海未「紙芝居屋さんです」4
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/cVσ_VσV 皆さん、お越し頂き有難う御座います
コチラは前スレッドのpart4です。
もし、初めてお越しになった方で
このお話に興味を持って頂けたならば
下記の順番よりご覧下されると幸いです
私自身も衝撃の長さとなりましたが、
最後まで、どうか宜しくお願いします。
part1↓
海未「紙芝居屋さんです」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1601463098/
part2↓
海未「紙芝居屋さんです」2
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1606052649/
part3↓
海未「紙芝居屋さんです」3
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1609773337/ /cVσ_VσV お待たせして遅く申し訳ありません
今日更新する予定だったのですが
急用が入ってしまい、すみませんが
明日の午前中に更新させて下さい
いつも保守して頂き有難うございます /cVσ_VσV 遅くなってすみません
今から少しだけ更新しますので
どうか宜しくお願いします。 真姫「……このリストバンドはね、二つ揃わないと意味がない物なのよ。」
穂乃果「そ、そうなの?」
真姫「それぞれが親機と子機の役割を果たす物として、そこのうどん職人に作って貰ってたんだけど」
ほのパパ「!」
真姫「ソレを渡した方の私は、何故か子機の方を先に作らせたみたいね」
穂乃果「???」
真姫「でも、親機が先に出来ていた時間があるってゆー事は、今現在の時間とは直結してないってこと……?」 真姫「未来の私はそれを知ってた?……そんなのあり得ないわ。」
にこ「ねぇ、ソレってどう言う道具なワケ?」
真姫「……」
真姫「この、親機となるバンドを着けてる人が、もう片割れを着けてる人の事を強く思うと」
真姫「その人が、親機の元へ強制的に転移するってゆー道具なの」
凛「だから、二人とも真姫ちゃんの所に突っ込んでたんだね」
真姫「そう言うことよ。」 ことり「それにしても、なんで穂乃果ちゃんがソレを持ってこれたのかなぁ?」
こころ「んん、どうしてなんでしょう。」
穂乃果「……たぶん、叶えてくれたんだよ。」
ことり「え?」
こころ「穂乃果さん?」
穂乃果「……」
穂乃果「!」 ツバサ「うっ……うぅぅ……っ」
絵里「……」
絵里「……ツバサ、そろそろ離してちょうだい。」
ツバサ「いやっ!」
絵里「っ」
ツバサ「だって……貴方、またやる気だもんっ」
ツバサ「ずっと悲しそうな顔してるもんっ!」
絵里「そ、それは……」 ツバサ「させないっ……もう、絶対にさせないから……っ!!」
絵里「……」
「絵里。」
絵里「!」
あんじゅ「……」
絵里「あんじゅ……」
英玲奈「……」
希「……」
絵里「英玲奈……希……」 あんじゅ「まったく、おバカな事をしたもんだわ」
ツバサ「うっ……うぅ……」
英玲奈「……」
希「……」
絵里「わたし……」
英玲奈「ハァ、」
英玲奈「お前のお陰で、私の大して強くもない心臓が潰れそうになったよ」
希「ウチもねぇ、あの瞬間思わず泣き叫んじゃったよ。どうしてくれるん?」 あんじゅ「絵里。」
絵里「……」
あんじゅ「私も、……いえ、」
あんじゅ「私たちも、決して強い人間なんかじゃないわ」
あんじゅ「これまでの人生で、私は色んな人たちと出会って、そして別れて、それに合わせて気持ちもどんどんと変わっていった。」
あんじゅ「そんな中で、心に何かしらの芯を持って生きて来ただなんて、正直言える自信はないもの」 絵里「……」
