千歌「修羅場を作るよ!」 3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
前回の修羅ライブ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れ、実践してしまった高海千歌
千歌「修羅場を作ったよ!」
そんな彼女を盲目的に愛し振り回され、精神が不安定になってしまった桜内梨子
梨子「私なんて…死んじゃえばいいのに」
ひと時も高海千歌を忘れられず、思い出にしがみつく渡辺曜
曜「ちかちゃんはわたさない」
そんな2人を助けるために動き出した黒澤ダイヤと小原鞠莉は千歌を敵視し始める
ダイヤ「人の皮を被った悪魔め…」
鞠莉「I'll never forgive you.」
紆余曲折経て千歌は一つの結論にたどり着く
千歌「『私は悪くない、だって私は悪くないんだから』」
そんな最中、Aqours解散を阻止するために傀儡リーダーに抜擢される黒澤ルビィ
ルビィ「がんばるびぃしなきゃ…」
高海千歌のカリスマが負の方向に見事に作用手のひらで転がされるメンバーたち、Aqoursの行方は…?
千歌「0から1へ!1からその先へ!」
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」 2
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1583239252/ 立てたはいいのですが書き溜めがなく、書いてるうちに落ちちゃいそうなので少し稼ぎます 書く時間が最近あまり取れていないため、更新頻度が遅くなってしまっています…
気長に待っていただけると嬉しいです 本編について少し
このスレの千歌ちゃんは嫌いになっても本物の千歌ちゃんは嫌いにならないであげてください、私は千歌ちゃんが桜内の次に好きです また、前スレで胸糞と言う意見を頂けたので、途中から見る方などはいないと思うのですが、スレの始まりに一応書いておきます。
胸糞注意です。 立て乙
もうここまで来たら閻魔様も引くくらいの胸糞よろしく! 長く続いてるな
とりあえず最後まで見てるぞ期待してる レスありがとうございます!
あまり語りも良くないと思うのですが、まだ書き溜めできないのでもう少し稼がせてください… 前スレ、前々スレでもなんども言ってしつこいようで申し訳ないですが
・読みづらい
・わかりづらい
・誤字脱字
・そのキャラはそんなこと言わない(たぶんここまできたら誰もそんなこと言わないレベルですが…)
など意見ありましたら、参考にさせていただくのでぜひお願いします! また、このSSが3作目で、中長編は初心者なため不手際などもあると思います。
その点は目をつぶっていただけると嬉しいです。 また感想などあったら気軽にコメントしていただけるとすごく嬉しいです!
内容的に荒らされても仕方ないような内容だと思いますが、厳しい意見なども歓迎です。
このSSは自由に貫き通させていただきますが、今後の参考にしようと思います。 ここまできたら、千歌にはとことんクズっちになって欲しいw まだ落ちないラインまで少し足りないみたいなので24辺りまで伸ばします なんで24まで書き溜めてから建てないの…?
>>17 >>19
と言いつつ保守手伝ってあげるなんてこのツンデレさんめ >>18
完全に途中からになっているので、このスレから読み始められる感じにはなっていないです。
最初から読まないとわからないかと…
気に入っていただけたら継続して読んでいただけるとすごく嬉しいです
落ちてますが、前スレです
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/
千歌「修羅場を作るよ!」2
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1583239252/
>>19
前スレがほとんど埋めきってしまったので、誘導できないと思いまして…
慣れてる人だったらこうならなかったと思うのですが…申し訳ないです ここ数ヶ月同じようなやり取りばかりで
話が先に進んでる気がしないんだが >>24
それは本当に申し訳ないです…
更新頻度が遅いのと、内容が遅いので二重で長く感じると思います
それでも読んでいただけて本当に嬉しいです。
ありがとうございます。 胸糞展開を楽しむタイプのSSだと思うのでこのまま走りきってくれ! 保守ありがとうございました!
次の更新から続きを書いていきますのでよろしくお願いします。
27までの私のコメントはただの保守代わりなので、本編を見る方はそれ以降を見ていただけると嬉しいです。
あと、最後に本当に千歌ちゃんは好きなので以前描いた千歌の絵を載せます。色塗りで挫折しているのですが…
本編とは関係ないので証拠程度に思ってもらえれば大丈夫です
https://i.imgur.com/TuvkDIe.jpg なんか線対称感がすごいな
髪型が左右逆なのはわざと?文字はちゃんとしてるから反転忘れではないだろうし ここまできたらもうこれ輝き教祖の穂乃果に憧れたせんうたや聖良たちがみたらどんびくわ
わるいけどもうそろそろ区切りつけた方がよい(いつまでもしょうもない戦いをしていては次に進まない)
3年と千歌は粉砕されろ
1年どもに幸運を そろそろ千歌に大どんでん返しで叩きのめされて欲しいな
三年が無能すぎるので一年頑張ってくれよ… 胸くそSSかと思ったら
・作者の語り
・突然絵を載せ始める
・キャラ崩壊
とかいうガチのクソSSだった
でもなぜか見ちゃう、なぜなのか… 久々にSS見たけど自分語りが受け入れられてることに驚いた。
昔からの>>1は喋るなみたいな風潮は最近はない?単純にまとめキッズやらで板民の層が変わっただけか? 前スレまでは固定のアンチだったのに増えたな
たしかに語りも絵を載せるのもどうかと思うけど作者の好きにやっていいと思うぞ
見たくなきゃ見なきゃいいんだから
まぁ個人的意見ではやり方とペースはクソだけど内容は普通に面白いと思う プロでもなんでもない匿名掲示板なんだから作者が好きにすればいい、というのは前提として
SS内容はかなり面白いんだけど更新ペース遅めで読む側もダレてる感はあるかな
頻繁に更新あった頃はアンチもほぼいなかったし
本編なしで雑談だけのスレ立てるくらいなら書き留めるまでスレ立て待った方が良かったかもね イイコトを教えてやる
熱心に追ってた人の方が裏切られた時や気持ちが冷めたときのギャップが大きくて強いアンチになりやすいぞ ワイは更新ペース遅くても全然ええで
久々にやべぇようちかりこ摂取できて気持ちええわ 無能三年
洗脳溶けないようりこ
麻原せんうた
新生リーダールビィ率いる一年ズ 1です
いろいろ意見ありがとうございます
やはり書き溜めてから立てるべきだったんですね、不慣れで申し訳ないです…
保守のための語りみたいな感じだったので、ここからはコメントはほぼしないで進めていこうと思います。
ペースについては少しでもあげられるように頑張りたいと思います。
以下から本編更新です。 ーーーーー
千歌「ふぅ、久しぶりにしちゃったね///」
梨子「う、うん…久しぶりだったからなんだか前よりドキドキしちゃったかも…///」キュッ
ナデナデ
千歌「ずっと一緒にいたい気分だけど…明日から朝練もあるし今日は帰るね」サッ
梨子「あっ…うん、そうだよね」
梨子「ありがとうね、千歌ちゃん」ニコッ
千歌「ううん、気にしないで、私たち付き合ってるんだから」チュッ
梨子「んっ」チュッ
ナデナデ
千歌「じゃあ…また明日ね、梨子ちゃん」
千歌「曜ちゃんとも仲良くしてあげてね?」ニコッ
梨子「う、うん…また明日」ニコッ
ガチャッ ーーーーー
千歌「ふぅ、久しぶりにしちゃったね///」
梨子「う、うん…久しぶりだったからなんだか前よりドキドキしちゃったかも…///」キュッ
ナデナデ
千歌「ずっと一緒にいたい気分だけど…明日から朝練もあるし今日は帰るね」サッ
梨子「あっ…うん、そうだよね」
梨子「ありがとうね、千歌ちゃん」ニコッ
千歌「ううん、気にしないで、私たち付き合ってるんだから」チュッ
梨子「んっ」チュッ
ナデナデ
千歌「じゃあ…また明日ね、梨子ちゃん」
千歌「曜ちゃんとも仲良くしてあげてね?」ニコッ
梨子「う、うん…また明日」ニコッ
ガチャッ ーーーーー
千歌「ふぅ、久しぶりにしちゃったね///」
梨子「う、うん…久しぶりだったからなんだか前よりドキドキしちゃったかも…///」キュッ
ナデナデ
千歌「ずっと一緒にいたい気分だけど…明日から朝練もあるし今日は帰るね」サッ
梨子「あっ…うん、そうだよね」
梨子「ありがとうね、千歌ちゃん」ニコッ
千歌「ううん、気にしないで、私たち付き合ってるんだから」チュッ
梨子「んっ」チュッ
ナデナデ
千歌「じゃあ…また明日ね、梨子ちゃん」
千歌「曜ちゃんとも仲良くしてあげてね?」ニコッ
梨子「う、うん…また明日」ニコッ
ガチャッ 千歌(ふぅー…これで梨子ちゃんとダイヤちゃんへの報復はおっけいでしょ!)
千歌(浮気は良くないもんねっ、ダイヤちゃんは私と梨子ちゃんが付き合ってるの知ってたわけだし!)
千歌(人の女を取った罰を受けるのだ♪)ニシシ
千歌(まぁでも……さすがに梨子ちゃんだし、ダイヤちゃんといきなり喧嘩するとかはなさそうか)
千歌(明日の朝どうなっちゃうのかなぁ)
千歌(あんまり仲悪くならないで欲しいんだけどなぁ、仲間同士なんだからねっ)フンスッ
千歌(喧嘩になったら千歌が止めに入ってあげないとダメかなやっぱり、ルビィちゃんに迷惑かけられないしっ♪)
フンフフンフフン♪
ワンモア-スト-リッ!アラタナスト-リ-♪
ホワァ♪ ーーーーー
千歌「ふぅ、久しぶりにしちゃったね///」
梨子「う、うん…久しぶりだったからなんだか前よりドキドキしちゃったかも…///」キュッ
ナデナデ
千歌「ずっと一緒にいたい気分だけど…明日から朝練もあるし今日は帰るね」サッ
梨子「あっ…うん、そうだよね」
梨子「ありがとうね、千歌ちゃん」ニコッ
千歌「ううん、気にしないで、私たち付き合ってるんだから」チュッ
梨子「んっ」チュッ
ナデナデ
千歌「じゃあ…また明日ね、梨子ちゃん」
千歌「曜ちゃんとも仲良くしてあげてね?」ニコッ
梨子「う、うん…また明日」ニコッ
ガチャッ 千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
千歌(時間次第にしようかな、バレたらいきなり私がピンチだもんね)
千歌(時間は……)
チラッ
PM10:50
千歌(行けなくはない……?) 千歌(ふぅー…これで梨子ちゃんとダイヤちゃんへの報復はおっけいでしょ!)
千歌(浮気は良くないもんねっ、ダイヤちゃんは私と梨子ちゃんが付き合ってるの知ってたわけだし!)
千歌(人の女を取った罰を受けるのだ♪)ニシシ う千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
……?) う千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
……?) 千歌(ふぅー…これで梨子ちゃんとダイヤちゃんへの報復はおっけいでしょ!)
千歌(浮気は良くないもんねっ、ダイヤちゃんは私と梨子ちゃんが付き合ってるの知ってたわけだし!)
千歌(人の女を取った罰を受けるのだ♪)ニシシ う千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
……?) 千歌(……よしっ、ダメ元で志満ねぇに頼んでみよう)
タッタッタッタッ
千歌「ねぇねぇ志満ねぇ…お願いがあるんだけど…」
志満「ん?千歌ちゃんどうしたの?」アラ?
千歌「曜ちゃんの家まで送って欲しいんだけど…」シュンッ
志満「えっ?もうこんな時間だからダメよ」
千歌「おねがいっ!事情は言えないけど…今行かないとダメなの…」オネガァイッ!
志満「…………はぁ」
志満「わかったわ…迷惑にならないようにね?」
千歌「うんっ!ありがとう志満ねぇ!」
千歌(通っちゃったかぁ!じゃあ行くしかないなぁ、仕方ないから)フフッ
千歌(起きてるかなぁ曜ちゃん…今行くからね!!) う千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
……?) う千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
……?) 千歌(……よしっ、ダメ元で志満ねぇに頼んでみよう)
タッタッタッタッ
千歌「ねぇねぇ志満ねぇ…お願いがあるんだけど…」
志満「ん?千歌ちゃんどうしたの?」アラ?
千歌「曜ちゃんの家まで送って欲しいんだけど…」シュンッ
志満「えっ?もうこんな時間だからダメよ」
千歌「おねがいっ!事情は言えないけど…今行かないとダメなの…」オネガァイッ!
志満「…………はぁ」
志満「わかったわ…迷惑にならないようにね?」
千歌「うんっ!ありがとう志満ねぇ!」
千歌(通っちゃったかぁ!じゃあ行くしかないなぁ、仕方ないから)フフッ
千歌(起きてるかなぁ曜ちゃん…今行くからね!!) う千歌(そういえば…何か忘れてるような………)
千歌(んん………)
千歌(んんん??)
千歌(んぁ!!ネックレス!曜ちゃんの家に泊まりに行かなきゃ!)
千歌(えぇー今日行くのめんどくさいなぁ…せっかく気分が良かったのに…なんで気づいちゃうかなぁ、このばか千歌!)
千歌(でもあんまり期間伸ばしちゃうと鞠莉ちゃんに仕掛けがバレちゃうかもだし…)
千歌(明日の放課後泊まりに行くならセーフ?)
千歌(いやでも…嫌な予感するし…うーん…)
……?) 千歌(……よしっ、ダメ元で志満ねぇに頼んでみよう)
タッタッタッタッ
千歌「ねぇねぇ志満ねぇ…お願いがあるんだけど…」
志満「ん?千歌ちゃんどうしたの?」アラ?
千歌「曜ちゃんの家まで送って欲しいんだけど…」シュンッ
志満「えっ?もうこんな時間だからダメよ」
千歌「おねがいっ!事情は言えないけど…今行かないとダメなの…」オネガァイッ!
志満「…………はぁ」
志満「わかったわ…迷惑にならないようにね?」
千歌「うんっ!ありがとう志満ねぇ!」
千歌(通っちゃったかぁ!じゃあ行くしかないなぁ、仕方ないから)フフッ
千歌(起きてるかなぁ曜ちゃん…今行くからね!!) ーーーーー
曜宅前
ブ--ン
ガチャッ
千歌「ありがとう、志満ねぇ」
志満「あんまりうるさくしちゃダメよ?家の人に迷惑になっちゃうから…」
千歌「大丈夫だよ、明日朝練だからなるべく早く寝るし」
志満「………」
志満「何があったかは聞かないけど…お友達を大事にしなきゃダメよ?」
千歌「うん、わかってる」ニコッ
志満「そう…じゃあ私は帰るわね」
千歌「うん、ありがとう志満ねぇ」
ブ----ン 千歌(……よしっ、ダメ元で志満ねぇに頼んでみよう)
タッタッタッタッ
千歌「ねぇねぇ志満ねぇ…お願いがあるんだけど…」
志満「ん?千歌ちゃんどうしたの?」アラ?
千歌「曜ちゃんの家まで送って欲しいんだけど…」シュンッ
志満「えっ?もうこんな時間だからダメよ」
千歌「おねがいっ!事情は言えないけど…今行かないとダメなの…」オネガァイッ!
志満「…………はぁ」
志満「わかったわ…迷惑にならないようにね?」
千歌「うんっ!ありがとう志満ねぇ!」
千歌(通っちゃったかぁ!じゃあ行くしかないなぁ、仕方ないから)フフッ
千歌(起きてるかなぁ曜ちゃん…今行くからね!!) 1です
コメントしないと言ったのにごめんなさい
本編
>>51
>>54
>>56
>>62
>>70 千歌(……よしっ、ダメ元で志満ねぇに頼んでみよう)
タッタッタッタッ
千歌「ねぇねぇ志満ねぇ…お願いがあるんだけど…」
志満「ん?千歌ちゃんどうしたの?」アラ?
千歌「曜ちゃんの家まで送って欲しいんだけど…」シュンッ
志満「えっ?もうこんな時間だからダメよ」
千歌「おねがいっ!事情は言えないけど…今行かないとダメなの…」オネガァイッ!
志満「…………はぁ」
志満「わかったわ…迷惑にならないようにね?」
千歌「うんっ!ありがとう志満ねぇ!」
千歌(通っちゃったかぁ!じゃあ行くしかないなぁ、仕方ないから)フフッ
千歌(起きてるかなぁ曜ちゃん…今行くからね!!) コピペ荒らしは自分がガイジやと自ら主張してるんと一緒やで
自分がまともな人間だと自覚してるならやめた方がええで 千歌「さてと…来たはいいけど…」
千歌「この時間にインターホンはちょっと迷惑だよね…?どうやって呼ぼうか
タッタッ…
タッタッタッタッタッ!!
ガチャッ
曜「千歌ちゃんっ!」バンッ
千歌「わわっ!」ビクッ 千歌「なんで私が来たのわかったの!?」
曜「あはは、衣装作りながらぼーっと窓見てたら志満ねぇの軽トラから降りてるのが見えてさ」
千歌「びっくりしたよいきなりくるから…」
曜「ごめんごめん、とりあえず上がってよ」
千歌「んっ、ありがとう」
ガチャッ
千歌「お邪魔しまーす」 曜「ずいぶんいきなりだったけど、こんな時間にどうしたの?」
曜「いや、全然来て嫌とかじゃないしむしろ嬉しいんけどね!志満ねぇに連れてきてもらうくらいだから何か急ぎの用事があるのかなぁって!」
千歌「うーん…まぁあると言えばあるけど…」
曜「だよね…うんうん」
千歌「明日から部活復帰だからさ、曜ちゃんと話しながら寝たいなぁって」ニコッ
曜「ち、千歌ちゃんっ!」パアッ
千歌「千歌の携帯こんなんになっちゃって電話もできないからさ」アハハ
スマホ(美渡の昔使ってたスマホ、画面破壊済み)
曜「あぁ…それで連絡取れなかったんだね…」
千歌「うん、ごめんね?」
曜「ううん!むしろ千歌ちゃんが会いに来てくれたから連絡なんて大丈夫!」
千歌「ほんと?よかったぁ」ホッ 曜「お風呂とご飯は?簡単なもので良かったら作るけど」
千歌「だいじょーぶ、食べてきたしお風呂も入ってきたよ」
曜「そっか、じゃあこのまま部屋にゴーだね!」
タッタッタッタッ
ーーーーー ーーーーー
曜部屋
千歌「ふぅー、到着っ!ちかれたぁ〜」
ベッドゴロン
曜「あはは、千歌ちゃん志満ねぇに運転してもらってたのに疲れたの?」アハハ
曜「んっしょっ」
ベッドポフンッ
千歌「そーだよぉ、最近いろーんなこと考えてるからもうクタクタだよぉ」ウダ-ッ
曜「たしかにそうだね、今日のミーティングとかも大変だったし…」
曜「でもでも、千歌ちゃんかっこよかったよ!」
千歌「えぇ、そうかなぁ?」 曜「そうだよ!千歌ちゃんじゃなきゃあんな判断できないもん!」
千歌「そんなことないよぉ、政治家の人とかよくやってるのを真似しただけだからさ」ニハハ
曜「それでもすごいよ、みんな千歌ちゃんを見て目が離せないって感じだったし」
曜「見てて思ったもん、やっぱりリーダーは千歌ちゃんしかいないなって」
曜「千歌ちゃんの判断だから仕方ないけど…やっぱり私の中でのリーダーはずっと千歌ちゃ…
口に指ソッ
千歌「もぉ、ダメだよ曜ちゃん」
千歌「今のリーダーはルビィちゃんなんだから、ちゃんと認めてあげて?」
千歌「そう思ってくれるのは嬉しいけど、それは2人きりの時だけ、ね?」ニコッ
曜「千歌ちゃんっ//」キュンッ
千歌「曜ちゃん…」ジッ
曜「ん…」
チュッ
ーーーーー ーーーーー
千歌「はぁ…はぁ……はぁ……」グッタリ
曜「ご、ごめんね千歌ちゃん、私欲求不満だったのかな…恥ずかしいっ//」ツヤツヤ
千歌「う、ううん、だいじょーぶ、だいじょーぶ…」ハァハァ
千歌「明日朝練だからもうさすがに寝ないとね」
曜「あっ、そ、そうだよね…」シュンッ
千歌「えっ…」
千歌「…もしかして曜ちゃんまだ足りない…?」オソルオソル
曜「ちょっとだけ……?///」
千歌「ま、また今度時間があるときにゆっくりしよっか?さすがに明日遅刻するわけにはいかないし…」
曜「そ、そうだよねっ!ごめんね、千歌ちゃん」アハハ
千歌「ううん、大丈夫」 千歌「でもやっぱり曜ちゃんにはいつも敵わないなぁ」
曜「えっ?」
千歌「曜ちゃんの方がいっぱい動いてたくらいなのに全然元気なんだもん」
曜「うぅっ…///」
千歌「昔からそうだったなぁってふと思っちゃってね」
千歌「ちっちゃい頃から一緒で、天才の曜ちゃんはいつも千歌の先を行っちゃって」
千歌「ついていくのけっこーしんどかったんだよ?」フフッ
曜「えっ、そ、そうだったの!?ごめん…全然そんなふうに思ってたなんて気付かなかった…」
千歌「ううん、全然嫌な気持ちじゃなかったから」
ナデナデ
曜「んっ…」 千歌「でも…6歳くらいの時からかなぁ、曜ちゃんが飛び込み始めて」
千歌「よーちゃんすごいなぁ!頑張ってるなぁ、千歌も頑張らなきゃ!って思う反面」
千歌「これは追いつけないなぁ…曜ちゃんに忘れられちゃうのかなぁ…って不安になり始めちゃってさ」シュンッ
曜「そ、そんなこと思ったことないよ!忘れるわけないもん!」
千歌「ありがと、昔から曜ちゃん優しかったもんね」ニコッ 千歌「でも千歌は不安だったんだよ?曜ちゃんは天才だし人気者だし…いっぱいいる友達の1人なんじゃないかな?って」
曜「昔から千歌ちゃんのこと大好きだったんだけど…そう思わせちゃってたんだね…」
千歌「だから…せめて忘れられないようにって誕生日プレゼントをあげるようにしたんだよね」
千歌「これからも隣で一緒に歩いて行けますようにって願いを込めて貝殻のネックレスを作ったんだ」ニコッ
曜「!!」
曜「千歌ちゃんも…」
千歌「うん、だから曜ちゃんが『私のこと好きでいてくれるか不安になって』なんて言ってネックレスくれた時少しびっくりしちゃったよ」 千歌「でもほんっとうに嬉しかった、同じ気持ちで同じ物を渡すなんて普通ないもん!」
千歌「やっぱり曜ちゃんといっしょにいるのは運命なのかもね」ニコッ
曜「千歌ちゃんっ……」ウルウル
千歌「もぉ、なに泣きそうになってるの?」ナデナデ
曜「だって…ちかちゃんも同じ気持ちだったんだって思ったら嬉しくて…」クスンッ
千歌「もぉ、泣き虫さんだなぁ曜ちゃんは」ナデナデ
千歌「でも…ふふっ、曜ちゃんまだ私のあげたネックレスとっておいてくれてるんだもんね」
曜「もちろん!無くしたりするわけないよ!」ゴシゴシッ
千歌「それだけ大切にしてくれてると作った甲斐があるよ」
千歌「千歌もネックレス大切にするからね」ニコッ
曜「うん、大切にしてね♪」 千歌「あっ!いいこと思いついた!」
曜「どうしたの?」
千歌「明日一緒に学校に持って行こうよ!」
千歌「今日の話ししてたら一緒につけていきたくなっちゃった♪」
曜「あっ、それいいね!」
曜「大切にとってあるから10年前のやつでもちゃんと綺麗な状態でつけられるようにしてあるんだ」エッヘン
千歌「ふふっ、嬉しいなぁ」 千歌「でも千歌は不安だったんだよ?曜ちゃんは天才だし人気者だし…いっぱいいる友達の1人なんじゃないかな?って」
曜「昔から千歌ちゃんのこと大好きだったんだけど…そう思わせちゃってたんだね…」 千歌「明日が楽しみになってきちゃったよぉ」ワクワク
曜「うんっ!」キラキラ
千歌「じゃあそろそろ寝よっか、遅刻しちゃダメだしね!」
千歌「少し早めに出て学校でお話しよ♪」
曜「そうだねっ!」
千歌「じゃあおやすみ、曜ちゃん」
曜「おやすみ、千歌ちゃん」
ーーーーー 曜「そうだよ!千歌ちゃんじゃなきゃあんな判断できないもん!」
千歌「そんなことないよぉ、政治家の人とかよくやってるのを真似しただけだからさ」ニハハ
曜「それでもすごいよ、みんな千歌ちゃんを見て目が離せないって感じだったし」
曜「見てて思ったもん、やっぱりリーダーは千歌ちゃんしかいないなって」
曜「千歌ちゃんの判断だから仕方ないけど…やっぱり私の中でのリーダーはずっと千歌ちゃ…
口に指ソッ いままで荒らされてないのが不思議だもんな、クソクソSSだもん
俺は荒らさないけど順当に荒らされ始めてちょっと納得した クソSSスレにわざわざレスするなんてつまんなさそうな人生だね ーーーーー
チュンチュン
モソモソッ
ウェイクアップ
曜「ふぁ……」ネムネム
曜「んっ…んんっ!」ノビ-ッ
スクッ
曜「よっし、おきたぁ」トロン
曜(ちかちゃんは…まだ、ねてるかぁ) 曜「ふわぁぁ……」ネムネム
曜(ちゃんとおきれてよかったぁ、じゅんびしてあさごはんつくって…)
ノソノソ
曜「ちかちゃんボックス………」
フラフラ
机の引き出しオープン
千歌ちゃんボックス取り出し
パカッ
曜「んんっ……」
曜(ねっくれすねっくれす…)
ガサゴソ
ガサゴソ 曜「………………」ポケ-ッ
曜(………?)
