日中議連会長に林文科相=父子2代で就任
2017年12月12日18時59分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017121201013&;g=pol

 超党派国会議員でつくる「日中友好議員連盟」は12日、衆院議員会館で総会を開き、新会長に林芳正文部科学相を選出した。
前任の高村正彦自民党副総裁が衆院議員を引退したことに伴い交代した。林氏は就任あいさつで、
「日中関係は将来展望がなかなか難しい時代になってきた。英知を結集し、友好の実を挙げていきたい」と語った。

 同議連の会長交代は2004年2月以来。林氏はこれまで事務局長を務めていた。
歴代会長には、故伊東正義元官房長官や、林氏の父の故義郎元蔵相が名を連ねており、林氏は親子2代で日中議員外交の推進を担うことになった。
議連の会員数は12日現在で251人。

 総会には中国の程永華駐日大使も出席。
「議連との交流を深めていきたい。議連が日中交流の先導役になることを期待している」と述べた。