不正発覚
に伴うリコール対象車は100万台を超えており、安全性に対する不安の声も上が
っている。
「納車はいつになるのか」「本当に手に入るのか」。佐賀市内の販売店には午
前中から電話が相次いだ。店長は「(メーカーからの)情報が少ない。出荷再
開の見通しはまったく分からない」と困惑しつつ、「誠実に対応するしかない」。
納車待ちの顧客を社員で手分けしながら1軒ずつ訪問し、謝罪を続けていくという。
9月下旬の不正発覚以降、メーカー在庫車の出荷が一時停止されるなど現場
の混乱が続いている。売り上げを期待していた新型の電気自動車も「反応は鈍い。
伸び悩んでいる」とこぼす。
日産車に14年間乗っているという佐賀市の40代男性は「国内メーカーだし、
品質は信頼していたのに」と落胆し、「自分の車は大丈夫だろうか」と不安げに
話した。 日産自動車 訓練を受けていない従業員も検査に関わっていたことが明らかに
(Livedoorニュース)2017年10月22日 8時25分
http://news.livedoor.com/article/detail/13782010/
日産自動車が、車の最終的な安全性をチェックする完成検査に必要な資格
がない訓練中の従業員に検査を行わせていた問題で、訓練を受けていない
従業員も検査に関わっていたことが分かった。
本来とは異なる場所で完成検査の一部を行うようになっていたことが原因
で、ずさんな検査体制が浮き彫りになった。
資格を持つ「完成検査員」のみが行える完成検査に、訓練中の「補助検査
員」だけでなく、必要な訓練を受けていない従業員も加わっていたのは、
追浜工場。日産の社内調査で判明した。
日産の完成検査は本来、「完成検査員」が専用のラインで、国のルールに
沿ってブレーキの利き具合やライトの点灯状況などをチェックする。車体
の傷やへこみなどを調べる「商品性検査」のラインも別途あるが、こちら
では完成検査の資格を持たない従業員も作業を行っている。 日産自動車不正検査問題−やはり内部告発が端緒だった・・・(BLOGOS)
2017年10月22日 08:29
http://blogos.com/article/253933/
すでにご承知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の日産自動車さん
の不正検査問題について国交省の抜き打ち検査が行われたのは、その数か月
前に国交省に内部告発がなされていたことによるものだそうです。
つまり、従業員の方の内部告発がなければ、日産さんは今も平穏無事に(?)
無資格者による最終審査を継続しており、新型リーフによる新たな事業戦略
がマスコミで華やかに取り上げられていたことになります。
日産さんは当初、「本件について内部通報や告発があったものではない」と
発表していました。ただ、実際には内部告発で、しかも監督官庁がマスコミ
に漏らした・・・ということなので、日産さんと監督官庁との信頼関係はか
なり破たんしていることがわかります。
再発防止策を実施したと監督官庁に報告していながら、実はその後も無資格
検査が続いていたことが判明したので、日産さんとしては国交省のメンツを
つぶしてしまったことになります(これは有事対応としては最悪のパターン
です)。
推測ですが、従業員の方がいきなり内部告発に至ったとは思えません。最初
は社内へ内部通報をしたり、上司に問題提起をしたものと推測します。仮に
社内通報が行われていたとなりますと、今度は「不正隠し」のほうが無資格
検査よりも大きな不祥事として世間から批判を受けることになり、沈静化に
は長い時間を要することになります。
これで「安全性には問題はない、といった意識から、そんなに悪いことでは
ないと現場社員は考えていた」といった安易な企業風土論で片づけることが
できない不祥事であることが認識できました。 <日産出荷停止>不信底なし 社長、法令順守の甘さ認める@(毎日)
2017年10月19日 23時39分
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171019/Mainichi_20171020k0000m020079000c.html