曜(あれぇ?)
目ゴシゴシ
ガサゴソ
曜「………………………」
曜「……………………えっ?」サァ---ッ ガサゴソガサゴソ
曜(ないっ………!?なんでないのっ…!?)
曜(もっとちゃんと探さないと…絶対にどこかにある、なくすわけがないもん!)
ガサゴソガサゴソ
ガッ
ガッ
引き出し全開け
ガサゴソ
ガサゴソ 曜(ないっ、ないないないないないっ!!)
曜(なんで!?なんでなんでなんで!?)
曜(絶対にしまってた、絶対になくすわけがない!)
曜「机じゃないとしたら…クローゼット…いや、そんなところに入れるわけないし…」ブツブツ
曜(あーもうどうしたらいいのっ!?)
千歌「んっ…んん…」モゾッ
曜「!!」ビクッ
曜(まずいっ…千歌ちゃんが起きちゃうっ!)
曜(思い当たるところ、なにか…なにかあるはず…) 曜(一回落ち着け、冷静に)ス-ッハ-ッ
曜(トイレ…?お風呂場…?持っていくわけがないし…)
曜(ママに見せた時にリビング…?)
曜(いや、でもこの前1人で窓見てた時にはあったし絶対にない…)
曜(あの時の私…ちゃんとしまったよね?絶対しまった)
曜(でもないってことは…私の記憶違いであの時着てた服のポッケ…?)
曜(その後くらいに鞠莉ちゃんが来たから…もしかしたら…?でも絶対しまったし…いや、全部の可能性を潰さなきゃ)
クロ-ゼットオープン
曜(あの時の服はこれ…ポッケは)
ガサゴソ 曜(……………ない)
曜(なんでないの…)ウルッ
曜(なんであんなに大事なものなのに無くしちゃったの……)ウウッ…
ブンブンブン
曜(まだ…まだ諦めちゃダメだよね)ゴシゴシ
曜(絶対に家の中にあるのは間違いないし…まだ千歌ちゃんのアラームまで30分くらいは…
千歌「ふぁぁあー…んーっ…」スクッ
曜「!?!?」ビクッ
千歌「ん、んーっ!」ノビ-ッ 千歌「あれ?曜ちゃんは…」キョロキョロ
クローゼットの前でしゃがみ込む曜
千歌「あっ、早いねぇ曜ちゃん、おはよ」ニコッ
曜「ち、千歌ちゃん……」
曜(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう)
曜(黙ってる?正直に言う…?何事もなかったようにする…?あーもうっ!)
曜(あんなに大事なものなのに…なんで……私のバカ………)ポロポロ 鞠利ちゃんが曇るのが目に見えるな。ダイヤと鞠莉がはめられたと知った時、果南はどう動くのか
今度こそ千歌に甘い顔はしなくなりそうだけど、問題はもう手遅れっぽいことかw 千歌「ん?もしかして曜ちゃん…泣いてるの…?」
曜「ふぇっ!?」
スクッ
トコトコ
隣にしゃがみ込む
千歌「どうしたの?怖い夢見ちゃったの…?」
肩ポンポン
曜「う、ううん…なんでもないよ」
千歌「なんでもないのに泣いてるの…?」
千歌「私でよければ話聞くよ?ほら、人に話すとちょっと楽になるでしょ?」ニコッ 曜「うぅっ………」
曜(そうかもしれないけど……これは言えないよ……ああ…千歌ちゃんの優しさが辛い…)
千歌「…………」
千歌「私にも言えないようなことなの…?」
曜「えっ、いやっ……」
曜(どうしようどうしようどうしよう……)
曜(もしこのまま見つからなかったらって考えると…今正直に言う方がマシ…かな?でも絶対に家にあるのは間違いないんだからもうちょっと探してから…)
曜(でも正直に言えば千歌ちゃんもわかってくれると思うし…)
曜(隠し事するよりは………よし)ウンッ
曜(大丈夫…正直に言って謝って…後で探し出せばきっと許してくれる!) 曜「あっ、あのっ…」キョドキョド
千歌「話してくれるの…?」
曜「うん…でもちょっと…千歌ちゃんが傷ついちゃうかもだから…」
千歌「ん?私が関係あることなの?」
曜「うん…直接関係あるってわけじゃないんだけどね」
曜「あのっ…ええと…」
千歌「珍しくもにゃもにゃしてるね…そんなに言いづらいなら大丈夫だよ…?」
曜「ううん、どっちにしろ後で言わなきゃになっちゃうかもしれないから…」
曜「怒らないでくれる…?」
千歌「うん、私はそう簡単には怒らないよ」フンスッ
曜「………」
曜(覚悟を決めろ渡辺曜……大丈夫、探し出してちゃんと謝れば許してくれる……) 曜「ごめん千歌ちゃんっ!千歌ちゃんにもらったネックレスどこかいっちゃったのっ!」
千歌「ねっく…れす……」
千歌「…………」
千歌「………………」
千歌「………………」ウルッ
曜「っ………!」ビクッ 千歌「そ、そっかぁ…それは仕方ないよね、昔の物だし仕方ない仕方ない」ウルウル
千歌「むしろあんなボロっちいのいままで大切にしてくれててありがとってくらいだよ、全然……ぜんぜん……」ウルウル
千歌「ないものは仕方ないよねっ!持っていきたいなんて無理言っちゃってごめんねっ」ゴシゴシ
曜「ま、待って千歌ちゃん!絶対に家の中にはあるはずなの!なくなったり壊れたりしたわけじゃないし、私の1番の宝物だし…」
千歌「1番の宝物……?」ピクッ
曜「うん、私の1番の宝物…千歌ちゃんからもらったプレゼントは全部…
千歌「じゃあなんで今ないの!?昨日持って行こうって言ったのにっ!」ポロポロ
曜「!!」ビクッ
千歌「昨日……同じ思いだったって……喜んでくれてたのにっ……うぅっ」エグッエグッ
千歌「ひどいよよぉちゃん……」 曜「ちかちゃんっ!ごめん、本当にごめんっ!絶対に探すから…無くしたわけじゃないから!」ガタッ
千歌「…………」ゴシゴシ
ハァ
千歌「もういいよ」
曜「えっ…?」ビクッ 千歌「曜ちゃんにとってはその程度の物だったってことだもんね」スクッ
曜「えっ…ちか…ちゃん?」オロッ
ヨタヨタ
ガチャッ
千歌「私、一回帰る」
千歌「また学校で」スッ
曜「ち、千歌ちゃん待って!」
千歌「バイバイ」
曜「千歌ちゃんっ!!」
バタンッ
曜「なんで…なんでだよぉ………」
曜「なんでこんなに辛いことばっかり起きちゃうの…?」
曜「誰か助けてよぉ………」ポロポロ 1です
明日の朝に続きを投稿できると思います。
遅くなり申し訳ありません。 >>129
もう書かなくていいよ。つまらなくて不快だしあと遅いし >>131
代わりにお前が書いてくれるんだな!
待ってるぞw >>129
荒らし来てるけど気にせず自分のペースで続けてくれ 俺は一度も荒らしてないぞ、あくまで1が言ってる意見おっけいに則ってSS作者の常識もわからんクソSSだって言ってるだけ
荒らしてるのは茸 >>141
馬刺しってなんだ…
133と135のもんじゃです >115
ここで、千歌がネックレスを戻しているのが曜に見つかるとか、千歌のバックからケータイの音が出るとか…を希望します。 ーーーーー
千歌部屋
千歌「ふぅ…」
千歌(とりあえず一回家に戻ってこれたし完璧!)
窓ガララッ
千歌「りーこーちゃーん、一緒に朝練行こー!」
窓ガララッ
梨子「千歌ちゃんおはようっ!今下降りるね!」
千歌(これで後は曜ちゃんの行動次第かな、ちょっと可哀想だったけど…浮気した罰だからね)
千歌(久しぶりの朝練頑張りますかぁ!) ーーーーー
部室
ガラララッ
千歌「おはよぉー!」
梨子「おはよう」
ルビィ「あっ、おはよう2人とも!」
善子「思ったよりも早かったわね」
花丸「再開初日だもんね、気持ちが入るのわかるずら」
千歌「えっ、3人ともすごい汗…もしかしてもう練習してたの?」
ルビィ「あ、うん、ちょっとだけね?リーダーを任されるのにみっともないパフォーマンスできないから」エヘヘ
千歌「うぅ……前リーダーにも見習ってほしいものだよ、前リーダーは遅刻ギリギリ常連さんだったらしいのに」
梨子「あはは……」 ガラララッ
果南「あれ、みんな早いね、おはよう」
鞠莉「グッモーニンッ!」シャイニ-ッ
千歌「あ、果南ちゃん鞠莉ちゃん!おはよ〜!あとはダイヤちゃんと曜ちゃんかぁ」
ルビィ「お姉ちゃんは先生に職員室来てって言われてるから少し遅れるって言ってたよ」
千歌「そっか、じゃあ曜ちゃんくらいかな?」
鞠莉「曜来てないの?」
千歌「そうなんだよねぇ、なんの連絡もないみたいだし」
鞠莉(千歌はブロックしてるんだから気づかないでしょ…)イラッ
ルビィ「うーん……」
ルビィ「一応もうそろそろ時間だから連絡だけして先に始めてようかな?遅くまで衣装作ってたのかもしれないし」
スマホスッスッ
ルビィ「よしっ…!」 ルビィ「じゃぁ……えっと………」
ジ----ッ
ルビィ「えっと………」オドッ
善子「ルビィ」トンッ
花丸「大丈夫だよ」トンッ
ルビィ「う、うんっ!」
ルビィ「今日も1日頑張ろうっ!リーダーになって初めての練習だけど……頑張りますっ!みんなで頑張っていこうっ!」
一同「おー!!」 ーーーーー
練習後部室
ルビィ「ふぅ……」フゥ…
スッ
千歌「お疲れ様、ルビィちゃん」ドリンクどーぞっ
ルビィ「あっ、千歌ちゃん…飲み物ありがとう」
千歌「どうだった?まだ朝練だけだけど感想は」
ルビィ「あはは……かなり緊張しちゃったよ……今までの練習で1番大変だったかも…」
千歌「千歌の気持ちがわかったかぁ〜?」
ルビィ「うん、こんなにプレッシャー抱えてたんだね…」 千歌「なぁーんてね、私は全然プレッシャーとかなかったよ」
ルビィ「そうなの?やっぱり千歌ちゃんはすごいなぁ…」
千歌「……違うよルビィちゃん、すごいのはみんななんだよ」ニコッ
ルビィ「え?」
千歌「みんなが優しいから、こんななんの取り柄もない千歌のことを受け入れてくれるし、リーダーだと思ってくれてた、その中にはもちろんルビィちゃんもいて」
千歌「だから私はその優しさに甘えて自由にやらせてもらってた。だからプレッシャーなんてなかったんだよね」アハハ
ルビィ「千歌ちゃん…」
千歌「だからルビィちゃんももっと気楽に、自由にやっていいと思うよ?」チラッ
千歌「ねっ?」ニコッ
スッ
花丸「うん、丸もそう思うよ」
善子「あなたにはこの堕天使ヨハネの加護が付いているしね…!」クックックッ
花丸「それはなんか不安になる加護だね……」
善子「不安とかいうなぁ!人がせっかく応援してるのに!」
ルビィ「ふふっ、ありがとう2人とも!」フフッ 千歌「うん、大丈夫そうだね」ボソッ
梨子「お疲れ様、千歌ちゃん」ヒソヒソッ
千歌「わぁっ!梨子ちゃん聞いてたの!?」
梨子「ちゃーんと全部見てたよ?」
千歌「恥ずかしいからやめてよぉー」ブ-ッ
梨子「ふふっ、頼りになる先輩だね」クスッ
鞠莉「………」チラッ
鞠莉(はぁ……悔しいけど千歌の人を惹きつける力は本物ね)ハァ
鞠莉(でも騙されちゃダメよルビィ、今の言葉の真意はきっと他にある)
果南「鞠莉、言いたいことはわかるけど…」ヒソヒソ
鞠莉「わかってるわ果南、ただ千歌の手腕の凄さを改めて実感してただけよ」
果南「たしかにね……人の心がわかってるみたいな…」
鞠莉「それはあり得ないわ、人の心がわかる人はあんなことをしない」
果南「うん、たしかにそうかもしれないけど…」 ガラララッ
ダイヤ「おはようございます、遅れてしまい申し訳ありません…」ペコッ
ルビィ「あっ、お姉ちゃんっ!」
善子「遅いわよダイヤ!我がリトルデーモンの晴れ舞台だったと言うのに…!」
花丸「生徒会長なんだから仕方ないよ、善子ちゃん」
善子「ヨハネよっ!」
ダイヤ「わたくしもルビィがリーダーとして頑張ってる初陣を見たかったのですが……わたくしのワガママで断るわけにも行かなかったので…」
ルビィ「大丈夫だよお姉ちゃん、ルビィがリーダーをやるのは今日だけじゃないからね」エヘヘ
ダイヤ「ルビィ……」
ダイヤ(今日1日リーダーをやって少し自信がついたようですわね…)
善子「午後の練習でルビィの手腕を思い知るがいいわっ…!」クックックッ
花丸「ちゃーんとリーダーさんしてたもんね、ルビィちゃん」
ルビィ「や、やめてよぉ2人ともぉ〜!」ウュュ
ダイヤ「ふふっ」クスッ
ダイヤ(きっと善子さんや花丸さんのおかげなのでしょうね…)
ルビィ「放課後もちゃんと、頑張るからね!お姉ちゃん見ててね?」
ダイヤ「………大きくなりましたね、ルビィ」ナデナデ
ルビィ「えへへ♪」ルンルン 鞠莉「相変わらずダイヤは過保護なんだからぁ〜」ニタニタ
果南「すっごい穏やかな顔だったもんね今」
ダイヤ「んなっ…!実の妹の成長を喜ぶなんて当たり前のことで……あっ…」ハッ!
梨子「………」フイッ
ダイヤ「り、梨子さん……」
ルビィ「お姉ちゃん……?」
鞠莉「ダイヤ……?」
果南(これは……昨日の今日で何かあったっぽい……?なんでこうも次から次に……とりあえずまずやるべきは…)
果南「あーそうだ!ルビィちゃん達今日朝早かったでしょ?戸締りとかは私たちがやっておくから先に…… 千歌「あれぇ?梨子ちゃんさっきまで機嫌よかったのになんでいきなり怒ってるの?」
鞠莉果南「「!!!」」バッ
鞠莉(また千歌が何か仕掛けたってこと!?でもなんでダイヤと梨子が……?)
果南(もしかして……いや、まさかね…)
梨子「なんでもないよ千歌ちゃん、早く片付けて教室行こっか」
ススッ
梨子の前に来るダイヤ
ダイヤ「……おはようございます、梨子さん」ニコ
梨子「おはようございます」フイッ ダイヤ「昨日はあの後大丈夫でしたか…?何事もなく…
梨子「大丈夫です、気にしないでください」フイッ
ダイヤ「で、ですがっ!あまり気分が良くないように伺えるので…よろしかったらお話だけでもお聞かせください、少しは気持ちが楽に……」ニコッ
梨子「はぁ……」
ダイヤ「り、梨子さん……?」
梨子「行きましょう、千歌ちゃん」
スッ
千歌「あっ、り、梨子ちゃんちょっと待ってよぉ!」ワタワタ
ダイヤ「ま、待ってください梨子さん!少しだけお時間をっ…!」
梨子「……もう予鈴なっちゃいますよ?」
ダイヤ「えっ…」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン 梨子「お疲れ様、また放課後に」
千歌「みんなおつかれ〜」
タッタッタッタッ
果南「ダイヤ、とりあえず一回教室行こ?」
鞠莉「…………」
ダイヤ「なんで……梨子さん…どうしてしまったのですか……」ウツロ
トコトコトコ
果南「…ごめん、ちょっとダイヤに話聞きたいから…先に教室戻るね」
ルビィ「は、はい…それは大丈夫だけど……」
果南「たまたま梨子ちゃんの機嫌が悪かっただけかもしれないから、気にしないでね」
ルビィ「う、うん……」
トコトコトコトコ ルビィ「お姉ちゃん……」
善子「なにがどうなってるのよ……ダイヤと梨子に何があったの…?」
ルビィ「ルビィも…わからない……」
花丸「昨日までは普通だったと思うんだけど……なんでいきなり……」
ルビィ「昨日まではいつも通りだったのに……?もしかして……ルビィがリーダーになっちゃったから……?」
善子「!!」
花丸「ち、違うよ!ルビィちゃんのせいじゃないよっ!」
善子「ルビィのせいなわけがないわ…きっと…昨日の帰りとかに何かあったのよ。梨子いなかったし」 ルビィ「でも……千歌ちゃんがリーダーだった時はこんなこと起きてないし…2人とも仲良かったのに……」
ルビィ「曜ちゃんも結局来なかったし……やっぱりルビィがリーダーになっちゃったから……」
善子「ルビィ……」
花丸「ルビィちゃんっ、たまたまタイミングが悪かっただけずら、ルビィちゃんが気にすることないよ」ポンポン
善子「そ、そうよ!暗い顔ばっかりしてたらリトルデーモン達がついてこないわよ?」ギランッ
ルビィ「う、うん、そうだよね……ごめんね、少しネガティブ過ぎたね」エヘヘ…
ルビィ(ルビィが頑張らないとなのに…こんなんじゃ誰もついてきてくれないよね……こんな時千歌ちゃんだったらどうするのかなぁ……) 精神的な余裕がなくなってるからだろうけど、千歌以外の2年も自分のことしか頭にないっぽいから
クズっちとお似合いな気がしてきたw まだネックレスの展開広げないの?冗長にもほどがあるだろ…
こんだけ待ったんだからせめてそこまでは書けよ… ーーーーー
3年教室
果南「昨日何があったの…?帰りの車で…何かがあったんだよね?」
ダイヤ「それが……心当たりがないのです……」
ダイヤ「いや、あるにはあるのですが……」
鞠莉「っていうと?」
ダイヤ「昨日の話し合いを止めることができなかったこと……ルビィを優先してしまったこと…です」
果南「え…?それであんな風に…?」
ダイヤ「それ以外には特になにもないので……ですが……それが原因であそこまで冷たい目をするような人間ではないはずなのでわたくしも困惑していて……」 ダイヤ「わたくしが守ると言っていたのに裏切られたような気持ちにさせてしまったことであのようになったのでしょうか……?」
果南「いや、それにしてもそれだけであんな風になるのはおかしいでしょ」
鞠莉「昼休みにもう少し聞かせてもらってもいいかしら?」
ダイヤ「わたくしからもお願いします……もしも梨子さんがあのままだとわたくしは……」ウルッ
果南(ダイヤのこんな弱々しい姿初めて見たよ……) ーーーーー
曜部屋
曜「ないっないないないないないない!!!」
バサッ
ドサッ
グシャグシャ
曜「なんでないのっ!!なんで……なんで!!」
曜「まだ探してないところがあるはず……机の下っ…!!」ハッ! ギィッ
ギィッ
曜「動かないっ…!!なんで動いてくれないの!!」
ギッ
ギッ
ギッ
曜「動け動け動け動け動け動け!!動いてよ!!」
ギギギィッ
曜「動いたっ!!千歌ちゃんっ!」
痕跡なし 曜「……………」
曜「あ゛あ゛ぁぁぁもうっ!!!」ダンッ
ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!
ア゛ァァァ!!!
曜「ふぅーっ…!ふぅーっ…!ふぅー………」
曜(もう一回冷静になろう……)
曜(これだけ探してないってことは……家にあるって前提で考えてるのがいけないのかも) 曜(最後に見たのは鞠莉ちゃんが来る前、その時って私どこにしまった?)
曜(千歌ちゃんボックスに間違いなくしまった……けど今こうなってることを考えると本当にそうだったか怪しくなってくるかな……)
曜(予想外のタイミングで鞠莉ちゃんが来て、入って来る前に片付けようとして……そうこうしてる間に鞠莉ちゃんが部屋に来て話し始めて……)
曜(ごちゃごちゃになるとしたらその辺りか……)
曜(鞠莉ちゃんが持ってるとか…?さすがにそんなわけないよね)
曜(まぁでも可能性としてはありえなくはないか、盗んだとかじゃなくて間違えてバッグに入っちゃってたとか)
曜(鞠莉ちゃんが来たからとりあえずポッケにしまったネックレスを壊れないように一回バッグに入れておこうとした時に、鞠莉ちゃんのバッグと間違えちゃったとか)
曜(そんな記憶まるでないけど……ここにない以上疑うべきなのは自分の記憶だもんね、絶対入れたのにないんだし……) 曜「はぁ………」
曜(ひとまず探し回るのは鞠莉ちゃんに聞いてみてからにしよう、疑うみたいで悪い気がしちゃうけど)
スマホスッスッ
曜「あっ…」
ーーーーー
グループ LINE Aqours
ルビィ「曜ちゃん起きてるかな?先に練習始めてるね」
ーーーーー 曜「あぁ………」
曜(朝練どころかもう……)チラッ
PM10:30
曜(まだ学校始まってないと思ってたのにもうすぐお昼か……行きづらいなぁ…)
曜(でも鞠莉ちゃんに聞かないとだから学校には行かなきゃ)
曜(今から用意するとなると…5限前くらいか)
曜(この際授業は受けなくても放課後に鞠莉ちゃんに会うだけでもいいんだよね) 曜(いや、でも今からでもちゃんと行っておこう、謹慎明けですぐ休んだら親に連絡とか来ちゃうかもだし)
曜(とりあえず今は鞠莉ちゃんに連絡して最短で確実にコンタクトを取れるようにして……)
ーーーーー
個人LINE 小原鞠莉
曜「今日朝練行けなくてごめん!練習前かお昼終わりくらいに少しだけ時間ある?ちょっとだけ聞きたいことがあるの」
ーーーーー
曜(これでよし)
曜(もし鞠莉ちゃんが持ってたら返してもらって千歌ちゃんと仲直りして全部解決する……逆に持ってなかったらもうどこにあるかは……ううん、大丈夫大丈夫大丈夫……)
曜(お願いしますお願いします……鞠莉ちゃんが持ってますように……) ダイヤも鞠莉も悲しいことになりそうだな。さすがに果南はそろそろ甘い考えは捨てて本気でブチ切れるべきw >>175
すいません、ご指摘ありがとうございます!
以下訂正です。
>>170
曜「あぁ………」
曜(朝練どころかもう……)チラッ
AM10:30
曜(まだ学校始まってないと思ってたのにもうすぐお昼か……行きづらいなぁ…)
曜(でも鞠莉ちゃんに聞かないとだから学校には行かなきゃ)
曜(今から用意するとなると…5限前くらいか)
曜(この際授業は受けなくても放課後に鞠莉ちゃんに会うだけでもいいんだよね) 1です
>>178
続きは書いているのですが、キリのいいところまで書いてあげてるもので……お待たせしてしまい申し訳ありません
今日の夜更新できると思います
>>179
いえいえ、ご指摘ありがとうございます。小さなことでもありがたいです! ーーーーー
昼休み
3年教室
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
鞠莉(さっきの曜のLINE……)
ーーーーー
個人LINE 渡辺曜
曜「今日朝練行けなくてごめん!練習前かお昼終わりくらいに少しだけ時間ある?ちょっとだけ聞きたいことがあるの」
鞠莉「OK!今は学校来れてるの?」
曜「実は色々あってまだ家なんだよね…今から行ってお昼終わりには間に合うと思うの!」
鞠莉「りょーかい、お昼終わりだとあんまり時間ないかもしれないから練習の前にしましょうか」
曜「ありがと!」
ーーーーー 鞠莉(このタイミングでこのLINEってことは、今日のダイヤと梨子のいざこざに何か関係してるのかしら…?)
