川淵氏は1月にツイッターで「海外の観客には防疫のための制約を課す。最悪の場合日本人のみ。無観客は開催の意味がない」などと投稿していた。このことについて質問され、「もう、それ(観客)なくてオリンピック日本でやる値打ち、どこにあるの。海外でやるのと同じ。大変なお金を使って」と述べた。
さらに、バスケットのBリーグやプロ野球でも観戦している点に触れ、「なんでオリンピックで観戦させないの。これはぼくとしてはまったく納得いかない。ぼくの持論はずっとそう。それは強力に言うつもりだよ」と語った。
森喜朗会長は「無観客開催も当然、想定しながら、いくつかのシミュレーションをしている」と語っていた。
都医師会長「精神論ではなく、具体的なプロセスを」
辞意を固めた東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)から後任に要請された川淵三郎氏(84)が11日、「無観客開催では意味がない」との考えを報道陣に明らかにしたことを受け、医療関係者から早速注文がついた。
朝日新聞
2021年2月11日 20時27分
https://www.asahi.com/articles/ASP2C6RHQP2CUTQP01P.html