日産自動車は4工場で無資格従業員による検査が問題の発覚後も続いて
いたことが判明し、再び出荷停止に追い込まれた。問題是正の指示が現
場に浸透しない管理体制のずさんさと、法令軽視の体質の根深さを改め
て浮き彫りにした形で、日産に対する不信は高まるばかりだ。
「まさに不徹底と申し上げるしかない。会社の信頼を揺るがす事態だ」。
西川広人社長は記者会見で問題の根深さを認め、苦渋の表情を浮かべた。
無資格検査が国内全6カ所の完成車工場で行われていたと日産が発表し、
新車在庫の販売を停止したのは9月29日。西川社長は10月2日の記者
会見で「すべて認定した検査員が検査を行う体制に100%になっている」
と述べ、すでに検査が正常化したと強調。在庫車の再点検を実施し、3日
には販売を再開した。
しかし4工場では、引き続き無資格の従業員が完成車検査の際のマフラー
やドアロックなどの点検を実施していた。西川社長は、「課長から係長
へのコミュニケーションギャップがあったことが落とし穴」と釈明。経
営トップからの指示が末端まで行き届いていなかったことが、無資格検
査が続けられた要因との見方を示した。 <日産出荷停止>不信底なし 社長、法令順守の甘さ認めるA(毎日)
2017年10月19日 23時39分
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171019/Mainichi_20171020k0000m020079000c.html
また、今回は新たに検査の工程で不備があったことが判明。自動車メー
カーが国に代わって行う完成車検査の工程を変更した際は30日以内に届
け出るよう義務付けられているが、日産は一部の工場で変更を報告しな
いまま検査を継続していた。西川社長は「法令で決まっていることへの
意識が薄い」と法令順守に対する認識の甘さを認めざるを得なかった。
西川社長は、検査の正常化に向けて、問題発覚時に約300人だった有資格
者を大幅に増員し、分散していた新車検査の場所を1カ所に集約するなど
の対策を講じる方針を示した。2日の記者会見で、西川社長が示していた
「(無資格検査は)人手が足りないからではない」との認識は覆された形
だ。西川社長は「長年常態化してきたクセを抜くためには、このくらいの
ことをしないと何かが起きると身に染みた」と述べた。
出荷再開については「慎重に対応したい」と一定の時間がかかるとの見通
しを示し、「再発を徹底的に防ぎ、生産を正常な形に戻す」と強調した。
しかし、自ら打ち出した対策すら現場に行き届かないほど、問題は根深く
深刻だ。今年3月末まで社長を務めたカルロス・ゴーン会長も含め、厳しく
経営責任が問われることになりそうだ。 日産と神鋼の不正 安全の基本損ねる背信だ(産経)
2017.10.22 05:01
http://www.sankei.com/column/news/171022/clm1710220003-n1.html
安全を守るための法令をあまりに軽んじる姿勢にあきれる。
日産自動車が資格を持たない社員に完成車の検査を行わせていた問題で、
9月の不正発覚後も大半の工場で無資格検査が続けられていた。
日本を代表する大手メーカーである。社内不正が常態化していたのだろう
か。世界の信頼をも揺るがす背信行為の続発を重く受け止めなければなら
ない。安全性を早急に確認し、原因を徹底解明するのは当たり前だが、言
葉で取り繕うだけなら消費者や取引先に見放される。
日産の西川広人社長は不正発覚時点の会見で「再発防止を徹底した」と強
調した。非常時におけるトップの指示さえ製造現場に行き届かない状況に
驚く。管理体制を強化するため、国内で生産した車両の出荷を全面停止し
たのも当然である。
資格者が検査する本来の態勢に改めたはずなのに、無資格者の検査が続い
ていたのは、管理職同士の連絡ミスなどが原因という。西川氏は「現場任
せだった」と釈明したが、指示が現場に届かないのは企業統治に決定的な
不備がある証左である。生産を拡大する一方で、完成車を検査する陣容が
他社よりも手薄だったという指摘もある。
仏ルノー出身のカルロス・ゴーン会長は、コスト削減など効率優先の経営
が特徴だ。それが不正につながったとすれば問題の根は深い。徹底した検
