【ニューヨーク共同】マレーシアのマハティール首相(92)は28日、国連総会の一般討論で演説した。ニューヨークの国連本部に来たのは2003年以来で、
当時から大国に力が集中し、小さい国々は従属的な立場にあると批判していたが「世界は15年前よりずっと悪くなった」と非難した。
 演説後の記者会見では、マハティール氏は日本の平和憲法を称賛。マレーシア憲法を改正して武力行使を制限することに改めて意欲を示した。
日本の憲法改正の動きに触れて「戦争に参加できるようにする改正なら、大きな後退だと思う」と語った。
 マハティール氏は今年5月、15年ぶりに首相に返り咲いた。
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