可可「ああ……あ……」

可可「っ…………すび……え…………」

可可「あああ……ああ…………ああ……!」

可可「すみぃ……ぐすっ……うみえ…………!」

可可「あああああ……ああ、ああああ…………!」

可可「うっ……ああああ……すぅ…………あああ……」

可可「うに! あああああ……!」


抱きしめた、その固くて冷たい無機質な身体。

ククはその身体から、やわらかいぬくもりを感じマシタ。

言葉にならない想いが、抱擁をさらに強くさせマス。


この日のために、備えておいた"会話しゅみれーしょん"。

でも、言葉はなにも出てきませんデシタ。


可可「あああ…………ああ……ああああああああ……!!」

可可「すみれぇ……! すみれ、すみれ、すみれぇぇ…………!!」

すみれ「…………クゥクゥ」

可可「ごべんなざい……! クク……クク……!」

可可「ずっとぉ…………ああ……うぐっ……すなおじゃあ…………なくて……」

可可「すびれ……にぃ…………ぐすっ、ああああ……すみれにぃ……ひどいこと、言って……」

可可「あやまりぃ……たかった……! けど…………すみれ……あああ……会えないから、あやまれ……なくてぇ…………」

可可「ごめんなざい……! すびえぇ……!! ググ、すびれをぉ…………だぐさんきずつけて……!」

可可「ごべんなあい……!! ごえ……あああ! ああああ……ああああああ……! ごべんなざいぃ…………!!」