証が必要だ。 「責任感取り戻して」安倍首相 (日経)
2017/10/23 1:05
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22563870T21C17A0NN1000/
安倍晋三首相は22日夜のテレビ東京番組で、神戸製鋼所で発覚したデータ
改ざん問題に関して「誠実な責任感をぜひ取り戻してもらいたい」と述べ
た。政界に入る前に神鋼に勤務していたことを振り返り「工場では品質を
高めていくために、職場で皆、忙しいなかで知恵を出し合い汗を流してい
た。それが日本のものづくりの強さだった」と語った。
日産自動車で無資格検査が発覚するなど不正問題が大手企業で相次いでい
ることには「失った信用を取り戻すべく、経済産業相を中心に政府と産業
界一丸となって取り組んでいきたい」と述べた。
神製はアルミ・銅・鉄鋼製品で品質データを改ざんしていたことを認めた。
日産自動車では、資格を持たない従業員が完成車を検査していた。 【日産の不正検査】「なぜ?」を5回繰り返せ
カルロス・ゴーン会長の責任は?@
(財経新聞)2017年10月22日 18:15
http://www.zaikei.co.jp/article/20171022/406651.html
日産自動車は新車検査を無資格者に行わせていたことを、公表後も繰り返
していた。また新車検査を無資格者が行っていながら「安全である」こと
を強調していた。この認識は根深い問題をはらんでいる。また、不良を認
識し「ストップ」が掛かっていながら、現場まで浸透していなかったこと
は、組織の在り方が根本的に間違っている証で、経営の基本的姿勢が問わ
れる。
現在の文明社会は「品質保証」で成り立っていると言っても過言ではない。
「品質が悪いとこの社会に存続しえない」と生産者に思わせる社会が、文
明社会の原則だ。
現在の製造業の生産方式では、ラインで不良が出たとき、その場で「ごま
かし」は許されていない。再発が防止できる手立てが打てられるまで、ラ
イン全体を止めるのが原則だ。それがトヨタの社内暗号として生まれた
「あんどん」の役割だ。ラインで不良が発見されたとき、すぐにそれを全
ラインに知らせる「ランプ(あんどん)」が点灯されて、ライン全体がス
トップする。これは現代の全製造業の「掟」である。
そして直ちに原因の究明と再発防止策が打たれる。再発がされないと確証
されるまで、ラインを再起動しない。ラインが止まることで莫大な損害が
出るが、「再発する」ことで出る損害は「再起不能になる」危険があるこ
とを知っているからだ。
その意味で「日産の再発」は大打撃となることが確実だ。日産の「あんど
ん」は消えてなくなっている。再発防止策が立てられないうちに「再起動」
したことは、「品質保証」の観点からは「万死」に値する間違いだ。 【日産の不正検査】「なぜ?」を5回繰り返せ
カルロス・ゴーン会長の責任は?A
(財経新聞)2017年10月22日 18:15
http://www.zaikei.co.jp/article/20171022/406651.html
当然にカルロス・ゴーン会長の責任が問われる事態だ。製造業のビジネス
モデルの根幹である「品質保証体制がなぜ壊れたのか?」が、問題の根幹
である。それは間違いなく「経営方針」の誤りだ。「何かが間違っている」
のだ。
現在の「投資感覚」の経営陣では、「品質保証」の原則をビジネスモデル
の中心概念と位置付け出来ないのであろう。日産自動車は日本の企業であ
ったので「品質の概念」は理解できており、実質倒産後ルノーの配下に入
っても、これまで基本的「品質保証」の概念は堅持できていたのだろう。
しかしカルロス・ゴーン氏の経営が長く続く中で「ファンド体質」「投資
体質」に変化してきたことが、根本の原因と考えるべきである。
これもトヨタの生産方式の中に組み込まれている品質管理の原則だ。原因
を究明するとき「なぜ?」と考えなければ原因にたどり着けないことは明
確である。それも1回だけでは不十分で、本当の原因にたどり着いて直して
しまわないと再発してしまう。そこで「なぜ?を5回繰り返せ」。そうすれ
ばほとんどの問題の真の原因にたどり着くとの教えなのだ。