鞠莉(曜が梨子と表面上仲直りするためにアクションを起こした結果が今日の……)
鞠莉(いや、そんなことする時間はなかったわね)
鞠莉(何かあるとすれば間違いなく昨日だけど、昨日梨子はダイヤの家の車で帰ってる。曜と梨子がコンタクトを取る時間はない……)
果南「鞠莉、生徒会室行くよ」
鞠莉(ってことは…遅刻の理由を隠さず『色々あった』って言ってたことを考えると、少なくとも聞きたいことの内容と遅刻した理由は関係ありそうかしら)
鞠莉(もしかしたらナイーブなことかもしれないし…この件は2人にはまだ話さない方が良さそうね)
果南「鞠莉?」
鞠莉「あ、ごめんなさい」 果南「大丈夫?もしかして曜のことで何かあったとか…?」
鞠莉「ううん、少し考え事してただけだから、大丈夫」
果南「ならいいけど……何かあったら言ってね、私に何ができるかはわからないけど…何もしないのは嫌だから」ウツムキ
鞠莉「Thank you」ニコッ
果南「ダイヤには先に生徒会室行ってもらってるから少し急ごっか」
鞠莉「そうね、ダイヤが寂しがっちゃうといけないしね!」 ーーーーー
生徒会室
ガラララッ
果南「おまたせ」
鞠莉「Sorry!少し考え事してたわ」
ダイヤ「いえ、お気になさらず…話を聞いていただけるだけでもありがたいので……」ウツムキ
鞠莉(いままでこんなダイヤは見たことないわね……いままで大切な人に直接冷たくあしらわれるなんて経験がなかったってのもあるんでしょうけど……どうにかしてあげたいわね)
ダイヤ「お昼ご飯を食べながらで大丈夫ですので聞いていただけますか?」
果南「うん、話してみてよ」
ダイヤ「ありがとうございます…昨日のミーティングに遡るのですが……」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー ーーーーー
ダイヤ「それで今日来てみたらあのようなことになってしまって……」ウツムキ…
果南「うん………なんとなくわかった気がする」
鞠莉「果南も?私もそうだと思うわ」
ダイヤ「??」
ダイヤ「一体どういうことですか…?原因がわかったのですか?」
鞠莉「確定ではないけどいままでの経緯から考えてこうじゃないかな、って感じでね」
ダイヤ「できれば教えて頂きたいのですが……」 果南「まず昨日のミーティングの梨子ちゃんの件だけど」
果南「あれはダイヤの言った通り、ダイヤに裏切られた気持ちが強かったのかな?って私も思う」
ダイヤ「………」
鞠莉「けど梨子もダイヤが悪いことをしたわけじゃないことをわかってるから、やり場のない怒りと喪失感を溜め込んだ結果、ダイヤから見たら距離感を感じたんでしょうね」
ダイヤ「やはりそうでしたか……それなら梨子さんに謝りに…
果南「でも、ダイヤも言ってたけどそれだけであんなに冷たくなるような子じゃないじゃん、梨子ちゃんは」
ダイヤ「でも…梨子さんにとってはそれほどのことだったのかもしれませんし……」
果南「いや、でもさ、昨日の車の中までは梨子ちゃんがあそこまで冷たい感じはなかったんでしょ?距離感があるな〜くらいで」
ダイヤ「はい、ですから何がよくなかったのか心当たりがないのです……」 鞠莉「昨日別れるまではあそこまで冷たくなかったけど、今日来てみたらあんな感じになってた…」
鞠莉「これって千歌が一枚噛んでる、って考えたらNaturalだと思わない?確定ではないけどね」
ダイヤ「!!!」
果南「あんなのだけど人を見る目は本物だからね……落ち込んでる梨子ちゃんを見て何か吹き込んだとかが1番ありえそうかなって」
ダイヤ「なぜそのようなことを……千歌さんは自分の罪をうやむやにしてAqoursを立て直そうとしているのではなかったのですか…?」 果南「ずっと言おうと思ってたんだけど……前千歌に写真見せられたって言った時あったでしょ?曜が鞠莉に抱きついてるところとかの…」
ダイヤ「ええ…」
果南「実はね、あの後話した時から、千歌の中では2人が浮気してるのは確定だと思ってるみたいなんだよね……タイミングがなくて言えなくてごめん」
ダイヤ「………はい?」ハイ?
鞠莉「私も驚いたわ、でもその情報があるとなんとなく流れが想像つくでしょ?いままで散々振り回されてきたんだし」
ダイヤ「……わたくしは恋敵だということですか」ギリッ 鞠莉「あくまで仮定ではあるけど……ほぼ間違いないんじゃないかしら」
ダイヤ「梨子さんのあの態度の変わり様……わたくしが信用できなくなるように洗脳した、と」
果南「洗脳……まぁ簡単に言うとそうなっちゃうのか」
ダイヤ「そうと分かれば、梨子さんと話し合って解決を…」バッ
鞠莉「まぁ待って、そんな簡単にいかないと思うわよ」
鞠莉「もしも昨日の今日のあの態度だとしたら……何を言っても届かない可能性が高いと思う」
ダイヤ「んなっ…!」バッ 果南「それが1番確手っ取り早いのも事実だけどリスキーだよね」
果南「千歌に何を言ったのかを聞いてからなら……って思ったけど…教えてくれないだろうし難しいかな」
鞠莉「1番間違いないのは行動で示すことなんだけど…何を行動で示すのがAnswerになるのかわからないからこれも少しHardね」
ダイヤ「行動、ですか………」
果南「とりあえず今日の練習の時に私たちで少し様子見ておくよ、今ダイヤが関わりすぎると関係がこじれかねないし」
鞠莉「私もそれがいいと思う、そこまでが千歌の狙いって可能性もあるしね」
ダイヤ「なるほど……お二人ともありがとうございます」 ダイヤ「梨子さんに冷たくされるのは辛いものがありますが……暫しの我慢ですわね」
ダイヤ「少しでもまた心を開いてくれるようになった時に真実を話そうと思います、きっと梨子さんもわかっていただけるはず……」グッ
果南「私たちは何と戦ってるんだって感じだけどね……どこかの新世界の神様とでも戦ってるのかな」アハハ…
鞠莉「GODというよりはDEVILって感じだと思うけどね」 時計チラッ
ダイヤ「もうこんな時間になってしまいましたわね……お二人ともお時間を取らせてしまって申し訳ありません」ペコッ
果南「いやいや、今更そんな水臭いこと言わないでよ」
鞠莉「多少意見はぶつかったりしたけど、こういう時は助け合わないと、ね?」ニコッ
ダイヤ「お二人とも……ありがとうございます」ニコッ 果南「じゃあ…お昼も終わるし教室戻ろっか」ンショ
ダイヤ「そうですわね」スクッ
鞠莉「ふぅ………」スクッ
鞠莉(少しいつもの凛々しさが戻ったみたいでよかったわ)
鞠莉(だけど…せめて話し合いの場を設けられるくらいにはサポートしたいわね)
鞠莉(あれだけ梨子のことを思って頑張ってたのに絶縁されるなんて可哀想すぎるもの……)
鞠莉(………)
鞠莉(ダイヤと梨子の関係に千歌が一枚噛んでるなら……私にも何かアクションを起こしてくる可能性が高い)
鞠莉(何かあらかじめ対策しておいた方が良さそうね、曜なら大丈夫と信じたいけど……最悪の場合を考えた方がいいものね) ーーーーー
昼休み
2年教室
ガララッ
曜「おはよ」
むつ「曜!謹慎明けから休みかと思ったよ!」
曜「あー、盛大に寝坊しちゃってさ」
いつき「曜朝弱いもんねぇ、強そうに見えるのに」
曜「心外だなぁ、12時までは朝みたいなものでしょ」 むつ「Aqoursの朝練始まってからは一回も遅刻なかったのになぁ、ていうかこんなに遅いのは初めだろぉ」
曜「謹慎明けで生活リズムが戻ってないみたいなんだよねぇ」アハハ
チラッ
千歌「梨子ちゃんまだ食べ終わってないのぉ〜?」ケラケラ
梨子「もぉ、千歌ちゃんがちょっかい出してくるからぁ…」イチャイチャ
曜(私がいないのをいいことに……)イラッ
曜(でも今は千歌ちゃんと顔合わせづらいし……失くしたくせにどのツラ下げてって感じだし……)
曜(今だけの辛抱……かな) よしみ「千歌と梨子ちゃんのところ行かなくていいの?もうお昼休み終わっちゃうよ?」
むつ「いやぁ、いくら曜でもあんだけいちゃいちゃしてると入りづらいでしょ」
曜「………」ピクッ
曜(は?いやいや、いちゃいちゃしてるように見えても千歌ちゃんのは営業だから、ただの。梨子ちゃんに歌作ってもらわなきゃだから渋々仲良くしてるだけだから。騙されてるだけだから。)
いつき「!!」ビクッ
いつき「あ、あぁそうだった!曜が来たら職員室来てって先生が言ってたよ!始まる前に行っておいたらっ!?」
曜「あ、うん、行ってくるね」
ガララッ
いつき「余計なこと言わないでよぉ!」
むつ「ごめんごめん、つい口が滑っちゃった」テヘッ
よしみ「ナイスフォロー!バレーの練習の成果出てるねぇ!」
いつき「いや、全然うまくないから……」 ーーーーー
放課後
2年生教室
千歌「よっし、梨子ちゃん練習いこぉ!」
梨子「うんそうだね」
千歌「久しぶりの放課後練楽しみだねぇ」ルンルン
千歌「ん?」
チラッ
曜「………」ソソクサ
タッタッタッタッ
千歌「曜ちゃんどうしたんだろう?なんか急いでそうな感じ?」
梨子「部室じゃない方に向かっていったね……」 千歌「うーん、なんか心配だなぁ……ちょっと後つけてみる?」
梨子「えぇ……部活楽しみだったんじゃないの?」
千歌「楽しみは楽しみだけど心配なものは心配だもん」ム-ッ
梨子「そしたらルビィちゃんに少し遅れるって言っておかないと…」
千歌「そうだね、梨子ちゃん私の分も送っておいて!」
梨子「もぉ……」スッスッ ーーーーー
理事長室
コンコン
曜「鞠莉ちゃん、入るね」
鞠莉「Welcome!ちゃんと5限には間に合った?」
曜「うん、昼休み中に来て先生にも謝ってきたよ」
鞠莉「それなら安心したわ」
鞠莉「それで聞きたいことって何かしら?ルビィリーダーの初の本練習だからなるべく早く行ってあげないとね」
曜「あ、そっか!じゃあ手短になんだけど…」 曜「この間うちに来た時にさ、鞠莉ちゃん私のネックレス持ってってたりしてない?」
鞠莉「……ん?」
曜「あ、疑ってるとかじゃなくてね!千歌ちゃんからもらったネックレスを鞠莉ちゃんが来る前まで眺めてたんだけど……千歌ちゃんボックスの中になくてさ」
曜「けっこう古い貝殻のネックレスだから壊れたりしないように一回バッグにしまったのかなぁ……とか思って」
鞠莉「あー…」
曜「うん、それでもしかしたら鞠莉ちゃんのバッグに間違って入れてたりしたのかな…?とか思って」
鞠莉「今日はそれを探し回ってて遅れたのね」
曜「そうなんだよね……ちゃんと千歌ちゃんボックスの中に入れたはずなのにないから家中探し回ってさ…それでもなくて」
鞠莉(千歌ちゃんボックスって言いかた可愛いわね…) 曜「謹慎の2日目に鞠莉ちゃんが来た時は手に持ってたから、失くすとしたらそのタイミングで…」
曜「盗んだとか疑ってるわけじゃないよ?」
鞠莉「わかってるわ、私のバッグにあるかどうかが最後の砦ってわけね」
鞠莉「大切なものほど失くすと記憶が混濁してくるものね、気持ちわかるわ」
曜「うん、だから少し確認して欲しくて…」
鞠莉「All right!今確認してみましょうか」
曜「鞠莉ちゃんっ!ありがとう!」 やっぱくそ千歌だわ
こんなヤツを憧れの穂乃果が見たらなんていうか
続けるのだ ある程度クズっちの策略があるのを察してるっぽい鞠莉ちゃんがどう捌けるのか。それとも何もできないのかw 1です
お待たせしてすいません…仕事が忙しくなってしまって一週間空いてしまいました
今日の夜か明日の朝に更新できると思います
本当だったら1日に千歌誕の番外を載せたいと思っていたのですがタイミングを逃しました……
頃合い見て載せられたら載せようと思います ガサゴソ
ガサゴソ
鞠莉「んー……今見てる感じはなさそうだけど…」
曜「ちょっと私も見てみていいかな?」
鞠莉「OK」
ガサゴソ
ガサゴソ
曜「うーん…なさそうかぁ……」 鞠莉「入れるとしたら小さい方のPocketよね?」
曜「いやぁ、そもそも入れた覚え自体はないからなぁ……でも小さいポッケの方がありそうな気はするけど」
鞠莉「ちょっと荷物一回全部出してみようかしら」
ヨイショッ
曜「うーん……なさそうかぁ……あっ」
鞠莉「ん??」
曜「……これ底板とか取れる?」
鞠莉「取れると思うけど……」
曜「もしかしたら滑り込んじゃってるのかもしれないし、見て欲しいなぁって」
鞠莉「わかったわ、少しとってみましょうか」 ペラッ
カタッ
鞠莉「えっ………」
曜「あった!?」
鞠莉「ええ…本当にあるとは…」
曜「おおー!!よかったぁー!!ありがとう鞠莉ちゃんっ!!」
鞠莉「You're welcome、見つかって何よりよ」
鞠莉(おかしいわね……)
鞠莉(潜り込む感じのネックレスならもっと小さくて平たい感じだと思ったけど……この形が滑り込むかしら…)
鞠莉(それに割と形がしっかりしてるのに……一週間も気づけなかったなんて……) 曜「鞠莉ちゃん?どうしたの?」
鞠莉「なんでもないわ、ちょっと気になるところがあっただけで」ヒョイッ
バッグから取り出し
鞠莉「はい、これよね?」ニコッ
曜「えっ……これ……?」 鞠莉「え?違うの…?これしかなかったけれど…」
曜「ほとんど同じ、紐とか小ちゃい貝殻とか……」
曜「だけど真ん中の大っきい貝殻の形が全然違う……」
鞠莉「じゃあこれじゃないんじゃないかしら?」
曜「いや、ほとんど同じなんだって、綺麗な真っ白の大っきい貝殻以外は……いままでずーっと見てきたもん、間違えるわけない」
鞠莉「うーん……でも私のバッグにはこれくらいしか…」
曜「…………」
曜「大っきい貝殻だけ……?」
曜「!!」
曜「ちょっとバッグ貸して!」
バッ
鞠莉「あっ、曜!?」
ガサゴソ
ガサゴソ 底板裏ペラッ
曜「!!!!!」
ファスナー付きビニール小袋に入った粉
曜「ぁ…………」サ-ッ
曜「あ、あぁ……あ゛あ゛ぁっ………」ガタガタ
鞠莉「曜!?大丈夫!?どうしたの!?」
タッタッタッ
鞠莉「何かあったの…?」 曜「ね、ねぇ、まりちゃん、こ、これなに?」フルフル
鞠莉「え…?」
サッ
ファスナー付きビニール小袋に入った粉
鞠莉「!?」
鞠莉(違和感の正体がすべてわかったわ!!)
鞠莉(とんでもないことをやりやがったわね千歌……!自分のあげた幼馴染の宝物を壊すなんてKRAZYにもほどがある……!!) 今回は千歌大勝利で終わりそうだけど悪行が全てバレて破滅ルートほしいな
クレイジーはKじゃなくてCだよ >>234
ご指摘ありがとうございます!
ちょっと前にどこかで、外国のスラングとしてkrazyが使われてる、というようなのを見た覚えがあったのでこちらを使いました。調べたら一般的じゃなかったみたいですね…
夜に続きを投稿します。 言い訳してる暇あるならさっさと書け、見てるやつみんな思ってる 映画とかでも使われるスラングらしいよ。スラングは流行りがあるから今でも使うかは知らないけど >>234
ようりこの二人がクズっちを妄信しちゃってるから、3年生が逆転するには何か決定的な証拠が必要になるな >>237
思ってないよ。
>>1
は自分のペースでやってくれ。 >>237
うるせえよ
自分で書けないくせに偉そうにするな^^ とりあえず千歌は制裁されろ
三年どもも自分の無能さに気づけ(特に松浦) 曜「まりちゃん……」ガタガタ
鞠莉「ま、待って!私は知らない!!」
曜「!!!」ビクッ
曜「し、知らないって、なにを?」
鞠莉「その袋の貝殻のことよ……」
曜「……………」
曜「………………ははっ」ユラァ
曜「あ、はは、あはははははは!」
曜「私一度もこれが貝殻だなんて言ってないのにね!なんでこの粉を見て貝殻だってわかったのかな?」アハハハハ
鞠莉「えっ……あっ…!」
鞠莉(今の話の流れ的に貝殻以外ないだろうけど……今の返答は迂闊だったわ……完全に私のことを疑ってるわ……)
鞠莉(私のバッグにあるし曜が疑うのは仕方ない、仕方ないんだけど……)
鞠莉(大切な人から向けられる敵意ってこんなにきついのね……ダイヤ……) 鞠莉(でも人のこと考えてる場合じゃないわ……)
鞠莉(このままだと千歌の思惑通り……ダイヤと梨子みたいなことに……)ゾクッ
曜「やっぱり鞠莉ちゃんだったんだ、あははははははははは!」
鞠莉「待って、落ち着いて曜!」
鞠莉「今の曜を見てればそれがなんなのかくらいわかるでしょう!?とにかく一度落ち着きましょう?」
曜「落ち着く…?」ギッ
曜「なんで落ち着けるの?宝物が壊されて粉々にされてるんだよ?落ち着けるわけないよね!?」
鞠莉「たしかにそうかもしれない……けど少しだけ……私の話も聞いて欲しいの」 曜「壊した言い訳があるの?許される言い訳が?」
鞠莉「私は壊してないし、盗んでもない、だから一度話を聞いてっ!」ガタッ
曜「じゃあなんで鞠莉ちゃんのバッグの中にあるんだよ!」バンッ
鞠莉「!!」ビクッ
鞠莉「よ、曜………」ウルッ
鞠莉(なんで話を聞いてくれないの……どうしたら話を聞いてくれるのよ……) 曜「たまたま割れてたとかじゃないんだよ!?わざわざ貝殻まで変えて、こ、粉々に………してさ…こなごな、に……………?」
曜「こなごな………こなごなに………?」
曜「えっ………もう戻ってこないってことじゃん………えっ?」
曜「あ、あれ……?私のネックレスは……?ネックレス……え?あれ?ち、千歌ちゃん……」ユラッ
鞠莉「曜、大丈夫!?しっかりして曜!」ユサユサ
曜「………」ユサユサ
フラッ
鞠莉「え…?曜…?」
曜「………」ユラァ
曜「ふふふっ」
曜「あははは、もうおしまいだ……あは、あはははは…」ユラッ
ヨタヨタフラフラ 鞠莉「ちょ、ちょっと曜、どこ行くの!?」
曜「え?どこだろうね」アハハ
鞠莉「曜、まさかあなた……」ゾクッ
鞠莉(まずい、まずいまずいまずい…!この目はまずい…!!このままだと曜が……)
曜「ふふっ、飛び込みは得意だからね」
鞠莉(やっぱり!!どうにかしないと……どうにかして止めないと……)
鞠莉「待って!そんなの馬鹿げてるわ!考え直しなさい!」
鞠莉「あなたに死んでほしくないの!お願いだからやめて!あなたが死んだら私……」
鞠莉(なんでもいい、何か止められる方法…!) 曜「そうさせる原因作っといてよく言えるね」アハハ
曜「私のことが嫌いで近づいてきてたんだよね?
見事に裏切られちゃったよ、信じてた私がバカだったね」アハハ
鞠莉「!!」
鞠莉(あぁ……なんでなの……なんで私の言葉は何も届かないの……?果南…ダイヤ…お願い……助けて……私はどうなってもいいからこの子を助けて……)
曜「まぁいいや、じゃあね」
スタスタユラユラ
鞠莉「待って、待ってよ、よう……
ガチャッ
鞠莉「!!!!」
鞠莉(果南、ダイヤっ!!)パァッ アホ毛ヒョコッ
鞠莉「………!」ゾワワッ
千歌「曜ちゃん……何しようとしてるの?」
曜「え…?えっ……あっ……ち、ちかちゃ……」オロオロッ
梨子「………」憐れみの目
鞠莉「………」
鞠莉「ちか……っ」ギリッ 千歌「曜ちゃん……ねぇ、ちゃんと目を見てよ曜ちゃん」
曜「うぇっ……えっ……あの………」オロオロ
鞠莉「ちか…っ………!千歌っ!!」プツンッ
ダッダッダッ
胸ぐらガシッ
千歌「ほぇ!?!?」
千歌「えっ!?えっ、えっ!?」ワタワタ
ブンッ
バコッ
顔面グーパン
千歌「いぎっ…!!」
梨子「千歌ちゃんっ!!」バッ
曜「!?」ビクッ 鞠莉「わかってるんでしょうね……自分が何やったのか!!」ギリギリッ
梨子「いきなりどうしたの鞠莉ちゃん!!やめて!!」ガシッ
千歌「うあ゛あ゛っ……なんでっ……」
ブンッ
バコッ
顔面グーパン
千歌「がぁ゛っ…!」バタッ
バッ
梨子「千歌ちゃんっ!!千歌ちゃんっ!!」ポロポロ
鞠莉「どきなさい、梨子」
梨子「もうやめてよ!!お願いっ!!やめて!」ポロポロ
鞠莉「こいつの…こいつのせいで曜は……」ギリッ 千歌「あ゛あっ……だ、だすけて……」
鞠莉「黙りなさい」
ブンッ
千歌「ぁっ………」
ガシィッ
鞠莉「えっ…?」
ブンッ!!
バゴッ
鞠莉「ぁ゛ゔっ……!!」ドサッ
梨子「!!!」ビクッ
千歌「よ、ようちゃ……」
曜「…………」ギッ
曜「ねぇ、なにしてくれてんの?何が千歌ちゃんのせいなの?起きてよ、鞠莉ちゃん」
胸ぐらガシッ
鞠莉「よ、よう………」フルフル 曜「ねぇ、ねぇねぇねぇ、教えてよ鞠莉ちゃん」腹パンブンッ
鞠莉「かはっ………!」ビチャッ
曜「ねぇ、私の宝物ぶっ壊してさ、千歌ちゃん殴ってさ、なんなの?本当に」ブンッ!!
