メルセデス・ベンツは、AMGを除いては、基本的にBMWのような俊敏さはありません。
モサッとしてるのが、ある意味持ち味です。
220dの場合、Comfortモードでは、アクセルを強く踏み込むと出足が悪いと感じるでしょうが、軽くアクセルを踏んで、1,500回転くらいでオートでシフトアップさせると、滑らかにスルスルと走り、落ち着いた高級な感じも味わえます。
繰り返しますが、踏み込んでしまうと、鈍重な感じがするので嫌気が差すでしょう。

Sportsモードの場合も、アクセルを強く踏み込むと、それほど俊敏に加速しないのでガッカリします。
ただ、2,000回転過ぎくらいでパドルを使ってシフトアップしていくと、思いの外、スムーズに加速していき、スピードも出るのでそれなりに爽快感も味わえます。
自分としては、アクセルワークとシフトアップのタイミング次第で、結構軽やかに走らせることも出来るので気に入っていますが、俊敏なスタートや加速を望むのであれば、違う車を選んだ方が良いと思います。
以上、1か月ほど220dを走らせた段階での感想です。