…ここからは、再びイブの残した記録ノートから、引用しよう

(2008年9月1日)
『わたしはボスの[住まいの]窓から、中へとび下りた。内心は、何と話せばいいのか、不安だった。
ボスは奥の机の向こうの椅子に背広姿で座っていたが、わたしに気がつくと、はっとして、つかつかと笑みを浮かべて
「マイ○○○○[略]だな!?…そして、天使ロリエル?!」
と言いながら、歩みよった。
そして、思わずわたしの両肩に手をかけると、
「…さっきは、ありがとう!」
と、言った。
[イブが彼の愛の告白を拒絶して、気の力で彼の幽体を天へ吹き飛ばし、清めさせたから]