鞠莉「ぁ゛ぁ゛っ………」ビチャッ
梨子「ま、待って曜ちゃん!鞠莉ちゃん死んじゃうから!!落ち着いて!!」
曜「は?逆になんでそんな落ち着けんの?千歌ちゃんが殴られてるのにさ、ねぇ?」ギッ
梨子「えっ……いや、あの……」ビクッ 曜「なんもできないならなんも言わないでよ」キッ
梨子「っ………」ゾクッ
千歌「ま、まって、よーちゃん……」ヨロッ
曜「ち、千歌ちゃんっ!大丈夫!?」ワタワタ
胸ぐらパッ
鞠莉「ゔあ゛っ………」ドサッ
千歌「ぼ、ぼーりょくはダメ、だよ……」ヨタヨタ
曜「で、でもっ…だって……千歌ちゃんっ……」ウルウルッ
曜「顔がっ……!!」ドンッ!! 千歌「すごくいたいけど……顔くらい大丈夫、よーちゃんが私のために怒ってくれたことの方が嬉しいから」ニコッ
曜「ちかちゃん……」
千歌「それに……よいしょっと」スッ
鞠莉「うぉえっ………がはっ……」フゥフゥ
鞠莉「ううっ………曜……なんで………」ヒッグ
千歌「さっきの話聞いてた感じだとさ、鞠莉ちゃんにも言い分があるみたいじゃない?」
鞠莉の頭ヨシヨシ
鞠莉「ぅぁっ………」ゾワワワッ 千歌「ちゃんと鞠莉ちゃんの言い分も聞いてあげなきゃ…じゃない?」ニコッ
曜「で、でも……もうネックレスは戻ってこないし……」
千歌「また作ってあげるからさ、とりあえず鞠莉ちゃんの話を聞いてあげよ?」
曜「!!」
曜「うん…わかった!」
鞠莉「なんで……こんなのおかしいわよ…………」ウウッ…
鞠莉(私があんなに頑張っても聞いてくれなかったのに……千歌はあんなに簡単に………なんでなのよ………)
鞠莉(私が何か間違ってたの…?ただ曜を助けたかっただけなのに……なんでこんなことにならなくちゃいけないの……?) よく相手を追求するのは決定的な証拠を掴んでから、というけど鞠莉はその前に動いて
クズっちの思うつぼになっちゃったな。でも2年生みんな同レベルでお似合いかもねw
1年生だけ逃げきれればもうそれでいい気がしてきた 忘れてる人もいるかもしれんがこれ一度バッドエンド迎えたあとの二週目だよね
前回より悪化してるように思うが、ここからどう決着つけるんだろう
期待 すまん、このスレのせいで千歌のこと苦手になりかねないわ 今の展開をめちゃくちゃ胸糞悪く思っている自分と、千歌ちゃんがこっからどうボコボコにされるのかを楽しみにしている自分がいる....
ここまでしてるんだから、完膚なきまでに叩き潰されて欲しい あれ?前回のってハッピーエンドじゃなかったっけ?
どう考えてもハッピーじゃないけどhappy endって書いてあったよ サンシャインアニメに恨みあんのかってくらい
もっとやれ
無能三年 果南が曜に対して切れそうだけど、先に手を出してるのは鞠莉なんだよなw
果南が千歌に対して最初からもっと厳しく対応してればここまでこじれなかったんだろうか 1です
保守ありがとうございます…
明日更新できると思いますのでお待ちください! 千歌「大丈夫、鞠莉ちゃん…?何があったか話せる…?」
鞠莉「………!」キッ
千歌「そんなに睨まないでよ、私が何か悪いことしちゃったのかな?」
鞠莉「千歌………っ!」ギリッ
曜「………」キッ
鞠莉「ぁぅ…………」
千歌「あー、ダメだよ、もう喧嘩は!ちゃんと話し合お?」メッ! 梨子「あっ、あの……千歌ちゃん…」
千歌「ん?なぁに?」
梨子「私先に練習行ってた方がいい、かな?話しづらいよね…?」
千歌「うーん………うん、そうだね、みんなには今日行けないかもって言っといてもらっていい?」
梨子「うん、わかった…じゃあ先に行ってるね?」
千歌「うん、ありがとう」ニコッ
千歌「じゃあまず……曜ちゃん、何があったのか教えてもらってもいい?」
曜「うん、今朝の話に繋がるんだけど……」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー 千歌「あぁ……なるほどねぇ」ホェ-
曜「それで鞠莉ちゃんのバッグの中にあって、貝殻が…こなごなに、されててっ……ひっく……」
曜「鞠莉ちゃんには裏切られて……ちかちゃんの宝物もなくなっちゃって………ひっく………わ、私なんで生きてるんだろうって……」グスン
鞠莉「…………」ギリッ
千歌「あーもうっ、泣かないでよーちゃん!ネックレスはまた作ってあげるって、だからね?」
曜「でも、でもっ……あのネックレスはちかちゃんからもらった初めてのプレゼントで……」
千歌「もぉ、大袈裟だよ!初めてのプレゼント大切にしてくれたのは嬉しいけど簡単に死のうとか思ったらダメだからね!?」メッ!!
曜「ごめん……もうそんなこと思わないようにする」ウゥ… 千歌「まぁでも…これでなんで喧嘩になったのかはわかったね」
千歌「元を辿れば今日の朝私が曜ちゃんに冷たくしちゃったのが原因だから鞠莉ちゃんが怒ってた……ってことになるのかな?」
鞠莉「違う………」ボソッ
千歌「ん?」
鞠莉「全然違う」キッ
曜「……………」ピクッ
曜「何が違うの……?人の物壊しといてさ……なんで違うとか言え…
千歌「曜ちゃん…?」イラッ
曜「っ……」 千歌「鞠莉ちゃんが大人しく聴いててくれたんだからさ、次は鞠莉ちゃんの言い分を聞いてあげないと平等じゃないでしょ?」ジッ
曜「ご、ごめん……」ソロォ…
千歌「鞠莉ちゃん話していいよ、ちゃんと私たち聞くから」
鞠莉「……………」
鞠莉(なんで千歌の指示で話さないといけないの……?敵の力を借りないと話すこともできないなんて絶対におかしいわ……)
千歌「ん?どうしたの、鞠莉ちゃん?話さないの?」
鞠莉「………話すわ」 鞠莉「まず、曜………ネックレスについては本当に知らないの」
鞠莉「曜の部屋に行った時に何かを漁ったりしてないし、もちろん取るはずもない」
鞠莉「だからそもそも壊しようがないの」
鞠莉「それでも疑われちゃうような事を言ってしまったのは事実だから……それについては謝るわ、ごめんなさい」
曜「…………」イライラ
鞠莉「だけどこれは信じてほしい」
鞠莉「私はバッグの中身は基本的に週に1回確認して整理してる、だからネックレスが入ってたりしたら気づくはず」
鞠莉「つまり……それが入れられたのはつい最近のはずなのよ」 曜「入れられた……?」
鞠莉「ええ、たぶん……さすがに底板まではずして整理しないから今回については微妙だけれど……ここまで形がしっかりしてる物なんだから気づくと思うのよね」
曜「そういうのいいから。入れられたってのは誰になの?」
指差し
千歌「うぇ!?私!?」エェ!?
鞠莉「千歌よ」ビシッ
曜「はぁ…………」イライラ
曜「いい加減にしてよ………」
曜「いくら千歌ちゃんと私が嫌いだからってさ、言ったらやばいことくらいわからない?」ギロッ
鞠莉「ま、待ってよ曜!まだ話は終わってないわ」
千歌「一回聞いてあげよ?私が疑われてるのはちょっとショックだけど……」
曜「…………」チッ
鞠莉「曜…………」ウルッ
鞠莉(私がどれだけ言っても……どれだけ千歌の罪を主張しても……もうきっと曜に私の声は届かない…) 鞠莉「………」ゴシゴシ
鞠莉(それでも……少しでも千歌の罪に気づけるなら……曜が千歌に踊らされないで済むのなら……私は身を捨てても構わない…!)
鞠莉「千歌が入れたっていう根拠はない…けど、千歌がやる理由ならいくらでもあるのよ」
千歌「私がやる理由……?」
鞠莉「曜、今から言うことは全部真実よ、どこまであなたに届くかはわからないけど聞いてちょうだい」
曜「もうほんとそういうのいいから、言いたいことあるなら早く言いなよ」 鞠莉「千歌がやる理由の1つ、これは大前提になるんだけど」
鞠莉「千歌は二股してた、曜と梨子、2人と付き合ってたの」
曜「…………!」ピクッ
千歌「………」クスッ
鞠莉「これについてはきっと議論をまた生むだろうからあくまで前提として。でも梨子と曜が喧嘩した時に3年生で話したことが元だから間違いないわ」
鞠莉「いままで黙っていたのはあくまで曜を傷つけないため…千歌が改心して元の関係になれるなら…このことは私たちの中だけで抑えて不問にしようとしていたの」
鞠莉「だけど……もうそんな可能性もなさそうだから……ごめんなさいね、曜」ウツムキ 曜「またそうやって嘘ついてさ……いい加減にしろって言ってるでしょ?」
曜「自分のやったことを正当化するためならなんでも言っていいと思ってるの?」イライラ
鞠莉「曜、これは本当なの……このことに気づいていないのは梨子と曜だけよ…1年生も気づいてるわ」
曜「1年生……い、いやいや…そんなこと……」オドッ
曜「う、嘘だよね、千歌ちゃん、また鞠莉ちゃんが適当なことを言ってるだけだよね……?」
千歌「ごめん、曜ちゃん」ボソッ
千歌「いろいろ事情があったの。あとで話すから今は落ち着いて聞いてあげて?」 曜「え、え、ぇ??」
曜「ちょ、ちょっと待ってよ、そんなわけないよね、千歌ちゃん?」
曜「嘘だよね?なんで……?ねぇ嘘って言ってよねぇ…!浮気なんてするわけが…
千歌「あとで話すって言ってるじゃん」
曜「!!」ビクッ
千歌「落ち着けるよね?曜ちゃん」ニコォ
曜「ち、ちかちゃ………」ウルッ
鞠莉「……………」アワレミの目
千歌「…………」チラッ
千歌「へぇ………」クスッ
千歌「いいよ、鞠莉ちゃん、話し続けて」ニコッ
鞠莉「っ………!」ゾワワッ
鞠莉(なに……?なんなのこの悪寒は……真実を暴露されても大丈夫な自信があるっていうの……?) 千歌は曜も梨子も浮気してると思い込んでるんだっけか 鞠莉(でも躊躇ってる場合じゃない…今ここが曜を繋ぎ止める最後のチャンスなんだから…!)
鞠莉「えぇ、曜には悪いけど……続けさせてもらうわ」スッ
鞠莉「理由の2つ目、ここからが本題なんだけど」
鞠莉「千歌は曜と梨子に浮気されてるって思ってる」
千歌「………」ビクッ
曜「……?…???」??
鞠莉(少し反応した……?)
鞠莉(わざとなのか何か企んでるのか……それとも本当にこの話題が予想外なのか…)
鞠莉「しかもその対象は……私とダイヤ」
曜「ぇっ……??え……???私が浮気してるの……?」ウルウル 千歌「それは仕方ないじゃん……だってこんなの目の前で見せられたら……」スッ
写真と動画
曜「ぁっ…!この写真…!」
鞠莉「そう、私が曜の家から帰る時の写真よ」
鞠莉「自分は浮気しておきながら、人の証拠をこうやって形に残す、それが千歌のやり方よ」
鞠莉「自分の罪を正当化するために、相手の粗を探して……千歌の心の中まではわからないけど、きっと曜と梨子のせいで自分は浮気したんだってことにしたいんでしょうね」
曜「そうなの…?ちかちゃん……?」
千歌「…………」
千歌「全部そうとは言えないけど……曜ちゃんと梨子ちゃんが浮気してるとは思ってたよ」フイッ
鞠莉(前提を置いておいてよかったわ、曜に私の言葉が少し届くようになってる…千歌に少し疑いをもたせられたのは大きな一歩ね) この千歌の中では、修羅場が見たいから二人に手を出したという事実はどう処理されてるんだろうな
都合よく消し去られているんだろうかw 曜「私がそんなことするわけないじゃん……!どうして信じてくれないの……!?」ウゥッ…
曜「私はちかちゃんのこと……し、信じてたのに……っ!!こんなのあんまりだよぉ………」ポロポロ
鞠莉「……………」ズキッ
鞠莉(私の言葉が届いているのは嬉しいけど……やっぱり曜が辛い思いをするのを見てるのは……)
鞠莉(でもダメよ、今ここで心を鬼にしてでも言わないと)
鞠莉(千歌の罪を暴ききって関係を終わらせる…!曜にはちゃんと幸せになってもらいたいから)
千歌「行動で示してくれないとわからないもん…ちかバカだから……」ウルッ
千歌「ようちゃんは私の体にしか興味ないのかなって思って……ようちゃんのこんな表情見たことなかったし……」ポロポロ
千歌「ようちゃんが他の人にこんなことやってるの見たらさっ…信じられなくなっちゃうよ……」クスン
曜「もしもやましいことがあったらちゃんと言うもん……信じて欲しかったよ……」
千歌「ごめんね、曜ちゃん………私やっぱりバカちかだね……」ポロポロ
曜「ちかちゃん………」ポロポロ 鞠莉(さっきの悪寒は気のせいだったのかしら…?こんなに感情的に…いや、千歌のことだからきっと何かある…油断はできないわね)
鞠莉「2人とも悲しんでるところ悪いけど……まだ話は終わってないわ」
千歌「まだ何かあるの……?」ゴシゴシ
曜「…………」ゴクンッ
鞠莉「3つ目の理由…さっきの理由と合わせてになるけど」
鞠莉「千歌は私たち4人のことを恨み始めた」
千歌「………」
曜「う、恨む……?」 千歌の姉貴分の果南はどうでる!?
泣きながら卒業?
千歌はクラスメイトから責め立てられる? 鞠莉「ええ、あくまでこれは憶測になってしまうけど……そうすると辻褄があうことが多くてね」
千歌「辻褄があうってどういうこと…?」
鞠莉「…………」
鞠莉「千歌、あなた曜と梨子のことブロックしてるわよね」
千歌「!!」ビクッ!
曜「………」キョトンッ
曜「えっ………?」
曜「ぶ、ぶろっく………されてる、の……?」フルフル
鞠莉「買い物に行く前の日…少し携帯を借りた時に確認したから間違いないわ」 曜「でっ、でも千歌ちゃんのスマホ壊れちゃってるから……」
鞠莉「本当に千歌のスマホなのかしらね?誰かの使わなくなったスマホでCamouflageしてるんじゃないかしら?」
鞠莉「ねぇ、千歌?」ギロッ
千歌「っ………」ゥッ…
曜「ち、ちかちゃぁん……ぶ、ぶろっくなんてしてないよね……?そうだよねぇ……?」ポロポロ
千歌「えっ、い、いやえと……」アウアウ
千歌「………ぅ……うぅ………」ウルウル
千歌「だ、だって………だってぇ……」ポロポロ
鞠莉(何か企んでるのかと思ったら…都合が悪くなったから泣いて誤魔化そうとしてる…ってことみたいね…)
鞠莉(いままではそれで通ってきたんでしょうけど……徹底的に叩かせてもらうわよ) 鞠莉「他にもいろいろあるわ、ダイヤと梨子の関係が悪くなるように唆してみたり」
鞠莉「ダイヤがAqoursから逃げられないように…ルビィをリーダーにしてみたりね」
鞠莉「表向きは何事もないように見えても、裏で何があったかあらかた想像できるわ、ダイヤと果南からも聞いてるし」
千歌「………っ」ギクッ
曜「そ、そんな………」
鞠莉「曜と梨子のことを恨むってことは当然……曜と梨子を奪った私たちも恨んでるってこと」
鞠莉「なら千歌は何を考えると思う?」
曜「な、何を………って…?」
千歌「……………」ギュッ 鞠莉「…………」
鞠莉「言葉巧みに人を騙して、ありとあらゆる罠を張って……[罪には罰を]の精神で私達の関係をぶち壊してやる…こう考えるはず」
千歌「……………」ジトリ
鞠莉「そこで繋がっててくるのが今回のネックレスの件……そうでしょう?千歌!」ビシィッ!
曜「ちっ、ちかちゃぁ……そうなの…………?違う……よね…?」ポロポロ
鞠莉(形勢逆転……!けどさすがにここで認めてくるなんてことはないはず)
千歌「……違うよ、違う」
曜「千歌ちゃ…」ホッ
千歌「…………」ゴシゴシ
千歌「………なんでそんなに酷いことが考えられるの鞠莉ちゃんは?」 鞠莉(きたわね…!)
千歌「曜ちゃんと梨子ちゃんをブロックしたのは本当だけど……それ以外は想像じゃん!!」
千歌「そんな適当な理由で曜ちゃんのネックレス壊したりするわけないよ!!」
鞠莉「でも私がやるよりもよっぽど動機があるように思えるけど…?」
千歌「うっ…!でっ、でも……」
鞠莉「千歌なら曜の家に行くついでにネックレスを持ってこれるし、私たちが移動教室の時間を見計らえば仕掛ることだってできる」
鞠莉「……千歌以外に考えられないのよ」
曜「ちかちゃん……」
千歌「違う…違うよ…私じゃない、私じゃないの…信じて……」ポロポロ
鞠莉(このまま押し切れれば…曜を解放できる……!あと少し待っててね曜!) 勝ちを確信したときにまだ何かありそう。何だかんだで決定的な証拠がないのが辛いな これ長く続いてるけど面白いの?
読むかどうか悩んでるからどんな感じなのか聞きたい、さすがに3スレ続いてるのをすぐに読もうってならないから これ長く続いてるけど面白いの?
読むかどうか悩んでるからどんな感じなのか聞きたい、さすがに3スレ続いてるのをすぐに読もうってならないから 面白くはない
続いてるから読んでる
ただキャラ崩壊おっけいで胸糞おっけいなら楽しめるんじゃない? みんなじゃなく作者のやる気を削ごうとしてるのは数人な 今残ってるのはガチで気に入ってるやつかアンチになったやつだろ
面白いかどうかはともかくここまで引き延ばしてて中間層なんていなくなってるんだろうから聞くだけ無駄だぞ
気になったなら読め 3スレ続いてるって言っても面白くなかったらやめればいいだけだけ
面白いなら苦ではないだろうし面白くないのに全部読む苦行をやる必要もないしね 子供の頃から姉のように慕ってきた果南なかせて一年生に責任押し付けて梨子曜を弄んで
、、、、絵としては想像できないわこんな千歌
てかどさくさに紛れてダイマリも守る守るいいながら曜梨子を我が物にしようとしてるところがちらほらと 三日置きに来てるがぐだぐだして展開はなかなか進展せず更新まで遅めじゃな
結末だけ先に書いてくれれば来なくてすむのだがね 310だけど
読んできた、普通に面白かったわ
面白いだけに更新遅くてテンポも悪いって感じだからイライラするのか
なんかもったいないな
でもこの内容で埋め荒らし来ないのは不思議 1です
皆さんありがとうございます、本当に遅くてすいません…
今日の夜か明日更新できると思いますので、お待ちください 2時間ぐらいかけて1から読んできた
気長に待つゾー 千歌「ようちゃん…信じてくれるよね……?」クスン
曜「う、うん…信じたい……信じたいよ」
鞠莉「曜、よく考えてみて欲しいの」
鞠莉「自分の浮気を認めて、他人の浮気を疑って、挙句恨んでLINEをブロックして関係性を壊そうとした千歌と、私。どっちの言うことが信じられる?」
曜「そ、それは……」
千歌「っ!」キッ
ゴシゴシッ
千歌「しょ、証拠は!?」
千歌「そんなに言うなら千歌がやったって言う証拠を出してよ!」バンッ
鞠莉「証拠……たしかにそれがあればすぐに済む話だけど……残念ながらないのよね」 千歌「ほら!証拠もないのに私のことを疑うのはおかしいよ!だってそんなことするわけないもん!」ガウガウ
鞠莉「でもそれは私も同じよ、なんで私だけが疑われなきゃいけないの?」
千歌「だ、だってあったのは鞠莉ちゃんのバッグの中だし……」
鞠莉「……詰めが甘かったわね千歌」ボソッ
千歌「え…?」
鞠莉「そもそも私のバッグにあるのがおかしいってこと」
千歌「………どういうこと?」 鞠莉「もしも自分がやった時の立場になって考えてみて」
曜「自分が…………」
曜「………あっ」ウルッ
曜「あぁ……ち、ちかちゃん………」プルプル
千歌「!?」ギョッ
鞠莉「気づいてくれたみたいで嬉しいわ」ニコ
千歌「私は全然わからないんだけど」
鞠莉「はぁ……仮に私がやったなら……私のバッグに入っているはずがないってこと。本当にやったのなら誰にも見つからないような場所に捨てたりする、少なくとも手元に置いておくなんてありえないわ」
鞠莉「……逆説的にそれが証拠ってことになると思わない?」
千歌「んなっ!?」
曜「うぅ………ひっく………」ポロポロ 鞠莉「これで少なくとも私がやっていないことはわかってくれたと思うけど……そうなると残った容疑者は誰になるかしら?」
曜「ち、ちかちゃぁ…………」ヒック
千歌「そ、そんなの証拠にならないよ!」
千歌「だって、えっと…ほら!もしかしたら鞠莉ちゃんが自分でやったことをアピールしたかったのかもしれないじゃん!」
鞠莉「は…?」
千歌「鞠莉ちゃんは曜ちゃんのことが好きでしょ?だけど曜ちゃんは私と付き合ってるから……私のことが憎いんだよね?」
鞠莉「…………」
千歌「だから!壊したネックレスをあえて自分のバッグに入れておいたんだよ!犯人は証拠を残さないって前提を植え付けた上で私がやったってことにしようとしてるんでしょ!?」
鞠莉「そんな支離滅裂な意見ありえないわ……」 千歌「あっ……ごめん、ちょっと熱くなりすぎちゃったかも」
千歌「一回落ち着くね…」スゥ-ッ ハァ-ッ
千歌「よしっ…そもそも論点がズレちゃってたよね、ごめんごめん」
千歌「どっちがやったか、じゃなくて自分がやってない、ってことを証明するんだもんね」
鞠莉「…………?」
千歌「だから鞠莉ちゃんがやった証拠ってわけじゃないんだけど、さ」スゥッ
鞠莉(!!)ゾワワッ
鞠莉(またさっきの悪寒………?)ブルブル
千歌「もしも私がやったのを鞠莉ちゃんのせいにしたいならさ……」
千歌「話聞いてあげるよ?なんて言わないでしょ?」
鞠莉「!!」
曜「!!」
千歌「ぎゃくせつてきにそれが証拠になると思わないかな?」ニコッ 曜「たしかに……そうかも……」スンスン
鞠莉「曜…っ」
ゴシゴシ
曜「千歌ちゃんがやったなら今こうやって話してる状況にもなってないもんね、放っておけばいいだけだから」
千歌「そうだよ、そうそう!」
千歌「なのになんで私が疑われるのかわけがわからないよ…」ヤレヤレ 曜「やっぱり鞠莉ちゃんが…」
千歌「鞠莉ちゃん、正直に言ってみよ?」
鞠莉「……っ」イライラ
鞠莉(こうなることも予測して私の意見を聞いてたってことね…本当にこいつ……)
鞠莉(返そうと思えば返せるかもしれない、けど決定的な証拠がない限りは永遠と同じことの繰り返し……)
鞠莉「わかった、千歌がそこまで言うならもうこれしかないわね」 千歌「え…?」
鞠莉(これだけはやりたくなかったんだけどね、完全に学校どころか沼津にいることができなくなっちゃうかもしれないし)
鞠莉「指紋鑑定しましょうか」
千歌「んなっ!?」
曜「えっ!?」
鞠莉「だってキリがないもの、もちろん訴訟する気はないけどね、今のところ」
鞠莉(噂は流して旅館は潰すつもりだけどね)
鞠莉「鑑定するだけなら手続きすればすぐできるし、問題ないわよね?」
千歌「さ、さすがにそんな大掛かりなことやったらまずいんじゃ…」
鞠莉「まずいなんてことないわ、まぁ……田舎町だから噂が回るのは早いかもしれないけどね」 鞠莉「でもやましいことが本当に何もないならそんな噂も回らないでしょ」
曜「…………」
鞠莉「まぁもちろん……曜の判断次第ってことにはなるけどね」
曜「……………」
曜「………わかった、やる」
千歌「よ、曜ちゃん!?」
曜「もう私何が正しいかわからないんだもん……」
千歌「信じてくれないの…?私のこと好きじゃなくなっちゃった……?」チカァ? >噂は流して旅館は潰すつもりだけどね
従業員もいるからそれは勘弁してあげてw 曜「私の気持ちは変わらない、どんなことがあっても千歌ちゃんは好き……だけど今は信じられない、かな」ウルッ
曜「だから……私が千歌ちゃんを信じるためにも指紋鑑定したい」
千歌「曜ちゃん………」
鞠莉「……………っ」ウルッ
鞠莉(本当に曜は千歌に一途なのね……信じられないのに信じるために動くなんて……)
鞠莉(私は元々曜の眼中にもなかったってことなのかもしれないわね、すぐに切り捨てられたし……)
鞠莉(それでも……私にとっては可愛い後輩)
鞠莉(千歌との悪い関係は…ここで断ち切ってみせる)
鞠莉(正しい幸せの形を見つけてもらうために…!) ーーーーー
屋上
ルビィ「えっ、そうなの!?」
梨子「うん、それで鞠莉ちゃんが家の送迎の車呼んで千歌ちゃんは付き添いで帰ったみたい」
善子「曜が遅刻したのってそういうことだったのね……」
花丸「タイミングが悪かったね、何事もないといいけど…」
果南(これは……)
ダイヤ(あの関連……ですわね) ルビィ「うん……大丈夫かな、曜ちゃん」
梨子「倒れただけで怪我とかはないみたい」
梨子(あぁ…ごめんねルビィちゃん……本当のことなんて言えないから……)
ルビィ「じゃあ今日は…」チラッ
梨子「………」
ダイヤ「………」
果南「………」
善子「………」
花丸「………」
ルビィ「6人、だね……」 梨子「ご、ごめんねルビィちゃん、せめて千歌ちゃんだけでも連れて来れたら…」アセリコアセリコ
ルビィ「ううん、曜ちゃんが心配だもん!それに鞠莉ちゃんも帰ってきた後お仕事とかあると思うから…今日は6人でガンバルビィだよ!」ガンバルビィッ
善子「ルビィ……」
花丸「…………」
ダイヤ「……っ」
梨子(ごめんねルビィちゃん……) 果南(この感じかなりまずいなぁ……これじゃルビィちゃんが居た堪れないよ)
果南(うーん…気にしないようにして頑張ろうとしてるのに口を挟むのはちょっとどうかと思うけど……この状態で怪我人が出たりなんかしたら……もっとルビィちゃんが辛くなっちゃうかも……よし)
果南「あーっ、ごめんルビィちゃん、ちょっと提案していい?」
ルビィ「ん?どうしたの?」
果南「今日の練習は個人練習にしない?」
ルビィ「えっ………」
ダイヤ「!!」
果南(まずったかなっ…)
果南「あー、もちろんそれはルビィちゃんが判断することなんだけど!あくまでも提案!」
果南「でもせっかくルビィちゃんがリーダーになって初の本練習だしさ、みんな揃っての方がいいかなぁとか、今の雰囲気で練習したら怪我人とか出しちゃった時ルビィちゃんが気に病んじゃうかなぁとか…」
ダイヤ(果南さん……気持ちは嬉しいですが今のルビィにその言葉はダメですわ…) 花丸「………」
トコトコトコ
花丸「………」パンチ ポスッ
果南「え?ま、まる?」
花丸「なんでそんな酷いこと言うの…?ルビィちゃんはどんな状態でも頑張ろうとしてるのに…!」ウルウル
果南「ご、ごめん…ただルビィちゃんが心配で…これからずっとリーダーやってもらいたいし…」
善子「果南、気持ちはわかるけど…少しはルビィのことを信じてあげてもいいんじゃない?」ジッ
梨子(あぁ……私が変な嘘をつかなければこんなことにならなかったのかもしれないのに…ごめんねルビィちゃん……)ハァッ…ハァッ…
ダイヤ「…………」ウツムキ 果南「ごめん、無神経だった……ルビィちゃん」ペコッ
ルビィ「えっ、あぁ、うん、大丈夫…だよ」
ルビィ「…………」
ルビィ「よーし、じゃあ今日は個人練習にしよっか」ニコッ
果南「……!」
ダイヤ「!!」
梨子「!!!」ビクンッ
善子「えっ!?ルビィ?」
花丸「ルビィちゃん!お昼にあんなに練習メニュー考えて…
ルビィ「じゃあ場所はみんなに任せるね!各自練習開始っ!」
花丸「ルビィちゃん………」
トコトコトコ
ダイヤ「ルビィ」
ルビィ「ん?なにおねえちゃん?」 ダイヤ「本当に……よいのですか…?」ジッ
果南「私が余計なこと言ったせいだよね、ごめん…ルビィちゃんがお昼に考えてた練習メニューで練習を…
ルビィ「気にしないでっ!今日は個人練習の方がルビィもいいと思うから!」
ダイヤ「っ…」
ルビィ「屋上だけだと狭いからルビィ中庭行ってくるね!」
タッタッタッタッタッ
ダイヤ「あっ…お待ちなさいルビィ!」
タッタッタッタッ
果南「ごめん、私も追いかけてくる」
タッタッ
ガシッ
善子「待ちなさい果南」グイッ
果南「善子っ…」
花丸「まる行ってくるね」タッタッタッタッ
果南「なんで止めるの善子!」 この果南は動いても動かなくても悪い結果になってしまうな >>344
高海一家以外ホテルオハラに迎え入れれば問題ない 善子「事情を話してほしいから」チラッ
果南「えっ?」チラッ
梨子「はぁっ……はぁっ………ごめんなさい……ごめんなさい………はぁっ……はぁっ……」ポロポロ
果南「梨子ちゃん!?」
タッタッタッタッ
果南「落ち着いて梨子ちゃん、ゆっくり深呼吸しよっか……」
梨子「ひっく……ふぅ……ひっく……はぁっ、はぁっ……」ハァッハァッ
善子「果南、私達に気を使ってくれるのは嬉しいしありがたいと思ってるけど……もう覚悟はできてるから」
善子「何が起きてるのか教えて」
善子「これ以上壊れていくAqoursを…見たくないから…」プルプル
果南「善子……」
果南「わかった、まず梨子ちゃんを落ち着かせて話を聞いてから…ちゃんと話すよ」
善子「……ありがと」
果南(こんなことになるなんて……余計なこと言っちゃったせいだ完全に……)
果南(1年生達は何も気にせずに自由にやって欲しかっただけなのに……なんでこんなことになっちゃったのかな……ごめんねみんな…) 悪いのは千歌だけじゃん!家族他は関係無いだろう?! Aqoursを継続していくと決めた時点で無理があったよね 無能三年組が茶々入れなきゃここまで拗れなかった
旅館潰すとかこの鞠莉は最低だわ金と権力与えちゃダメなタイプ 1です
いつも読んでくれてありがとうございます…!
