お尻を掴んでいた手を離し、自分の足元の方へと伸ばすと、彼女の胸へと触れた。
見えていたわけではない。
ある意味、本能的な行動だった。
「おっ!?」
もう、それがお約束の如く、おっぱいにさわったら、まず乳首。
彼女の性感帯を見切った俺は、人差し指と中指で先端を挟みながら、乳房全体を揉みしだく。
もちろん、舌を動かすのは忘れない。
「…ふぁ!!…いっ、一緒に…触っ…ちゃあぁぁ♡…いや…そんな…ダ…メ…はぁはぁ…あぁ♡…んあ♡…」
「やっぱ乳首…感じちゃうんだ?」
「…ぅん♡…」
「同時に攻められて…気持ちいいの?」
「…ぅん…」
「気持ちよかったら、気持ちいいって、ちゃんと言って!」
「…はぁ…はぁ…気持ち…
いい…よぉ♡…」
「もっと気持ちよくなりたい?」
「ふぅ…ふぅ…なり…たい…」
「じゃあ…ちゃんとお願いしてください」
今の花陽さんは、さっきの俺と逆で、ノーアウト満塁のピンチを背負い、カウントはスリーボールナッシング。
もうボール球はひとつも投げられない…ってとこまで、追い込まれた感じだろう。