【343】 

 ここまでは…クリを中心に陰部の入り口を舐めていたのだが…初めて舌がその奥の方へと探索に出た。


 思ったより狭くてキツい。
 もっと奥まで突っ込めるかと思ったが、そう簡単ではなかった。
 

 考えて見れば、人間の舌なんて、そう長くはない。
 どれだけ懸命に伸ばしても、届く距離など高が知れているのだ。
 

 だが…俺がそんな葛藤をしていることなど一切しらない花陽さんは、一心不乱に腰をくねらせてくる。


 故に、俺は舌を出しているだけで良かった。

 何せ、彼女の方から快感を求めにくるのだから。