もう少し書き溜めはあるのですが、まだキリが悪いところなので今日はここまでです
ここからようやく少し話が進展していく予定です。テンポ悪くてすいません、指摘ありがとうございます。
次回更新までお待ちください… いや鞠莉は3年の中じゃ有能やろ
このままいけば千歌を地獄に突き落とせるぞ
家族?知らんわそんなん 3年生っていっても高校生だしなw
ここからどう動いていくのか楽しみ >>361
お前だけなんかズレてね?高校生だからとかいうのは問題じゃないんだが 1です
今日の夜か明日の夜に更新できると思います
もう少々お待ちください 1です
昨日更新できませんでした…待っていてくれた方本当に申し訳ありません…
書き溜めできたので今日の夜にあげます ーーーーー
中庭
タッタッタッタッ
ダイヤ「はぁ…はぁ…ルビィ…」
ルビィ「なんで、付いてくるの…?生徒会長なのに廊下走って……」ポロポロ
ダイヤ「あなたのことが…心配だからです」ハァハァ
ルビィ「ルビィのことは気にしないで、練習しないと…」ゴシゴシ
ダイヤ「ルビィ……少しだけお話をしませんか?」
花丸「はぁ、はぁ、ルビィちゃんっ!やっと追いついたずら」ハァハァ
ダイヤ「花丸さん…」
花丸「あっ、ごめん…取り込み中だった…よね?」アワワ
ルビィ「ううん、大丈夫、今から練習するところだったから!」
ダイヤ「お待ちなさいルビィ、花丸さんもお話があります」 花丸「…………」
ルビィ「でももう大会まで時間がないから、ルビィだけでも練習しないと」
ダイヤ「今後のAqoursにかかわる重要な話なのです……聞いてくださいませんか?」
ルビィ「…………」
ルビィ「ルビィが…私がリーダーだから……?」
ダイヤ「……違います、もっと根本的なお話です」
花丸「ルビィちゃん、きっと…」
ルビィ「うん、千歌ちゃん達の話だよね?」
ダイヤ「……心苦しいですがその通りですわ」
ダイヤ「私達に起きていることと千歌さんのこと……それと…」
ダイヤ「これからのAqoursのことです」 ルビィ「でも……」
ルビィ(千歌ちゃんがリーダーだったらこんなことになんて……)
花丸「…少しだけ聞いてみよう?」ニコッ
ルビィ「うん…わかった」
ダイヤ「ありがとうございます…」ホッ
ダイヤ(これ以上隠すことはルビィ達を傷つけるだけ、ですわよね…)
ダイヤ(ルビィはこう見えても頑固なところがありますし一度やると決めたら無理をしてでもやり通してしまうかもしれません)
ダイヤ(ですが……それではルビィが壊れてしまいます)
ダイヤ(現状を打開するには正直に今の現状を話して……)
ダイヤ(Aqoursを解散にするしかありません)
ダイヤ「まず……今のAqoursに何が起きているのかからお話ししますわね」
ーーーーー ーーーーー
屋上
梨子を保健室に連れて行き戻ってきた善子果南
ガチャッ
善子「…………」
果南「はぁ……あの3人……」ハァ
果南(何かあるとは思ってたけど……喧嘩に発展してたなんて……善子に話したら様子見に行かないと…)
善子「相当疲れてたみたいね、梨子……話終わったと思ったらすぐに寝ちゃうし…」
果南「たぶん睡眠障害…のせいかも」
善子「睡眠障害…?」
果南「うん、ちょっと前まではストレスで1人で寝れなかったらしいから……泣き疲れたってのと…私たちがいて安心して寝られたのかもね」
善子「……それも今回のことに関係してるのよね?」
果南「うん………」 善子「約束通り教えて、何が起きてるのか」
果南「…………」
果南「まず先に謝らせて、本当なら1年生にはこんな話をしたくなかったし、自由にのびのびとやってほしかったのに…こんなことになってごめん」ペコッ
果南「正直今も本当に一部始終を話していいのかどうか考えちゃってるけど……」
善子「果南、さっきも言ったけど…覚悟はできてるわ」
果南「うん、わかってる。ここまでゴタゴタになっちゃったからには言わなきゃだろうし…」
果南「………」
果南「曜と梨子ちゃんが大喧嘩した時のこと覚えてるよね…?」
善子「……忘れられるわけないわよ」
果南「なんとなく察してる…というかわかると思うんだけどね、千歌の浮気が原因なんだよね」
善子「うん、それは私達もわかってるわ」 果南「じゃあなんであの2人がいきなり付き合い始めたかは知ってる?前まではお互いに牽制しあってる感じでなんとかバランスを保ってたのに」
善子「いや、そこまでは……」
果南「そうだよね」
果南「……これを聞いたら正直……千歌の印象はきっと最悪になるだろうしもういままでのAqoursに戻ることは…」
善子「それでも構わないわ、これ以上Aqoursの繋がりを壊さないためにも……真実を知りたい」ジッ
果南「わかった」
スゥッ
果南「きっかけは千歌の軽率な考えが始まりだったんだ」
果南「修羅場を作りたい」
果南「ただそれだけの理由で2人と付き合い始めた」
善子「……………は?」 ーーーーー
中庭
花丸「ダイヤちゃん……それって本当……?」
ルビィ「………」
ダイヤ「残念ながら事実です」
ダイヤ「わたくしも高海千歌という人間はそんなことをしない、するはずがないと思っていました」
ダイヤ「わたくし達3年生が仲直りすることができたのも千歌さんがスクールアイドルを始めたから……恩義がある身としても、そのような人間だと思いたくなかった、と言った方が正しいかもしれません」
ルビィ「……うん、みんなでスクールアイドルできるようになったのも千歌ちゃんのおかげだもんね」
ダイヤ「それについては疑いようもありません」
ダイヤ「………ですがあの方はわたくし達が思っているよりもずっとずる賢く狡猾で…人の気持ちをなんとも思わない、思うことができない人間だったのです」
ダイヤ「現代的表現をするなら……サイコパスというにふさわしいでしょう」
ルビィ「………」 花丸「たしかに修羅場を作りたいからってそんなことをやるのは人道的じゃないずら……」
花丸「でもちゃんと謝ったんだし、仲直り…とまではいかないかもしれないけど、こんなにごたごたになることはなかったんじゃないかな……?」
ルビィ「………………」
ダイヤ「謝った……?千歌さんは謝罪などしていませんよ」
花丸「えっ!?でもバスで会った時……」
ルビィ「千歌ちゃん、梨子ちゃんと曜ちゃんに謝るための菓子折買うって言ってた」
ダイヤ「残念ですが……千歌さんは一度も謝っていません」
ダイヤ「千歌さんのことですから、おそらく1年生からの信頼をなくさないために嘘をついたのかもしれませんわね」
ルビィ「…………」
花丸「でも……嘘をついてるようには見えなかったけど……」
ダイヤ「それなら花丸さん……千歌さんが修羅場を作りたいから、という理由で浮気をするように見えますか?」
花丸「見えない……」ズラァ…
ダイヤ「つまりはそういうことです」
花丸「で、でも、今からでも謝れば……」
ダイヤ「いいえ、ここから先が重要なのです」 保守したらすぐ続き来てた。最初に知った時点で無理矢理でも何でも解散しておくべきだったんだよなw ーーーーー
屋上
善子「重要なこと…?」
果南「うん、これが今のAqoursの不和の根底…になるのかな」
果南「千歌は………梨子と曜に浮気されたと思ってるんだよね」
善子「……ん?」
果南「なに言ってるかわからないよね、それが普通だと思う」
善子「浮気をしてた千歌が逆に浮気されてると思ったからあんな適当な理由で浮気をした、ってこと?」
果南「いや、それは少し違くて……千歌は完全に自主的に浮気をしたんだけど」 果南「うーん……難しいなぁ……」
果南「極端なことを言っちゃうと、自分の浮気を正当化するために2人が浮気してるって思い込むことにした、ってのが1番近いかな」
善子「は、はぁ!?なによそれ!!」
果南「そうなるよね……」ハァ…
善子「信じられない……なんでそんなこと……」
果南「それで…ここからはたぶん、なんだけど」
果南「さっき梨子ちゃんが言ってた鞠莉と曜の喧嘩も、梨子ちゃんがダイヤに冷たかったのも……千歌が1枚噛んでる可能性が高いかなって」
善子「………」
果南「それに加えてあのタイミングでのリーダー交代……」
善子「……」ピクッ
善子「それも何か策略だっていうの?」ジッ
果南「たぶん……」 善子「最低よ………」ボソッ
果南「そうだよね……なんでこんなことを……」
善子「千歌もだけどあんたもよ、果南」キッ
果南「え…?」
善子「いや、あんただけじゃない、ダイヤも鞠莉も……!」
果南「ちょ、ちょっと待って、私は悪いところいっぱいあるけどあの2人は…」
善子「同じよ、全員同じ!!」ガッ
果南「!!」ビクッ
善子「なんでルビィをリーダーにしたのよ!!なんで止めなかったのよ!!そんな状況で……なんで……」ウルッ
善子「ルビィがどんな思いでリーダーを継いだと思ってるのよ!!」ポロポロ
果南「っ………」 善子「Aqoursのことだとか曜と梨子のことだとか……ちゃんとルビィの気持ちも考えてよ!!」ポロポロ
果南「ごめん善子……私……」
善子「………」ゴシゴシッ
善子「今すぐルビィに言わなきゃ……このグループはもうとっくに狂ってるって……」
果南「待って善子、ルビィちゃんがそれを聞いちゃったら……」
善子「ずっとルビィに傀儡リーダーをやれっていうの…?」スッ
果南「いや、そんなことは……」
善子「もしも何も知らない今の状態でAqoursが解散になったら……絶対に自分のせいだって思うに決まってるでしょ!?」ガッ
果南「そうだけど……そうだけどさ……!」 善子「……あんたまさか」
善子「今からでも遅くない……なんて思ってるんじゃないでしょうね?」キッ
果南「………!」
善子「あんたがそんなに口先だけの人間だとは思わなかったわ」
善子「私たちのことを思ってなんて言いながら……結局はAqoursの方が……いや、千歌の方が大事なんじゃない」
果南「んなっ……!」ピクッ
果南「私はAqoursを続ければきっとみんな……善子たちも……」
善子「はぁ……わかった、もういいわ」
果南「善子……」 善子「悪いけど私は友達を……せっかくできた親友を傷つけてまでAqoursにすがりつこうとは思わない」
善子「Aqoursは大切な居場所だったけど……あいつらが一緒にいる場所が私の本当の居場所」
善子「だから私はこのことをルビィに話しに行く」
タッタッタッ
果南「ま、待って善子!」
スタッ
善子「………」
善子「言いすぎたかもしれないけど……いろいろ任せっぱなしにしてごめんなさい」
善子「私たちが頼りなかったのもいけなかったのよね」
果南「そんなこと……」 善子「果南が優しいことは知ってる、だから私達のことも壊れ物を扱うように大切にしてくれた」
果南「………」
善子「でも……私たちは……私はそんな優しさよりも信頼して欲しかった」
果南「善子………」ウルッ
善子「こんなことになる前にもっと話したかったわ」
果南「よ、善子………」ポロポロ
善子「…………」
善子「らしくないこと言いすぎたわね、ルビィのところ行ってくる」
タッタッタッタッ
果南「……………」ポツン
果南(本当に何やってるんだろ、私………) ーーーーー
善子(ルビィは中庭に行くって言ってたわよね)
タッタッタッタッ
善子(ダイヤと花丸も向かってたと思うけど……大丈夫かしら)
タッタッタッタッ
「〜〜っ!……!〜〜!!」
善子「!?」ビクッ
善子(今の声ルビィ……よね!?)
善子(何が起きてるのよ…!!)
ダッダッダッダッ 1です
今日はここまでです
続きはあと少しでキリがいいところまで書けるので、もう少しお待ちください そうこうしてるうちに秋になりました
一年ちゃん知るのおそーい ヨハネぇ…
この学年で全てやろうとする感じアニメぽくてうってなる クズっちに加えて3年の無能ぶりがようやくオープンになってきたのか >>407
めちゃくちゃ同意するわ
割とちゃんと読んでたつもりなんだけど……
ちゃんとわかって読んでるやついるんか? >>407
めちゃくちゃ同意するわ
割とちゃんと読んでたつもりなんだけど……
ちゃんとわかって読んでるやついるんか? 1です
今日の夜か明日には更新できると思いますので、もう少しお待ちください 1です
仕事が長引いてしまったので明日投稿します… 善子には是非頑張ってこの自分の事を高海千歌と思っているサイコパスを精神的にも肉体的にもボコボコにして欲しい。 ーーーーー
中庭
花丸「そんな………」
ダイヤ「そういうことです……千歌さんは自分を正当化するために他人を陥れている」
ダイヤ「わたくしが傷つくだけならまだいいですが……それに振り回される梨子さんを思うと……」
ルビィ「お姉ちゃん」
ダイヤ「ん?なんでしょう?」
ルビィ「千歌ちゃんがやったことはわかった」
ルビィ「Aqoursがどんな状態なのかもわかった……けど」
ダイヤ「ルビィ……?」
ルビィ「さっきお姉ちゃん言ってたよね、これからのAqoursについても話しがあるって」
ダイヤ「………」
ルビィ「いままで起きたことはもうわかったから……何かあるんでしょ?」
ダイヤ「…………」 ダイヤ「ルビィ、落ち着いて聞いてください」
ルビィ「…………」
ダイヤ「Aqoursは……解散にした方がよろしいかと思います」
花丸「!!」
ルビィ「………かい、さん?」
ダイヤ「リーダーの不祥事を良しとしないと言うのももちろんあります」
ダイヤ「ですが……これはわたくし個人の意見として、ルビィのことを考えても、解散するのが1番よいかと…」
ルビィ「ルビィのことを……?」 ダイヤ「あなたはまだ1年生……こんなグループの不和の中リーダーをやるなどあまりに荷が重すぎます」
ダイヤ「それにこの一件はおそらく……わたくしたちがグループでいる限り消えない禍根となるはずです」
ダイヤ「このままリーダーを続けていてはきっとルビィまで壊れてしまう……ですからAqoursは
ルビィ「なにそれ」ボソッ
ダイヤ「…え?」
花丸「……………」
ルビィ「やっぱりルビィが頼りないのがいけなかったってことじゃん」フルフル
ルビィ「そうだよね、千歌ちゃんみたいにしっかりもしてないし魅力もないし」 ダイヤ「違います!そういうことを言っているのでは……
ルビィ「違くないよ!!」ダンッ
ダイヤ「!!」ビクッ
ルビィ「結局お姉ちゃんが言いたいのはさ、ルビィも千歌ちゃんに利用されてリーダーやってるんだってことなんでしょ!?」
ルビィ「だからそんなのはやる必要ないって、Aqoursはもう解散にして千歌ちゃんには関わらない方がいいって言いたいんでしょ!?」
ダイヤ「っ……!」
花丸「…………」 ルビィ「なんでそんな酷いこと言うの!?ルビィはお人形か何かなの!?お姉ちゃんに一人前になったところを見せて……安心して卒業してほしいってこの思いも千歌ちゃんに利用されるから迷惑だって言いたいの!?」
ダイヤ「そんなことは言ってません!ただ千歌さんの悪事のしわ寄せをあなたが背負う必要は……
ルビィ「千歌ちゃんがなにをやったとか関係ない!!千歌ちゃんがリーダーならこのくらい乗り越えてるし!!」
ダイヤ「ルビィ!!」ガシッ
パシッ
ルビィ「もうわかんないよ!!ルビィは3年生と……おねえちゃんと一緒に優勝したくて頑張ろうとしてるのに……なんでみんな練習してくれないのっ!?もうわかんない!!」ブンブン
ダイヤ「ルビィ!!落ち着きなさいルビィ!!」 花丸「落ち着くのはダイヤちゃんの方ずら」グイッ
ダイヤ「花丸さんっ!?」
タッタッ
タッタッタッ
ダッダッダッダッ
善子「ダイヤ……これはどう言う状況……?」ハアハァ
ダイヤ「善子さんっ……」
花丸「今のダイヤちゃんはルビィちゃんの気持ちを全然理解できてない……本当にルビィちゃんを大切に思ってるならあんな言葉出てこない……」
善子「……ダイヤが何か酷いことを?」 ダイヤ「ち、違います!!わたくしはルビィのことを思って……」
フラッ
ルビィ「……こんなことやってる場合じゃないよ…練習しなきゃ」
善子「ルビィ、ちょっと待ちなさい」
ルビィ「善子ちゃんも練習しないと、大会までもう期間が……」
善子「練習よりも大事なこともあると思うわよ」
花丸「………一回ちゃんと話し合おう、ルビィちゃん?」 このルビィちゃんも駄目だな、精神的に子供すぎる。変な意地はりすぎ まあ普通に解散して別グループ組みなおすべきだよねw >>426
てかこの姉も気づいてないだけで梨子を我が物にしようと偽善者ぶってたくそほくろ 添い寝してる時こんな顔で眠る梨子みつめてたんだろうぜ
身体精神弱りきってる相手に取り入る最低なほくろだわ
https://dotup.org/uploda/dotup.org2248454.jpg 花丸「ダイヤちゃんもさっきのは言葉が足りなかっただけで……ルビィちゃんを心配してるのは本当だと思うから、ね?」
善子「さっきの話を知らないからなんとも言えないけど……あのダイヤが言葉足らずになるってことはそういうことなんでしょ」
ダイヤ「お二人とも……」
ルビィ「………いや、いいよ」
善子「えっ……」
花丸「ルビィちゃん…?」 ルビィ「2人は私のこと応援してくれてると思ったのに……もうわかった」
善子「ちょ、ちょっとなんでいきなりそんな話に……」
花丸「ルビィちゃん、まるたちが味方なのは変わらないけど、少しだけお話し合いしよ…?」
ダイヤ「ルビィ……お願いします、少しだけ時間をください」
ルビィ「みんなそんなにAqoursを解散にしたいんだね……わかった、それなら話し合いもいらないからAqoursは解散にしよう」
花丸「ルビィちゃんっ!」
善子「ルビィ!どうしたのよ…なんでそんなに……」 ダイヤ「ルビィ!わたくしだけならまだ構いませんがご友人に向かってその言い草は……
ルビィ「もういいのっ!!ルビィの気持ちなんて誰もわかってくれないんでしょっ!!」ダンッ!