【日産はなぜ?新車完成検査を形骸化してしまったのか?】を5段階、掘り
下げながら繰り返してみることだ。すると「経営者は現場に立て」の原則
の意味が解ってくるはずだ。
「日産の組織の在り方と組織運用が間違っている」ことの証拠が、この不
良の真の原因であろう。 「日産自動車グループ国内取引状況」調査(東京商工リサーチ)
2017.10.23
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20171023_01.html
日産自動車と同社グループと直接取引のある1次と間接取引の2次仕入先
の総数は8,922社、1次・2次販売先は3,321社だった。
日産グループと直接取引している1次仕入先の業種は製造業が最多で、
982社(構成比43.8%)だった。1次仕入先の本社地は東京都が663社(同
29.6%)で最も多く、次いで追浜工場や日産車体の湘南工場のある神奈
川県が534社(同23.8%)と続く。
また、1次仕入先の2,239社では1,736社(同77.5%)、2次仕入先では7,2
23社のうち4,712社(同65.2%)が資本金1億円未満の中小企業だったこと
がわかった。
日産自動車が無資格の従業員に完成車検査をさせていた問題で19日、西川
広人日産社長が本社で会見し、9月に国土交通省から指摘を受けた後も無
資格の従業員が検査に関わっていたことを明らかにした。これを受けて国
内すべての工場で生産した車両出荷を停止した。停止期間は最低でも2週間
に及ぶ見通しで、取引先への影響が危惧されている。
企業のコンプライアンス(法令順守)重視に背を向けるように、日産自動
車は無資格の従業員に車両の検査をさせていた。問題発覚後も無資格検査
を続けていたことが19日、明らかになった。こうしたガバナンスの効かな
い経営で、ついに国内工場の出荷停止に追い込まれた。
世界的な企業だけに全国に取引先を持つが、2週間とはいえ出荷停止による
販売先への影響は、消費者の信用低下も重なるだけに決して小さくない。
今データ偽装の悪影響が長引く可能性もあるだけに、今後は全国に広がる
影響にどう対応するか先行きが注目される。 日産、出荷再開へ緊急対策 ものづくりトップが現場を直接指揮(日経)
2017/10/23 2:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO22559930S7A021C1TJC000/
完成車の検査で相次ぎ不正が見つかった日産自動車は、ものづくりの責
任者である山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)が
工場の係長らを統括する体制に改める。
工場長らを通じて伝えてきたが、CCOからの直接の指示で現場に徹底す
る。外部の監査も週1回受ける。異例の体制を敷き、常態化した無資格
者が検査する習慣を取り除く。山内CCOが国内にある全6工場の現場を
指揮する。
全工場で指紋認証システムを使って有資格者のみ立ち入れるようセキ
ュリティーゲートの導入を検討するなど、工程の見直しを徹底する。
日産は9月に資格がない従業員が完成車を検査していた問題が発覚。
いったんは是正したと発表したが、一部の工場は続けていた。現場
に検査に関する指示がきちんと届いていなかったことが一因だ。
現在は検査を正すため、車の国内出荷をすべて止めている。車の出荷
停止に伴い、部品メーカーや販売店には戸惑いが広がる。主力部品メ
ーカーの一社は「どこかで製品の納入にストップがかかるかもしれな
い」と身構える。販売店からも「車の販売現場は顧客との信頼関係に
立脚しているため非常に苦しい」との声が聞こえてくる。
出荷を再開するには、国交省による工場の立ち入り検査を受け承認を
得る必要がある。ただ国交省は不正な検査の常態化を招いた日産の組
織運営のあり方も問題視している。20年以上続いてきた有資格者の養
成プログラムの見直しや、ゆとりのある人員配置などソフト面の改善
も求められる。 日産、国内販売2割減 出荷停止長期化に懸念@(日経)
2017/10/24 2:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO22594950T21C17A0EA1000/