あんじゅ「きっと、最初からそう言うものを持って生きていれば、もしかしたら今より良いものになってたのかも知れない。」
あんじゅ「……けれどね、」
あんじゅ「結局、私達は自分なりに生きて行くしかないのよ。」
あんじゅ「そして、その自分なりをどれだけ受け止められるかが、きっと今後の人生を決めるんだと、私は思うわ。」
絵里「自分なり……」 英玲奈「まぁ、なんだ。」
英玲奈「私から言わせれば、お前を含めたこの5人は、あの頃から大して変わってないと思うぞ?」
英玲奈「表面的な部分は多少変わったかも知れないが、根っこになる部分はみんな同じだ」
絵里「……」
英玲奈「それに、」
英玲奈「お前の願いは、昔からちっとも変わってなんかいなかったじゃないか」
絵里「え?」 英玲奈「"みんなと幸せに過ごしたい"」
英玲奈「この願いがずっと同じだったんだから、やはりお前の誓いは守られているよ」
絵里「そう、なのかなっ、」
希「……えりち、」
希「えりちが言ってた、何事でもない平和な日々」
希「それが、すぐそこまで来てるよ?」
絵里「っ」
希「もう、願うことも祈ることもしなくていい、そんな愛すべき毎日がね。」 絵里「……」
絵里「……私は、」
「絵里。」
絵里「!」
ツバサ「……」
絵里「ツバサ……」
ツバサ「あのね、」
ツバサ「私は、これから先も貴方への償いをさせて欲しいの」 ツバサ「そんな毎日が不幸だなんて全く思わないし、絵里にもさせない」
ツバサ「また、絵里と一緒に過ごせるのなら、こんなに嬉しいことはないから」
ツバサ「それに、この先また5人が揃う日々が待ってるんだとしたら」
ツバサ「私はもう、後悔なんてしない」
絵里「ッッッ」
ツバサ「……ねぇ、絵里。」
ツバサ「それでもまだ、消えてしまいたいって、そう思ってる?」 /cVσ_VσV お待たせしてすみません
いつも保守して頂けていること
本当に感謝致しております
これから少しだけ更新しますので
どうか宜しくお願いします。
絵里「わたし、は……」
絵里「私は──ッ!!」
「絵里ちゃん!」
絵里「!」
穂乃果「えへへ、」
絵里「あなた……」
穂乃果「……」
穂乃果「もう、いいんだよ。」 穂乃果「一人で悲しんだり苦しんだり、やりたくもないのに誰かを傷付けたり」
穂乃果「そんな、いつ来るか分からないホントの明日を、ただ茫然と待つのはもう終わりだよ」
絵里「ッ」
穂乃果「大丈夫。この世界なら、絵里ちゃんは絶対に幸せになれるって」
穂乃果「私は、そう信じてる。」
絵里「〜ッッッ」 穂乃果「これからはね、一緒に過ごして、笑って、たまにくだらない事で喧嘩もして」
穂乃果「そうして、大人になって、それぞれに家族が出来て、子供にも家族が出来て、お爺ちゃんお婆ちゃんになって……」
穂乃果「そうやって、長い長い時間をみんなと一緒に過ごして行ってさ、」
穂乃果「そして、最後にみんなでこう言おうよ」
穂乃果「"この人生で良かったな"」
穂乃果「──って、」 絵里「……」
穂乃果「そこにはね、絵里ちゃんも居なきゃダメなんだよ。」
絵里「……」
穂乃果「……」
絵里「……私も、」
穂乃果「え?」
絵里「わたしも、そう言えるかな」 絵里「そんな風に言える日が、」
絵里「思える時が、来るのかな……」
ギュッ
絵里「!」
穂乃果「来るよ、必ず来る。」
穂乃果「コレからは、ずっと穂乃果たちと一緒なんだもん」
穂乃果「それに、絵里ちゃんの……みんなの幸せは、私の幸せでもあるんだから」 絵里「……」
穂乃果「……」
穂乃果「……誰よりも、心優しい絵里ちゃん。」
穂乃果「私は、そんな絵里ちゃんのことが」
穂乃果「大好きだよ。」
絵里「……」
絵里「……ぅっ、」
絵里「うぁ……っ……あぁあぁぁ……っ」 「絵里いぃぃいぃぃぃっっっ!!!!!!」ギュッ
ツバサ「大好きっ……わたしも大好きだよぉ……っ!!」
絵里「……うんっ、」