善子「っ………」
花丸「ル、ルビィ…ちゃん……?」ウルッ
ダイヤ「ルビィ……」
ルビィ「なんで話し合いが必要なの!Aqoursを続けていくための話し合いじゃないんでしょ!?そんなのする必要ないもん!」
ルビィ「今解散になったら……千歌ちゃんがリーダーを辞めたから……ルビィがリーダーになっちゃったから解散になるのと変わらないじゃん!!」 ルビィ「そんなことになったら……ひっく……いままでと、変わらないんだよ……?みんなの後をついて行って……守られてばっかりのいままでと……」ポロポロ
ダイヤ「ルビィ………」
ルビィ「千歌ちゃんが何をやったとかそんなのもう関係ないんだよ……ルビィがしっかりしてればまたみんなでラブライブを目指せるかもしれないのに……」プルプル
ルビィ「終わっちゃったらもう終わりなんだよ!!」ブァッ
ダイヤ「……………」
花丸「ひっく……ルビィちゃん……」ポロポロ ルビィ「だから……話し合いはもうしない……今は少しでも練習しないと……」ヨタヨタ
善子「ちょっと待ちなさい」
善子「……もう一回今言ったことよく考えてみなさい、ルビィ」キッ
ルビィ「……なに?」スンスン
善子「たしかにあんたは頑張ってると思うわ、誰も見てないところでも優勝に向けての努力を惜しまなかったのも知ってる」
善子「……だから私と花丸はあんたがリーダーになった時本当に嬉しかったし、ルビィならきっと千歌にも負けないリーダーになれるって信じて疑わなかった」
花丸「善子ちゃん……」
善子「だけど今のルビィはただ独り善がりに頑張ってるだけ、誰の気持ちも考えないで……そんなあんたについて行こうなんて思えないわ」 ルビィ「独り善がり……?言うこと聞いてくれないのはみんなのほうじゃん!!大会が近いのに休んだり……個人練習やろうなんて言って……」
花丸「や、やめて……」ポロポロ
善子「ほら、そんなこと言える時点で独り善がりじゃない」
ルビィ「なっ……」
善子「さっきの話からして……Aqoursを続けていって辛い思いをする人がいるってダイヤから聞いたんじゃないの?」
善子「それなら来れなくても仕方ないし、いなくてもできる練習がある、そうでしょ?」 善子「それとも梨子と曜は当事者だからどうでもいい?自業自得だと思ってる?いままでずっと一緒に頑張ってきた仲間を簡単に切り捨てるのがルビィの思い描くリーダーなの?」
ルビィ「違うもん……違うもんっ……!」ダンッ!!
花丸「やめてよっ……ねぇ、善子ちゃんっ……」
善子「本当はあんたにこんなこと言うつもりじゃなかったのに……」
ダイヤ「……果南さんから聞いたのですね」
善子「ええ、一部始終聞いたわ、今Aqoursに起きてることと千歌達のこと…」
善子「そんな状態のグループが長く続くわけがない……それならせめてルビィが責任を感じないような形にしたかった」 善子「でも、こんなに独り善がりで思いやりもなくて聞き耳ももたないんじゃ、手の差し伸べようもないわ、本当に見損なった」キッ
ルビィ「うっ………ううっ………うぁぁぁぁんっ!!なんでそんなごというの゛っ!?りゅびぃ頑張りたかっただけなのにっ……!!おねえちゃぁに安心して欲しかっただけなのにっ!!」ウワァ-ン
花丸「もうやめてよ善子ちゃんっ!!」バンッ!
ダイヤ「!!」ビクッ
善子「いやよ、やめない……!友達が道を踏み外しそうな時は厳しくても止めてあげるのが真の友情ってものでしょ!!」
花丸「でもっ…!!今のルビィちゃんの気持ちも考えてあげてよ!!善子ちゃんが思い描いてるルビィちゃんを押し付けないで!!」
善子「っ……!」
花丸「そんなにいっぱい責めたらルビィちゃんを追い詰めちゃうだけだってなんでわからないずら!?こんな大変な思いしてるのにまる達まで厳しくしたらどんな気持ちになるかくらいわかるでしょ!?」
善子「何も言わないで道を踏み外していく友達を見てろっていうの?優しくしてあげるだけは優しさだけじゃないわよ!!」 >>441
訂正です
善子「でも、こんなに独り善がりで思いやりもなくて聞き耳ももたないんじゃ、手の差し伸べようもないわ、本当に見損なった」キッ
ルビィ「うっ………ううっ………うぁぁぁぁんっ!!なんでそんなごというの゛っ!?りゅびぃ頑張りたかっただけなのにっ……!!おねえちゃぁに安心して欲しかっただけなのにっ!!」ウワァ-ン
花丸「もうやめてよ善子ちゃんっ!!」バンッ!
ダイヤ「!!」ビクッ
善子「いやよ、やめない……!友達が道を踏み外しそうな時は厳しくても止めてあげるのが真の友情ってものでしょ!!」
花丸「でもっ…!!今のルビィちゃんの気持ちも考えてあげてよ!!善子ちゃんが思い描いてるルビィちゃんを押し付けないで!!」
善子「っ……!」
花丸「そんなにいっぱい責めたらルビィちゃんを追い詰めちゃうだけだってなんでわからないずら!?こんな大変な思いしてるのにまる達まで厳しくしたらどんな気持ちになるかくらいわかるでしょ!?」
善子「何も言わないで道を踏み外していく友達を見てろっていうの?優しくしてあげるだけは優しさじゃないわよ!!」 今まで友達居なかったからせっしかたがわからないんだろ堕天使様は 方向性に違いこそあれAqoursほぼ全員コミュ障な件 善子は悪くないだろwまともに状況判断できず意地を張るルビィが異常。
こうなったらみんなで千歌をボコボコにして制裁を加えるしかない。曜は果南に任せればいい >>446
ルビィがようりこのことを考えてなさそうなのは確かだしな。というか普通なら千歌のしたことを聞いたらそんな人間と一緒にはやれないってなりそう リーダーなら活動休止なり場合によってはメンバーの脱退勧告なんかも考ないといけない状況だよね。練習内容考えるのなんて別にリーダーじゃなくていい まあ言い方って大事だよね
相手を思いやってるようで実際は自分の考え押し付けてるだけだし 果南がガチギレした時にせんうたをミンチにすればこんな悪化しなくてよかったのに、、、、ビンタつきの説得じゃなくてさぁ
ダイヤと千歌が今のところ悪キャラになってる
カリスマって漫画見たからわかる ダイヤ「お、お二人とも……少し落ち着いて……」
ルビィ「うぅっ……ううぅうっ………」ポロポロ
ルビィ「もうやだよぉ……ルビィがリーダーになんかならなければ……ひっく……」
ダイヤ「…………」
ダイヤ(相手を思いやるが故にすれ違ってしまう……どこかで見たことのあるような光景…ですわね)
ダイヤ(いえ、あのときのわたくし達はお互いに意見をぶつけ合うことすらできなかった)
ダイヤ(それなのに……ルビィ達はこんなにも思いをぶつけ合うことができている……正直羨ましいとすら思ってしまいます……あの時こんな風に言い合えていたなら……)
善子「ルビィはリーダーをなんだと思ってるの?練習を決めるだけがリーダー?みんなの前で意見を言うだけがリーダー?Aqoursに固執するだけがリーダーなの!?」
花丸「善子ちゃんっ!!!!」ダンッ
花丸「ルビィちゃん、一回落ち着いて、善子ちゃんも今は頭に血が上っちゃってるだけだから……」ヨシヨシ
ダイヤ(本当にいい友達をもちましたね、ルビィ……)
ダイヤ「みなさん本当にお互いのことを思い合っているのですね」ニコ ルビィ「お、おねえちゃ…?」エッ…?
ダイヤ「互いが互いのことを思いあって意見がぶつかり合ってしまう……それはきっと悪いことではないのだと思います」
ダイヤ「相手を思う強い気持ちと、こうなってほしいという気持ち……その気持ちをぶつけても崩れないとほどの強い信頼があるということなのですから」
善子「………」
ダイヤ「ですが……もう少しだけ。もう少しだけ今の相手の気持ちを考えてみてあげてください」
ダイヤ「わたくし達は……そこから目を背け続けていました。ですから、あなた達には同じ思いをして欲しくないのです」
ルビィ「………」 ダイヤ「今後何年、何10年と続いていく人生の中で、かけがえのない仲間でいたいのではありませんか?」
花丸「うん………」
ダイヤ「少なくともわたくしは…いえ、わたくし達はあなた方にそんな存在になって欲しいと願っています」
ダイヤ「だから果南さんはAqoursをなんとか続けていこうと頑張っていたのですが……」
善子「果南………」
ダイヤ「あなた方がこれからどうして行くのか、それはあなた方にしか決められないことです」
ダイヤ「ただ少し、互いの今の気持ちをちゃんと聞いてあげれば……こんな状況でもきっと……より良い道へ進んで行けるはずです、あなた方なら」ニコッ
花丸「………」 善子「………」チラッ
花丸「………」チラッ
ルビィ「…………」クスンッ
善子「………悪かったわね、ルビィ、花丸も」
花丸「まるもごめんね、善子ちゃん……」
ルビィ「…………」ゴシゴシッ
ルビィ「ごめんね善子ちゃん……ぐすっ……花丸ちゃん、庇ってくれてありがと」
ルビィ「今日は一回帰ろっか、みんな少し考えをまとめる時間が必要だもんね」
善子「そうね、私も少し頭を冷やすわ」
花丸「……ダイヤちゃん、ありがとう」
ダイヤ「いえ、わたくしなど何もしていませんわ」
善子「ううん、ここにダイヤがいなかったらもしかしたら……」
アタマブンブン
善子「……とにかくありがとう」 ルビィ「放課後に話すと練習ができなくなっちゃうから……明日の朝練はなしにして集まろっか」
善子「わかったわ」
花丸「じゃあ……今日はみんなで帰ろるずらっ」ニコッ
ルビィ「うん、そうだねっ」ウュ!
ダイヤ「………ルビィ」ボソッ
ダイヤ(最低限話を聞いてくれるようにはなりましたが……この表情を見る限り考えは変わっていないようですね……)
ダイヤ(わたくしに安心して卒業してほしいという気持ちは嬉しいのですが……その気持ちを押し通すために他のみんなの思いを犠牲にしてでも、Aqoursでいることに固執するのがあなたの思い描くリーダーなのですか……?)
ダイヤ(けれど今指摘してしまったらまた同じことを繰り返すだけ……善子さんと花丸さんを信じます)
ダイヤ(少し不安は残りますが……あのお二人ならきっとルビィを支えてくれるはずです。わたくしは鞠莉さんの様子を見に行きましょう)
トコトコトコトコ ーーーーー
屋上
果南「……………」ポケ-ッ
果南(空、青いなぁ)
果南(本当に青いし広い……空に向けて今の後悔を全部言ったらすべて許してくれちゃうような気がする)
果南(でもダメなんだよね、そんなことで許されない……許されちゃいけない)
果南(千歌達のこと……ダイヤと鞠莉の力になれなかったこと……1年生に打ち明けなかったこと……全部私が関与したせいで良くない方に向かっちゃった)
果南(そのせいでAqoursだけじゃなくてみんなの仲もぐちゃぐちゃにして……ほんと何やってるんだよ私は……!) 果南(今更わかった、私達に必要なのはAqoursでいることじゃない、どんなときも私達らしくいることだった)
果南(全てがなくなりかけてから気づくなんて本当に私は……)
果南「…………」ウルウルッ
果南「うぅっ………………」ポロポロ
チュンチュンチュン
バサバサバサァッ
果南(鳥、気持ちよさそうに飛んでる)
果南(こんな青い空を自由に飛べるなんて羨ましいよ)
果南(私も………)
屋上の外チラッ 果南(なんて、そんなことは最大の逃げ、だよね)
ヨイショッ
果南(鳥が自由に飛んでると思ったら大間違い、生きるために必要だから飛んでるんだ)
果南(餌を取るため、寒さを越すため、生きて生きて生き延びて、先の未来につなぐために必死で足掻いてるんだから…)
ス---ッ
ハァ----ッ
果南「よしっ」
果南(今たくさん後悔した、たくさん反省した、その上で今自分が何をしたらいいかわからない)
果南(それならいっそ……自分の思うがままに動いてやる)
果南(私が大切なもののために全力で、大切な人達を守れるように全力で……!)
果南(こんなところでボーッとしてる場合じゃないね、梨子ちゃんを起こしてから鞠莉のところに行かなきゃ!!) ーーーーー
理事長室
鞠莉「日程は早い方がいいわよね、学校を休むわけにもいかないから明日の放課後にしましょう」
千歌「………本当にやるの?」チカァ…?
鞠莉「曜がやってもいいって言ったんだから、覚悟を決めなさい」ジッ
曜「……明日ね、わかった」
鞠莉「OK?手続きは全部やっておくから。当日は私と千歌も立ち会うわ」
千歌「全然OKじゃないよ、勝手に決めないでよ……」 鞠莉「まぁそういうわけだから、今日はこの辺で」
曜「……うん」
曜「行こ、千歌ちゃん」ギュッ
千歌「えっ、ちょ、ちょっと待って、まだ私納得してないんだけど」イギアリッ!
鞠莉「千歌」
千歌「?」
鞠莉「曜の物を調べるのになんであなたの同意が必要なのかしら?」ニコッ
千歌「!!」
鞠莉「曜がやるって言ったんだからやるのよ」
鞠莉「何もやましいことがないなら受け入れるだけ、でしょ?」
千歌「…っ!!」 鞠莉「わかったなら今日は早く帰りなさい、この後やらなきゃいけないtaskもあるし」シッシッ
千歌「…………わかった」
曜「じゃあ、また明日」
鞠莉「ええ、また明日」ニコッ
千歌「…………」キッ
ガチャッ
トコトコトコ
鞠莉「はぁ………」
鞠莉(これでなんとか千歌を詰めることはできそうかしら)
鞠莉(まぁ指紋鑑定なんてハッタリにしかならないんだけどね、ましてや曜の物なんて千歌の指紋があって当たり前みたいなものだし、付着した時間の推定まではできないし)
鞠莉(ただその事実を伏せて結果だけ教えてもらうようにあらかじめ根回ししておけば……)
鞠莉(まぁそんなことをやらなくても、私の無実が証明できれば自ずと犯人がわかっちゃうからいいんだけど、念のため、ね) 鞠莉「っ……」ズキッ
鞠莉(少し安心したら曜に殴られたところが……早く仕事を終わらせたいわね……)
机の上
ゴチャゴチャァ-
鞠莉「………」ズキッズキッ
鞠莉(これ……終わるのかしら……)
ソッ
ヨタヨタッ
鞠莉「あらっ…?」ユラァ
鞠莉(変ね、視界が……) タッタッタッタッタッ
ガラララッ
ダイヤ「鞠莉さんっ!!大丈夫ですか!」
鞠莉「Oh、ダイヤ…」ヨタヨタ
ダイヤ「あなた顔……!ひどく腫れてるではないですか!!」スタスタスタ
肩貸し
ダイヤ「そんなところで立ち惚けていないでお座りなさい!」
ヨイショッ
鞠莉をソファに座らせる
鞠莉「あはは、怪我人にも手厳しいねダイヤは」
ダイヤ「…すぐにアイシングを用意しますから、休んでいてください」
鞠莉「Thank youだけど……どうしてダイヤがここに?それに生徒会長が走ったらダメじゃない」
ダイヤ「来る時に曜さんと千歌さんとすれ違ったのです、千歌さんが怪我をしていたのでもしやと思って……」
鞠莉「あーなるほどね……」 ダイヤ「話はあとで聞かせていただきます、とにかく今はこれで冷やしてください」
氷嚢ポイッ
鞠莉「…………」
氷嚢置き
鞠莉「有難いんだけど休んでるわけにはいかないわ……廃校が決まったせいでTaskが溜まってるし」
ダイヤ「んなっ……!鞠莉さん……今この状態で仕事をするおつもりですか……?」
鞠莉「of course!学校も生徒も、Aqoursも友情も……何にも守ることのできなかった理事長なんだからこれくらいやらなきゃ」
ダイヤ「…………」ギリッ
鞠莉「…………」ジッ
ダイヤ「……はぁ」
ダイヤ「仕方ありませんね」
サササッ
ダイヤ「早く終わらせましょう、書類の不備がないかはわたくしが見ていくので鞠莉さんは確認と捺印をお願いいたします」
鞠莉「ダイヤ………」ウルッ ガチャッ
果南「ごめん、遅くなった、私も手伝うよ」
ダイヤ「果南さん!」
鞠莉「果南」
果南「って鞠莉!!仕事してる場合じゃないでしょその顔!!」
鞠莉「ふふっ、その流れはもうさっきやったわよ、果南」クスッ
果南「いや、笑い事じゃないから!」
果南「ダイヤも何か……」アッ
ダイヤ「………」ハァ
果南「あー……ダイヤもこうして仕事手伝おうとしてるってことはそういうことね」アハハ
鞠莉「話が早くて助かるわ♪」
ダイヤ「余裕ぶってる場合ではありませんよ、鞠莉さん」キッ
果南「よっし、じゃあ仕事が終わったらいっぱい心配するとして……今は仕事を片付けちゃおうか!」
ーーーーー そろそろ終わるか、、、?麻原せんうたの洗脳は解除されるか、、、、? 自分も当事者なのに一年に第三者みたいな面して上から褒めはじめるダイヤもどうなんだ というか千歌がようりこに手を出したみたいに1年に手を出す可能性を誰も考えなかったんだろうかw
Aqours続けてたら自分の卒業後に妹が被害にとか ちょうど今のイベントでもせつ菜と殴り合いしようとしていたからあながちこういうストーリーもあり得ない話ではない ーーーーー
翌朝
部室
ガララッ
善子「ふぁーーっ……おはよう」フワァ
花丸「おはよう、善子ちゃん」
善子「ん」ネムネム
ルビィ「おはよ、今日も眠そうだね」
善子「おかげさまでね」フワァ ルビィ「……1日空けてどう、かな?」ウュウュ…
善子「………」
花丸「………」
善子「………純粋に昨日は言い過ぎたわ、2人ともごめんなさい」ペコリ
花丸「まるも……1日経って……善子ちゃんの言ってることは間違ってなかったかなって……ごめんね」ペコリ
ルビィ「…………」
ルビィ「ルビィもちょっとわがまま言い過ぎちゃった……ごめんね、2人とも」
ルビィ「ルビィになってから全員揃わなくなっちゃったからもっと頑張らなきゃって……独り善がりだったと思うし周りが見えてなかったと思う……」
ルビィ「そのせいで2人が言いたくないこといっぱい言わせちゃって……」
ルビィ「本当にごめんなさい」ペコッ
善子「ルビィ……」
花丸「ルビィちゃん……」 ルビィ「でも……でもっ!ルビィは……」
善子「……言わなくても大丈夫よ」
ルビィ「え…?」
花丸「変わらなかったんだよね?」
ルビィ「う、うん……でもこのままでもダメだと思うし……なんとかしなきゃだし……」
善子「………」チラッ
花丸「……」クスッ
善子「そんなことだろうと思ったわ」ハハッ
花丸「考えることは一緒だったね」フフッ ルビィ「ぇっ、どうして2人とも笑うの…?」エッ…?
花丸「任されたことを途中で投げ出すなんてルビィちゃんらしくないから、安心しただけずら」ニコッ
善子「そこがあんたのいいところってのもあるしね」クスッ
善子「ただやり方がよくなかったのも事実、だからこれからどうしていくかをみんなで考えましょう」ギランッ
ルビィ「まるちゃぁ……善子ちゃぁ……」ウルウル
花丸「まる達はずっと味方だから安心してね、ルビィちゃん」ナデナデ 花丸「とは言ったものの……これからどうしていくかが問題なんだけどね……実際こんなにぐちゃぐちゃの関係性を取り持つなんて難しいずら」
ルビィ「うん……ルビィも昨日ずっと考えてたんだけどなかなか難しそうで……」
善子「そうなると思って……昨日案を考えてきたわよ」
ノートパラッ
ルビィ「!!」
花丸「えっ!!こんなにびっしり……!」
善子「ざっくりいろんなパターンをメモしたけど現実的なのはこの辺りかしら」
・Aqoursを一度解散、私たち三人で再結成
・千歌を脱退させる、曜と梨子はそれに伴って辞めるようなら追求をしない
・解散も脱退もなし、その代わり部活中に私情を持ち込んだ場合には脱退処分
善子「比較的ましなのはこれくらい、円満に全員で続けるってのは……悪いけど考えられなかったわ」 花丸「も、もしかしてこれを考えてたから今日はそんなに眠そうだったの……?」ズラァ…?
善子「いつも通りゲームよ、ゲーム」フイッ
ルビィ「善子ちゃん……」ウルウル
花丸「ありがとう、善子ちゃん…」ギュムッ
善子「むがっ!」ムギュムギュ
プハァ!
善子「だぁーっ、胸に顔埋めさせる!ゲームのせいで寝不足だって言ったでしょ!それとヨハネ!」
ルビィ「本当にありがとう、善子ちゃん…!!」キラキラ
善子「ど、どういたしまして……//」 善子「ほ、ほら、案は出したんだから!ここからみんなで煮詰めていきましょう」
ルビィ「うんっ、そうだねっ!」ニコッ
花丸「善子ちゃん照れなくてもいいのにぃ」クスッ
善子「て、照れてなぁい!!」
ルビィ(今日から心を入れ替えてがんばるびぃするよ……お姉ちゃん、見ててね…!) ーーーーー
放課後
3年教室
鞠莉「じゃあ行ってくるわね」
ダイヤ「ええ、お気をつけて…」
果南「何かあったらすぐに呼んでね」
鞠莉「Thank you、じゃあまた明日」
トコトコトコ
ダイヤ「まさか……指紋認証に踏み切るとは」
果南「さすがに濡れ衣被されたら鞠莉も黙ってられないよね」
果南「千歌もやりすぎだし、どんどん悪化してるから、痛い目にあった方がいいよ」
ダイヤ「そうですが……なぜだか胸騒ぎがします」
果南「………大丈夫、何があっても私達は一緒だから」ニッ
ダイヤ「果南さん…」ギュッ ーーーーー
曜部屋
ガチャッ
鞠莉「チャオ」
曜「いらっしゃい」
千歌「………」グッ
鞠莉「あら、どうしたの千歌?顔色が悪いじゃない」
千歌「そう見える?」
鞠莉「ええ、とっても」ニコッ
千歌「………」キッ 曜「………」ゴクリ
ソワソワソワソワ
曜「……指紋鑑定士の人ってどのくらいに来るの?」
鞠莉「もうすぐに来ると思うわよ」
ピンポ-ンッ
曜「あ、来たっ……行ってくるね」
ガチャッ
コンニチハ、シモンカカンテイイライヲ……
ヨロシクオネガイシマス
ガチャッ
「失礼致します」
「はじめまして、Rと申します。指紋鑑定依頼を受けて来ました」
鞠莉「今日はよろしくお願い致します」ニコッ
千歌「えっ、その顔のやつなに…?」
R「訳あってお顔を見せることはできないのですが……よろしくお願いします」Rちゃんボード『すまぬ』 R「早速なんですけど……鑑定してほしいものっていうのは……」
曜「これです、あとできたらこれも……」
R「うーん……こっちの箱はできるけどこの粉々の貝殻は少し難しいかも」
曜「やっぱりそうですよね…」
R「でも指紋鑑定とは別途費用かかっちゃうけど復元すればできます」
曜「えっ!?!?復元できるんですか!?!?」
鞠莉「Really!?!?」
R「え?りなりー?愛さん?」
鞠莉「??」
R「あ、いえ、なんでもないです」 千歌「復元……できるんですか?」
R「科学者は嘘をつかない」Rちゃんボード『リアリー』
千歌「それなら……お願いします、復元してあげてください!!」
R「けっこう高いけど大丈夫ですか…?」
鞠莉「いくらくらいなの?」
璃奈「250万円」
千歌「いいっ!?」
曜「に、にひゃ……」
鞠莉「OK、復元してちょうだい」
曜「鞠莉ちゃん!?!?」
鞠莉「曜の大切なものなんだから、それくらい安いものよ」 曜「さ、さすがにそれは……」
鞠莉「それに……私は建て替えるだけ」
曜「え…?」
千歌「それって……」
鞠莉「指紋鑑定するんだから、もうわかるわよね」
千歌「………」ゾワワッ
曜「………」
鞠莉「復元にはどのくらいかかるの?」
R「30分くらいでできる、だけど指紋鑑定を合わせるともう少しかかるかも」 鞠莉「OK、それじゃあよろしくお願いします」
R「承りました、璃奈ちゃんボード『やったるでー』」
ヒョイッ
ヒョイッ
怪しげな機械に箱とネックレスの残骸イン
R「よーし、この機械に入れて……1時間放置」
千歌「えっ、それだけ……?」
R「それだけとは?」
千歌「機械に入れるだけで指紋がわかっちゃうものなの?」
R「機械に入れるだけとは言っても、この機械を作れるのは私だけだから、今のところ。特許取得もしたけど普及するのは遠い未来」
鞠莉「調べたらネットで有名だったのよ、超高性能指紋鑑定機を作った天才少女って」
千歌「へ、へぇ………」アセアセアセアセ
R「まともに一台作ろうとしたら億はかかりますからね」Rちゃんボード『どやっ』
千歌「お、おくぅ!?!?」
曜「な、なんか急に怖くなってきた………」
鞠莉「結果が楽しみね」ニコッ
千歌「……………」 ーーーーー
チ-ンッ!