日産自動車の10月の国内販売が前年同月比2割減のペースで推移して
いることが分かった。同月の新車市場全体はプラス基調であるため、
日産の落ち込みが際立つ。
完成車工場はいずれも国内向け車両の出荷を停止したまま。自動車
メーカーは産業の裾野が広く、部品メーカーが日産向け生産を止め
るなど販売現場以外にも不正検査による影響が広がっている。
イメージ悪化により10月1〜20日の国内販売は約1万2300台と前年同月
に比べ2割弱減った。全メーカーを合わせた国内販売全体が新車効果も
手伝って約17万7200台と1割弱増えたのとは対照的だ。
無資格検査が発覚した日産の国内工場で生産する登録車の販売の落ち
込みが大きく、10月1〜20日の販売台数は約8900台と2割強減った。完
成検査の不備は見つかっていないが三菱自動車に生産を委託している
軽自動車も1割弱減少した。 日産、国内販売2割減 出荷停止長期化に懸念A(日経)
2017/10/24 2:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO22594950T21C17A0EA1000/
販売現場では無資格検査問題で「水を差された」との声が多く聞かれる。
東北の販売店では「電気自動車(EV)『リーフ』の売れ行きは計画通
りだが、今回の問題で新規顧客がなかなか来店してくれない」とこぼ
す。首都圏の販売店は「リコールの通知が顧客に届く11月上旬以降は
対応に追われるため人のやりくりが悩みの種」と話していた。
今後の焦点は出荷停止の期間だ。2週間程度で全ての工場で国内向けの
出荷を再開したい方針だが、国土交通省に根本原因や再発防止策などを
盛り込んだ報告書を提出し、同省の承認を得る必要がある。国交省は不
正の常態化を招いた日産の管理体制も問題視しており、再発防止策が不
十分と判断されれば出荷停止が長引く恐れもある。
出荷停止中の生産拠点の一つ、追浜工場の周辺ではシャッターが下ろさ
れた工場が目立つ。普段とは異なりひっそりしており、金属加工会社の
役員は「人やトラックの数が少ない」と話す。毎年秋に行われる地域の
祭りに日産から「参加を自粛する」との連絡があったという。
帝国データバンクによると日産グループの下請けは規模別では年商1億円
以上10億円未満が最も多く全体の53.4%を占める。出荷停止が長引けば「
日産との取引依存度が高い中小企業にとっては死活問題になりかねない」
とみている。 神戸製鋼や日産自動車など「高齢組織」の問題は1つしかない
(Yahoo!ニュース)2017年10月24日(火) 6:05
https://news.yahoo.co.jp/byline/yokoyamanobuhiro/20171024-00077293/
神戸製鋼の「データ改ざん問題」、日産自動車の「不正検査問題」。共通し
ているのは、不正が発覚したあとも不正を継続し、組織の隠蔽体質に世間が
強い不信感、嫌悪感を抱いていることです。
市場の風に乗っているだけで大きくなった企業もありますが、神戸製鋼や日
産自動車ほどの規模になることはありません。理不尽な外部環境の変化、市
場の大きな荒波を乗り越えた歴史があります。多くの企業経営者の憧れ。模
範となるべき企業だからこそ、今回の不正問題、隠蔽体質に対しての失望感
は深いと言えるでしょう。
人間が高齢になると体のあちこちに「ガタ」を感じるように、組織もまた高
齢になると様々な問題が出てきます。以前は簡単にできたことが、なぜかで
きなくなるのです。いわゆる、「体が言うことを聞かなくなる」という状態
です。たとえ組織構成員が若かろうと、歴史の長い組織だと「高齢化の現象」
を免れることはできません。
組織も高齢になってくると、メンテナンスに励まなければなりません。組織
のリーダーが末端のスタッフにまで定期的に声をかけ、相手の話をよく聞き、
ときには励まし、ときには厳しく接して良好な関係を維持します。こうして
ようやく「現状維持」です。成熟期に入った組織は、どんなに名門であろう
と徐々に組織力が落ちていきます。
神戸製鋼や日産自動車のなど、歴史のある企業の問題は、一つしかありませ
ん。組織マネジメントのプロがいなかった、ただそれだけです。「プロの神
