0009名無しで叶える物語(やわらか銀行)
2020/10/18(日) 23:52:05.70ID:rXFdQwJA見ると確かに同じ物が転がっている。
これで仕掛けを解除出来ると思いセットすると、軽く遺跡が揺れ出し、何かが開く音がした。
恐らく、扉の鍵が解除されたのだろう。
曜「行こう!」
梨子「ええ」
扉を開き、細い道の先に進んでいくと、今度は大きく開けた場所。
千歌「広ーい」
千歌の声がエコーになるほどの広さ。
曜「凄いね。なんかでっかい化け物とか用に作ったみたいな」
梨子「それ、笑えないよ……」
部屋の真ん中辺りまで来た所で。
舌足らずな声
「何か、御用ですか?」
どこかで聞いた、舌足らずな声が響く。