R「あっ!」
曜「!!」ガタッ!
鞠莉「トースター機みたいな音なのね……」
R「細かいところはあんまり気にしてないから」
カチャッ
R「ふむふむ……無事鑑定と復元が終わったみたいです」
曜「ね、ネックレスは……」チラッ 曜「あっ!!ちっ、千歌ちゃんの、ネックレス!!」バッ
チャリッ
スリスリスリスリ
曜「よかったぁ……ううっ……!よかったよぉ……!」ポロポロ
R「大切にしてくださいね」
曜「ううっ……うっううっ……あ゛りがとうございま゛ずっ……」グスングスンッ
鞠莉「よかったわね、曜」
曜「うんっ……!うんっ…!!」ポロポロ
千歌「そんなに大切にしてくれてたなんて……なんか千歌も泣きそうだよ」ウルッ 鞠莉「………」
鞠莉(なんなの、この落ち着きは……ただの虚勢……?)
鞠莉(もうすぐ自分の罪が暴かれるっていうのに……余裕ぶっておくことで私にプレッシャーを与えてるだけ…?いっそのこと開き直ってしまおうと……)
鞠莉(さすがにそうとしか思えない、そうよ、絶対にそう)
R「あと肝心の鑑定結果はこれです」
指紋が並んでる画面表示
R「これを見てもなにがなんだかわからないと思うんですけど……あらかじめデータ採取したAqoursの方達の指紋データと一致率を見比べられるように見やすくしました」
千歌「うぇっ、いつの間にとったの……」
R「それは企業秘密」Rちゃんボード『ぶっぶーですわ』 R「内容の詳細は小原さん宛にメールで添付してあります」
R「パスワードはこれで開けるので」紙ペラッ
鞠莉「ありがとうございます」
R「では私はこれで、何か今回の件であったら連絡お願い致します」
スタスタスタ
ガチャッ 千歌「なんかすごい人だったね……」
曜「ううっ……ねっくれすぅ………」クスンクスン
千歌「もーっ、曜ちゃん泣きすぎだよぉ」アハハ
千歌「大切にしてくれてありがとうね」ギュ-ッ
曜「うんっ、ありがとうっ千歌ちゃんっ……」ギュ-ッ
鞠莉「…………」ギリッ
鞠莉(なんでこんなに……っ!!いえ、大丈夫、科学は嘘をつかない、冷静に結果を突きつけて曜の目を覚まさせてあげましょう) 璃奈の力をもってすれば記憶や人格をゴニョゴニョして丸く収めることも不可能じゃなさそうw ノートPCカチカチッ
鞠莉(大丈夫、大丈夫よ、科学の力は本物なんだから、千歌の悪行の全てをここに晒しあげてやるわ)
ノートPCカチカチッ
鞠莉(訴訟は約束通りしない、もちろん近隣の住民に言わないとは言ってないからね、沼津にあなたの居場所はもうなくなるわ)
ノートPCカチカチッ
鞠莉(旅館の従業員は……可哀想だしうちで雇ってあげましょう、十千万よりも好待遇でもてなしてあげるわ、もちろん親族は受け入れないけどね) ノートPCカチカチッ
鞠莉(このファイルを開けばすべての悪夢が終わる、曜も梨子もダイヤも果南もルビィも善子も花丸も……みんな悪夢から解放される!!)
鞠莉(待っててね、曜、今あなたを解放してあげるから!!)
ノートPCカチカチッ
鞠莉「さぁ、ファイルの用意ができたわ、結果を見てみましょうか」
鞠莉(Wake,upよ!!) 箱内部指紋一致率
渡辺曜 98.9%
小原鞠莉 84.5%
…
…
…
高海千歌 4.00%
箱外部指紋一致率
渡辺曜 94.1%
小原鞠莉 91.6%
…
…
…
高海千歌 2.87%
ネックレス指紋一致率
渡辺曜 82.8%
高海千歌 76.4%
小原鞠莉 52.5%
…
…
…
鞠莉「……………は?」ヒュンッ 1です
いつも読んでくれてありがとうございます
今日の書き溜め分はここまでです
毎度毎度になりますがペース遅くてテンポも悪くて本当に申し訳ないです……
あともう少し続くのでお付き合いください 乙です。すごいところで切るなあ。鞠莉がかわいそうなことになりそうで楽しみなような見たくないような なぁ、この作品の設定ベースにして千歌の虐殺SSでも書いていいか?
胸糞展開に耐えられん 可能性としては元のAqoursの指紋データをすり替えたとか?ジェバンニが一晩でやるよりは難易度低そうな 少しは冷静になった3年や団結した1年がクズっちの悪巧みを見破れるといいんだが またこのパターン.....
いつになったら千歌を懲らしめられるんや..... >>512
こういうのって調子乗ってるやつがボコられてざまぁってなるカタルシスが肝なんだけど、これは全くなさすぎるからただただ胸糞悪いだけだわ 終わらせたくないから無理矢理話延ばしてないか?
冗長すぎるんだよいいかげんにしろ >>516
終わらせたくないというよりもただエンドが思いつかないんじゃ、、、? また千歌の勝利ですか?どんだけ胸糞書けば気が済むんですか?
そんなにAqoursが嫌いなんですか? >>502
もう書かなくていいよ。胸糞展開しか書けない無能さん お前がこのスレのログを消せばいいだけの話なんだよなぁ でも別に批判を受けたからといって筆者が元々考えてた展開を変更する必要はないと思うよ
その結果更に批判受ける可能性もあるだろうけど >>522
これが元々考えてた展開ならどんだけ無駄に引き伸ばしてんだよってなるわ
シナリオ練ってなくてその場しのぎとかか?これ ずっと期待してた(る)し、応援はしてるけれど、なんかアカギの鷲巣麻雀編読んいた時の気持ち思い出した。
作者さんの好きに書いてくれればいいんだけれどね。 鞠莉一人でやり込めるよりみんなで悪を倒した方が熱いからな 作者も擁護してる奴もクソ
いいよいいよで甘やかしたからこんな酷いものが生まれるんだよな、恥を知った方がいい 意見なら何言ってもいいし受け入れるって言ってたよな?終われ、二度とSS書くな、ラ板から消えろ
ちゃんと受け入れろよ? >>529 おまえニートだろ?現実で誰かに強く出れない鬱憤を匿名掲示板で晴らしてんのか?
誰もおまえの意見なんて聞いてない。働け
これが俺の意見だ。受け入れろよ いや、もう...ほんとに救いがない...
この世界線の千歌が成敗されて、周りが報われるエンドはいつくるんですか....(もしや来ないのか) わざわざ言う必要もないと思うけど
最近あの手この手でSS作者のやる気をなくさせるのに命をかけてる奴がいるから無視するんだぞ 受け入れるって言ったのは作者だろうが
なんで俺が悪いみたいになってんだよアホか あなたいじめssでも思ったけど、中途半端に良作なssより胸糞な方が実力無くても伸びるんよな
もしかしてこれ狙ってる? >>534
たしかにその可能性あるな
こっから誰もコメントしないのがこいつを消すのに最適な気がするわ
信者がいるから保守されちゃうのが気にくわないけど つまらんと思ったら普通はスレから離れるからな
なんというツンデレ 修羅場をつくるよ!シリーズIまでいきそう
黒子とせんうたは制裁されろ いいぞ..もっと争え..お互いを醜く罵りあってくれ..
トチ狂った鞠莉が学校に火をつけて全身大やけどして、
両手両足を失いながらもかろうじて生き延びてほしい..
声紋も焼かれてもう声も出せないという状態でね。
世を儚んだダイヤ、果南、善子、ルビィは頭を丸刈りにして
花丸の寺に出家するという結末だったら最高だね。
千歌は鞠莉を健気に介護して、そんな優しい千歌にますます惹かれた
曜と梨子と一緒に幸せに生きて欲しい。
もしもオチが決まっていないんだったら遠慮なくこの設定使ってくれて構わんよ。 ダイヤ「あともう少しで梨子さんは私のものですわ、、、誰にも渡しませんわ、、、」
果南「てめぇ!裏切りやがったなぁ!」
これいれてほしい 伸びてるから来てみたら外野かよ
不満たらたらで居座ってる奴等なんなの?病気か? 1です
いろいろ意見ありがとうございます、どんな意見でも本当に嬉しいです、参考にさせていただきます…!
冗長なのについてはごめんなさい、私の技術不足なので…次他のものを書く時に気をつけます。
今回は冗長かもしれませんがこのままやらせていただきます。
ちょっとまた仕事が忙しくて期間が空いてしまいました……保守ありがとうございます。
4連休で更新できると思いますのでもう少しお待ちください。 長い時間かけてやりたいなら次からはVIPに流すことを勧めるよ。あそこならゴミもあんまり湧いてこないし、ss をまとめてくれるサイトもここより多い
ピンクのサイトがあった頃はラ板がssのプラットフォームになってたから価値があったけど、ピンクのサイト亡き後のラ板にssを流す価値なんてないよ。 >>562
更新できると"思います"だからね
普段から今日か明日の夜と言っときながら明後日だし 毎回この手のレスに対して保守ガーとしか返し手がないの見てて滑稽
まあそもそもSSを執拗に叩いてるやつも滑稽なんだが 曜「パーセンテージが高いと触った可能性が高くなる、ってことだよね」ジ-ッ
曜「えーと、私達の数値は……」
曜「…………!!」
ギロッ
鞠莉「違う……違うわ……」プルプルッ
千歌「えーと……うーん、千歌は……おー!よかった!全然違うじゃんっ!」イエイッ!
鞠莉「いやっ……嘘よ、そんなはず……違う……」プルプルッ 千歌「でもネックレスだけ高いのなんでなんだろうなぁ……作ったのが私だからかな?」
鞠莉「ち、違う……こんなのインチキよ……わたしじゃない……ちがう……」フルフル
鞠莉「ちがう、ちがうちがうちがう……嘘よこんなの嘘………」
千歌「あれ?鞠莉ちゃんの一致度……ちょっと高すぎる気が……」
鞠莉「違うっ!!!わたしじゃないっ!!!」バンッ!
千歌「いやいや……科学は嘘つかないでしょ……」エェ… 曜「…………」
鞠莉「曜、信じてっ……?わたしじゃない、わたしはやってないのよ?こんな数字何も意味ないわ…」
曜「…………」
鞠莉「ねぇっ、曜っ!!信じて、お願いっ!!おねがいっ!!!」ガタガタ 曜「…………まぁ別にいいけどね、誰が犯人だとか」
千歌「えっ、曜ちゃん……」
鞠莉「ようっ…!!」パァッ
曜「そ、れ、よ、りっ!!」ズイッ
曜「それよりもだよっ!千歌ちゃんのネックレスが戻ってきて千歌ちゃんが無実だったんだもんっ!それだけでじゅうぶんっ!」ニッコリ
千歌「えーっ、こんだけゴタゴタしたのにい〜?」ム-ッ
千歌「うーん……まぁ曜ちゃんがそういうならいっか!」
鞠莉(そ、そうよ、曜もこんなのアテにしてないわよ、だってこんなのおかしいもの)
鞠莉(あんな箱触ったこともないしネックレスについては見たこともなかったのよ、私の指紋が出るはずがないじゃない!!)
鞠莉(曜がcleverで助かったわ、本当に終わったかと思った……) 鞠莉「曜、あのね……」
曜「千歌ちゃんっ、今度こそネックレスつけて学校行こうねっ!」ニコッ
千歌「うんっ、そうだねっ!次は大切にしないとダメだよぉ?」
鞠莉「ねぇ曜っ!少しだけ聞いてほしいんだけど……」
曜「千歌ちゃん、ちょっと待っててね」
千歌「ほぇ?」
曜「警察呼んでくるから」
鞠莉「!?!?」ガタッ
千歌「えっ!?」 曜「なんか変な人が私の部屋に入ってるから追い出してもらわないと」スクッ
鞠莉「ちょ、ちょっと待って!!さっきだれが犯人でもいいって……」
スマホ スッスッスッスッ
プルルルルルル
曜「あっ…!すいません、警察ですか!?今私の家に不審者が来ててっ……!!住所は……」
鞠莉「曜!!!お願いやめてっ!!曜っ!!聞いてよ話を!!」バッ!ガシッ!
曜「いったっ!!痛いっ!!た、助けてっ!!助けてくださいっ!!」
鞠莉「っ!!」サッ!
通話終
鞠莉「曜っ!!なんで私を信じてくれないのっ!?一度だけでも良いから話を聞いてっ!!」
曜「千歌ちゃんっ!私が抑えておくから警察に電話をっ!!」ガシッ!!
千歌「うぇぇ!?私が!?」ウェ!?
鞠莉「っ!!曜っ………!なんでなのよ……お願いよ……!」ジタバタ 千歌「曜ちゃん、一回落ち着こう?」
曜「私は落ち着いてるよ、ただ不審者がいるから捕まえてもらわなきゃいけないだけ。警察に助けてもらわないと…」
千歌「たしかに科学は嘘をつかないって言ってたし、この結果と犯人は間違い無いんだと思うけど……」
千歌「だからって鞠莉ちゃんが警察に捕まっちゃうのはかわいそうだよ」
曜「かわいそうじゃないよ」
曜「だって千歌ちゃんからもらったネックレスを壊したんだよ?全然かわいそうじゃない」キッ
曜「そのせいで私と千歌ちゃんが離れかけてるのにそれを見て楽しんでたんだよ?何がかわいそうなの?」
鞠莉「違うっ!!私はそんなことしてないっ!!」
千歌「まぁまぁ待って!!」 千歌「鞠莉ちゃんがやったのは間違い無いとしても……それでも警察を呼ぶのはダメだよ!」
曜「でもっ!!犯人は鞠莉ちゃんなのに……!」
千歌「だって!!そんなことしたら浦の星が……」ウルッ
曜「あっ………」
千歌「……わかった?」ゴシゴシッ
曜「ごめん、私……千歌ちゃんの気持ちも考えないで……」
千歌「ううん、わかってくれればいいの」
鞠莉「何もよく無いっ!!私はやってないのよっ!!」 千歌「あーもううるさいなぁ……じゃあまた鞠莉ちゃんの言い分も聞いてあげるから話してみて?」ハァ…
鞠莉「あんたがやったくせに……このっ……!!」スクッ
バッ
曜「………」ギッ
鞠莉「っ………」
千歌「やめた方がいいよ鞠莉ちゃん、さすがに何度も手を出すのは千歌も怒っちゃうかもしれないし」 千歌「話したいことがあるなら話したら?」
鞠莉「っ………」ギリギリッ
鞠莉「なんで……なのよっ………おかしいっ……こんなのっ……」ポロポロ
千歌「話したいことあったんじゃ無いの?」ハァ
鞠莉「うぅ……ひっく………ひっく………」
曜「千歌ちゃん、無理やり追い出すから手伝ってもらってもいい?」
千歌「うーん……さすがにそれしか無いかぁ……」 鞠莉「まっでっ!!ひっく……話すっ…!話すからっ…!!」
曜「いや、もういいよ。千歌ちゃん、追い出そう」ウデガシッ
鞠莉「いやっ!!やめ゛てっ!!聞いてよ曜っ!!!」
曜「あーもう本当にうるさいっ!!」ドンッ!!
鞠莉「えっ……?」
全力腹蹴り
ボゴォッ!!
鞠莉「あ゛っ…………」白目ぐるんっ
ドサッ!!
鞠莉「カヒュッ……!!がぁっ……!!」ビチャビチャッ
千歌「よ、曜ちゃんそれは死んじゃう……」
曜「千歌ちゃん、家の外に引きずるの手伝ってもらってもいい?」ユラァ
鞠莉「あ゛っ………がぁっ………ヒュ-………ヒュ-………」プルプルプルプル
千歌(絶対に曜ちゃんは怒らせちゃダメなのだ……) ズルズルズルズル
ガチャッ
ヨイショッ
曜「千歌ちゃんがいてくれてよかったね、いなかったら今頃豚箱だったもんね」
鞠莉「よ、うっ……お、ねが……いっ……しんじてっ……」ヒュ-ッ……ヒュ-ッ……
曜「じゃあね」中指
バタンッ
鞠莉「よ、うっ………」ヒュ-…ヒュ-…
鞠莉「くっ……あぅ……うぅぅ………ふぅぅ………」ヒック…ヒック
鞠莉「ようっ……ようっ……なん、でよっ………ようっ……」ヒック ーーーーー
曜部屋
曜「ごめんね、千歌ちゃん、嫌な思いさせちゃって」
千歌「あっ、う、うんっ!全然だいじょぶっ…」
千歌(ブチ切れ曜ちゃん怖すぎてちびりそうになっちゃったよ……絶対に怒らせちゃダメじゃんこんなの……)
曜「それにしても……ほんとによかったよぉ……ネックレス戻ってきた……」スリスリ
千歌「まだもってるのぉ?そんなにスリスリしたら今度は曜ちゃんが壊しちゃうんじゃない?」アハハ
曜「壊れないもん、大切に大切にスリスリしてるんだから!」エヘヘ
千歌「……」キュンッ
千歌(曜ちゃんのこのギャップはちょっとズルすぎるんだよなぁ……さっきまでと大違い……) 鞠莉が犯人だと思ってるにしてもここまで簡単に暴力を振るうのは人としてアウト 千歌「さてとっ……そろそろ私帰らなきゃ…」
曜「あ、あのっ……今日も泊まってってほしいなぁ……」ウワメッ
千歌「千歌も泊まりたいんだけど……いくら曜ちゃんの家でもさすがに毎日だと怒られちゃうから……今日は帰らなきゃかなぁ」
曜「うーん……そうだよね、志満ねぇが怒ったら怖いし…」
千歌(ようちゃんのがこわいんだけど……)
曜「あっ、でもでも!外には不審者がいるかもしれないよ?」
千歌「あっ、たしかにそれだと出られないかも……」
ガチャッ
曜母「ただいまー、千歌ちゃんもこんにちは」ニコッ
曜「あ、おかえりー!」
千歌「あっ、お邪魔してます!」ペコッ 曜母「今日も泊まっていく?」
千歌「うーん……泊まりたいけどさすがに連日だと美渡ねぇに怒られちゃうかもしれないから……」
曜母「じゃあ美渡ちゃんも呼んじゃう?」フフッ
千歌「えーっ、それはちょっと……」アハハ
曜「あ、そうそうお母さん、外に誰かいたりした?」
曜母「外?特に誰もいなかったけど……何?不審者でもいたの!?」
曜「いや、いないなら大丈夫っ!ちょっと暗くなってきたから千歌ちゃんが心配だなぁって」 曜母「あら、それなら家まで送ってあげるよ?」
千歌「えーっ、毎回なんか申し訳ないです…」
曜母「もーっ、そんなこと気にしないで!千歌ちゃん可愛いから私もいっぱいお話ししたいし」ニコッ
千歌「か、かわ……」テレッ
曜「もーーーーっ!!娘の彼女を口説かないでよぉ!」ソロッ!!
曜母「ふふっ、ごめんごめん」ウフフ
千歌「じゃあお言葉に甘えて……送ってもらおうかな…」
曜「私もついてくからっ!!」
曜母「はいはい」フフッ ーーーーー
曜宅前
鞠莉「ごほっごほっ!!」ガハッ
ペッ
鞠莉「はぁ……はぁ……ひっく……」ヒュ-……
鞠莉(私が何をしたっていうの……?何か悪いことをしてしまったの……?)ポロポロ
鞠莉(わからない………もうなにもわからない………)グズンッ
鞠莉(ただ曜を救いたかった……曜の幸せを願った、ただそれだけなのに……)
鞠莉(なんでこんなことになったのよ……) 今まで感想ばかりで忘れてたけどあの元凶のドラマ千歌はもう見てないのか 鞠莉(私はなにもやってない……あの指紋には何か裏があるはず……なんとかして突き詰めて……)
ーーーーー
曜「じゃあね」中指
ーーーーー
鞠莉「よ………う……」ヒュ-……ヒュ-
グッ
鞠莉(今更何をしたところでもう手遅れ……)
鞠莉(私にできることなんて何もない……)
鞠莉(何も………)
鞠莉(学校も大切な人も、その人を大切に思う気持ちですら守れない)
鞠莉(なんでこんなに私は無力なのかしら)
鞠莉(きっとこの結果を広められて……家族すらも崩れて……)
鞠莉(それならもういっそ……全てを投げ捨てて楽に……)ポロポロ 鞠莉(楽に………?)
鞠莉「…………かはっ」ペッ
鞠莉(なんで何もやってない私が死ななきゃいけないの?そんなのおかしいわよね)
鞠莉(judgementを下されるべき人間は他にいる)
鞠莉(大切なものも大切な人も、自分の思いすら守れないなら……奪われてしまったのなら……せめて私からすべてを奪った奴を壊すくらい許されるわよね?) スクッ
フラッ、ユラァ
鞠莉(そうよ、指紋の結果なんて関係ない、曜の言う通りだった)ヨタヨタ
鞠莉(勝った方が正義、すべてにおいてそれだけだったのよね )ヨタヨタ
鞠莉(触ったか触ってないか、壊したか壊してないか、一致していたかしてないか、正しいか正しくないか、全部関係ない)ヨタヨタ
鞠莉(いままで散々正義のために、大切な人のために頑張ってきたのにこの仕打ちなんだもの)ヨタヨタ
鞠莉(わかってくれないなら……もうわかってもらう必要なんてない)ピタッ
鞠莉(あいつを消せばすべて済む話なんだから) ーーーーー
千歌部屋
千歌「ふぃ〜っ……」ベッドボフッ
千歌(いやぁ……本当に焦ったぁっ)
千歌(気付かれなくてよかったよぉ〜……バレてたら曜ちゃん私にブチ切れモードになっちゃうかもだもんね、まぁ私は鞠莉ちゃんと違って暴力されることはないと思うけどね)
千歌(いやぁでも鞠莉ちゃんなら指紋検査とかやってくると思ってたよ、人を信じるってやっぱり大切だよねっ!)
千歌(あの時ちゃーんと対策しておいてよかったぁ〜)チカァ
ーー回想ーー
曜部屋
千歌「ちゃんと元に戻したし…あとは寝て待つだけだね」
千歌「用意周到な私はちゃーんと寝れるように寝不足の状態で来たからすぐ寝れるよ」フフン
千歌「おやすみなさいっ!」
ボフッ 千歌「ってダメダメ!まだ寝てる場合じゃないよ!」ガバッ
ゴム手袋再装着
ゴソゴソ
千歌(鞠莉ちゃんの指紋偽装もしないとね)
ヒョイッ
鞠莉が部室に持ってきたお菓子の箱のゴミ
千歌(鞠莉ちゃんが持ってきたお菓子の箱回収してきたし、ちょうどいいくらいのサイズのやつと入れ替えて……おっ、これかな?)
カポッ 千歌(うん、いい感じ!あとはあらかじめ剥がしておいた上蓋のうちっ側をちかちゃんボックスの上蓋に貼り付ければ……)
ペタッ
千歌(おっけい完成!)
ちかちゃんボックス偽装完了
千歌(あー、なんか心が軽くなったよぉ)
千歌(こんな気持ちで曜ちゃんの家で寝るなんてはじめてかも)クフフッ
千歌(もう何も怖くない!) 千歌(あとはこのネックレスに曜ちゃんからもらったネックレスのパーツをバレないように混ぜて……最後に粉々にして鞠莉ちゃんのバッグに入れれば…)クフフのフ
千歌(たーのしみー♪)
ーー回想終ーー
千歌(やっぱり備えあればうれいなしっ、だよね)
千歌(ちょっとおもった鑑定方法じゃなくて本当に焦ったけど……)アハハ
千歌(ネックレスも復元しちゃうしねぇ、科学って怖いなぁ……)
千歌(まぁ復元してあんなに喜んでくれたしおっけいかな、曜ちゃんの私への愛も確かめられたし満足満足♪) 千歌(これで鞠莉ちゃんは反省したでしょ!)
