曜「みかんは好きだよ」千歌 「みかんがお好き? 結構。ではますます好きになるのだ」
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千歌「さぁさぁ、どうぞ。十千万の新メニューみかん鍋です。具材もたっぷりありますよ。どんな食いしん坊でも大丈夫。どうぞ食べてみてください。
……美味しいでしょう? んあぁ、おっしゃらないで。いい味でしょう? 余裕の味だ、馬力が違いますよ」
曜「一番気に入ってるのは……」
千歌「何なのだ?」
曜「でかみかんだ」
千歌「んっ…ここで触っちゃダメ…♡」 梨子「あなたは最後に食べると約束したわね?」
善子「そ、そうよ!た、助け…」
梨子「あれは嘘よ」
善子「あ…あぁん///」 曜「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」シャーッ
曜「ま、間に合ったー!(小声)」ゼェ、ゼェ
曜「今は23時58分。あとは息を潜めて千歌ちゃんの窓のところまで……ん?」
エー?ウソー? ホントダッテバー
曜「この声、千歌ちゃんと……梨子ちゃん?」
──────
梨子「私、千歌ちゃんの詞には感動させられっぱなしなんだよ?」
千歌「そうなの?」
梨子「うん。普段の千歌ちゃんからは想像できないくらい素敵な詞なんだもん」
千歌「ちょっとー! それ褒めてるー?」
梨子「褒めてる褒めてる」
千歌「もー!」プクーッ
梨子「ふふふっ」
千歌「あははっ」
──────
曜「そっか、お隣さん同士ならこんな時間までお喋りできるんだ……」
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千歌「ねー梨子ちゃん。私そろそろ……」
梨子「ま、待って!」
千歌「えー?」
ピピピピッ
千歌「ん?何この音?」
梨子「千歌ちゃん、お誕生日おめでとう!」
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曜「……!!!」
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千歌「えっ!? もしかしてそのためにこんな時間まで!?」
梨子「うん! 私ね……」
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曜「帰ろ……」 曜って負けが確定してるとこがモテない男女に共感されて人気なんだってな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています