【347】

 適度に指先の準備運動を終えたところで、一旦彼女の身体を押し退(の)け、俺は立ち上がった。


 「ううん?」

 突然の変化の驚く花陽さん。


 だが俺は、黙ってそのまま彼女を俯(うつぶ)せに寝かせ…両手でお腹周りを抱えると、グイっとそこを引き上げた

 花陽さんの身体が_| ̄|○みたいな姿勢になる。

 そこから、両肩を床に押し付け、腕を前方に真っ直ぐ伸ばさせた。
 お尻だけが突き出た格好…ヨガで言う『猫の伸びのポーズ』だ。


 そのお尻の割れ目と、下腹部から生える、水気をたっぷりと含んだ陰毛の間…に見える赤く肉々しい体内の入り口へ、中指を添えた。