千歌(人の女に手を出す間女には罰なのだ!修羅場なら他所で作ってくださいっ!)
千歌(平和が1番だよねやっぱり)ノホホン
千歌(ダメダメ、まだ気を抜いちゃダメだよ、終わってないんだから)
千歌(あとはダイヤちゃん……)
千歌(正直梨子ちゃんには本当のこと教えたから大丈夫だと思ったけど……)
千歌(あの感じだとまだ反省してなさそうだしなんとかしないとだよね……梨子ちゃん言い方が弱すぎるんだよなぁ……)
千歌「うーーーん………」
千歌(まぁでも……ルビィちゃんもいるし大丈夫かな!なんとかなるなる!)
千歌(よっし、明日も頑張ろう!) 1です
今日はここまでになります
PURE PHRASEを聞いていたら書く手が止まってしまって最終日になってしまいました……
また書き溜めますので、お待ちいただけると嬉しいです… 千歌を〇すのか、否かだなぁ...
〇してしまったら、制裁を受けられないしなぁ...
というかバッドエンドに向かってるのか?
やり直したはずなんだけどなぁ... 1です
オチや終わりについてのコメントを頂くことが多いのですが、オチについては考えています。
納得してもらえるか否かは微妙ではありますが……
書ける合間でなので断言はできないですけれど、早ければ10月には終わると思うので、お待ちいただけると嬉しいです。 保守まみれすぎるわ
せんうたは果南にズタズタにされ
しまねえにものすごい剣幕でしかられました。おわり
ようりこは病院送りになりました
おわり それだけ期待されてるってことやろ
10月に終わるって言ってるし待っときなよ どうせこの作者は胸糞ENDしか書こうとしないから期待しない方が良い。
それに対するみんなの反応を見て楽しむサイコパスなのだから サイコパスというのは認知する世界がズレているとか共感性が皆無な人を指す言葉だけど
この作者は皆が観て嫌がる事を認知してやっているから、サイコパスでは無いよ
唯の性格が最悪な塵屑だ この作者前どっかのスレで現行で千歌が修羅場を作るギャグSS書いてますみたいなこと言ってたよな 作者は千歌は桜内の次に好きって言ってたから千歌にとって不利な終わり方にはならんわな
桜内が何番目に好きなのかは知らんけど 最終更新からもうすぐ3週間
ずっと待ってるでありますよ... こんだけボロクソに叩かれてたらしょうがないかもしれんけど、続けてほしかった 失踪?やったー。あとはみんなの脳内で千歌のDEAD ENDを想像すればOK ーーーーー
同日放課後
部室
ルビィ「……って考えてるんだけど、どうかな?」
善子「いいと思うわ、今のところ千歌だけお咎めなしだったしそれくらいは必要よね」
花丸「決勝が終わった時にもしも千歌ちゃんが反省してたら前みたいに部活できるかもしれないしね」
ルビィ「うん、だから1回千歌ちゃんには決勝まで休んでてもらおっか」
ルビィ「それで曜ちゃんと梨子ちゃんも休んじゃうなら止めないけど、3人一緒じゃなきゃ活動ができないっていうなら……」
善子「脱退処分もやむを得ないわね」
花丸「うん、そうなって欲しくはないけどね……」
ルビィ「ルビィも同じ気持ちだよ……でも、このまま全部を許してたら今までと変わらないもん」
花丸「…そうだねっ、ルビィちゃん」ニコ ルビィ「じゃあ今日は帰ろっか、お姉ちゃん達は用事があるって言ってたし」
善子「なにかあったんでしょうね、千歌たちの関連で」グッ
花丸「………」
ルビィ「……私たちは私たちのできることをやろう、きっとお姉ちゃん達も頑張ってるんだと思う」
花丸「うん、そうだね…」
善子「それしかないものね…」 ーーーーー
翌日 朝
3年教室
ガララッ
ダイヤ「おはようございます」
果南「おはようダイヤ」
キョロキョロ
ダイヤ「……鞠莉さんは来ていないみたいですわね」
果南「うん、連絡も取れてないし…」
ダイヤ「大丈夫なのでしょうか……」
果南「ちょっと心配だよね……」 ガラララッ
鞠莉「チャオ〜♪」
果南ダイヤ「「!!」」ビクッ
鞠莉「やぁーね、2人ともびっくりしすぎよぉ」アハハ
ダイヤ「鞠莉さんっ!!」ガタッ
果南「鞠莉!心配してたんだよ!連絡もないし!」
鞠莉「あー、sorry」ボソッ
鞠莉「ちょっと立て込んじゃって連絡できなかったの♪」
果南「…………」
果南「……どうしたの、鞠莉?」
鞠莉「どうしたって?」
ダイヤ「………」ハァ
ダイヤ「あなたがそうやっておどけている時はだいたい何かを隠そうとしている時、それくらい長い付き合いなのですからわかります」
鞠莉「………」 鞠莉「2人ともそんな怖い顔しないでっ、マリーは大丈夫よ♪」
ダイヤ「鞠莉さんっ……!」グッ
果南「待ってダイヤ」バッ
果南「……鞠莉、ちゃんと言える時が来たら教えてくれる?」ジッ
鞠莉「……」
鞠莉「ええ、だから今は何も聞かないで」ジッ
果南「………」
果南「ん、なら何も聞かない」
ダイヤ「果南さん……」
鞠莉「悪いわね2人とも、心配させちゃって」
鞠莉「でも私は大丈夫だから」
ダイヤ「鞠莉さん………」
ダイヤ「はぁ……わかりました」ハァ ダイヤ「指紋鑑定の結果はどうだったのですか?それくらいは教えていただいてもバチは当たらないでしょう?」
鞠莉「ダメだった」ボソッ
ダイヤ「え?」
果南「ん?」
ダイヤ「ダ、ダメというのは鑑定できなかったということですか?」オロッ
鞠莉「ノンノン、私の指紋が出ちゃったの。それで千歌の指紋は出てこなかった」
ダイヤ「!?」
果南「えっ!?」
鞠莉「まぁtrickはわからないけどtrapに引っかかったって感じよね」
ダイヤ「な、なにをそんなに呑気な…!!」
果南「偽装だったならそれを暴かないとでしょ!!こんな田舎で変な噂が流れたりしたら……どうなるかわかるよね!?」 鞠莉「まぁね、でも私にも策があるから」
ダイヤ「策、ですか…?」
鞠莉「これもいづれ言うわ、今はsecret♪」
果南「………あんまり無理はしないでよ?」ジッ
ダイヤ「言っても聞かないんでしょうけれどね……」ハァ
鞠莉「Thanks、2人とも……」ニコ
鞠莉「まぁでも……そう言うわけだから私はしばらく練習には行けない」
鞠莉「ルビィにはそうね……廃校の手続きで忙しくなったとでも言っておいて、嘘ではないしね」
ダイヤ「……わかりました」 鞠莉「ほら、2人とも朝練の時間じゃない?毎日休んでるとルビィが悲しんじゃうわよ?」
果南「あー……鞠莉は一昨日のこと知らないもんね」
鞠莉「ん?」
ダイヤ「実は……練習に人が来ないのが自分のせいだと責任を感じてしまって……」
鞠莉「あー……」
ダイヤ「今のAqoursの状態と、起きたことを1年生にお話ししたのです」
鞠莉「そうだったのね……」
鞠莉「……悪いことしちゃったわね」
果南「それで今日は朝練なしなんだ、みんなが集まるのは放課後だけ」
ダイヤ「………」グッ
鞠莉「ダイヤ……心配よね」
ダイヤ「心配です……ですがきっと……花丸さんと善子さんならルビィを支えてくれると信じています……」
果南「うん……」
鞠莉「…………」 ーーーーー
2年教室
昼休み
曜梨子「「千歌ちゃんっ、お弁当っ……」」
バッ
曜梨子「「……………」」キッ
梨子「あっ……」ブンブン
梨子「み、みんなで屋上で食べない?」
曜「!!」
千歌「そうだね、久しぶりに屋上行って食べよっか」ニコッ ブ---ッ!ブ---ッ!
千歌「あれ?ルビィちゃんから電話?」
千歌「ちょっと待っててね」
スマホスッスッ
千歌「もしもし、どうしたのルビィちゃん?」
ルビィ『あ、もしもし千歌ちゃんお昼中にごめんね』
ルビィ『ちょっとお話しがしたいから部室来れるかなって思って』
千歌「あー、なるほどね、わかった」ウンウン
千歌(きっとリーダーが辛くてどうしたらいいのかアドバイスが欲しいんだろうなぁ)
千歌(可愛い後輩のため、がんばるびぃしちゃおっかな?)
千歌「今すぐで大丈夫?」
ルビィ『そうだね、もしかしたら長くなっちゃうかもしれないから……いいかな?』
千歌「うんうん、じゃあ向かうね」
ルビィ『うん、ありがと……』 スマホスッ
千歌「いやぁ、千歌人気者で困っちゃいますなぁ」ウフフ
曜「ルビィちゃんどうしたんだって?」
千歌「内容はわからないけど話し合いがしたいんだってぇ」ニコッ
千歌「そういうわけだからちょっと行ってくるねっ!」
ガラララッ
タッタッタッタッ
曜「…………」チラッ
梨子「…………」チラッ 曜「場所、変えよっか」
梨子「!!」ビクッ
曜「ここで話したらやばいでしょ?」キッ
梨子「そうね……」
ーーーーー
屋上
曜「…………」キッ
梨子「…………」ジッ 曜「あのさ、さっきのなんなの?」
梨子「さっきのって?」
曜「みんなでっての」
曜「あれだけ嫌ってた相手も交えてご飯誘うってどうかしてるよね」キッ
梨子「あー……」
梨子「…………」ハァ
梨子「いい機会だから1回話し合っておいた方がいいかもしれないわね、あの一言で察して欲しかったんだけどなぁ」ヤレヤレ
曜「………は?」 梨子「まず確認だけど、私たちは仲が悪いし、許す気もない、それはあってるよね?」
曜「当たり前じゃん」
梨子「そう」
梨子「………」ニコッ
梨子「私も同じ」
曜「…………」イラッ
曜「……喧嘩したいの?」キッ
梨子「ううん、逆よ」
曜「は?」
梨子「仲直り、しましょ」ニコッ
曜「……………」
曜「………はぁ?」 曜「梨子ちゃんって本当に頭おかしいよね」
梨子「曜ちゃんには敵わないわ」
曜「やっぱり喧嘩したいんだ?」イライラ
梨子「そんな野蛮じゃないから」
曜「…………」ジッ
梨子「…………」ジッ
曜「はぁ………」
曜「わかった、そういうことね」
梨子「うん、そういうこと」
曜「それなら私も思ってたからいいよ」
梨子「同じこと考えてたなんて最悪な気分ね」
曜「それはこっちのセリフなんだけど?」
曜「…………」キッ
梨子「…………」ニヤッ 梨子「まぁ……でもこれで停戦協定成立ってことで」
曜「うん」
梨子「じゃあお弁当食べましょう?」
曜「いや、2人で食べる必要はないじゃん、私は戻るから」
梨子「私1人置いて教室戻ったら実は仲悪いんだって思われちゃうよ?」ニコ
曜「…………ほんと梨子ちゃんって性格悪い」キッ
梨子「曜ちゃんほどじゃないけどね」フフ ーーーーー
昼休み
部室
ガラララッ
千歌「お待たせーって」
善子「………」ジッ
花丸「………」ズラァ……
千歌「1年生勢揃いじゃん!」
ルビィ「ごめんね、お昼なのに」
千歌「いや、それはいいんだけど……ルビィちゃん一人だと思ってたから」
ルビィ「みんないた方が話しやすいから……いいかな?」
千歌「あー、たしかにそっか、1年生だもんね」
千歌「いいよいいよ、みんなで話し合おー!」 ルビィ「あのね、千歌ちゃん……」
千歌「うんうんっ」
ルビィ「ラブライブ決勝が終わるまで、千歌ちゃんには休部処分を言い渡します」
千歌「……………」
千歌「んーー??」 千歌「え、ちょっと待って、ごめんねルビィちゃん。相談があったんじゃないの?」チカ?
ルビィ「ううん、話したいことがあっただけ」
千歌「いやいやいやいや!わざわざお昼に呼んでそんなことないでしょ?ていうか冗談だよね?」アセッ
ルビィ「……ごめんね、本当なの」
千歌「は、はぁ!?」ガタッ
千歌「おかしいでしょ!!私が何をやったっていうのさ!!」
ルビィ「……3年生から聞いたんだ」
千歌「3年生から……?」
花丸「千歌ちゃんの浮気のこと……」
善子「まぁそのこと自体は察してたわ、あの大喧嘩も見たしね」 善子「でも……そのきっかけを聞いちゃったのよ」
千歌「きっかけ……」
善子「修羅場を作りたい、でしょ?」キッ
千歌「!!!」ビクッ
ルビィ「それの責任を取るつもりでリーダーを降りたのかもしれないけど」
千歌「そ、そうだよ!もう責任は果たしたじゃん!!」ガタッ
ルビィ「ううん、果たせてないよ」
千歌「っ……!」
花丸「千歌ちゃんは……ルビィちゃんに責任を押し付けて逃げたんだよね?Aqoursを続けていくために」
千歌「そんなことっ……!」
花丸「どんな形でもAqoursを続けていたかったから…違う?」
千歌「それは……うん、私にとってAqoursはすべてだもんっ!!簡単に離れられるわけないよ!」 善子「どの口が言ってるのよ」
善子「簡単に人の関係性ぶっ壊してAqoursがすべて?いい加減にしなさい」ジトッ
千歌「っ………!!」
ルビィ「千歌ちゃん」
千歌「………」グッ…
ルビィ「わかってくれるよね?」ジッ
千歌「わかった」
ルビィ「じゃあそういうわけだから……」
千歌「みんなは騙されてるんだね」ボソッ 善子「……は?」
千歌「とりあえず休部しろってのはわかった、私がやったことも悪かったし……それは守るよ、リーダーの言うことだもんね」
ルビィ「…………」
トコトコトコ
ガララッ
千歌「それでもダイヤちゃんのやったことの方が……」ボソッ
千歌「いや、もういっか」
ルビィ「え…?お姉ちゃんが何か……」
クルッ
千歌「うん、やったよ」ニコ
ルビィ「!!」ビクッ
善子「ルビィ!騙されちゃダメよ!」
花丸「そうだよ、ダイヤちゃんが何かするわけないずら…!」
千歌「まぁそう思うならいいけどね、じゃあ教室戻るから」
トコトコ
ルビィ「ちょ、ちょっと待って!」 ガシッ
千歌「!!」ビクッ
千歌「え?なに?そんなに聞きたいの?」
ルビィ「………」コクッ
千歌「………」ハァ
千歌「これを言ったらルビィちゃんを追い詰めるだけだから、言わないよ」
ルビィ「そんな……」
千歌「元リーダーとしての最後のけじめ!ちょっとくらいカッコつけないとね」ニコッ
ルビィ「えっ、追い詰める………?」
千歌「代わりに……最後にアドバイスだけあげるからこれで許してね」
千歌「正しい人が正しいことを言うとは限らない」
千歌「じゃあね、あとは頑張って……」
ガララッ
トコトコトコ ルビィ「正しい人が正しいことを……」
善子「ルビィ、あんまり気にする必要はないわよ」ポンッ
ルビィ「あうっ…」
花丸「そうだよ、ルビィちゃん」
花丸「もし仮にダイヤちゃんが何をやってたとしても、千歌ちゃんが悪かったことには変わらないずら」
ルビィ「う、うん……」ウュ…
善子「まぁとりあえず……」チラッ
花丸「うん、お疲れ様だね、ルビィちゃん」ニコッ
ナデナデ
ルビィ「あ、ありがと……」 善子「早くお昼食べないと休み時間終わっちゃうわよ?」チラッ
花丸「もうこんな時間なんだね」
ルビィ「…………」ボ-ッ
善子「………」ハァ
善子「ルビィ」
ルビィ「ん?」
善子「素晴らしき働きを見せたリトルデーモンには……特別に堕天使の涙を分け与えるっ!」ヒョイッ
パクッ
ルビィ「ゆっ…!?」
花丸「そ、それはルビィちゃんのトラウマの………」アワワ
ルビィ「か、かりゃぁぁぁい!!!かりゃいかりゃいかりゃいかりゃいっ!!!」バタバタバタバタ
善子「ふふんっ♪ぼーっとしてた罰よ」ギランッ♪
花丸「南無三ずら……」ナムナム ーーーーー
放課後
屋上
ルビィ「お疲れ様でした……」チラッ
ダイヤ「お疲れ様でした」
果南「おつかれー」
善子「………」
花丸「………」ズラァ…
ルビィ「っ………」ギリッ
善子「ルビィ、気持ちはわかるけど気にしても仕方ないわ……」グッ
ルビィ「………うん、わかってる」
果南「ルビィちゃん随分と思い切った決断したよね、立派だと思うよ」
果南「私なんかと大違い」アハハ ダイヤ「ルビィは正しい決断をしました、千歌さんはそれだけのことをやったのですから」
ダイヤ「姉として誇らしいですわ」ニコッ
ルビィ「…………」
花丸「ルビィちゃん………」
ルビィ「………」チラッ
果南「………」
ダイヤ「………」
善子「………」
花丸「………」
ルビィ「5人……ルビィが入った時と同じ人数になっちゃったね」ボソッ 善子「………」ギリッ
ダイヤ「ルビィ……」
ルビィ「わかってたつもりだったんだけどなぁ、やっぱり悔しいね」ニコ
花丸「ルビィちゃん、まるたちはどんなことがあっても離れないから」ギュッ
花丸「だからあんまり気にしちゃダメずら、まるなんかじゃ頼りないかもしれないけど……」
ルビィ「はなまるちゃん……ううん、ありがと」
ルビィ(みんなこんなに励ましてくれてるのに……大切な友達がずっと一緒にいてくれるって言ってくれてるのに)
ルビィ(なんで心のモヤモヤが取れないんだろ……)
ルビィ(あの3人がいないと……こんな風になっちゃうなんて……ううん、わかってた、わかってたけど……悔しいよ)
ルビィ(ルビィが選んだことなんだから……責任持たないとダメ……なのに)
ルビィ(千歌ちゃんだったらこんな風には………なんて考えちゃうんだもん……)
ルビィ(ルビィって本当にダメな子だね……) ルビィ「………」チラッ
ダイヤ「ルビィ、今日は帰りましょう」ニコッ
ルビィ「おねえちゃん……」
ダイヤ「大丈夫、ルビィがしたことは正しいことです。今は大変かもしれませんが……」
ダイヤ「きっと今ルビィがした決断は身を結びますから」
ルビィ「うん……」
ルビィ(正しいこと……なんだよね、みんなもそう言ってくれてるし……)
ルビィ(正しいこと……正しいことなんだ……) ーーーーー
バス内
ルビィ「…………」
ルビィ(正しい……か)
ルビィ(正しいことってなんなんだろう……)
ツギハ、トチマンマエ- トチマンマエ-
ダイヤ「………」サッ
ピンポ-ン
ルビィ「え?」
ダイヤ「ルビィ、今日は先に帰っていてください、わたくしは少し寄らなければいけないところがありますので」
ルビィ「で、でももうバスもなくなっちゃうし帰った方が……」
ダイヤ「使用人さんに迷惑おかけしてしまうかもしれませんが……いざとなったらお迎えを呼びます」
ダイヤ「きっとルビィのためにもなるはずですので……行ってきますわね」
プシュ- ルビィ「え、えっと……気をつけてね、おねえちゃん」ウュッ
ダイヤ「ありがとう、ルビィ」ニコッ
ルビィ「…………」
ルビィ(ここで降りるってことはきっと千歌ちゃんか梨子ちゃんと話しに行くってことだろうけど……)
ルビィ(おねえちゃんのその行動は正しいのかな…?使用人さんに迷惑かけてまでしなきゃいけないようなことなのかな…?)
ーーーーー
千歌「正しい人が正しいことを言うとは限らない」
ーーーーー
ルビィ「ゅ……」バッグ抱え込み ピッ
トコトコトコトコ
スッ
ルビィ「はぁ………」ハァ…
肩トントンッ
ルビィ「!!?」ビクウッ
千歌「ルビィちゃん、お隣いいかな?」
ルビィ「ち、千歌ちゃん……?」
千歌「うん、高海千歌だよっ!」 1です
だいぶ期間あけてしまいました、本当にごめんなさい……保守していただけてとても嬉しいです、ありがとうございます。
続きなるべく早めに出せるようにしたいと思います。 どうせルビィが千歌の言ったことで動揺して
疑心暗鬼になるんだろ 10月中には終わるって言ったけどルビィのゴタゴタもやったら終わんなくね
3年の反撃に期待するしかないか >>692
あくまで終わると"思う"だからな1は自分で言った更新日すら守れない奴だぞあてにするな >>687
どれだけかかってもいいので気楽にやってください まーたルビィが千歌に騙されて疑心暗鬼になってグダグダになるんだろ。
本当ワンパターンでイライラだけ溜まるSS 今年中に完結させれば打線(笑)に入れるかもよ。ガンバ 皆んな大丈夫だ!これだけ引き伸ばしを繰り返すってことはきっと最後はめちゃくちゃ
面白い終わり方になるはずだ....... こんだけ叩かれてハードル上げられた挙句、誰も期待してないし面白いって言ってもらえないのに書き続けるって本当にすごいと思うわ、俺なら心折れてやめてるわ、、、 思いますばかりで職場に居たら仕事任せたくないタイプだわ >>703
仕事も趣味も無能だからこんな有り様なんだなって
趣味と仕事両立できないやつは発想力も貧困だからこんなSSになる つうか>>1はさっさと書いて完結させろ愚図このスレ大半が保守批判じゃねえか 一 銭 も手 に 入 ら な い 個 人 の 作 物 に グ ダ グ ダ ほ ざ く な >>691>>697
更によしまるにまでそれが飛び火するんだろうな >>713
ば〜かwお前はネットやらずに畳の編み目でも数えてなwいくらお前が頭の悪い園児とはいえ数くらい数えられるだろ? コメント書くのやめた方がいいな
僕もあんたらも
このままだと修羅場を作るよ!10までいきそう >>717
ご覧ください、これが本物の糖質おじさんです >>722
自己紹介お疲れさまです!ところでまだ自殺しないんですか?糖質さん >>1は書く暇が無いほど忙しいんだよな?なぜ長編ss書こうと思ったんだ お前ら沼津にあるうなよし知ってるか?最近客減ってるから来てくれ 筆を進めてる内にルビィが疑心暗鬼になる展開思い浮かんだんじゃない? 風呂敷広げすぎて畳めなくなったパターンか。長編初心者あるあるだな。 なんか飽きるよな
やってる事はただの引き伸ばしでgdgdだし 展開は遅いし内容はクソだし嘘はつくし報告もないし本当になんなんだこいつ
こんなことやるやつがいるからSS文化が廃れるんだよな…… >>747
SS文化を廃れさせないためにお前が面白い作品書けば? >>747
廃れたのはお前みたいな作者のやる気を削ぐことに命を掛けてる読者様が増えたのが原因だ 興味ないから3は読んでないけど
まだ完結してないとかさ昔だったらスレ不能に
なるまでアンチは連呼してたしもっと酷いこと
言われてたw
昔風で言うならさっさと辞めろカス
自惚れるなよ?何様のつもりだよ?あぁん? つまらなくて興味もないSSスレにわざわざバッシングしに来る人たちは一体何様のつもりなんだろう >>750 そんな昔からいるのに全然成長していないんだね‥
何らかの形で存在感をアピールできる人が羨ましいの?
自分には何の特技もないから人の揚げ足を取って優越感に浸ってるの?
ss以上につまらない物語の人生だな‥ このSS楽しんで読んでるやつは他の作品を読めばもっと楽しめるだろ
お嫁さんシミュレーター 途中で送っちゃった
お嫁さんシミュレーションとか本当に面白い作品を読んだ方がいい これ以上作者を甘やかすな。保守はするな。それとも作者が保守してる? 10月中に終わるの終わるってのはエタるって意味だったのか? さすがに1ヶ月音沙汰ないしスレ落としたほうがよくない?
保守だけでダラダラ伸ばしても仕方ないし
続き書けたらその時に次スレ立てってことで gdgd引き伸ばしててネタがないから逃げるとか
最初から書くなよて思う 修復するところで千歌に「私の負けだァァァ」って土下座させるべきだった
デスノートもびっくりの後付だよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています