0096名無しで叶える物語(茸)
2021/01/14(木) 21:15:09.66ID:4S/a1wk/しずく「えーっと、この辺、だよね?」
しずく(遥さんとの集合場所へと到着する。まだ集合時間まで30分前だけれど、とりあえず辺りをキョロキョロと見渡す)
しずく「あれ? 遥さん?」
遥「………………」
しずく(す、すごい。30分前集合だ。いつもギリギリか遅刻する彼方さんとは大違い……)
タッタッタッタ
遥「あ、しずくさん」
しずく「遥さん、早いですね。お待たせしちゃってごめんなさい」
遥「いえ、ちょっと早く着き過ぎただけなんで、謝る必要なんてないです」ニコリ
しずく「あと……今日はリボン、付けてないんですね」
遥「……うん」
遥「たまには、イメチェンもありかなーって思いまして」
しずく(そこにはツインテールの彼女ではなく、髪を下ろした遥さんがいた)
しずく(何か、新鮮だ)
しずく「髪下ろしているのも可愛いですよっ、遥さん」
遥「あはは、ありがとう……ございます」ニッコリ
しずく「……」
しずく(なんだか、遥さんも元気無さそうに見える……)