戸製鋼の社員」「プロの日産自動車の社員」はいても、「プロの組織マネジ
ャー」がいなかった、というだけです。 国交省 日産に立ち入り検査へ 出荷再開前に検査態勢確認(NHK NEWS WEB)
2017年10月24日 11時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171024/k10011195481000.html
日産自動車が資格のない従業員による不適切な検査を行い国内向けの車の
出荷を停止している問題で、石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で、出
荷の再開を前に工場の検査態勢が改善されているかを確認する立ち入り検
査を行う方針を明らかにしました。
車の出荷前の検査を資格のない従業員が行っていた問題で、日産自動車は
国から指摘を受けたあとも4つの工場で不適切な検査を続けていたことが発
覚し、現在、国内のすべての工場で国内向けの車の出荷を停止しています。
これについて石井国土交通大臣は、24日の閣議のあとの会見で、「生産再
開にあたっては検査を確実に実施できる態勢が確保されたかどうかを立ち
入り検査により確認する必要がある」と述べ、近く、日産の工場に立ち入
り検査に入る方針を明らかにしました。
そのうえで石井大臣は、日産がずさんな検査が常態化した原因の調査結果
を今月末をめどに提出することについて「報告の詳細を把握、検討して厳
正に対処したい」と述べました。
国土交通省では25日まで立ち入り検査を行い、製品検査の方法に問題がな
いかや再発防止策が徹底されているかなどを調べることにしています。 日産自が反落、10月国内販売2割減ペースとの報道(Reuter)
2017年10月24日 / 09:17
https://goo.gl/BmuNWA
日産自動車が反落している。10月の国内販売が前年同月比2割減の
ペースで推移していると報じられたことが嫌気されている。
日本経済新聞が24日付朝刊で報じた。日産自の完成車工場はいずれも
国内向け車両の出荷を停止したままで、部品メーカーなどにも影響が
広がっているという。 日産に立ち入りへ 出荷再開前に国交相 (日経)
2017/10/24 10:55
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22622620U7A021C1EAF000/
日産自動車で無資格の従業員が新車の完成検査をしていた問題で、
石井啓一国土交通相は24日の閣議後の記者会見で、同社が出荷を
停止している全国の6工場が出荷を再開する前に立ち入り検査を
実施する方針を明らかにした。石井国交相は「不適切な検査が度
重なっており、完成検査を確実に実施できるかどうかを確認する
必要がある」と述べた。
日産の西川広人社長は19日の記者会見で、国交省の監査を受けた
後に出荷を再開する方針を表明していた。検査の時期について、
国交省は「日産が各工場で当面の再発防止を徹底できる準備を整
えてからになる」としている。
日産は月内をメドに、一連の問題についての原因分析や再発防止
策を盛り込んだ報告書を同省に提出する予定だ。 日産自動車、ユーザーや下請から対応に不満の声(東京商工リサーチ)
公開日付:2017.10.24
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20171024_01.html
完成車の不正検査が発覚した日産自動車。コンプライアンス意識の希薄
さは否定できない。すでに20日までに国内向け出荷を停止している。期
間は2週間の見通しだが、不祥事の影響は日産にとどまらず日産の取引先、
下請企業にも波及している。販売店の対応は鈍く、ユーザーには不満も
出ている。
神奈川県内に住むユーザーは「報道で不正検査問題は知っているが販売
店からアナウンスがなく、自分からディーラーに問い合わせた」という。
販売店の担当者は「対応について上から明確な指示がない」と話す。
販売店も想定外の不祥事に混乱しており、ユーザーの不満、不安の解消
には時間がかかりそうだ。
部品メーカーは、「出荷停止に伴う一時的な対応には耐えられるが、今