絵里「ごめんねっ……ごめんねツバサ……っ」
あんじゅ「絵里……」
希「見てよえれ姉……二人が抱きしめ合ってる……っ」
英玲奈「……あぁ、ちゃんと見てるよ。」 絵里「っ……っっ」
穂乃果「えへへ、」
穂乃果「……絵里ちゃん、」
穂乃果「よかったね!」
絵里「っ」
絵里「うん!」 こころ「うっ、うぅぅぅっ……っ!」ギュッ
理事長「うふふふ〜♪」ナデナデ
真姫ママ「絵里ちゃん……良かったわね。」
真姫「ふふ、」
にこ「うんうん♪」
花陽「はうぅぅぅぅっ……っ」
凛「かよちんも泣いてるにゃ〜」 これら、全てを巻き込む事となった
絵里とツバサの因縁 亜里沙「お姉ちゃん……っ」
雪穂「良かったね、亜里沙。」
ほのママ「ふぅぅ……あなたぁ……っ」
ほのパパ「♪」
ヒデコ「あはは……やっと……」
フミコ「うん……っ」
ミカ「ホントにっ……本当に良かったっ」 これら激闘の日々、その全ては
今まさに、この瞬間へと向かうための
悔恨と献身、そして犠牲を伴った
痛々しくも優しい時間への道標でした。 ──斯くして、
それぞれの幸せを求めた
彼女たちの物語は
今ここに、堂々の終結と相成ります。 …
………
………………
パチパチパチパチパチパチッ
海未「あっ」
千歌「へ?」
海未「ごめんなさい。もうちょっとだけ、その後の彼女たちのお話がありまして……」
ダイヤ「も、申し訳ありませんっ。てっきりここで終わりなのかと」
花丸「あらら」
果南「ちょっとフライングしちゃったねぇ」
曜「でも良かった、まだ続くんだね。」 海未「はい。みんながどの様に成長したのか、それを皆さんにお送りしたいと思います。」
鞠莉「ワォ!それは楽しみでぇーす!」
善子「〜ッ」
梨子「……貴方、泣いてるの?」
善子「泣いてないっ!!」
ルビィ「ぅゅ……き、気になる。」
海未「それでは、その後のお話をさせて頂きましょうか」 /cVσ_VσV 今日で、物語の本筋は終わりになります。
これから後語りの様なお話が少しと
紙芝居が終わったあとのお話が続きます
最近、更新がとても遅くなっていた事
本当に申し訳なく思います
そして、この紙芝居のお話についてですが
5スレッド目に突入してしまう様なので
後日、新しくスレッドを建てたあと
こちらにご報告したいと思っています
永らく付き合って下さった素晴らしい方々
本当に感謝の念に絶えません。
もう少しだけお話は続きますので、
お付き合い頂けたなら、とても幸いです。 無事ハッピーエンドを迎えたか
エピローグも楽しみだ 更新乙
そんな、、、ありふれたハッピーエンドになってしまうなんて・・・
せっかくこの前はバタバタと倒れていったのに >>948
/cVσ_VσV スタッフロールですか
少し考えてみますね。
>>949
/cVσ_VσV はい。ようやく終わりました。
ここまでのお付き合い感謝します
>>950
/cVσ_VσV ありがとうございます。
拙いものでしたが
どうにか最後まで行けそうです。
>>951
/cVσ_VσV いつもお待たせしてすみません
そして、ご期待に添えずごめんなさい
一度、全てが駄目になったからこそ
あの大団円へ迎える様にと、
試行錯誤してみたのですが
やはり、まだまだ力不足の様でした。 /cVσ_VσV こちら、新しく立てたスレッドです。
コレで正真正銘最後になりますので
お付き合い頂けたなら幸いです。
海未「紙芝居屋さんです」完
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1623934917/ 理事長達ほか大人たちが作り出した平和やハッピーを作りだす、作ろうとするあるいは平和のための枠組みを維持するというのは
単に殺し合うよりはるかに難業 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。