侑「…私は、行かないかな」
果林「じゃ、私も行かないわ」
侑「え…で、でも、すごいところなんだよ?アイドルでトップを取れるかもしれないんだよ?」
果林「そんなに、私にそこに行ってほしいの?」
侑「そんなわけない!」
果林「なら、行かない」
果林「…スクールアイドルは…エマたちは、ライバルではあるけど敵じゃない。仲間なのよ」
果林「みんなと敵対してまで、上を目指そうとは思わないわ。自分なりのやり方で、トップを取ってみせる」
果林「それに、同好会"なんて"、って…そんなこと言わないで」
果林「エマに彼方、歩夢、せつ菜、愛…かすみちゃん、しずくちゃん、璃奈ちゃん。それに、侑と私。この同好会、私は好きよ」
果林「…や、え、私、なんでこんな恥ずかしいこと…」
侑「…」ポロポロ
果林「…ちょ、侑!?」
侑「あ、あれ?おかしいな…なんで泣いてるんだろ、私…っていうか、そんなところ、無いはずなのに…ご、ごめん果林さん、忘れて…?」
果林「…こっちの言ったことも忘れてくれたら考えるわ」ギュ
侑「…じゃあ、無理かも」ギューッ
果林「じゃ、私も無理ね。ふふっ」
侑「…えへへ」