後、販売台数に影響が出て生産計画などの見直しに繋がることが一番怖
い」と不安を漏らす。
日頃から下請に品質面などで厳しい日産担当者が本件をまったく口にし
ないという。日産の「他人に厳しく、自分に甘い体質」とも受け取れる
反応は理解しにくいようだ。
資材販売業者は「これから迎える年末や年度末の時期に新車販売よりも
リコール対応などに人員、時間を割けば、販売が計画を下回り生産調整
などが起こることはやむを得ない」と話す。日産と取引する企業は、今
後の受注減をある程度覚悟しているようだ。
今回の不祥事で、日産は自社製品への過信と甘えを露呈した。世界をリー
ドする自動車メーカーとして、真摯な対応が問われている。 日産、矢沢永吉さん「ぶっちぎれ」CM一部自粛(読売)
2017年10月24日 18時34分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171024-OYT1T50067.html
日産自動車が資格のない従業員に完成車両の検査をさせていた問題で、
日産がテレビCMの一部放送を自粛していることがわかった。
問題に対する消費者の反応を考慮したとみられる。
日産は、歌手の矢沢永吉さんが「ぶっちぎれ 技術の日産」などとアピ
ールする企業CMを放送している。CM総合研究所によると、このCMは東
京キー局で9月28日までの3週間に70回放送されたが、問題が発覚した9月
29日〜10月22日は1回にとどまった。このうち、西川広人社長が記者会見
で謝罪した直後の10月4日から6日は放送されなかった。
一方、石井国土交通相は24日、閣議後の記者会見で「不適切な取り扱い
が度重なっている。完成検査を確実に実施できる態勢が確保されたかどう
かを確認する必要がある」と述べ、日産の工場に立ち入り検査を行う方針
を明かした。日産は国内全6工場で国内向け出荷を停止しており、検査結
果を待って再開を判断する。 【東証1部 株式ランキング>】日産自動車が「予想配当利回り」でTOPに
配当増額や株価下落が影響(ZUU Online)
2017/10/24
https://zuuonline.com/archives/178240
10月16〜20日の東京株式市場は続伸した。日経平均株価は週明け23日に
一時2万1700円台を付けており、目先的には2万2000円台を視野に入れる
可能性もでてきた。22日投開票の衆院選で与党が大勝したことで、株式
市場では引き続き「景気を刺激する経済政策」への期待感が先行してい
るようだ。
それでは、今回は東証1部の「予想配当利回り」ランキングを見てみよう。
(1)日産自動車 <7201> 1085円 2018/03 53円 4.88%
(2)フィールズ <2767> 1104円 2018/03 50円 4.53%
(3)京都きもの友禅 <7615> 934円 2018/03 42円 4.50%
(4)あおぞら銀行 <8304> 4330円 2018/03 184円 4.25%
(5)ウェルネット <2428> 1192円 2018/06 50円 4.19%
日産自動車は自動車メーカー大手。フランスのルノーとアライアンスを
形成しているほか、三菱自動車工業の筆頭株主でもある。
日産自動車は配当利回りの高い銘柄として知られている。同社は年間配
当額を毎年増額しており、2018年3月期については1株につき53円を予定
している。
ただ、最近は完成車の検査を無資格者が行っていたことが発覚し、100万台
以上のリコールを発表した。その発表後も、無資格者が検査を続けている
実態が明るみになり、国内向けの車両の出荷、販売を全て停止することを
決めた。こうした不祥事を背景に株価が軟化したことで、配当利回りが高
めになっている点は注意しておきたい。 名門日産は常勝を義務付けられている。
一方
盗用多(笑) とアホンダ(笑)は倒産を義務付けられている。 >>99
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なによりあなたが元気でよかった
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